パネルヒーターのつけっぱなしは火事・火災になる?やけどの危険性など

パネルヒーターのつけっぱなしは火事・火災になる?やけどの危険性など

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安全性の高いと言われているパネルヒーターのつけっぱなしは火事や火災の原因になるのでしょうか。

また、やけどの危険性はあるのでしょうか。

この記事ではパネルヒーターの火事のリスクについて解説していますので最後まで読んでくださいね。

また、2021年1月では安全性の高いオイルでも火事の事例が起きました。併せてご確認ください。

目次

パネルヒーターでやけどする?

パネルヒーターについて

パネルヒーターはパネル状の暖房器のことで、本体内側にある電気ヒーターの熱を外側のパネルに広げて放熱される構造を持つ遠赤外線ヒーターの一つになります。

石油ストーブや石油ファンヒーターのように火を使わないので部屋の空気を乾燥させたり、一酸化炭素中毒などの心配がありません。

パネルヒーターは、軽量かつ移動かつ・や設置もラク、静音性があるので寝室などの暖房に向いています。
空気も汚れないですし、寝やすい事間違いなし。

パネルヒーターは部屋を温めるタイプや足元を温めるタイプまで種類もありますが、暖まるまでに時間がかかるので寒冷地などでは他の暖房器との併用が必要になりそうです。

パネルヒーターの表面

パネルヒーターは電気ヒーターの熱からパネルに伝わる輻射熱によって温められて、表面温度は大きなサイズでも30度から70度ほどといわれます。

熱風なども出さないことから、直接的なやけどなどの心配はあまりありません。

低温やけど

表面温度が他の暖房器と比べてもそれほど熱くないという理由で、長い時間パネルヒーター本体に近いところにいると低温やけどの可能性があるので気を付けましょう。

この低音やけどはパネルヒーターに関わらず電気毛布や、オイルヒーターにも言えることです。

また、パネルヒーターの設定を低くしていたとしても体温より高い温度で長時間触れたり近くにいれば、低温やけどになる可能性があります。

小さなお子さんや赤ちゃんの寝室などへの設置も一定の距離は保った方が良いでしょう。

パネルヒーターのつけっぱなしは火事になる?

火を使わない暖房器

パネルヒーターをつけっぱなしにしても火を使わないことから、石油ストーブなどの暖房器と比べても火事になるリスクは極めて低いといえます。

パネルの温度から見て仮に生地などが直接触れても、すぐに引火するような事態は起こりにくいでしょう。

とはいえ完全に安心ということではないので、パネルヒーターに付属する説明書に目を通して正しい使用を心がけておきたいですね。

機能設定

メーカーや種類によりますがパネルヒーターには転倒時に電源が自動で切れる設定や、サーモスタット機能により指定した温度になると電源がオンとオフ繰り返すことで高温になりすぎるのを防いでくれます。

このような機能設定からも、火を使う暖房器に比べて火事になるリスクは低いですね。

新たにパネルヒーターを購入しようとした場合、安全対策を含めてどのような機能がついているかもチェックすることをおすすめします。

パネルヒーターで火事になる原因

火を使わない遠赤外線パネルヒーターであるため本体事態に火災を起こす原因は極めて少ないのですが、日常的に設置環境などは気をつけておきたいです。

引火性のあるものが原因

パネルヒーターの周りにカセットコンロに使うボンベやヘアスプレー類、洗濯物、植物、カーテンや布団などを近づけるのは避けたほうが良いでしょう。

やけどになりにくい温度で火を使わない暖房器とはいえ、不安要素を作らないためにもパネルヒーターの付近はスッキリさせておきたいですね。

コンセントの発火

コンセント付近はホコリが溜まったり水で濡らしてしまったりすると、電源を入れるタイミングなどで場合によっては発火する恐れがありますので、こまめに掃除しておきたいです。

パネルヒーターに限ったことではありませんが、電力消費の高い製品を使用するときはタコ足電源なども避けたほうが良いでしょう。

どうしても電源を取る場所が少ない場合は、個別にスイッチのついた電源タップを使って対処することをおすすめします。

電源コードの発火

経年劣化や断線したコードをそのまま使用すると、漏電などが原因で火事になることも考えられます。

コンセントと合わせて掃除しながら時々コードの状態を確認しておきましょう。

設置場所の床

そこまで神経を張る必要はないと思いますが、パネルヒーターの置く床の材質を確認しておくことも火事への不安を減らせます。

軽量で移動も簡単なパネルヒーターは、フローリングなどの硬い床には向いていますが、毛羽だったカーペットや絨毯、古い畳に置く場合は板などで床と本体に隙間を作ったりしておくと良いかもしれません。

