チョコレートがやめられない、止められない!毎日食べるのは危険?

チョコレートがやめられない、止められない!毎日食べるのは危険?

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ひとつだけチョコレートをつまむと、もう1個・・・もう1個・・・とやめられなくなってしまうことありませんか?

そのチョコレートが辞められなくなってしまうのには「おいしい」という理由だけではなく、しっかりとした理由があります。

この記事ではチョコレートがやめられない、止められない理由。毎日食べるのは危険かどうか、適切な量について解説しています。

目次

チョコレートがやめられない原因

セロトニン不足

チョコレートを食べると体中で”セロトニン”というホルモンが分泌されます。

この”セトロニン”は充実感や幸せだと感じる時に分泌されるホルモンで「幸せホルモン」とも呼ばれています。

幸せを感じることはいいことのように思いますがセロトニンは持続しないのが問題です。

体内で”セロトニン”が不足してしまうと、イライラすることが多くなり怒りっぽくなる上に、やる気の低下につながります。

”セロトニン”不足の状態になるとまた”セロトニン”を欲しくなってしまうので、すぐにチョコレートを食べたくなってしまいます。

この状態が続くこと=チョコレートがやめられない原因とされています。

エンドルフィン

チョコレートを食べると”エンドルフィン”という脳内ホルモンを放出します。

上記で紹介した「セトロニン」と同じく【幸せホルモン】と呼ばれているのです。

この”エンドルフィン”は幸福感をもたらすと言われており、別名「体内性モルヒネ」「脳内麻薬」ともいわれます。

セトロニンと同じように、一度チョコレートを食べてその幸福感を味わうと”エンドルフィン”体内で欲しくなってしまうので、すぐにチョコレートを食べたくなります。

それがチョコレートをやめることが出来ない原因にもなります。

砂糖

わたしたちはほとんど毎日食事など「砂糖」を摂取しています。

実は砂糖には、依存性があります。

「ひとつ食べたら、すぐにまた食べたくなる」と感じるのはそんな依存性がある砂糖の特徴ともいえるのです。

WHOは1日の砂糖摂取量をエネルギー摂取量の5%未満(一般的な成人のカロリーだとおおよそ25g=角砂糖6.25個相当)に抑えるよう指針を出しています。

しかし、チョコレートには砂糖が大量に含まれており、板チョコ一枚で角砂糖を5.5個分摂取することになります。

大人の私たちでも1日の砂糖の摂取量の約88パーセントを板チョコ1枚で摂取してしまうこともあるのです。

その砂糖の依存性が高まると、うつ病や骨粗しょう症などの恐ろしい状態を引き起こすリスクもあります。

カフェイン

チョコレートにはコーヒーなどに多く含まれる”カフェイン”も入っています。

板チョコ一枚に含有されているカフェインは、コーヒー一杯で換算した場合のおおよそ6分の1程度。
しかしこの場合、カフェインの量は「カカオマスの使用量」で決まってきます。

目安として

  • カカオ75%
  • チョコレートは約60mg
  • ダークチョコレート約25〜40mg
  • ミルクチョコレート約10mg
  • ホワイトチョコレート約2.5mg

のカフェイン量となります。

そんなカフェインには中毒性があり、”カフェイン中毒”という言葉まであるくらいです。

そのカフェインの中毒性から依存してしまうことも多くあります。

したがって、このカフェインもチョコレートをやめられない原因と考えられます。

チョコレートがやめられないのは病気?

https://twitter.com/nicole_chatte/status/1492650508771000320

チョコレートがやめられないのは病気の可能性があります。

ただの「甘いもの好き」であれば問題ありません。

しかし、度が過ぎてしまうと依存症の可能性があります。

まず2種類の依存性の可能性が考えられます。

  1. 「チョコレート依存症」=チョコレートが辞められない
  2. 「砂糖依存症」=甘いものがやめられない

その二種類の依存症について詳しくお話しします。

チョコレート依存症・チョコレート中毒

チョコレート依存症・チョコレート中毒は様々な要因があると言われています。

上の方で説明した、【チョコレートがやめられない原因】がチョコレート依存症の大きな要因であると考えて間違いないでしょう。

  • チョコレートの原料のカカオによって幸福感をもたらす「幸せホルモン」の”セトロニン”や”エンドルフィン”の分泌による依存性。
  • カフェインによる中毒性による依存症。
  • 砂糖による神経伝達物質や血糖値の乱高下の影響による依存性などが原因として考えられます。

