洗濯物が風で飛ぶ!強風時の飛ばない対策や固定するハンガー

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天気が良い日は、気分も上がり、嫌な家事がはかどります。

しかし、風が強いと外に洗濯物を干すことをためらってしまいますよね。

日本は山が多く、四季があることで、強い風が吹きます。

特に1年を通して、春は1番風が強く、天気が良くても洗濯物を干すのが億劫になることも。

今回は、洗濯物が風で飛ぶ悩みを少しでも解消できる強風時の飛ばない対策や固定するハンガー、様々なアイデアを紹介していきます。

関連記事:洗濯物が凍る!乾くとどうなる?凍った時の対処法や気温が低い時の干し方

目次

洗濯物が飛ばされて起こる問題点

マンションやアパート、密集した住宅街では、このような失敗談もあるのではないでしょうか。

洗濯物が飛ばされて起こる問題の中で一番大きいのが、ご近所へ迷惑をかけてしまうことです。

Tシャツや靴下等、見られても気にならないものなら良いものの、下着などはとても恥ずかしい思いをしてしまいます。また、拾ってしまった方にも、不快な思いをさせてしまうかもしれませんね。

2つ目の問題点として考えられることは、服が汚れてしまったり、洗濯物同士が寄ってしまい乾きにくくなってしまうということです。

ではそもそも、なぜ、強風で洗濯物が飛ばされてしまうのでしょう。

洗濯物が風で飛ぶ原因

風が飛んでしまう大きな要因は2つ考えられます。

①強風の時間帯を把握せずに、対策無く干してしまう
②強風時の対策が甘い

強風の時間帯を把握せずに、対策無く干してしまう

まず、①に関してですが、天気予報で言われる風速は、気象庁によると大きく5m/sごとに区分されています。

<風速の基準値>
~5m/s…静穏(外干し◎)
~10m/s…やや強い(外干し△)
~15m/s…強い(外干し×)

様々なご意見はありますが、風速7m/sを超える時は、外干しには不向きだと言われます。

今や、ニュース番組の天気予報に加え、アプリを使って風速を把握できる時代です。

外干し前には、1度チェックしておくことで、洗濯物が飛ばされる可能性が少なくなるでしょう。

強風時の対策が甘い

さて、強風になることが分かったら対策が必要となります。

布団や枕など、重さのあるものであれば別ですが、洋服やタオルは軽いため、ハンガーにかけても飛ばされやすいです。

ではどのようにすれば、洗濯物が飛ばされずに済むのでしょうか。

洗濯物を風で飛ばさないようにする方法

方法は様々ですが、大きく分けると2つ。

①強風時に飛ばされにくいハンガーを使用する
②ハンガーを他のアイテムで補強する

今では、多くの洗濯干しグッズが通販や100均でも手に入ります。

強風に備えて、事前準備はしたいもの。

身近で手に入りやすいアイテムを元に、まずは強風に強いハンガーをご紹介します。

強風時でも洗濯物が飛ばされにくいハンガー

キャッチ式ハンガー

物干しざおをしっかりとつかんで離さないので、強風時に洗濯物干しに役立ちます。

・100均で手に入り、コストは低い
・多方向からの風に対して非常に強い

・普段のハンガーを使用することができないため、追加コストがかかる

輪ゴム付きハンガー

物干し竿の接触部分に輪ゴムを付けることで、摩擦により、落ちにくくする方法です。

簡単に自作することができます。

・普段使っているハンガーを利用することができる
・コストが安く抑えられる

・手間と時間がかかる
・キャッチ式ハンガーと比較すると、強度がかなり落ちてしまう
 (他の固定方法と併用することで強度を上げることは可能)

