1人暮らしを始めたり、食費の節約をしたりしていると、フルーツを食べていないなと思うことはありませんか?
毎日フルーツを摂るのが健康のためにも望ましいので、旬や栄養面、コスパなどな比較しながら、何を購入したらいいかお伝えしたいと思います。
おすすめの果物12選!
バナナ【手軽に食べられてコスパ良し】
皮を手で剥いて簡単にパクっと食べることのできるバナナは、1人暮らしを始めたばかりの方も食べやすい果物だと思います!
ヨーグルトに入れたり、様々なアレンジもできるバナナは常備しておきたい果物です。
価格 | 98円~250円 |
旬 | 年間通して購入できる |
栄養素 | 食物繊維・カリウム |
コスパ |
フルーツの中で1番お求めやすい価格だと思います!
カリウムが豊富なので塩分を体の外に出してくれる働きがあるので、むくみ予防にもなりますし、食物繊維は便秘を防いでくれます!
腸の働きを良くしてくれるので朝食に摂るのがおすすめですよ。
手軽に食べられるので1人暮らしの方にはとくに助かる果物でしょう。
ただし、熟すスピードが夏は早いので1人暮らしの方は、4~5本くらいの房のものを購入されるといいでしょう!
寒い時期やお子様のいる住まいの方は、熟すスピードが遅くなりますし、自分で食べることもできるので、大きな房のものでも大丈夫だと思います!
リンゴ【買いやすく美味しい】
リンゴは常温でも1か月くらい保存がきくので、たくさんあっても食べきることができます。
リンゴも体にいい栄養素が豊富なので、できるだけ毎日摂りたい果物だといえます!
価格 | 100円~198円 |
旬 | 9月~11月(秋が旬) |
栄養素 | カリウム・食物繊維 |
コスパ |
バナナと同じくらいの価格帯で、旬な秋はお買い得に購入することができます。
皮をむくのが少し面倒に感じるかもしれませんが、それでもカリウムや食物繊維のおかげで体にとてもいいので、バナナ同様たくさん食べていただけたらいいなと思います。
どうしても皮むきが面倒でしたら、しっかり洗っていただき皮ごと食べてしまってもいいですよ。
またはジューサーがあれば、皮ごとざっくり大きく切ってドリンクにしてしまうのもおすすめです!
オレンジ【様々な品種からお気に入りをみつけたい】
オレンジは季節を問わず流通していますよね!
種類もバレンシアオレンジやネーブルオレンジなどありますし、最近は新たな品種もたくさんあるんですよ!
価格 | 80円~130円くらい(ネーブルやバレンシア) |
旬 | 年間通して楽しめる タンゴール種は春 |
栄養素 | ビタミンC・カリウム |
コスパ |
オレンジはタンゴール類という、オレンジとみかんを掛け合わせた種類も出ています!
タンゴール種の「せとか」や「はるみ」はみかんのような甘さなのに、香りはオレンジの香りが強いのが特徴で、より食べやすいなと感じます!
ビタミン補給にぜひ食べたい果物です。
キウイフルーツ(とにかく栄養豊富)
キウイフルーツは熟していないと酸味があるので食べごろを待ちましょう!
栄養素も豊富で、なかでもビタミンCはキウイフルーツ1つで1日分摂取できるほど含まれています。
価格 | 98円~128円 |
旬 | 国産の旬は1月~3月 ニュージーランド産は1年中 |
栄養素 | ビタミンC/K/E/B6・食物繊維・カリウム・葉酸・マグネシウム・鉄・銅 |
コスパ |
キウイフルーツは2種類あり、サンゴールドキウイとグリーンキウイがあります。
特にビタミンCが豊富でレモン果汁やイチゴよりも多く含まれているそうです!
また妊婦さんや授乳期の女性に積極的に摂っていただきたい葉酸や鉄も多く、生のまま食べることのできるキウイフルーツは調理で成分が失われないのでおすすめなんですよ。
私は包丁で半分に切ってスプーンですくって食べています。
皮をむくのが苦手な方はお試しください。
グレープフルーツ【酸味と苦味を楽しもう】
甘いものが苦手な方はグレープフルーツはいかがでしょうか?
ダイエット中な方や、肌荒れが気になるという方もグレープフルーツはおすすめですよ!
