この記事ではドライヤーが焦げ臭い原因について解説。ドライヤーから焦げ臭いニオイがしたら寿命でしょうか?
また焦げ臭いドライヤーを使い続け、火花や火事の危険性についても解説していますので知っておきましょう。
大体どれくらいの使用年数で焦げ臭いにおいが発生する?
ドライヤーの寿命は大体3年から4年になります。もちろん、寿命を過ぎても使い続けることは可能です。ですが、ずっと使い続けることによってモーター部分が消耗してしまい焦げ臭くなってしまいます。
掃除もせずに使っていれば、もっと早い段階で焦げ臭いにおいが発生します。
また、ドライヤーを落としたりしてしまうと、ドライヤー内のパーツや電線ががずれて、電熱線に当たってしまい、焦げ臭くなってしまいます。
買ったばかりで焦げ寿命臭いにおいがすることがあれば、不良品の可能性があるので各メーカーに問い合わせましょう。
ドライヤーが焦げ臭い!考えられる原因一覧
ドライヤーが焦げ臭いのは大丈夫?と不安になりますよね。ドライヤーを使い続けていると焦げ臭いにおいがすることがあります。では、実際にドライヤーが焦げ臭いと感じた時に考えられる原因を紹介しましょう。
吹き出し口のホコリ
ドライヤーを長年使用していると、吹き出し口にホコリが溜まってしまいます。そのホコリがドライヤーの熱風によって燃えてしまうことで焦げ臭くなる原因になります。
髪の毛の巻き込み
髪の毛を早く乾かそうとして、ドライヤーとの距離が近くなっていませんか?ドライヤーとの距離が近くなると吸気口に髪の毛を巻き込み、燃えてしまいます。やけどや怪我の原因にもなるので、ドライヤーと髪の毛の距離を離して使いましょう。
濡れた手で触っている
濡れた手でドライヤーを触ることで、隙間から水分が入り込んでしまい、電気回路がショートしてしまいます。感電の危険にもなるので、ドライヤーを使う際には手を乾いた状態にしましょう。
経年劣化
上記でも述べたようにドライヤーの寿命は平均3~4年になります。それを超えて使用し続けているとモーターが故障して熱をもってしまい、焦げ臭くなる原因になります。発火の原因にもなるので、寿命を超えたドライヤーを使用する際は気を付けましょう。
ドライヤーが焦げ臭い原因に心当たりはありましたか?今はまだ焦げ臭くなくても、上記のような使い方をしていると故障や火事の原因にもなるので、注意しましょう。
焦げ臭いにおいが発生するとどうなる?
ドライヤーの焦げ臭い原因をみてきました。では、焦げ臭くなるとドライヤーはどんな状態になってしまうのかをみていきましょう。
本体の変形
焦げ臭いにおいがする時には、ドライヤー本体が発熱していることがあります。その熱のせいで本体が変形してしまいます。やけどの危険性もあるので、本体が熱いと感じたら使用を中止しましょう。
風量の減少
焦げ臭くなる原因として空気の吸い込み口や、風の吹き出し口にほこりが溜まっていることが上げられます。その溜まったほこりのせいで風量が減少してしまいます。
温風が出ない
ほこりや髪の毛といった異物がつまってしまうと断線してしまうことが、温風が出ない原因です。また、温風の温度が上がりすぎることによって保護装置が作動して温風がでなくなることがあります。
イオンが出なくなる
イオンの効果によるサラサラ感が実感できなくなってくると、イオン発生装置が故障している可能性があります。ホコリがイオン発生装置に溜まってしまうことによる異常放電がイオンが出なくなる原因です。メーカーに依頼して修理することもできますし、ホコリと取り除くだけでまた使えるようになることもあります。
異音がする
焦げ臭い原因であるホコリが溜まってしまうと、ヒーターを冷ます空気が入ってこず、温風の温度が高くなってしまいます。
過加熱を防ぐためにサーモスイッチという保護装置が作動する際にパチッという異音がしてしまいます。
熱を持つ⇒火災の原因に