ヒーターによっては本体にキャスターのついたものや足つきのものがあるので、そのようなタイプであれば大きく心配する必要はないでしょう。

ペットがかじる

パネルヒーターといえど、室内でペットを飼っている人は要注意です。

パネルヒーターからの直接的な火事に名張らないかもしれませんが、コード付近をかじってそこから出火する可能性もあります。

猫や犬はもちろんのこと、鳥類まで室内で放し飼いにしている人は、「かじる」ことにも敏感に対応していかなければなりません。

もし自分が見ていないところで出火していたとなると…考えただけでも恐ろしいですね。

ツイッターでの口コミ

パネルヒーターの事故

かなり前の記事になってしまいますが、パネルヒーター本体が原因かは不明のようですね。

火を使わない暖房器でも安心はできないという例になっています。

こちらは家庭用のパネルヒーターの事故のようで、設置環境は不明ですが凍結防止のためつけっぱなしにしている間にコンセントや電源付近に結露などが出たのでしょうか。

憶測で結論を出すことはできませんが、電気製品などは特にコンセントやコードなどのチェックは定期的に行ったほうがよさそうですね。

パネルヒーターを繋げていた電源タップが焼けてしまっていますね。

パネルヒーターが古かったのか、電源コードが劣化して断線していた可能性も考えられますね。

電気周りは一度設置してしまうと不調を感じない限り放置しがちですが、やはり時々はチェックが必要ということになりますね。

こちらはパネルヒーターにサーモスタットのような温度調節がない製品だったのでしょうか。

爬虫類などのケージの底にセットするペット用タイプのようで、Amazonのレビューの中にもパネルヒーターが突然熱で溶け出した、という怖いコメントも見られました。

こちらもペット用のパネルヒーターの事故になりますね。

ペット用のパネルヒーターにもいくつかの種類があるようですが、設置の仕方などで事故につながるという例かもしれません。

安全性を評価したツイート

実際にパネルヒーターを使用されている上での評価のようで、新しい製品のコストにも注目していますね。

遠赤外線などの暖房器として特徴を理解した上で使用すれば、機能を十分に発揮してくれることでしょう。

こちらは足元タイプの口コミで、タイマー付きであれば消し忘れ防止になり大きな事故も防げそうです。

最近は在宅ワークなどで足元用のパネルヒーターを購入する人も多いようですね。

パネルヒーターはサイズなどによっては1000ワット前後の消費電力があり、設定を「強」のまま使っていると電気代もそこそこいってしまいますので、エアコンなどと組み合わせながら暖め方を考えると良いでしょう。

可愛らしい写真ですが、パネルヒーターはやけどしにくくペットも安心といったところでしょうか。

事故のツイートにも出てきますがペット用にパネルヒーターを選ぶ人も多いようで、幸せそうなヒーターで暖まるペットの写真も多く見られます。

こちらも飼っているペットを考えて家庭の暖房器をパネルヒーターにされているようで、設置の配慮も大丈夫そうですね。

パネルヒーターのつけっぱなしを防ぐ対策

パネルヒーターを使用することでのつけっぱなしは製品上特に問題視する必要もなさそうですが、その場を離れたり長時間外出する時の消し忘れなどに注意したいところです。

なんとなくのつけっぱなしは、消費電力も大きくなる可能性があるので節電対策として考えるところかもしれませんね。

安全装置の確認

メーカーや種類にもよりますが、パネルヒーターにタイマーがついていたり一定時間に自動で電源が切れるなどの機能がついていれば活用することでつけっぱなしを防げます。

転倒防止機能があれば、ペットが倒したり地震などで倒れてしまっても自動で電源が切れるので安心です。

また、自動でオンとオフを切り替えてくれるサーモスタット機能もうまく使って設定温度を決めましょう。

使用するパネルヒーターにどのような安全装置がついているかを改めて確認しておくのも良いと思います。

電源を抜く

外出する時などパネルヒーターをしばらく使用しないのであれば、コンセントから電源を抜いておくことを習慣づけても良いかもしれません。

待機電力も無くなるので、節電という意味でもメリットと考えられます。

パネルヒーターの火事まとめ

パネルヒーターのつけっぱなしによる火事ややけどの危険性などについて見てきましたが、やはり火を使わない暖房器としての特徴をよく理解するとから始めるのが安心の第一歩なのかもしれませんね。

電気を使うことから、ヒーターの消費電力やコンセント周りなどの環境も安全対策に関係していきますので、本体の説明書に出来るだけ目を通しておきましょう。

性能や特徴をよく理解して正しい使い方をすれば危険性も回避できて、その冬を暖かく過ごすことができるのではないでしょうか。

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