価格 | 1つ100円~130円くらい |
旬 | 1年中楽しめる |
栄養素 | ビタミンC・カリウム・リモネン |
コスパ |
グレープフルーツも美容やダイエットに良い成分が豊富に含まれていて、苦味成分である、ナリンギンの効果によって食欲を抑制することができます。
カロリーも1つ食べても100キロカロリーいかないくらいなので、ダイエットの際は是非召し上がってみてくださいね!
またグレープフルーツには、ビタミンCはもちろん、リモネンという爽やかな香り成分のおかげで、リラックス効果や血行をよくしてくれるなど、美肌効果も期待できるようです!
こちらもキウイフルーツ同様、半分に切ってすくって食べれば手間もかかれません。
スイカ【夏バテ予防に】
夏の代表的な果物ではないでしょうか!
夏の水分補給にもってこいなほど、ほとんどが水分なのが特徴です。
価格 | スイカ1㎏で300円~500円 |
旬 | 5月~8月で南の地域から順番に旬を迎える |
栄養素 | カリウム・リコピン・マンノシダーゼ(糖質分解する酵素のこと) |
コスパ |
ほとんど水分なのですが、栄養が豊富に含まれていて、疲労回復の効果もあるカリウムが多いため、夏バテ予防に暑い時期は特に食べていただきたいフルーツです。
カロリーも100グラムあたり41キロカロリーと高くないですし、美容効果のあるリコピンも多く摂取することができます。
1人暮らしの方も、カップに入ったカットスイカなら無理なく食べきれると思いますし、切らずにすぐ食べられるのでおすすめしたいです。
柿【秋の代表的な甘い果物】
秋を代表する果物の柿ですが、柿は栄養価が高く、医者いらずになると言い伝えられているほどなんです。
生で食べても、干し柿にしても甘くておいしいですよね!
価格 | 100円~150円(1個あたり) |
旬 | 10~11月 |
栄養素 | ビタミンC・βカロテン・食物繊維・カリウム |
コスパ |
柿は甘いにも関わらず、みかんなどの柑橘類のおよそ2倍のビタミンCが含まれているんです。
ビタミンCは少し酸味のあるものに含まれているイメージだったので意外でした!
柿を1つ食べると1日分のビタミンC100mgが摂取できてしまうほどです。
ただし、美味しいし体にもいいからとたくさん食べ過ぎてしまうと、生の柿はカロリーが1つ120kcal、干し柿は乾燥させることで甘みが増すので276kcalになってしまいます。
太る原因になるので食べ過ぎないようにしましょう。
みかん【大量に買って冬じゅう楽しむ】
箱買いしたくなるほど、冬はみかんの恋しい季節ではないでしょうか?
こたつがあれば最高ですよね!
価格 | 1㎏あたり600円~800円 |
旬 | 9月~3月 |
栄養素 | ビタミンA・カリウム・ビタミンC |
コスパ |
美味しいみかんの見分け方として
- ヘタの切り口の大きさが小さいもの
- みかんの皮の色は濃いオレンジ色
- 手に持った時、重さがずっしりしていて皮に張りがあるもの
- 大きいみかんより、小ぶりで柔らかいみかんの方が甘い
などがありますので、購入される際の参考にされてみてください。
みかんを1つだけ購入することはないと思いますので、多めに購入したときは、風通しの良い場所で保管しましょう!
2週間は持ちます。
箱で買われた場合は、底に新聞紙を敷いて、蓋は閉めずに保存してください。
カビが生えてしまったみかんがあれば、取り出して、数日に1回は箱の中を混ぜてみかんを動かすといいそうです。
ぶどう【ピオーネがおすすめ】
ぶどうはとてもジューシーで、たいていは甘いものばかりなので旬の時期は買いたい果物です。
最近は種もなく、皮ごと食べることのできるレッドグローブなど外国産のぶどうもありますよね。
価格 | 品種によるが、500円~1000円 |
旬 | 国産は8月~10月・アメリカ産は9月から12月 |
栄養素 | ビタミンB/C・ポリフェノール |
コスパ |
小粒な「デラウェア」から、大粒な「巨峰」までたくさんの品種があるぶどうは、小さな粒に栄養がたくさん詰まっているのでたくさん食べたいのですが、他の果物より高めな金額の為、コスパは3点とさせていただきました。
節約中などでしたら、外国産のぶどうの方が手に取りやすいと思います。
ピオーネやシャインマスカットはとてもジューシーで甘くて、シャインマスカットに関しては皮も食べられるほど柔らかく美味しいのですが、お値段が高いのが、少し残念です…。
なにか頑張った時のプチご褒美にいかがでしょうか!
