ひっつき虫(くっつき虫)の取り方と種類!やってはいけない方法とは

ひっつき虫(くっつき虫)の取り方と種類!やってはいけない方法とは

お散歩で草むらを歩くのは気持ちいいですよね。あとは一生懸命除草をしている方もいらっしゃるかと思います。

そんなときにいつの間にか服に付くひっつき虫(引っ付き虫)。

ひっつき虫の近くを歩いた覚えもないのに気づかぬうちにくっついているんですよね。

わたしはよく子供とお散歩をするので、走り回る子供の服にはびっくりするくらい大量にひっつき虫がくっついています。
あとは犬の散歩のときは犬の毛にも大量にくっつき虫が…。

簡単にこの厄介なひっつき虫を取れる方法があれば知りたいですよね。

今回は

  • ひっつき虫の種類
  • 衣服や犬の毛についてしまったときのひっつき虫の取り方
  • ひっつき虫の予防方法

などを紹介致します。

もしひっつき虫にお困りの方は参考にしてみて下さい。

目次

ひっつき虫の正体はオナモミ

みなさんご存知の通りひっつき虫はくっつき虫とも呼ばれていますが、本当の虫ではなく植物です。

このひっつき虫、わたしの地域ではオナモミがよく見られたのですが「バカ」と呼ばれていました。

「くっつきボンボン」などと呼ぶ地域もあるそうですが、みなさんの地域ではなんと呼ばれていましたか?

ひっつき虫は1種類ではない

ひっつき虫(引っ付き虫)がなぜくっついてしまうのか疑問に思ったことはありませんか?

ひっつき虫は、私たち人間や動物とは違い、その場所を移動することが出来ません。

植物は多くの子孫をなるべく多くの場所で残せるように、綿毛などのように風に飛ばしてもらったり、ベリーなどのように実を動物たちに食べてもらうことで種を運んでもらうなどの工夫をしています。

そして今回のお話しの「ひっつき虫」は私たち人間の洋服や動物たちにくっつき、種子を運ばせます。

種子を運ばることによって、動くことの出来ないひっつき虫はより多くの場所で子孫を残すことができるのです。

ひっつき虫と呼ばれている植物の数は1つではありません。

そのひっつき虫のくっつき方にはおおまかに分けて3種類あります。

【かぎ爪】【トゲトゲ】【粘着液】

これからその3種類それぞれの植物を紹介します。

ひっつき虫の種類

かぎ爪

【オナモミ】

キク科オナモミ属の一年草です。

野原や河川敷、道端などによく見られます。

オナモミの高さはおおよそ50~100cm程度で茎に毛がはえています。

ひっつき虫とよばれる実の部分は、小さな楕円の形。

じつはこのオナモミは絶滅危惧種として環境省から指定されているんです。

確かに昔に比べてあまり少なくなったような気がしますよね。

【アレチヌスビトハギ】

マメ科ヌスビトハギ属の北アメリカ原産のわりと最近になって入ってきた帰化植物です。

道端や荒れ地でも見ることが可能で、高さはおおよそ50~100cm程度あります。

あの厄介なくっつき虫とは思えないくらい、とってもかわいいピンクの花を咲かせるんです。

そして小さな三角形の種がおおよそ3~5個位並びます。

実の表面にはほそい毛が隙間なく生えていて、毛の先がカギ型になっているのが特徴。

「ヌスビトハギ」という名前は、ヌスビトハギの実が繋がっていて、そのカタチが”盗人が忍び足で歩いた足跡に似ている”という理由で「ヌスビトハギ」と呼ばれるようになったそうです。

この由来は発想がとてもおもしろいですよね。

トゲトゲ

【タウコギ】

キク科センダングサ属の田んぼやあぜ道など湿ったところを好む一年草です。

高さはおおよそ30〜100cmで茎に毛は生えていません。

タウコギは黄色い花をつけます。

しかしこれは花びらはないのが特徴で、その頭花の付け根部分につぼみをつつむ葉が5~6枚。

そして、ひっつき虫の特徴のトゲトゲが2本つきます。

【アメリカセンダングサ】

キク科センダングサ属の田んぼやあぜ道など湿ったところを好む一年草です。

高さはおおよそ50~150cm程度で、北アメリカ原産の帰化植物であり、茎がムラサキ色になるという特徴を持ちます。

アメリカセンダングサは、雑草の中でかなり生命力がある植物だそうです。

そして上で紹介したタウコギと似ていて、タウコギよりも高さがあることから別名「セイタカタウコギ」と呼ばれています。

【イノコヅチ】

ヒユ科イノコヅチ属の多年草で、あまり日が当たらない場所に見られます。

高さは100cm程度です。

イノコヅチは、茎の節がふくらんでいるのでイノコの膝を連想し、さらにこれを槌に見立てたことが由来です。

まばらに小さな緑色の花を下向きにつけます。

イノコズチのたねが服などにくっつきやすいがひっつき虫と呼ばれるきっかけになりました。

茎は節が固く、四角形。

その茎の節は赤く色がつくこともあります。

粘着

【メナモミ】

キク科メナモミ属の雑木林などにある一年草です。

高さはおおよそ60〜120cm程度。

メナモミの茎の上の部分には白い毛がはえています。

開花の時点で花の周りの総苞片がネバネバしていて、花が枯れた後も開花の時点であったネバネバが残ります。

中国などでは全草を薬にすることもあるそうです。

【ヤブタバコ】

キク科ガンクビソウ属の越年草で、雑木林やその道端などによく見られます。

高さはおおよそ50cm程度のものが多いです。

和名では”藪煙草”

この由来は藪によく生えており、葉がタバコの葉に似ているというところからきています。

見た目にも特徴があり、高さ50cmの真っ直ぐな茎から傘の骨のように横に枝を長く伸ばして、多くの葉と花をつけます。

果実期になると全体的にネバネバが見られるようになるでしょう。

服についたひっつき虫の取り方

掃除機も洗濯機もやってはいけない

ひっつき虫(引っ付き虫)を掃除機で吸ってみたことがある方は多いと思います。

掃除機で吸っても全然取れないんですよね。

そして面倒臭くなってしまってそのまま洗濯機に…なんてしたことはありませんか?

