アルミ鍋の黒ずみの落とし方!黒ずむ原因や害ってあるの?

初めはピカピカのアルミ鍋。
ですが使い続けるほどにアルミ鍋の内側は黒ずみでいっぱいに。

本記事ではアルミ鍋の黒ずみの落とし方や黒ずんでしまう原因、黒ずみを落とさない場合何か害はあるのかについて解説していきます。

アルミ鍋の特徴とメリット

アルミ鍋を使うことで、効率的に料理をする事ができます。
その理由は熱伝導率が非常に高いことにより、素早い調理を可能としているからです。

また、アルミは非常に軽いという特性があるので、料理をする時に、腕の疲労を軽減する事ができます。

アルミは、空気に触れることで「酸化皮膜」というバリアを作り、アルミが腐ってしまうのを防いでいます。
ですからあるアルミでできた調理器具は非常に長持ちするという特徴があるのです。

アルミ鍋が黒ずむ流れ

上記で説明したようにアルミ皆では「酸化皮膜」を造り、腐敗から身を守り長持ちするわけですが、「酸化皮膜」が、傷ついてなくなることにより、黒ずみが発生してしまうのです。

今までは「酸化皮膜」が守ってくれていたのですが、それがなくなりアルミ自体が表面に出てしまい、水と反応してしまうことが原因。

アルミ表面と水が反応してしまうと水酸化アルミニウムを作ってしまいます。
水酸化アルミニウムは黒ずみが発生する第一段階として白い汚れを作ります。

その後様々な化学反応を繰り返しアルミどんどん黒ずんでいくのです。
アルミ鍋が黒ずんで行くこの光景を「黒色化反応」といいます。

黒ずみに害はないの?

結論から言えばアルミ鍋の黒ずみに害はありません。

アルミ表面と水が反応して水酸化アルミニウムを形成し、黒ずみが生じていくわけです。
この水酸化アルミニウムが黒ずみの正体ですが、水酸化アルミニウムは水に溶ける性質ではないので、たとえアルミ鍋に黒ずみがあったとしても、私たちの口に入ることはありません。

ですから、アルミ鍋に黒ずみがあるとしても問題ないのですが、見た目に問題がありますよね。

せっかくおいしい料理を作ったとしても、黒ずみのせいで何だか美味しく見えないなんてことも。

ですから黒ずみを作ってしまう原因とその取り方を覚えていきましょう。

黒ずみを作る行為

性質により「特にゆで卵に注意!」

食品の中には酸性、アルカリ性など様々な性質を持った食品があります。

アルミ鍋はその中でも強酸性、強アルカリ性を持った食品に弱い性質があるのです。

また、お手入れ器具にも酸性、アルカリ性は存在しますよね。

アルミ鍋にこれら強酸性、強アルカリ性を持っているものを使用してしまうと黒ずみを作ってしまう原因になります。

たとえば食品でいうと
こんにゃくへゆで卵はアルミ鍋の黒酢2を作ってしまう原因になります。
たとえばこんにゃくの場合、凝固剤がアルカリ性ということで、化学反応により黒ずみを引き起こしてしまいます。

また、ゆで卵の場合は殻に原因があります。
卵の殻は「炭酸カルシウム」がアルカリ性なので黒ずみを引き起こしてしまうのです。

アルカリ性や酸性は黒ずみを作ってしまう判明、黒ずみを落とすという効果も期待できる。

 

空焚き

空焚きはアルミ鍋を守っている「酸化皮膜」に裂け目を付けてしまう原因となります。
これは、アルミの性質と酸化皮膜の膨張率に違いがあり、バランスが崩れひび割れが生じてしまうのです。

裂け目の分は「酸化皮膜」のバリアがないため水と反応してしまい、黒色化反応により黒ずんでしまいます。

たわしやクレンザー

アルミ鍋を使用し焦げついた場合、タワシでゴシゴシ擦っていませんか?
この行為は当然ですが「酸化皮膜」に傷を付けてしまう行為。

傷が付けば当然、黒ずみは発生してしまいますよね。

以上、これらが主にアルミ鍋に黒ずみを作ってしまう原因ですが、ではどうやればアルミ鍋の黒ずみを取ることができるのでしょうか。

クエン酸煮沸で黒ずみを落とす

鍋の黒ずみを取るにはこの方法が一番良いです。

では順番に説明していきます。

クエン酸を入れる

黒ずみがあるアルミ鍋にクエン酸を投入。

それで約20分煮ることで黒ずみを取ることができます。

また、鍋の上の方にも黒ずみがある場合、ふきこぼれが気になりますよね。

そんな時は、黒ずみがあるアルミ鍋よりも一回り大きい鍋に黒ずみがある鍋は入れ全体を煮沸するとアルミ鍋全体を綺麗にする事ができますよ。

大きめのアルミ鍋に対しクエン酸を小さじ2杯程度で問題ありません。
これに関しては、上記の分量に加え目分量で大丈夫。
黒ずみが多い場合はクエン酸を多く入れましょう。

洗い流す

クエン酸のお湯で20分間煮沸した後は、火を止めてアルミ鍋を洗い流します。

  • スポンジ
  • 柔らかめのスチールウール
  • 台所用の中性洗剤

これらを用意し、軽くこすってください。

黒ずみがまだ残るようであれば、再度クエン酸で煮沸する事によりさらに綺麗にアルミ鍋の黒ずみを取ることができます。

レモンでもOK

上記の黒ずみを取る方法はクエン酸で黒ずみを落とす方法でしたが、クエン酸が多く入っているレモンを使用する事でも可能。

その方法は

  1. レモンを輪切りにする。
  2. 輪切りにしたレモンで黒ずみを擦る
  3. その後、輪切りのレモンを入れ沸騰させる

この方法で黒ずみを取ることができます。

ただし、レモンに入っているクエン酸よりも、クエン酸そのものを投入したほうがやはり効果が高いため、レモンが余った次にやる程度で、本当に黒ずみを取りたい場合はクエン酸の使用をオススメします。

 

 

アルミ鍋の黒ずみを予防するには

アルミ鍋に黒ずみを作ってしまう原因は上記で説明しましたが、そもそもアルミ鍋が黒ずまない対策をすると、鍋を長持ちさせることができます。

重曹やお酢の料理は避ける

これらが多く使われる料理を作るためにアルミ鍋を使用すると、黒ずみを作ってしまう原因となります。

たとえば重曹を使わなければならない料理はアク抜きが必要な料理ですよね。

これらを作らなければならない時はアルミ鍋以外の調理器具を使用するようにしましょう。

鍋であれば何でも良いという考えのもと料理を進めるのでは無く、こういったところに気を使うことがアルミ鍋を長持ちさせるコツ。

洗い方を変える

アルミ鍋を洗うにはクレンザー、たわしなどを使う方がいますが、これらはアルミ鍋を傷付けてしまう原因なので、黒ずみを作ってしまうことにつながります。

クレンザーの粒子や、たわしの摩擦が原因ですね。

ですから、アルミ鍋が黒ずんでしまう対策として、アルミ鍋を洗うときは柔らかいスポンジや中性洗剤で洗うことがおすすめ。

上記でも説明したようにアルカリや酸性は黒ずみを作ってしまう原因。
ですからアルミ鍋を洗う際は、中性洗剤を使用するようにしましょう。

また、傷つき対策としてスポンジで洗うようにすると傷がつかず、アルミ鍋を長持ちさせることにつながります。