アパートの部屋の湿気がひどい!湿度が高い原因と対策、構造で溜まり具合は違う?

アパートの部屋の湿気がひどい!湿度が高い原因と対策、構造で溜まり具合は違う?

アパートやマンションにお住まいの方で、カビや湿気対策で悩んでいる方は多いと思います。日本は高温多湿で特に6、7月の梅雨時期は大変です。

「アパートの部屋の湿気がひどい」

「カビがすぐに発生してしまう」

その他にもマットをめくるとジトジトしていたり、本が湿気を吸ってしまったり、旅行から帰宅するとカビ臭が部屋中に充満していたり・・・とにかく嫌なことばかりです。

賃貸物件では「キレイな部屋だったので入居したら、湿気がひどくてビックリした」なんてことがよくあるようです。

「もう引っ越すしかないのかな・・・」と考えている方にオススメの湿気・カビ対策があります。今すぐに始められるものもあり即効性も期待できます。

この記事ではアパートの部屋の湿気がひどい、湿度が高い原因と対策をまとめています。

目次

アパートの部屋の湿気がひどい原因

風通しが悪い

戸建て住宅の場合、四方に窓があり、トイレや浴室にも窓があります。各窓を開けることで十分な換気ができます。

アパートは部屋が隣接しているため窓の数が限られています。窓の数が少なく位置がよくないと、風が通らず換気ができません。部屋の風通しが良いと湿気も散りやすくなりますが、風通しが悪いと反対に湿気が溜まりやすくなります。

一階は特に湿気が溜まりやすい

一階は建物の構造上、地下からの湿気を吸い上げやすく、溜まった雨などの影響から湿気が溜まりやすくなります。また防犯上の理由から、窓を開けることが少なくなり、洗濯物も部屋干しになりがちです。そうなるとますます湿度が上がりひどい環境になります。

日当たりが悪い

建物が北側だったり、周囲に高いビルがあると日当たりが悪くなり、湿気が溜まりやすくなります。日中もあまり気温が上がらず、日当たりが悪いと洗濯物も部屋干しが多くなり、さらに湿気がひどい原因になります。

マンションとアパートの湿気の溜まり具合は違う?

マンションとアパートの湿気の溜まり具合に差はあるのでしょうか?

それは建物の構造にあります。アパートは木造が多く、マンションは丈夫なコンクリート構造で湿気の調整に違いがあります。それぞれの特性を紹介します。

アパート(木造)

木造アパートは機密性が低いため、夏は熱がこもらず、冬は結露が少ないのが特徴です。また通気性がよく断熱性と吸湿性も優れています。以上の事から比較的安心なのですが、日当たりや間取りが悪いと、木材は湿気に弱くカビやすいという特性があります。

マンション(コンクリート構造)

丈夫な造りで防音性と機密性が高いことが特徴です。その分湿気も溜まりやすく夏は蒸し暑くなります。またコンクリートの湿気が完全に乾燥するのに数年かかるといわれ築年数の浅い物件はさらに湿気対策が必要です。

おしゃれなデザインで人気の「コンクリートの打ちっぱなし」の壁は特に湿気が溜まりやすくなります。打ちっぱなしの壁は湿気に強い壁材を使用していないため、湿気や結露を壁の表面から吸い込みます。湿気は壁だけにおさまらず、室内の様々な場所にカビを発生させる原因になります。

アパートの部屋の湿気対策

水とりぞうさん(除湿剤)を使用する

水とりぞうさんは湿気の溜まるところに置くだけで、カンタンに湿気取りができます。よくホームセンターなどで見かけますよね。価格も1個あたり100円前後とお手頃価格。梅雨時期などすぐに容器に水が溜まり、その効果に驚かされます。

また除湿剤はただ置くだけではなく、湿気の性質を知ることで効果をより発揮できます。

湿気は上から下に向かう性質があり、空気の流れがない部屋の隅や奥に溜まりやすくなります。そこでクローゼットや押入れの1番下の方に置くと効果的です。特にジメジメしているところは除湿剤を複数置くとよいでしょう。

水とりぞうさんにはクローゼットのポールに掛けられる「クローゼット用」があり、大切な衣類を湿気から守ってくれます。

他にもせまいところで活用する「すきま用」や、湿気の溜まりやすい「タンス裏用」衣類の収納に便利な「引き出し・衣装ケース用」とバリエーションがありピンポイントで除湿ができます。

アパートの湿気対策に水とりぞうさんは非常に有効です。注意点としては水が溜まったまま放置せずに、早めに交換することです。

新聞紙を湿気取りに使う

新聞紙をクシャクシャにして広げて、ジメジメしたところに置くと湿気を吸い取ってくれます。湿気を吸い取った新聞紙は早めに交換しましょう。

サーキュレーターを使用する

サーキュレーターは風を遠くまで直線的に起こし、空気を循環させることができます。

クローゼットや押入れなど、湿気の溜まりやすいところに風を送ることで、湿気を逃がすことが出来ます。サーキュレーターとエアコンの除湿運転を併用することで、さらに除湿効果が高まります。

扇風機でもサーキュレーターの代わりにできますが、あまりおすすめできません。

扇風機は人が涼むために広範囲に風を送るという特徴があります。換気や循環が目的なら直線的に風を通すサーキュレーターの方が機能的です。

エアコンの除湿運転をする

除湿運転をするとエアコンが湿った空気を吸い取り、水分を室外に放出します。除湿された空気は室内に送風され、循環して湿度を下げます。気温の高いときは冷房運転、湿度の高いときは除湿運転と使い分けましょう。

エアコンはスイッチを切る前に、1時間~2時間ほど送風運転をすることをオススメします。冷房や除湿を行うとエアコン内に結露が生じているためカビが発生しやすくなっています。送風運転をすることで、乾燥しカビの発生を抑えることが出来ます。