洗濯機はやってしまったことがありますが、絶対にやめて下さい。

これは他の服などにくっついてしまい、もっと被害が広がってしまい大変なことになってしまいます。

では、どうやったら上手くひっつき虫が取れるのでしょうか。

これからひっつき虫を簡単に取る方法をいくつか紹介します。

面白いくらい、すんなり取れるのでひっつき虫を取るのが楽しくなってしまうかもしれません。

軍手

使った後はそのまま捨てることが出来るので、捨てる前のいらない軍手で作業することをおすすめします。

軍手はホームセンターや百均などで安く手に入れることが可能です。

軍手をはめて服についているひっつ虫のある部分をなでるだけ。

こうすることで簡単にひっつき虫が服から軍手に移ります。

あとはそのひっつき虫がくっついている軍手を捨ててしまえばOKです。

ウエットティッシュ

軍手は家にないという方もいらっしゃいますよね。

その場合はウエットティッシュを使って下さい。

お子様がいらっしゃる方は日常的に持ち歩いている方も多いと思います。

ウエットティッシュでくっつき虫の部分を拭き取るだけです。

軍手と同じように面白いくらいひっつき虫がウエットティッシュにくっついてくるんです。

上で紹介したトゲトゲ系はウエットティッシュだと薄いので手に当たってしまいトゲトゲが刺さって痛いことがあるので注意して下さい。

ペットボトル

どのご家庭にもあるペットボトル。

このペットボトルの側面にカッターなどで長さ10cm幅3cm程度の長方形の形に切り取って下さい。

その切り取った部分でひっつき虫を取るように上から下へ動かすと、ひっつき虫が穴の中に入ります。

穴に入ったひっつき虫を捨てれば、またひっつき虫を取るときに使えるのでコスパがいいです。

スポンジ

ご自宅にある食器洗い用のスポンジを用意して下さい。

一般的な食器洗い用のスポンジの目の粗い方でひっつき虫の部分をこするとスポンジにくっつきます。

下に落ちることあるので屋外で試すことをおすすめします。

目の荒い部分で強めにこすってしまうと服が傷んでしまう可能性があるので気をつけて下さいね。

天日干しで乾燥

ネバネバしている粘着系のひっつき虫に効果的です。

ひっつき虫のついてしまっている服を日の当たる場所に干してひっつき虫を乾燥させてしまいましょう。

天日干しで乾燥させた後はパッパと手ではらうだけで簡単にひっつき虫は落ちていきます。

予めできるひっつき虫対策

一番手っ取り早いのは「ひっつき虫がありそうなところにはいかない」ということですが、現実的には難しいと思います。

特に子供は、なぜかくっつき虫がいそうなところが大好きなんですよね。

その場合はひっつき虫がくっつきにくい服の素材にしていただくことが最も効果的なひっつき虫対策だと思います。

ひっつき虫は細かい繊維にくっつきやすいので、ナイロン生地やレザー素材の服がおすすめです。

服がつるつるしているだけでひっつき虫はくっつきませんので是非試してみて下さい。

犬にひっつき虫が付いたときの取り方

ペットの毛についてしまうとなかなかじっとしてくれない上に、ひっつき虫をとるために引っ張ると痛くないかな?と心配になってしまうんですよね。

また、ペットの犬にひっつき虫がついてしまうとひっつき虫が犬の細い毛にからんでしまっているので、1つ1つ取るのにとても手間がかかってしまいます。

その度にシャンプーをしてあげるのもいいですが、毎日お散歩するたびにシャンプーをするのは大変ですよね。

またシャンプーが嫌いな犬だとなかなか難しいものがあります。

そんなときは「先端に玉が付いたスリッカーブラシ」を使って下さい。

本来は毛のもつれを直したり、毛玉を取るのに利用するアイテムです。

いつも通りに梳かしてあげるだけでひっつき虫がみんな移動してくれます。

これだと大切なペットも痛がることなくひっつき虫を取ることが出来るのでおすすめです。

ひっつき虫の取り方まとめ

いかがでしたでしょうか、今回はひっつき虫について様々なことを紹介しました。

ひっつき虫は子供の頃はくっつくのが楽しくてよく遊んでいましたが、大人になってみると少し困った存在ですよね。

しかし今回ひっつき虫の取り方も紹介させていただきました。

ひっつき虫にお困りの方は是非試してみて下さい。

子供の服にひっつき虫がついていても、大切なペットにひっつき虫がついていても取ることにイライラすることもなくなり心に余裕ができます。

ひっつき虫には今回紹介した以外にもたくさんの種類があります。

もしいつもと違うひっつき虫を見つけたら調べてみるのも楽しいですよ。

あなたの毎日がもっと楽しいものになりますように。

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