チョコレートとは別にその他の甘いものを求めてしまう場合は、チョコレート依存症でなく[砂糖依存症]も考えられます。

砂糖依存症については下記で詳しく説明します。

砂糖依存症・砂糖中毒

砂糖は「マイルドドラッグ」とも呼ばれています。

なんとアルコールや薬物と同じくらいの依存性や中毒性があるというのです。

砂糖依存症や砂糖中毒になってしまうと、常に甘いものを食べていないと落ち着かない、四六時中甘いもののことを考えている状態になってしまいます。

砂糖を摂取すると、脳内でドーパミンやセロトニンなどが分泌されるのですが、これらは神経伝達物質といい、幸福感やいやし、やる気などの精神状態と深く関係します。

砂糖を摂取したときの満足感や幸福感をまた求めることで砂糖への欲求が高まり、砂糖を継続的に摂取する

→そのうち元々の砂糖の摂取量では足りなくなってしまい、摂取量を増やす

→また砂糖が途切れたり摂取出来ない状態になると、不安な気持ちになったりイライラするようになる

この状況が砂糖依存症をつくりあげてしまうのです。

そのほかにも砂糖依存症の原因と考えられるメカニズムもあります。

砂糖などの糖分を摂取すると、体内の血糖値が上昇する

→血糖値を下げるために”インスリン”を分泌(摂取した分だけ血糖値が上がり、量が増えるほどインスリンの量も増える)

→低血糖状態になってしまう(だるいなどの倦怠感・眠気・吐き気等の症状)

→脳が甘いものを摂取するように信号を出す

この一連の流れから、お腹も空いていないのに砂糖を摂取するのをやめることが出来ない状態が出来上がります。

砂糖依存症はその先の病気のリスクもあるのです。

チョコレート依存症・砂糖依存症による病気のリスク

  • 糖尿病
  • 肥満
  • 糖尿病
  • うつ病
  • アルツハイマー
  • 動脈硬化
  • 腎臓病
  • 肝障害
  • 骨粗鬆症

チョコレート依存症や砂糖依存症になることによってこれらの病気や疾患になるリスクは確実に高まってしまうのです。

これらの病気や疾患はすべてがチョコレート依存症や砂糖依存症が原因であるとは言い切れません。なぜなら、生活習慣や遺伝的なものも関係があるからです。

チョコレートの食べ過ぎの危険性

チョコレートの食べ過ぎですぐに病気になるわけではありません。

しかし、チョコレートを食べ過ぎてしまうと危険です。

肥満

全てのチョコレートがたべると”肥満”になってしまうわけではありません。

一般的にチョコレートはダイエット中は向きませんが、高カカオのチョコレートはダイエット中も食べられることからダイエットチョコレートと言われたりもします。

しかし、甘くて脂肪分の多いチョコレートは注意した方がいいでしょう。

とくに砂糖や生クリームがかなり多く含まれているミルクチョコレートの食べ過ぎは、太ってしまう可能性があります。

貧血

チョコレートを食べ過ぎてしまうことによって貧血を起こすことがあります。

チョコレートのもととなるカカオマスのでポリフェノール成分で”タンニン”があります。

それによって、高カカオのチョコレートを食べ過ぎてしまうと、鉄の吸収が阻害されてしまい貧血を起こす危険性があります。

不眠・頭痛

高カカオチョコレートの摂取には上記でお話しした貧血のほかにも注意点があります。

高カカオチョコレートはタンニンやカフェインを多く含んでいるので、不眠や頭痛を引き起こします。

眠気を阻害するメカニズムは興奮作用を引き起こすカフェインと睡眠物質であるアデノシンの関係が大きく影響しています。

通常アデノシンは覚醒物質であるヒスタミンを抑制し睡眠欲求を高めるもの。

しかし、視床下部の腹外側視索前野におけるアデノシン受容体をカフェインが阻害するため、覚醒物質であるヒスタミンが放出されやすくなり、脳が覚醒し寝つきが悪くなるのです。