窓を開けて換気する

最もカンタンな湿気対策です。窓を開けて空気の入れ替えをすることで換気をします。防犯上、窓を開けるのが難しい方はサーキュレーターを使用すれば、空気の循環ができ湿気対策になります。

クローゼットや押入れを開ける

クローゼットや押入れを閉めたままにすると、空気の流れがなくよどんでしまい湿気が溜まっていきます。扉を開けたままにして下の方に除湿剤を設置。これだけでもかなりジメジメがなくなります。

水槽や観葉植物は置かないようにする

水をはった水槽から水分が蒸発して、部屋の湿度が上がりやすくなります。熱帯魚の飼育など水温を高めにしていると、水温と室内の温度差からさらに水蒸気が発生しやすくなります。

観葉植物は水分が葉から蒸発するので、湿度が上がる原因になります。湿気対策には水槽と観葉植物は置かない方が良いでしょう。

家具は壁から離して設置する

外に面している壁は、外と部屋の温度差から湿気が溜まりやすくなっています。壁から5cmほど開けて設置することで、空気の通りがよくなります。湿気の発生を抑えることで家具にカビが発生しなくなります。

暖房器具に注意

いわゆる化石燃料(灯油・ガス)を使用する暖房器具には注意が必要です。灯油を使用する石油ストーブやファンヒーター。ガスを使用するガスヒーター、ガスストーブなどが該当します。

燃料である灯油やガスが燃えると、大量の水蒸気が発生して、湿気も溜まり結露も発生するので注意が必要です。そこでオススメなのがエアコンです。エアコンの暖房機能は湿気を抑え乾燥させることが出来ます。

結露は早めに拭き取る

結露をそのままにしておくと、窓ガラスの周囲やカーテンにもカビが発生しやすくなります。コマメに拭き取ることがカビの抑制になります。拭き取るときはサッシに水が落ちないように下から上に拭き取るのがコツです。

台所や浴室は換気扇を使用する

調理中や入浴中は無数の水蒸気が発生しています。水蒸気は放置しておくと湿気が溜まり、カビなどの原因になります。調理や入浴の際は換気扇を回すことで、湿気の発生を抑えることができます。

お風呂の水を溜めたままにしない

入浴後に湯船のお湯をそのままにすると、湿気の原因になります。翌日の洗濯や災害時の備えとして溜める場合は、浴室を閉めて換気扇を使用しましょう。

洗濯の部屋干しは浴室で

洗濯物の部屋干しは湿気が溜まりやすくなります。防犯上やむをえない場合や雨の日は、浴室に干すことがオススメ。浴室は換気扇を回すことで乾燥され、部屋干しよりも乾きやすくなります。

結露シートを貼る

アパートの部屋の結露対策として簡単な方法は、窓に結露シートを貼ることです。

方法は簡単で、通販で結露シートを購入し、プチプチの様な結露シートを貼るだけです。

たったのこれだけで窓の結露を防ぎ、その結果、水分の蒸発が起こらないので部屋に湿気がたまらなくなります。

湿度は水の蒸発でも高くなります。部屋干しをしてると湿度が高くなるのは水分の蒸発があるため。

窓のサイズによってはさみで切る必要がありますが、貼る方法は水を窓にスプレー、または塗って貼り付けるだけの簡単な方法。貼り直しも何回でもできます。

結露シートは万能で、結露の対策から暖房の効率化、さらには夏場の冷房の効率化など、湿気だけでなく気温関係の問題を解消することができます。
また、プチプチ状になっているため外からの目隠し効果もあって、良いことづくめ!

手軽に簡単にアパートの部屋の湿気対策をすることができます。

衣類乾燥除湿機を使う

他にも部屋干しの湿気対策として「衣類乾燥除湿器」があります。送風器と除湿器が1台になっていて、洗濯物がカラッと乾き部屋中が除湿されます。価格は1~3万円ほどで、1年を通して使用でき特に梅雨時期は大活躍です。

アパートの湿気対策をしないとどうなる?

湿気対策をしないとどうなるのでしょうか?ジメジメして不快になるのはもちろん、他にも様々な問題が発生するのです。

精密機械が故障しやすくなる

パソコンなどの精密機械は高温多湿に弱く、湿気が故障の原因になることがあります。パソコンの内部にあるホコリが湿気を帯びることで回路がショートして故障してしまいます。

ダニが発生しやすくなる

畳みやカーペット、布団などに発生するダニは湿度60から80%の多湿を好み活動します。布団は天日干しで対策、またダニのエサとなるゴミやホコリの掃除も重要なのです。

アパートを退去するときに修繕費を請求される

湿気対策を怠るとカビが発生しやすくなります。壁紙やコーキング(窓や壁のすき間を埋めているゴムのようなもの)にカビがあると取り換え費用を請求されるケースがあります。

カビによる健康被害

カビが発生すると、目に見えないカビの胞子が空気中を漂っています。カビの量が増えると口から吸い込み、感染症・アレルギー・中毒などを引き起こす原因になります。

「健康住宅の日」が、カビが発生しやすい梅雨時期になっています。カビが人体にとっていかに恐ろしいことかわかります。

アパートの部屋の湿気まとめ

アパートの湿気対策は「とにかくマメに行う」これにつきると思います。湿気が溜まる原因を考えて、換気扇やエアコン・サーキュレーターを効率よく使い、除湿剤の交換や、結露の拭き取り、部屋の掃除などをキッチリ行います。

大変なのですができることをコツコツとやることで、快適な生活ができて健康被害を未然に防ぐことが出来ます。

高温多湿の日本で生活している以上、アパートやマンションに限らず、湿気対策はとても重要なのです。

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