パイナップル【体やお肌に嬉しい効果がたくさん】
スーパーはもちろん、コンビニでもカットされたものが売られていたりとパイナップルは人気のようです。
体に嬉しい栄養もぎっしりなんですよ!
価格 | 外国産だと300円くらい・国産は800円~ |
旬 | 国産は4月~8月・外国産は年間通して流通している |
栄養素 | ビタミンC・食物繊維・ブロメライン・ミネラル |
コスパ |
パイナップルはビタミンCが豊富なので、皮膚や血管の老化を防ぎ、大腸の働きも整えてくれます。
ブロメラインというたんぱく質を分解する酵素も含まれていて、消化を助けてくれるんです。
お肉などを食べすぎた後は、デザートにパイナップルを食べるといいですよ!
またパイナップルはとても甘いので、疲れた時に疲労回復のために食べるのも良いでしょう。
1人暮らしの方は1玉買うと多いと思いますし、切るのも大変なので、カット済みのカップに入ったものを買われることをおすすめします。
梨【みずみずしさトップクラス】
果物の中で梨はみずみずしさNo.1ではないでしょうか!
シャキシャキ食感で甘くて梨好きさんは多いのではないかと思います。
価格 | 300円~1個 |
旬 | 8月頃から11月まで 品種によっては3月頃まで楽しめる |
栄養素 | ソルビトール・ポリフェノール・クエン酸・カリウムなど |
コスパ |
梨に含まれている「ソルビトール」は食物繊維同様、整腸作用があるので梨を食べると腸内環境が整います。
腸内環境が整えば美肌にも繋がりますよ!
カロリーは果物の中でかなり低くてヘルシーで低糖質でもあるんです。
ですが、低カロリーなのに甘くてみずみずしく美味しいので、食べちゃえ!と思ってしまいますが、食べすぎはやはり太る原因になるので1日1個程度に留めておきましょう。
イチゴ【冬から春にかけて楽しみたい果物】
様々な品種があって、旬な時期は甘くて、いくらでも食べられそうな果物ですよね!
価格 | 300円~(高級な品種のものだと1粒200円などもあるほど、値段はバラバラ) |
旬 | 12月後半~4月 |
栄養素 | ビタミンC・アントシアニン(がん予防効果があると言われている) |
コスパ |
皮をむくこともなくパクっと食べられ、美容や健康にも良い成分が含まれているイチゴですが、品種によってはかなり高額なものもあるため、コスパは2点とさせていただきました。
あまおう6粒1800円などはなかなか手が出ません。
私はイチゴが果物の中で1番好きなので、自分で栽培もしたことがあるのですが、同じようにイチゴ好きな方は育ててみるのもいいかもしれません!
ホームセンターの園芸コーナーに苗がだいたい198円から398円くらいの価格帯で売られていますので、挑戦されてみてはいかがでしょうか?
果物を安く買う方法
閉店間際のスーパーで果物を買う
できるだけ安く果物を買いたい場合、閉店間際のスーパーが狙い目です!
大型スーパー程、閉店前に売れ残っている生鮮食材をその日に売り切ってしまいたい為、大幅に値下げしているパターンがあります。
スーパーによって値下げの時間が違うので近所のスーパーに夜、何日か通ってみるのもいいでしょう。
1人暮らしの方は夜も比較的自由に動きやすいかと思いますのでお試しください!
本当に値引きしてもらってもいいの?と思うような綺麗な果物もありますよ。
産直市場に朝一で行って果物を買う
休日にはドライブがてら産直市場に行ってみるのもおすすめです。
地元で旬な果物を安く買えることがあります。
なにより生産者さんがわかるのが安心ですし、新鮮で美味しいのが魅力です。
私は近所の神社で朝一を定期的に行っていることを知ったので、散歩がてら果物を買うのですが、顔見知りになるとおまけをして下さったりしてありがたいですよ!
通販サイトで訳あり果物を購入する
通販サイトで「訳あり・果物」や「規格外・フルーツ」などと検索すると、様々な果物がお買い得に売られています。
訳ありといっても、形が小さかったり、少し傷がついてしまい出荷できないというものなので、味は変わらず本当にお得だと思います。
ただ大量なので、1人暮らしの方は消費が大変かもしれません。
りんごは1か月くらい常温で持ちますが、それ以外はそんなに長く持たないので、こんなサイトで買うのはいかがですか?
