石油ストーブやオイルヒーター使用時のサーキュレーターの置き場所はどこ?

石油ストーブやオイルヒーター使用時のサーキュレーターの置き場所はどこ?

エアコンやファンヒーターなら、熱気と空気が一緒に出てくるため、ある程度空気が循環してくれて部屋が温まりそうです。

しかし、本体周辺があたたまる石油ストーブやオイルヒーターの場合、サーキュレーターをどこに向けて、設置したらよいのでしょうか。

この記事では石油ストーブやオイルヒーター使用時のサーキュレーターの置き場所を解説しています。

目次

サーキュレーターと扇風機の風の違い

サーキュレーターと扇風機には風を出すという意味では共通していますが、用途目的には多少の違いが存在しています。

サーキュレーターは直線的な方向で強力な風量が出せる空気循環が得意なものに対して、扇風機は風を拡散させて人が直接風に当たって涼感を得やすいものになっています。

夏での使い方であればサーキュレーターはエアコンとの併用または部屋の換気として使うのに向いていて、扇風機はエアコンのない部屋などで単体で涼感を作ることに向いているでしょう。

冬場でのサーキュレーターはエアコンだけでなく設置次第ではそのほかの暖房機でも循環効果を出すことができます。

最近の扇風機には従来のACモーターからDCモーターになって、細かく風量調整ができたり風向きを真上に向けることができたりと、サーキュレーターとしての機能を加えた製品も増えてきました。

石油ストーブ使用時のサーキュレーターの置き場所

石油ストーブの暖まり方

石油ストーブには大きく2種類あり、部屋の角や端に設置するタイプで反射板のついた前方に向けて熱を出していく反射型と、部屋の中央部に設置して本体の燃焼筒が全体で熱を発して熱くなった空気が上昇して対流を起こす対流型とがあります。

どちらも本体に送風のような機能は無いので部屋の温まり方もエアコンやファンヒーターとは異なります。

石油ストーブは電気を必要とせずモーター音などが無く静かで、燃料の灯油は燃焼することで水分を発生させるので加湿効果がありエアコンとは違い、部屋が乾燥しづらくなります。

本体の上に水を入れたやかんを置いてお湯を沸かすことができるので、加湿効果の増幅とガス代の節約にもなります。

エアコンのように風を送らないので温まり方はゆっくりとしていて、部屋の広さによっては暖かい空気が上昇して隅々を温めるのは難しくなるでしょう。

サーキュレーターの置き場所

石油ストーブの熱は真上に上がってその天井付近に熱が溜まっていくので、そこに向けて風を送れるようストーブの対角線上にサーキュレーターを設置します。

その風が天井から壁に流れ落ちるように対流を起こし、床付近に循環して部屋の寒暖差を減らします。

部屋の大きさやストーブとサーキュレーターの設置距離などの状況に合わせて風量調整をすると良いでしょう。

石油ストーブとサーキュレーター使い方のコツ

反射型、対流型、ともに暖かい空気はストーブの真上に上昇して溜まるということを念頭にサーキュレーターをうまく活用して対流を作りましょう。

なるべく石油ストーブから離れた場所にサーキュレーターを置いて、暖かい空気の溜まっている天井に風を向けて当てるようにしてください。

石油ストーブの注意点

火を使うストーブに対してサーキュレーターの風を直接本体に当ててしまうと、ストーブ本来の機能に障害が出る恐れがありとても危険ですので風の向きや置き方には十分注意しましょう。

また、石油ストーブに送風機能がないからと言ってサーキュレーターを横に置いて風を起こしても、理想的な対流循環はできず正しい使い方とは言えません。

石油ストーブは空気を使って燃焼する暖房機という基本構造があるので、空気が薄くなっていくと不完全燃焼を起こし一酸化炭素中毒などの恐れがあるため、使用中は定期的に部屋の換気も忘れないようにしましょう。