また、肩周りが広い服を干す時には、ハンガーの肩部分に輪ゴムを付けることで、ずり落ちにくいハンガーを作ることもできます。

ここまでは、ハンガー自体に工夫する方法をご紹介しました。

それでは次に、ハンガー以外に工夫を施す方法をご紹介していきましょう。

その他の洗濯物の強風対策

Y字バサミでハンガーを固定する

・強度が高い
・ハンガーの下からもハサミを付けることで、さらに強度を高めることができる

・1つ1つ挟む必要があり、手間と時間がかかる
・急な雨には不向き
・コストがかかる

ストッキングを物干し竿に巻く

・コストがかからない(破れたストッキングを使用すれば、無料でできる)
・洗濯干しに時間がかからない(洗濯ばさみを付ける必要が無い)

・景観が損なわれる

ストッキングの代わりに、カラフルなロープを巻けば、景観が損なわれることなく補強することもできるのでおススメです。

洗濯ロープ

・100均や通販で手軽に安く手に入る
・台風時の暴風で飛ばされたとしても、物干し竿に比べ危険性が少ない
・ゴミに出しやすい

・重いものは干せない

今回は、はしご状の洗濯ロープをご紹介しました。

洗濯ロープには、ロープ状とはしご状の大きく2パターンが存在しますが、強風時に、より役立つのは、今回ご紹介した「はしご状」のものです。

ありがとバンド

・シリコンの摩擦により、強度が増す

・暴風時など、非常に風の強い時には、補強が必要
・コストがかかる
・ハンガー1つ1つにつけるため、手間と時間がかかる

ハンガーフック

・左右への動きに対しては、強度が強い
・100均で手軽に購入できる

・1つ1つのハンガーにつけるため、手間がかかる

ハンガー掛け付き干し竿

・均等に干すことができる
・重いもの(布団など)も干すことができる

・さびやすく、劣化しやすい
・台風などの暴風時、飛ばされると非常に危険

ハンガーホルダー

・均等に干すことができる
・手軽に購入できる
・片づける時には、まとめて一気に片づけることができる(以下写真)

・暴風時の耐久性は低い

以上のように、強風時に外干しするための対策は沢山あります。

では、ここまで、いかにして外干しをするか、ご紹介しました。

そもそも、外干しにはどんなメリットがあり、デメリットがあるのか見ていきましょう。

外干しのメリット

外に干すことで大きなメリットが存在しますね。

①乾きやすい
②菌の増殖を抑え、嫌な生乾き臭を抑えられる

①乾きやすい

①に関しては、経験的にお分かりかと思います。

科学的に言うと、洗濯物の水分が乾いた空気中に移動することで、より早く乾くわけです。

つまり、風の移動が大きければ大きいほど、洗濯物が乾きやすくなるということになります。

②菌の増殖を抑え、嫌な生乾き臭を抑えられる

②について、部屋干しをすると感じる嫌な生乾き臭の正体は「モラクセラ菌」です。

この菌が出す排泄物で、あの嫌な臭いが生じると言われています。

そしてこの菌の餌は「皮脂」や「水分」。

すなわち、洗濯物に皮脂や水分が残ることで、嫌な生乾き臭がしてしまうわけです。

しかし、外干しをすることで菌の餌が無くなり、嫌な臭いが防げるわけです。このように、大きく2点のメリットが存在する一方で、デメリットも存在します。

外干しのデメリット

ほこりや花粉、虫が付く

風が強ければ、ほこりや花粉も舞ってきます。

特に、花粉症やアレルギーをお持ちの方にとっては、強風時の外干しは大敵ですね。

でも、外で干したい。その問題を解決する方法をご紹介します。

強風時の外干し時の花粉対策

特に強風時や、花粉の飛散量が多い日にオススメの方法は主に3つです。

①洗濯物を取り込むとき、手で払う
②柔軟剤を使用する
③午前中に干す

①洗濯物を取り込むとき、手で払う

①に関しては、あらゆる意見が存在するのですが、取り込むときに軽く手で花粉を払うだけで、40~60%の花粉が落とせると言われています。

②柔軟剤を使用する

②は、柔軟剤を使用することで、衣類の摩擦を減らすことができます。したがって、摩擦により引き寄せられる花粉を減らすことができるというわけです。

③午前中に干す

③についてですが、花粉のピークは11時から14時と、17時から19時の1日2回あります。つまり、ピークを避けられる午前中に、外干しをしておくのが良いというわけです。