- メルカリでの購入
意外に思われるかもしれませんが、メルカリは何でもあるようなんです。
メルカリをされている方は果物購入の穴場ですよ!
交渉次第で、適量をかなりお買い得に購入することができますので、「果物」「詰め合わせ」などで探してみてもいいでしょう。
フレッシュフルーツの代わりになるもの
いつも何か果物を常備しておくのは大変と思われる方もいらっしゃると思います。
そんな方の為に、フレッシュな果物の代わりになるものはないかと考えてみました。
ご参考になれば嬉しいです。
冷凍のフルーツを常備しておく
スーパーだけでなく、コンビニでも見かける冷凍フルーツ。
色々な果物が冷凍コーナーで売られています。
- マンゴー
- ブルーベリー
- いちご
- みかん
- ミックスベリー
- ライチ
- パイナップル
など種類豊富です!
また新鮮な収穫したてのものを冷凍処理するので、旬の時期ではなくても美味しく、栄養もあまり損なわれることなく食べることが出来ます。
缶詰で果物の代用する
果物の缶詰はゼリーなどのお菓子作りに使うのもいいのですが、日ごろからそのまま食べて果物を摂るという方法でもいいと思います。
缶詰のいいところは
- 保存期間が長い
- 安いのでまとめ買いしやすい
- 栄養価は生の果物とほとんど変わらない
- 開けてすぐ食べることが出来る
- 災害用のストックにもなる
- 種類が豊富
缶詰はビタミンなどの栄養素がへってしまうのではないかと思いませんか?
たしかに缶詰は加熱処理をするので、ビタミンなどは減ってしまうのですが、減少率は20%なので意外ときちんと残っているようです。
桃の缶詰は果実をそのまま食べるより、ビタミンCの栄養吸収率があがるので、手軽に食べられますし缶詰も取り入れるといいと思います!
種類もたくさんあり選ぶのも楽しい缶詰ですが、バナナやいちごの缶詰はみたことがありませんよね!
どうしてかというと、熱に弱く果物の形や本来の味を保つのが難しいからのようです。
旬の時期が限られている果物をいつでも楽しめるようにというのが、缶詰の目的ですので、桃やみかんなど季節限定な果物が多いようです。
缶詰の少し残念なところは
- カロリーが高い
- 缶きりで開けるのが少し大変
缶詰は砂糖が多く使われているので、カロリーは生の果物よりどうしても高くなります。
たまに缶切りがないと開けられないタイプの缶詰に出会うことがありませんか?
普段あまり使わないので、たまに使うとき難しく感じてしまいます。
この開ける作業が億劫で、ずるずる食べないなんてことがあるほどですw
食べごろを過ぎた果物はスムージーに
1人暮らしで果物をまとめて買うと、傷んでしまう果物も出てくるのではないでしょうか?
そんなときは野菜室にある野菜も一緒にスムージーなどにして消費してしまいましょう。
バナナが茶色くなってきたなと思ったら、皮を剝いて適当な大きさに切って冷凍してしまいます。
そして翌日の朝、他の果物や野菜と一緒に牛乳なども入れてジューサーにかければ、シェイクのようなスムージーができて、とても飲みやすく美味しいですよ!
フードロスをなくすことができ、美肌効果もあり、いいことだらけだと思います。
いつでも食べられるドライフルーツをストックしておく
ドライフルーツは果物を乾燥させたもので、賞味期限も長く、いつでも気軽にパクっと食べられるのが嬉しいです。
様々な果物がドライフルーツとして販売されていますよね。
最近はナッツと一緒に個包装されている商品もあり、栄養価もパワーアップしているように思います。
ただし、ドライフルーツはぎゅっと濃縮されているので、グラムに対してカロリーが高くなっています。
ですので、そんなに食べていないようでもカロリーは多く摂取しているので、小皿1杯分くらいの量に留めておきましょう。
まとめ
今回はコスパの良い果物についてまとめていきました。
- バナナ
- りんご
- キウイフルーツ
- みかん
- ぶどう
- スイカ
- いちご
- パイナップル
- グレープフルーツ
- 柿
- オレンジ
- 梨
コスパを比較すると、やはり毎日摂ろうと思うなら、年間通して価格が安定して安いバナナが1番いいことがわかりました。
バナナを基本にその他の旬な果物をいくつか取り入れていくといいのかなと思います。
無理なく代用できるものや、お買い得に果物を購入する方法なども駆使しながら、旬な果物を楽しんでいきたいですね!
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