サーキュレーターとの併用じゃなくても近くに燃えやすい洗濯物などを置かないようにすることも大切です。

オイルストーブ使用時のサーキュレーターの置き場所

オイルストーブの暖まり方

まずオイルストーブ(オイルヒーター)とは、電気で熱を持ったオイルが本体の中で循環してオイルの通ったパネルが放熱することで部屋を温めます。

ファンを持たないので風を起こさず使用時の音は静かで、火を使わないので空気を汚さないといった特徴がある反面、部屋の温まり方は石油ストーブやエアコンなど他の暖房器具に比べてとても緩やかです。

空気を汚さずほんのりとした暖かさは寝室などにも向いているので、赤ちゃんや小さな子供、高齢者などの部屋での利用にも向いているでしょう。

石油ストーブが使えないのマンションなど気密性の高い部屋にも向いています。

デメリットとしては電気代が少々高いということになるでしょうか。

オイルストーブにサーキュレーターは効果的?

温まり方が緩やかなことから空気の対流も大きくないので、部屋を積極的に暖めるという意味ではサーキュレーター併用の効果も期待できるでしょう。

また、サーキュレーターと組み合わせることで電気代の節約にも期待が持てます。

サーキュレーターの併用はオイルストーブの暖房効果を有効にするための環境づくりもしておくことが重要です。

サーキュレーターの置き場所

部屋の暖かい空気は上昇して冷たい空気は床付近に停滞しやすくなるので、サーキュレーターの風は天井に当てるようにします。

その時の置き場所としては石油ストーブと同じように、オイルストーブから離した場所で対角線上になるようにしてください。

オイルストーブとサーキュレーター使い方のコツ

オイルストーブの暖房効果を考える

オイルストーブの温まり方は緩やかであることを先にお話ししましたが、オイルストーブの暖房効果を上げるためには部屋に侵入する冷気を遮断するように窓付近や、扉の近くに置くことが基本となります。

窓のない部屋やドア付近にオイルストーブが設置できなければ壁際に置きましょう。

コールドドラフト対策

他の暖房器具でも言えることですが、暖房をつけているのにひんやり感じるのは窓の冷気が床付近に下降するコールドドラフト現象を引き起こしている可能性があります。

簡単なコールドドラフト対策は、雨戸を閉めたり窓をすっぽり覆えるサイズで断熱性のあるカーテンをつけたり、エアパッキンなどを窓や窓枠につけることで効果が期待できます。