以上の3点に注意することで、普段の外干しで引き寄せてしまう花粉を大幅にブロックすることができますので、ぜひお試しください。

さて、そもそも、ベランダがなかったり、あったとしても景観を損なわないようにという理由で、外干しが禁止されるお宅もあります。

また、女性だけだと、防犯上外干しができないというお宅もあるでしょう。

そこで、もう一つの選択肢もご紹介しておきましょう。

強風時は部屋干しという選択

天候や時間に左右されることなく、干すことができる部屋干しですが、一方で心配なのは部屋干し特有の、”生乾き臭”。

そんな生乾き臭がする原因は主に3つあると言われています。

  1. 湿度が高い
  2. 温度が低い
  3. 風通しが悪い

ということは、この3つを解消する方法を見つければ良いということですね。

では、実際にどんな方法があるのか、ご紹介していきます。

部屋干しに特化した洗剤を選ぶ

今や、部屋干しに特化した洗剤も出ているほど、衣類洗剤の発展は目まぐるしいです。

特に、部屋干しをする機会が多いご家庭では、以下のポイントを意識しながら、洗剤選びを行いましょう。

  1. 洗浄力の高いもの
    • 特に「炭酸ナトリウム」配合は漂白成分があり、洗浄力高め
  2. 除菌・抗菌効果のあるもの

部屋干しに便利なグッズを使用する

部屋干し専用 突っ張り棒

100均でも簡単に手に入るため、非常に経済的な商品です。

また、使わない時には、すぐに収納することもできるため、空間を有効活用できます。

サーキュレーター

扇風機は大きな羽で広い範囲に風を送る一方、直線的で強い風を送ってくれるサーキュレーター。

今では通販などで、安いものだと手ごろな値段で購入できます。

お風呂場のカビ臭を取るためにも役立つなど、使い方は様々。

一家に一台あると、大活躍な商品でしょう。

生乾き臭を減らす工夫をする

洗濯槽にカビが生えないようにする

洗濯物を干す前から、雑菌がついて生乾き臭がしてしまうこともあります。

特に梅雨の時期は、洗濯機の中に湿気がこもりがちです。

洗濯が終わった際には、こまめに洗濯機のふたを開けて、換気しましょう。

必要であれば、市販の洗濯槽クリーナーを使うのも良いですね。

関連記事:洗濯機の脱水が弱い原因と脱水できない時の対処方

脱水を2回する

とにかく、洗濯物についた水分を減らす方法です。

脱水をすると、衣類が伸びやすくなりますので、大切なお洋服はネットにきちんと入れましょう。

太めのハンガーを使う

衣類の風通しを良くするため、なるべく布が重ならないように工夫します。

細いハンガーを2本使用するのも良いですね。

特に冬、厚手の衣類が増えるので、意識して部屋干しを行うと、乾くまでの時間も短縮できます。

洗濯物をアーチ状に干す

こちらはよく言われる方法の1つですね。

アーチ状に干すことで両端の長いものに風が当たりやすくなります。また、アーチの下の部分には下降気流が生じることで風が発生し、風通しが良くなります。

科学的にも証明されている、とても画期的な方法。

以上のようなちょっとした工夫で、部屋干しの嫌な生乾き臭も軽減できます。

ぜひ、お試しください。

洗濯物を飛ばさないようにする対策まとめ

今回は、風が強くても外に干す時の方法をご紹介しました。

対策方法は大きく2つあります。

1つは、強風がいつ吹くか確認しておくことです。2つ目は、洗濯物をしっかりと固定しておくこと。

天気を味方にして、億劫な家事を少しでも楽しくすることができたら、何よりです。

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