https://sleepedia.jp/caffeine/

ビタミン不足からの症状

糖分は、わたしたちのエネルギー源として使われます。

その糖分から、エネルギーを作るときにビタミンB群やカルシウムがつかわれます。

チョコレートに限らず甘いものを大量に摂取してしまうと、その分ビタミンB群やカルシウムが大量に使われてしまい、その他必要な時に使えないような状態になってしまうのです。

その状態になってしまうとわたしたちのからだに

  • 冷え
  • 肌荒れ
  • うつ
  • 骨粗しょう症

など、様々なマイナスの症状が現れます。

毎日チョコを食べるのは問題ないか

ここまでチョコレートがやめられない、食べ過ぎによる危険性を説明しました。

しかし、チョコレートは好きだから毎日食べたい・・・と思われるかたも当然いらっしゃいますよね。

チョコレートは毎日食べてはいけないのでしょうか?

結論から言うと、適度な量であれば毎日食べても大丈夫です。

逆に適度な量のチョコレートの摂取は健康上にもメリットがあるとされているのです。

日本チョコレート・ココア協会は、生活習慣病の改善などの健康効果に関する報告から毎日5〜10gの摂取をおすすめしています。

適度にチョコレートを食べるメリット

上記で適度なチョコレートの摂取はメリットがあるとお伝えしました。

ではどんなメリットがあるのでしょうか?適度なチョコレートの摂取をした際に起こるメリットを紹介します。

気分が良くなる

チョコレートの香りや味などが脳を刺激し、いい気分にしてくれます。

また、チョコレートはで「幸せホルモン」と呼ばれるセトロニンやエンドルフィンを分泌させることが出来ます。

なんと【恋をしたときの気分】になることが出来ると言われています。

血管を広げ、動脈硬化のリスクを下げる

カカオポリフェノールは小腸で吸収されて血管にはいっていきます。

血管に入った時に血管内部に炎症があったときは通常は炎症で血管の幅が細くなってしまうのですが、カカオポリフェノールは炎症を鎮める作用があります。

そのため、血管を広げる効果が期待できるのです。

血管の炎症などで動脈硬化はすすんでしまうと言われていますが、カカオポリフェノールを持続的に取り入れることで血管の炎症を抑えられるので動脈効果のリスクを下げることが出来ます。

咳を抑える

チョコレートには成分の中でテオブロミンというものが含まれています。

このテオブロミンが脳に指令をおくる迷走神経に作用することができるので咳を抑える効果が期待できます。

アルツハイマー予防

チョコレートの摂取により、アルツハイマー型認知症や記憶・学習などの認知機能と関連性が報告されているBDNFが増えることがわかりました。

株式会社 明治 – Meiji

脳の活動を支えている脳細胞である BDNF(Brain-derived neurotrophic factor)があります。

BDNFを増やすために重要とされる栄養分は、年齢が上がるとともに減ってしまいます。

BDNFは、進行性の脳疾患であるアルツハイマー型認知症、記憶や学習などの認知機能との関わりがあり、BDNFがチョコレートの成分”カカオポリフェノール”によって増やすことが出来るのです。

チョコレート依存症チェック

チョコレートは好きだけど、チョコレート依存症なのかな?と不安になってしまいますよね。

そんなときはこの項目に当てはまるか確認して下さい。

  • チョコレートをどこにいくにも常備している
  • 常にチョコレートを食べたくなる
  • チョコ不足になるとイライラする
  • チョコレートが近くにないとストレスを感じる
  • 自宅にチョコレートがないと不安になったり、パニックになったりする
  • チョコレートを購入したいのに売り切れなどで店舗に在庫がないと不安になったり、パニックになったりする

