インスタントコーヒーが固まる原因と戻す方法!固まったらどうなる?

インスタントコーヒーが固まる原因と戻す方法!固まったらどうなる?

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インスタントコーヒーが固まってイライラしてしまった経験はありませんか?

お仕事中や休憩のとき、ご飯のあとのティータイムなどインスタントコーヒーを飲みたい!と思うことは多いですよね。

そんな時にインスタントコーヒーが固まっていると「早く飲みたいのに…」と思ってしまいます。

固まったインスタントコーヒーを飲もうと試しに砕こうとしてもなかなか砕けない。
固まったインスタントコーヒーは意外と硬いんですよね。

どうして、もともとサラサラだったインスタントコーヒーがあんなに硬く固まってしまうのでしょう。

目次

インスタントコーヒーが固まる原因

答えは【湿気】です。

思い返してみるとインスタントコーヒーが固まってしまうのは冬よりも夏場が多い気がしませんか?

夏場は温度が高く湿度もとても高いのでインスタントコーヒーが固まる確率がどの季節よりも高いのです。

そしてそのインスタントコーヒーをなんとかして飲もうと思っても「どうしたらいいかわからない」という方は多いのではないでしょうか。

また「一度固まったインスタントコーヒーは飲めるの?」と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。

今回はそんな疑問を解決できるように、インスタントコーヒーの保存方法やサラサラに戻す方法、固まらない方法など色々紹介していきますので是非最後までご覧ください。

先ほどもお話ししましたが、インスタントコーヒーが固まってしまう原因は【湿気】です。

インスタントコーヒーは湿気を吸ってしまうと固まってしまうので、固まりにくくするためにはインスタントコーヒーを出来るだけ空気中の湿気に触れさせないようにする工夫が必要です。

インスタントコーヒーが固まらないようにする方法

瓶のインスタントコーヒーの縁の紙は取らない

瓶のインスタントコーヒーには瓶を開けた時に、内蓋に紙で蓋がしてある場合が多いと思います。

みなさんこの紙を綺麗にはがしてしまっていませんか?

実はこの紙には重要な役割があるので、全て剥がしてしまわず瓶のふちの部分だけは残しておく方がいいんです。

なぜかというと、インスタントコーヒーは湿気はNGなので、湿気が入らないようにはがさなければいけないのです。

そのために気を付けなければいけないのは[ビンの縁をできるだけ平らにする]ということ。

「それなら全て綺麗にはがしてしまった方がいいのでは?」と思われるかもしれませんが、その内蓋の紙をはがしたあとのノリなども綺麗にはがせていますか?

ノリが表面に出ている状態はガタガタ、「ビンの縁をできるだけ平らにする」条件を満たしていません。したがって空気が入りやすくなっています。

一方で縁をビリビリにしなければ、糊の部分は包装で表面が覆われているため、平らな状態です。
「ビンの縁をできるだけ平らにする」条件を満たしているので空気が入りにくいのです。

ノリまで全て綺麗にはがすのは不可能ではないですが大変ですよね。

だから瓶のふちだけは残してはがすのがおすすめです。

もしくは内蓋をはがすのではなく、インスタントコーヒーをすくうときのスプーンが通るくらいの穴を開けておくだけでも大丈夫です。

密閉性の高い容器に保存

袋に入ったインスタントコーヒーや詰め替え用などを購入されている場合は袋のまま保存するのではなく、密閉性の高い容器に移し替えることをおすすめします。

密閉性の高いジップロックなどの袋でも大丈夫です。

一手間かかるので少し面倒臭いと感じてしまうかもしれませんが、たったそれだけでインスタントコーヒーが固まることが大幅に減ります。

しかしジップロックだと開けたり閉めたりするのが少し面倒。
その場合は空気を遮断する容器にインスタントコーヒーを入れ替えるのがおすすめです!

