ランチジャー(保温ジャー)は夏でも使える?夏場でも腐らない?

ランチジャー(保温ジャー)は夏でも使える?夏場でも腐らない?

「レジャー施設へ行く等休日に外出をする時」や「平日に学校や会社での昼食」にお弁当を持っていくことがあります。その時に考えるのが夏場の食中毒の不安です。なぜなら、夏の暑さによってお弁当が傷んで食中毒にならないか?と心配します。

そこで、新たなお弁当を入れるものとして開発されたのがランチジャーです。

最近は、プラスチックのお弁当箱ではなく、ランチジャーが主流になりました。

ランチジャーは、魔法瓶の構造をしているため、プラスチックのお弁当箱よりは使いやすいです。

しかし、ランチジャーも使い方によっては、食中毒を起こす可能性があります。

今回の記事は、「ランチジャーは夏場でも使えるのか?」や「安心したランチジャーの使い方はどんなものか?」等を紹介します。

目次

ランチジャー(保温ジャー)の万能性

保温ジャーの種類の中の1つであるランチジャー。「お弁当のご飯」や「お茶やスープ等の温かい飲料」の保温が可能です。

保温だけでなく、魔法瓶の構造を生かして「お茶」や「ジュース」の保冷も可能です。

保温と保冷の両方を兼ねそろえたランチジャーは、どのような万能性があるのか。

保温性と保冷性のそれぞれについて解説していきます。

保温性  

ランチジャーは、炎天下や直射日光が当たる場所等の異常な高温の場所以外で、6時間までは置いていても55度程度に保つことが出来ます。(製品によって多少の違いあり)

会社や学校の建物内で風通しの良い場所であれば、6時間程度置いていても、食品が腐る等の問題はありません。

例えば、朝起きてお弁当を作り6時間後に昼食時間になっても温かいご飯を食べることが可能です。

保冷性

ランチジャーの保冷性の時間は、保温性と同様に6時間放置でも温度を保つことが出来ます。温度は15度程度です。

夏の暑い時期のお茶やジュース等を適した温度で飲むことが出来ます。

炎天下や直射日光が当たる以外の場所に置いておけば、ぬるくはなりません。

6時間以降になれば、保冷性は弱くなりますが急激に温度が下がらないので、ある程度冷たい飲料を飲むことは出来ます。

保温性と保冷性に優れたランチジャーは、一年中安心して使用できます。

夏の昼食にランチジャーを使用しても、会社や学校の日常生活では問題ありません。

ランチジャー(保温ジャー)は夏場だと腐らない?

ランチジャーは、夏場でも使うことが出来ます。

なぜならランチジャーの内部は、食中毒の原因である細菌が増加しやすい条件を満たしていないからです。

食中毒の原因である細菌は、30度から40度が最も増えます。

お弁当のご飯は、熱いままで入れてランチジャーによって保温状態になっていて、温度は80度程度です。

また、おかずは冷ましてから常温で入れているため細菌が増加しやすい温度を満たしていません。

ご飯とおかずの両方で、安全な状態でランチジャーに保存されています。

しかし、学校や会社の建物内で置く状態であることが条件です。

炎天下や直射日光が当たる場所等気温が40度を超す場所では、ランチジャーに食品を入れても腐る可能性があります。

特におかずは、保温の機能がありません。(ランチジャーの保温機能はご飯や飲料のみ)