こんな状態になっていたらチョコレート依存症の可能性があります。

チョコレート依存症のチェックが出来るサイトもあるようなので、心配な方は試してみて下さい。

チョコレートがやめられないときの対策

「チョコレートをやめようと思ってもやめられない…」

そんなときは対策を考えましょう。これからいくつか紹介しますので、あなたに合っている方法を見つけて下さいね。

チョコレートの代替品

チョコレートがどうしてもやめられない場合、チョコレートの変わりをつくりましょう。

例えば、チョコレートのかわりにゼリーやヨーグルト、ナッツ、小魚類などを試してみるなど、チョコレートを食べない代わりに別のものを口にします。

そうすることでチョコレートだけに意識がむいていたのが改善される可能性があります。

常にかみ続けられ、満足感が得られるガムもオススメです。

時間を決める、頻度を減らす

チョコレートを食べてもいい時間を決めます。

いままでなんとなく食べていたチョコレートを「1日何回、何時に食べる」と設定することでチョコレートの摂取量を減らします。

慣れてきたら徐々に回数や時間を減らすことで、チョコレートをやめることが出来るかもしれません。

買い置きをしない

家にチョコレートを常備していませんか?

それはやめて下さい。

買い置きをやめることによって、いままで好きに食べていたものが食べられなくなり、結果的にチョコレートの摂取量を減らすことが出来ます。

ながら食べをしない

チョコレートを食べる時に何をしていますか?

テレビを見ながら…スマホを見ながら…など「ながら食べ」をしてしまっていませんか?

ながら食べは、デメリットが多いのです。

  • 食べ過ぎに繋がる
  • 噛む回数が減ってしまう
  • おいしさがわかりづらい

ながら食べをしてしまうと自然と食べる量が増え、チョコレートをやめられない原因にもつながります。

したがって、ながら食べは絶対にやめて下さい。

気分転換

チョコレートを食べたいと思ってしまったら、散歩などの軽い運動などで気分転換するのもおすすめです。

運動だけでなく歯磨きでもなんでも大丈夫です。

とりあえずチョコレート以外のあなたの好きなことをしてみましょう。

チョコレートにだけ意識がむいていたものが別のものに意識が逸れることで、チョコレートの量を減らすことが出来ますよ。

どうしてもやめられない場合のチョコレート

アーモンドチョコがおすすめ

どうしてもチョコレートがやめられない・我慢できない場合は無理し過ぎるとストレスが溜まってしまいます。

そんなときにはアーモンドチョコがおすすめです。

もちろん食べ過ぎてしまうのはカロリーが高いのもあるのでNGですが、アーモンドチョコのアーモンドの食物繊維がチョコレートの糖質の血糖値の急上昇を抑えることが出来るのです。

また、「アーモンドチョコを8週間継続して毎日8粒ずつ食べると、肌のターンオーバーが正常化、肌荒れ状態が良くなる」といった研究報告もあります。

したがって、どうしてもチョコレートが我慢できない場合はアーモンドチョコをおすすめします。

ソイジョイ アーモンド&チョコレートがいい!

SOYJOYチョコレートなら、アーモンドが入っているだけでなく糖質のコントロールや、タンパク質も補給できるので、どうしてもやめられない場合のチョコレートとしてかなりオススメ。

糖質制限者にも好評を得ていますので、ぜひ口コミをチェックしてみてください。

チョコレートがやめられない、止められない原因のまとめ

今回はチョコレートがやめられない原因や危険性等を紹介しました。

チョコレートには様々な理由で依存性があります。

食べ始めたら止まらない!なんてひとも少なくないでしょう。

チョコレートの食べ過ぎは健康に害をもたらしてしまいますが、逆に適度に食べるぶんには全く問題ありません。

逆に毎日チョコレートを適度に食べることで心身の健康にも良いとされています。

チョコレートは適度に付き合うことが出来れば、とてもメリットも多いのです。

だからこそ、とっても美味しいチョコレートを適度に食べて、心も体も健康になりましょう。

毎日食べるなら大容量のものがお得。ただしチョコが買い置きしてある状態になってしまうので、セルフコントロールできる人のみおすすめします。

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