ドライヤーを使用し続けることでモーター部分が焼けてしまい、熱くなってしまいます。そのまま使用し続けていると煙が出たり、火花が出て火災の原因になってしまうので、焦げ臭いと感じたら使用を中止してください。
ドライヤーが焦げ臭くなると、怪我や火事の危険があります。まだ使えるから大丈夫だと思わずに、異常を感じたら使用を中止しましょう。
こまめに掃除をしておこう
ドライヤーの焦げ臭い原因の多くはホコリや髪の毛です。
ドライヤーを長持ちさせたいならば、こまめに掃除をしてホコリを取ることをおすすめします。ティッシュや歯ブラシ、綿棒といった道具を使うと簡単にホコリを取ることができます。
月に1回程度掃除をすることでホコリが溜まって焦げ臭くなるのを防ぐことができます。
掃除をする際には安全のために、必ずスイッチを切ってプラグをコンセントから抜いてくださいね。
コードをぐるぐる巻きにしておくのは危険
コードをドライヤー本体にぐるぐるに巻いて保管している方は多いと思います。
私自身、ぐるぐる巻きにして保管していた時期がありました。
コードをぐるぐる巻きにしていると、コードの付け根部分が曲がり、接触不良を起こしてしまうこともあります。そのまま使用していると、コードを触ったときに異常に熱くなりショートして燃えてしまうこともあります。
フックやコードクリップを使ってねじれないようにして束ねて保管しましょう。
100均ではドライヤーホルダーというアイテムもあるので、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか?
ドライヤーの買い替え時期の目安
髪の毛を乾かしていたらドライヤーが急に動かない!となってしまうと困りますよね。冬場では頭から冷えてしまい、風邪をひいてしまうかもしれません。そうならないためにドライヤーの買い替え時期の目安をみていきましょう。
ドライヤーの寿命は平均150時間程度
年数に直すと4年程度です。しかし、家族の人数が多い家庭ならドライヤーを使う時間が長くなります。そのため、ドライヤーの寿命はもっと早くなるでしょう。ロングヘアーの方や毛量が多い方も乾くのに時間がかかります。長持ちさせたいならドライヤーを使う前にタオルドライで髪をある程度乾かしてから使いましょう。
ドライヤー本体が熱い
ドライヤーの本体が熱くなってきたらいつ動きが止まってもおかしくありません。また、やけどの危険もあるので、熱いと感じたらすぐに買い替えることをおすすめします。
火花が散る
コードが断線していたり、異常放電により火花が散ることがあります。そのまま使い続けていると火事の原因になるので、すぐに使用を中止しましょう。
少しでも異常を感じたら怪我や火事の危険もあるので、すぐに買い替えましょう。
買い替える際には自分の髪や家族に合った風量や機能性のものを選んで買いましょう。海外旅行や海外出張が多い方はホテルにドライヤーがない場合に備えて海外でも併用できるものをおすすめします。
筆者も4年使ったドライヤーが故障して焦げ臭いにもかかわらず使い続けていたら火花が散って故障しました。
特に、ドライヤーは風呂場のような湿った場所に置いておくものですから、故障しやすいので安全なうちに買い替えた方が安全です。
ドライヤーがコンセント焦げ臭い原因まとめ
ドライヤーが焦げ臭い原因をみてきました。
ドライヤーが焦げ臭い原因はホコリや髪の毛が溜まっていたり、モーター部分の消耗です。
焦げ臭いと感じても使い続けていると、ドライヤー本体が熱くなってきてやけどの原因になったり、火事の原因にもなります。
ドライヤーから出てくる風が弱くなった、温風が出なくなったと感じたら吹き出し口や吸い込み口にホコリが溜まっている可能性があります。
その溜まったホコリが焦げ臭いにおいを発生させているので、こまめに掃除をしましょう。
こまめ掃除や保管方法を守ることでドライヤーを安全に長く使いましょう!
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