そのため、高温の場所に放置をするとプラスチックのお弁当箱で入れたのと同じ条件です。

メーカーのタイガーや象印等も「直射日光や炎天下の車内での放置はしないでください」と注意点を記載しています。

ランチジャーは、夏場でも安心して使用できます。しかし、炎天下や直射日光が当たる場所で放置すると腐りますので、置き場所には注意が必要です。

ランチジャーを夏に車内に入れておかなければならない場合はどうする

会社の営業や遠出の休憩時間等で、長時間ランチジャーを車内に置かなければならない時があります。

そんな時は、車内に放置することによりお弁当が腐るのでないか?と心配です。

しかし、対策をすることでお弁当を腐らせないようにすることは出来ます。

その対策を以下の2点で紹介します。

クーラーバック等の熱を遮断するものに入れて保温状態にする

ランチジャーを「クーラーバッグ」や「クーラーボックス」等に入れて温度を一定に保つようにします。

クーラーバッグの値段は、1,000円~3,000円のものが多く買いやすいです。

一方、クーラーボックスは5,000円以上と高めのものが多いですが、断熱性はクーラーバッグよりはあります。

熱を遮断して、お弁当を守るようにしましょう。

助手席の下の足マットへ置く

助手席の下は、直射日光が当たらないため車内の中では、温度は低めです。

クーラーバッグ等を忘れた際は、助手席の下に置きましょう。

リュックサックにお弁当を入れて断熱マットを巻いておくと、熱が入りにくくて効果的です。

より安心してランチジャーを置きたい場合は、常にクーラーバッグ等や遮熱のグッズを車内に備えておきましょう。

夏こそランチジャーを!いろいろな使い方とレシピ

ランチジャーを夏に使用することが可能であることが分かりました。

そこで、おすすめする夏にランチジャーを使用したお弁当のレシピを紹介していきます。

ざるそばまたはざるうどん

夏には冷たいものが食べたいです。そこで、ざるそばまたはざるうどんをランチジャーでも作ることが出来ます。

レシピ

  1. 鍋に1.5リットルの湯を沸かす
  2. 2、3分ほど麺をゆでる
  3. 水気を十分に切ってランチジャーに入れる
  4. つゆはスープジャーに入れる

焼き魚

焼いた魚は傷みにくいです。お弁当の魚は、鮭かサバが直ぐに思い浮かびます。

出来れば塩焼きにすると、塩分の補給にも繋がるためおすすめです。

レシピ

  1. 魚を水道水で洗う(菌が残っているため、しっかりと洗う)
  2. 魚に塩を振って10分程度置く
  3. グリルで強火で5分程度焼いて、裏面も5分程度焼く

唐揚げ

魚と同様に火を通しているので安全です。

唐揚げに塩をかけると、塩分の補給になります。

レシピ

  1. 鶏肉を食べやすい大きさに切る
  2. 片栗粉をまぶす
  3. 170度から180度の油で5分程度揚げる

夏場でも安心して食べられるレシピを紹介しました。

傷みやすい食材でなければ安心してお弁当を食べることが出来ます。(傷みやすい食材については後述)