空気を遮断する容器は通販で安く購入する事が可能です。

この空気を遮断する容器にインスタントコーヒーを入れ替えておくことで固まらずに、さらにより新鮮に保つことが可能なので、空気遮断容器に入れておくことはとてもおすすめです。

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乾燥剤を入れておく

インスタントコーヒーのなかに乾燥剤を入れておく方法もあります。

100均でも食品に使える乾燥剤が手に入りますし、通販では大量に安く、お得に乾燥材を購入することが可能です。

乾燥剤を入れておくのも手軽ですが、乾燥剤を入れるよりも空気を遮断する容器にインスタントコーヒーを入れておく方がコスパが高いといえます。

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珪藻土で乾燥

そのほかには珪藻土スプーンや珪藻土ブロックなどの湿度の調節が出来るアイテムもおすすめです。

珪藻土は上記で紹介した乾燥剤とは違い、天日干しで乾燥させれば繰り返し使えるのでコスパは非常に良いです。

ちなみに珪藻土ブロックの効果はすごく、湿気たインスタントコーヒーの中に入れておいたら見事復活していました。
筆者の実話です。
湿気た後に入れても効果があったのですから、湿気る前に入れておけばもう安心ですね。

安心のSoil製珪藻土

珪藻土のスプーンであればインスタントコーヒーを飲む時にもそのままスプーンとして使用することができるのでとても便利ですね。

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インスタントコーヒーを保存する場所

インスタントコーヒーは高温多湿を避け、冷暗所で保存しましょう。

一ヶ月程度で飲みきることが出来る場合は常温で保存して下さい。

「それなら冷蔵庫や冷凍庫で保存した方がいいんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、一ヶ月程度で飲みきるのであれば冷蔵庫より常温の方が保存に適しているのです。

なぜなら冷蔵庫や冷凍庫でのインスタントコーヒーの保存は、出し入れの時に冷蔵庫や冷蔵庫と室温との温度差でインスタントコーヒーの入れ物の内部に水滴がついてしまい、コーヒーが湿気を吸ってしまい固まってしまうという原因になるからです。

しかし冷蔵庫や冷凍庫で保存をした方がいい場合もあります。

  • 夏などで温度や湿度が高くなってしまう場合
  • 開封したインスタントコーヒーを飲みきるまで一ヶ月を大幅にすぎてしまう場合

上記の場合は冷蔵庫・冷凍庫から取り出しインスタントコーヒーを使用した後は必ずすぐにフタなどをして、冷蔵庫・冷凍庫にしまい直すようにして下さい。

固まったインスタントコーヒーをサラサラに戻す方法

固まったインスタントコーヒーをサラサラに直す方法はいくつかあります。

固まったインスタントコーヒーが入った瓶を振る

固まったインスタントコーヒーが入った瓶を振って戻す

インスタントコーヒーが固まってすぐの場合は、保存している瓶を振るだけでサラサラに戻ることがあります。

一番手軽に出来ますが固まって時間が立ってしまうと効果は期待できません。

その場合は下記にご紹介する方法を試してみて下さい。

電子レンジにかける

固まったインスタントコーヒーを電子レンジにかけて戻す

固まってしまったインスタントコーヒーをお皿に置き、サランラップはかけずに30秒程度加熱して下さい。

固まった量によっても温める時間は変わってきますから、様子を見ながら必要であれば再加熱をしてみて下さい。

たったこれだけでサラサラに戻ります。

これは加熱することにより湿気を飛ばすことによって、くっついてしまった部分が離れるからです。

加熱しすぎてしまうと、インスタントコーヒー自体が溶けてドロドロになってしまうこともあるので注意して下さい。

冷蔵庫で湿気を飛ばす

固まったインスタントコーヒーを冷蔵庫に入れて戻す

常温で固まってしまった場合、インスタントコーヒーを保存している容器のまま一晩冷蔵庫に入れてみて下さい。

冷蔵庫の中は温度が低く、さらに湿度も低いので、常温で固まってしまったインスタントコーヒーはサラサラに戻ります。

冷蔵庫にインスタントコーヒーを保管した場合は温度の変動をふせぐため、なるべく開け閉めは控えるようにして下さい。

しかしこの方法は、さきほど言ったように冷蔵庫から出してしまうと温度差が生じ水滴が発生し再び固まってしまうので、一度冷蔵庫に入れたらずっとそのまま保存しておく最後の手段として行う方が良いです。