サーキュレーターで空気を循環

オイルストーブが温まり始めたらサーキュレーターで対流を作り、空気循環させて部屋の上下の寒暖差を減らしましょう。

サーキュレーターの併用はコールドドラフト対策のひとつとも言えるので、オイルストーブの設置場所や他の対策と組み合わせると効果も大きくなります。

オイルストーブの注意点

サーキュレーターの風は直線的で強力な風量も出せますが、空気循環だからとオイルヒーターが温まる前につけてしまっては逆効果になる可能性もあります。

部屋を早く温めたい場合は、オイルストーブとエアコンなど他の暖房器具と併用してからサーキュレーターを使うようにしてください。

エアコン使用時のサーキュレーターの置き場所

暖房エアコンの暖まり方

エアコンの普及率を考えると、暖房にエアコンを中心にしている家庭はかなり一般化していそうですね。

暖房エアコンの温まり方はやはり風を発生させて、早く部屋が暖まるというのがメリットなのではないでしょうか。

石油ストーブやオイルストーブと比べても、部屋全体を暖めるという意味でも暖房エアコンの効果は大きいでしょう。

とはいえ、部屋の空気は他の暖房器具と同じように暖かい空気は上昇して天井付近に溜まりやすく、寒い空気は床付近で停滞しやすいです。

エアコンの風が場合によっては冷たく感じる場所もあるかもしれませんね。

サーキュレーターの置き場所

サーキュレーターの置き場所はストーブで説明したことと基本的には同じで、上に溜まった暖かい空気を積極的に循環させてやります。

エアコンに向けた置き方

エアコンから離した状態で対角線上の床に置いて、エアコンに向けて風を送ります。

離した場所からエアコンに向ける際に家具類が障害にならないこと、距離に対してしっかりとサーキュレーターの風が送れるかなども確認しておいてください。

すっきりとしたワンルームなどでははっきりと効果が確認できるかもしれませんね。

部屋の中心付近から天井に向けた置き方

部屋の構造や環境で対角線上に置けない場合などでは、サーキュレーターをエアコンにではなく直接天井に向けて風を当てる方法も有効です。

暖まった空気は天井付近に溜まりやすくなっているので、この方法でも空気の撹拌が可能です。

壁に向ける置き方

こちらも部屋の構造や環境にもよりますが、天井ではなく壁に風を当てて暖かい空気を循環というよりはかき混ぜるイメージになりますね。

エアコンの真下にサーキュレーターを設置して壁に向けて風を送った場合も循環効果が生まれる場合もありますので、天井に向けた設置方法で効果が微妙だと感じたのであれば試してみてはいかがでしょうか。

暖房エアコンとサーキュレーター使い方のコツ

サーキュレーターを使って暖かい空気をうまく循環させるためには、部屋の大きさや構造、家具類の弊害などに合わせてサーキュレーターのサイズや風量の選択も大切になります。

大きな部屋や吹き抜けの天井に小さなサーキュレーターでは風量が足らずに空気の循環がスムーズに行われないこともありますので、広さに合わせたサイズや数を増やすなどで対応するようにしてください。

ロフトなどの部屋がある場合は2個のサーキュレーターを使って、1つはエアコンの下に設置して風を天井に向けて送り、2つ目はロフトに設置して下の床に向けて風を送るようにします。

注意点

暖房エアコンで部屋を温めても、床付近は冷たい風を感じる場合にはサーキュレーターの併用効果を最大にするためにもコールドドラフト対策をしておくと良いでしょう。

また、エアコンの風向きも暖房時にきちんとルーバーが下向きになっているかなどの確認も大切です。

最新のエアコンではモデルによって初めから気流の自動調整機能があり、人感センサーなどで人を感知して足元が温まりやすく風を送ることができるものもあるようです。

そのようなエアコンのモデルではサーキュレーターの併用に効果がなくなる場合もありますので、使用されているエアコンの機能を改めて確認してみてください。

サーキュレーターで隣の部屋も暖かくする方法

サーキュレーターの置き方

部屋が続いた状態で片方の部屋にしかエアコンがない場合、そのエアコンが2部屋分に対応していたとしても2部屋がまとめて暖まるのは難しいと思います。

サーキュレーターをエアコンのある部屋の中心辺りに設置して真上の天井に風向きを合わせます。

天井に向けたサーキュレーターの風が暖まった空気を動かして、エアコンの風と混じりながら大きな対流を作ります。

部屋の状況によっては

部屋の大きさやエアコンの対応サイズ次第ではサーキュレーターの空気循環が難しく、うまく効果を発揮できない場合もあるので、設置場所の微調整や他の暖房器具との組み合わせも選択肢に入れておくと良いかもしれません。

石油ストーブやオイルヒーター使用時のサーキュレーターの置き場所まとめ

サーキュレーターは空気の循環や換気に特化した風の方向性や風量を持っており、暖房器具との組み合わせで部屋の寒暖差を小さくする効果が期待できます。

部屋の暖かい空気は上昇して天井に溜まりやすく、冷たい空気は床付近に溜まりやすいというのはどの暖房器具でも基本的には同じと言えます。

サーキュレーターの置き方も大きくは変わりませんが、使う暖房器具の特性などに合わせて風の向きや置き方を調整してください。

空気の対流は部屋の構造や家具類などの位置で一つとは言えないので、暖房器具の設置とサーキュレーターの置き方をトータルで考えて調整しましょう。

サーキュレーターの循環効果を実感できれば、電気代の節約にも繋がりますのでトライしてみてはいかがでしょうか。

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