夏にランチジャーを使うのが心配。そんな時の対策

ランチジャーは、夏場でも使用できることが分かりました。しかし、35度を超える夏場では、心配な気持ちがなくなりません。

しかし、対策をすることによって、食中毒にならないように出来ますので紹介します。

おかずは冷ましてから詰める

ランチジャーのご飯は、保温機能があります。しかし、おかずは保温機能がありません。

そのため、「おかずを温かい内に入れる」か「冷ましてから入れる」か悩みます。

結論は、おかずは冷ましてから入れるのが良い方法です。

なぜなら、温かい内に入れてフタを閉めると、おかずから出る湯気が水滴になります。

その水滴によって、湿気が多くなり細菌が増えやすい環境になるからです。

汁気の多いものは水分をカット

肉じゃがや筑前煮等汁気の多いものは、水を切って入れます。

汁気は、水分であるため細菌を増えやすい条件になるからです。

また、汁気が他の食材に移ると、味の変化や他の食材を腐らせる原因にもなりますので注意しましょう。

おかずの中で傷みやすいものは入れない

おかずを入れる時の注意ですが、中には傷みやすいものがあります。

食中毒にならないようにするために、夏場では入れないようにしましょう。

生野菜

「おかずは仕切りを入れる」の項目でも紹介しましたが、生野菜は表面に菌が付いています。

また、時間と共に水分が出るため食虫時になりやすいです。

主な食べ物は、「レタス」「キュウリ」「キャベツ」等。これらは夏場のお弁当には入れないようにします。

練り物

自宅で保存をする際は冷蔵庫に入れる練り物。そのため、常温で6時間程度置いておくと傷みやすいです。

主な食べ物は、「かまぼこ」「ちくわ」等。

ポテトサラダ等のサラダ類

野菜を入れるのは、生野菜だけでなくポテトサラダ等、サラダにしても傷みやすいです。

なぜなら、水分が多く含まれています。また、サラダにかけるマヨネーズは卵が含まれているため、傷みやすいです。

主な食べ物は、「スパゲティサラダ」「ポテトサラダ」等

保冷剤を入れる

ランチジャーに保冷剤を置きます。おかずは常温のため保冷剤を置くと、ランチジャーの温度が上昇しないため、菌が増えやすい条件にはなりません。

冷気は、上から下へと流れます。そのため、保冷材はランチジャーの上に置くと良いです。

ご飯の上に梅干しを置く

梅干しは、クエン酸等の有機酸の成分が含まれています。そのため、殺菌には効果的です。

梅干しを置くときの注意点は、梅干し1個を真ん中に入れないことです。

殺菌効果は、梅干しの半径1cm程度しか効果がありません。

効果的な入れ方は、梅干しをちぎって(素手ではなくラップでちぎる)ご飯の上に均等に乗せましょう。それにより、全体に殺菌作用が働きます。

食品を手で触らない

おかずを弁当箱に入れる際やおにぎりを握る際に素手で食品を触ることがあります。

それをすると、手の菌が食品に移って食中毒の可能性が高まるため危険です。

おかずを弁当箱に入れる時は、消毒した箸を使い、おにぎりを握るときはラップまたはビニールの手袋を使いましょう。

ランチジャーの使用後は必ず消毒と除菌をする

使用後のランチジャーは、汚れが溜まっています。そのため、家に帰ったら消毒や除菌をすることが重要です。

特にフタの部分は汚れが多く丁寧に洗う必要があります。

また、熱湯消毒が出来るランチジャーは、安全に食べられるように熱湯消毒もしましょう。

お酢を入れて殺菌

お酢は殺菌作用があります。夏の食中毒の原因になる細菌に対しても効果的です。

米3合に対して小さじ1杯のお酢を入れるのみですので、ご飯の味に影響はしないです。

また、お酢はご飯を炊くときとお弁当に詰める時のどちらでも構いません。

お弁当に詰める時は、量に注意しましょう。お酢を入れすぎると味が気になります。

まな板は弁当用を使用

お弁当の食材を切るときは、普段使用しているまな板とは別のまな板を使用します。

なぜなら、生野菜や果物等は表面に菌が付いているからです。

菌が付いたまな板を使用しておかずを切ると、おかずに菌が付いて腐りやすくなります。

そのため、別のまな板を使うと良いです。簡易的なまな板は、数百円で売っているため手軽に買うことが出来ます。

おかずは仕切りを入れる

食品同士は、接していると傷みやすいです。

例えば、生野菜や果物は表面に菌が付いています。

その菌と接しないように、仕切りで接しないようにすることが大切です。

お弁当の仕切りは、数百円程度ですので購入して使用しましょう。

火を通して冷ましてから食べ物を入れる

お弁当を作るのが面倒と考え、おかずに前日の残り物を入れることがあります。

その場合は、火を通してからランチジャーに入れましょう。

なぜなら、前日の夜から当日の朝までに食品に菌が増えているからです。

火を通すことによって、菌を減少させてランチジャーに入れましょう。

この時に注意するのは、おかずは冷ましてから入れます。なぜなら、ランチジャーのおかずは、保温機能がありません。そのため、温かいおかずを入れると、おかずの湯気によって水分が増えて菌が増加しやすい条件になるからです。

夏にランチジャーを正しく使うために

夏場にお弁当を学校や会社等に持っていくことは、食材が傷んで食中毒にならないか不安です。しかし、魔法瓶の構造をしているランチジャーは、夏でも使用することが出来ます。

しかし、使い方を誤るとプラスチックのお弁当箱同様に食中毒になるので要注意です。

夏場は、食中毒のリスクは高いですが、前述の対策をしっかりと実行することによって、安全で安心してお弁当を食べることが出来ます。


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