シリカゲル乾燥剤を入れる

固まったインスタントコーヒーにシリカゲルを入れて戻す

シリカゲル乾燥剤とは、とても強力な乾燥剤として食品や薬品などの乾燥保管などに使われているものです。

インスタントコーヒーの瓶や保存容器に乾燥剤を入れて下さい。

そうすることによって湿度がどんどん下がっていき、インスタントコーヒーをサラサラに戻します。

固まったインスタントコーヒーをサラサラに戻す方法としては一番この方法が効果がありました。

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パスタやマカロニなどの乾麺をいれる

「乾燥剤は持っていない、買いに行く時間もない」という方にはこちらがおすすめです。

ご自宅にあるパスタやマカロニなどの乾麺でも代用できます。

パスタやマカロニが湿気を吸ってくれるので、インスタントコーヒーをサラサラにしてくれます。

あくまでも代用としての使い方をしてください。

湿気って固まったインスタントコーヒーの味

固まってしまったインスタントコーヒーをサラサラに戻すことは出来ましたが、味は変わります。

変わるというと語弊があるかもしれませんが、固まってしまった時点で風味や質はどうしても落ちてしまいます。

風味や質が落ちてしまうと同時に、固まったままコーヒーにしようとすると分量が分からず濃くなりすぎたりしてしまうようです。

サラサラにしてから分量通りに計量して飲んだとしても固まる前と比べると飲めないレベルではありませんが、やっぱりおいしくはありません。

「一度固まってしまったインスタントコーヒーは本当に飲んでも大丈夫なの?」と疑問に思いますよね。

これはメーカーによって[飲んでも大丈夫]というところと[絶対に飲まないで下さい]というところがあるのでご自宅にあるインスタントコーヒーのメーカーのホームページなどで確認してみて下さい。

固まったインスタントコーヒーの問題点

カビは生える?

インスタントコーヒーをあけたあと、湿気を吸収して固まってしまい、白いものができることがあります。

この白いものをカビだと思われる方がいますが、結論から言えばカビではありません。

インスタントコーヒーは水分量が極端に少なく乾燥状態になっているので、基本的にはカビが生えることや腐ることは無いのです。
ご存知の通りカビは湿度が多い部分に発生しますから。

では、インスタントコーヒーに現れる白いカビのように見えるものはなんでしょうか?

それはインスタントコーヒーに含まれるカフェインが結晶となって表面に出てくるときに白色に変化したものです。
参考:UCC

そして湿気を含むと白色ではなくどんどん黒色に変化していきます。

賞味期限はどうなる?

インスタントコーヒーは未開封のものであれば賞味期限はメーカーによって1〜3年とされていることが多いですが、これはあくまで未開封の場合です。

開封されているものは1ヶ月程度で消化することを推奨しているメーカーが多いようです。

したがって開封済みであり、なおかつ一度固まってしまったインスタントコーヒーを飲む場合は出来る限り早く飲みきることをおすすめします。

根本的には[賞味期限]は[そのものをおいしく食べることが出来る期限」のことです。

したがって、”賞味”期限を過ぎてしまってもそのものはすぐ食べられなくなるわけではなく、味の保証は出来ませんが食べることは可能とされています。

ちなみに[消費期限]は「腐ったりせずに品質が劣化しないとされる期限」のことになります。

インスタントコーヒーとはあまり関係ありませんが[賞味期限]と[消費期限]は覚えておくと便利です。

固まったインスタントコーヒーの捨て方

固まってしまったインスタントコーヒを「もういいや」と捨てる場合は、固まったインスタントコーヒーごと容器から中身が取り出せることが出来るようであれば取り出してそのまま可燃ゴミに捨てて下さい。

空になった瓶は不燃ゴミに出して下さい。

もし固まったインスタントコーヒーが瓶などの容器から取り出すことが出来ない場合は、お湯を瓶のなかにそそいで溶かしてしまうことで簡単に捨てることが出来ますよ。

固まったインスタントコーヒーを使ったアレンジレシピ

固まったインスタントコーヒーをサラサラに戻してもそのまま飲むのはちょっと…と思われる方もいらっしゃいますよね。

そんなときは直接飲む以外の方法で活用してみて下さい。
活用出来るアレンジレシピを紹介致しますので参考にしてみて下さい。

カレーの隠し味

固まったインスタントコーヒーをカレーの隠し味に

これはレシピというほどではありませんが、一番おすすめの活用法です。

カレーの隠し味としてインスタントコーヒーをいれるだけです。

いつものカレーによりコクや深みが出て、とってもおいしくなりますよ。

  1. いつも通りの手順でカレーを作ります
  2. カレーのルーを入れて、カレーのルーがしっかりと溶け切った後のタイミングでおおよそ小さじ1杯程度のインスタントコーヒーを入れます
  3. あとはグツグツ煮込むだけです。

小さじ1杯というのはあくまでも目安になりますので、味見をしてみてお好みの分量まで調整して下さい。

たったこれだけでいつもと一味違ったカレーが楽しめます。

ただしインスタントコーヒーを入れすぎてしまうと、焦げたような味になってしまうので注意して下さいね。

コーヒーゼリー

固まったインスタントコーヒーはコーヒーゼリーで再利用

少し作る手間はかかりますがとても美味しいのでおやつやデザートにいかがでしょうか。

材料(大体2個くらい)

  • インスタントコーヒー大さじ2
  • お湯500cc
  • 砂糖大さじ2、粉ゼラチン10g
  • 水大さじ2
  • 生クリーム(お好みで)
STEP
水を用意

ボウルに大さじ2の水を入れておき、粉ゼラチンを振り入れてふやかします

STEP
作る

お湯を鍋で沸かします。沸騰したら完全に火を止めて下さい。その中にインスタントコーヒーコーヒー、砂糖、①で用意したふやかした粉ゼラチンをいれて、よく溶すようにします。

STEP
冷蔵庫で冷やす

カップに②で作ったものを容器に流し入れ、あら熱が取れるまで待ちます。あら熱がとれたら冷蔵庫冷やします。大体3時間程度で固まります。冷蔵庫を見て確認してみて下さい。

STEP
完成

コーヒーゼリーが固まったら完成です。お好みで生クリームをかけて召し上がって下さい。

思ったよりも簡単にコーヒーゼリーをつくることが出来ました。

甘いのもが得意ではないかたは生クリームでなくコーヒーフレッシュを使用してもおいしいですよ。

インスタントコーヒーを固まらせないようにする方法まとめ

インスタントコーヒーを開封する時に縁の紙を取らない

縁を平らにすることでぴったりとし、空気の侵入を防げるためです。

しかしこれだけではコーヒーが固まってしまう事もあるので、以下の方法を実践することがおすすめ。

珪藻土スプーン(ブロック)を入れておく

乾燥剤の代わりとして、湿気を吸ってくれる珪藻土を入れておくことで固まらせないようにすることができます。

珪藻土は乾かせば何度も使えるのでとてもコスパが高いです。

湿気を吸ってくれればインスタントコーヒーは固まりませんし、もし固まっていてもインスタントコーヒーがサラサラに戻ることもあります。

珪藻土ブロック

珪藻土のスプーンであればインスタントコーヒーを飲む時にもそのままスプーンとして使用することができるのでとても便利ですね。

珪藻土スプーン

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空気を遮断する容器に移し替える

購入時のコーヒーの容器だけでは空気を遮断できないため湿気て固まってしまいます。

ですから、そもそも湿気らないように空気を遮断できるよう気に移し替えておくのがベストです。

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そこに珪藻土スプーンなどを入れておけばインスタントコーヒーを固まらせないようにするのは完璧ですね。

インスタントコーヒーの開封後はしっかりと保存しよう

インスタントコーヒーは、とても便利で美味しいですよね。
しかし保存方法などによって固まってしまうことがあります。

サラサラに戻すことは出来ても、風味や味まで戻すことは出来ません。

だからこそ最後まで美味しく飲むためにインスタントコーヒーの開封後は適した方法でしっかりと保存をしましょう。

そしてインスタントコーヒーは開封したら1ヶ月を目安に飲み切るように心がけましょう。

しかしインスタントコーヒーは開封すると、気をつけていても固まってしまうこともありますよね。

そのときはサラサラの状態に戻し、飲む以外のアレンジレシピも試してみて下さいね。

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