ドライヤーの掃除方法は定期的に手入れしなければなりません。
髪の毛のつまり、ホコリのつまりなどで本来のドライヤーの効果を発揮できなくなるからです。
この記事ではドライヤーのフィルターのほこりの手入れについて解説していきます。
ドライヤーを掃除しなければならない理由
ドライヤーを掃除しなければならないをご存知ですか?
大まかに分けて3つの理由があります。
風量の減少
ドライヤーを使用しているときに[調子が悪いな〕[風量が弱くなったな〕と感じたことはありませんか?
フィルターにほこりや髪の毛が詰まってしまったことにより、空気が取り込むことが出来ないので風量が弱まってしまっているからなのです。
火災の原因になる
ドライヤーの途中で焦げ臭い匂いがしたことがありますか?
フィルター、吸込口や吹出口にたまったほこりなどが燃えたり焦げたことによって焦げ臭い匂いがした可能性が高いです。
これが原因で火災に発展してしまう可能性があり、とても危険です。
故障の原因になる
上を見ていただければ分かるように、ほこりや髪の毛などが詰まってしまうと様々なトラブルが起きてしまいます。
そのトラブルが原因でドライヤーが故障してしまうとドライヤーの使用ができなくなってしまいます。
実はドライヤーの故障の原因の多くはドライヤーの掃除をしなかったことなのです。
寿命より長く、大切に使うためにはドライヤーの掃除は不可欠です。
これからあなたの大切なドライヤーを綺麗にするための掃除方法をご紹介いたします。
ドライヤーの掃除方法
これから紹介する掃除方法はメーカーによって異なることがありますので、上手く出来なかったり心配な場合は取扱説明書やメーカーホームページなどで確認することをおすすめします。
ではさっそく作業をしていきましょう!
まずはフィルターや送風口を外せるところは外してください。
次からそれぞれのお掃除方法の紹介です。
掃除機で
掃除機でのドライヤーの掃除は、汚れが少ない場合や、あまりほこりがない場合などにおすすめです。
ほこりが焦げてしまったり、火傷・感電などの危険があるので必ずコンセントを抜いた状態で行って下さい。
可能であればハンディタイプの掃除機やノズル部分を細いものにするとお掃除がしやすいですよ。
あとは簡単です。
綺麗になりましたか?
「あまり綺麗にならなかったよ」というかたは以下の手順を試してみて下さい。
指で
指でほこりを取る方法は、ドライヤーだけあれば作業可能です。
他に準備するものがないとお手軽に出来て嬉しいですね。
まずドライヤーを冷風モード(なければ送風モード)でスイッチを入れます。
この時温風にしてしまうと火傷や焦げの原因となり大変危険ですので注意して下さい。
その冷風の状態のまま網の上で、ほこりの上に指を乗せ円を書くようになぞります。
この時ほこりが飛んでくることがありますが、指で作業したとは思えないほどドライヤーが綺麗になりますよ。
綿棒で
「指で作業するのはちょっと嫌…」と思っている方には綿棒でのお掃除がおすすめです!
綿棒でのお掃除で一番のポイントは軽く湿らせることです。
網の上で、ほこりの上に湿らせた綿棒を乗せ円を書くようになぞります。
綿棒を湿らすことでほこりがくっつきやすくなり取りやすくなるのです。
歯ブラシで
歯ブラシの場合も綿棒と同様に、少し湿らせると作業しやすいです。
ほこりがさらに焦げてしまったり、火傷・感電などの危険があるのでコンセントを抜いた状態で作業を行って下さい。
こちらも指・綿棒と同様に円を書くようにくるくるとします。
みるみるうちに綺麗になっていきます。
ただし、もったいないからといって長く使い続けていると、故障により火災になる可能性もあります。
ある程度消耗品という認識を持っておいたほうが良いです。
また、定期的なメンテナンスを怠っている場合、汚れが深層部にまで達していまいかなり手入れが難しくなってしまいます。
その場合は、今回の掃除はあきらめ、次回からの勉強代として新しくドライヤーを買い替える方が良いかもしれません。
吸い込み口(フィルター)が外せないドライヤーの掃除方法
「うちのドライヤーは分解出来ないんだけど…」というかたも少なくないのではないでしょうか。
手に入れやすい価格帯のドライヤーはフィルターが外せないタイプが多いです。
吸い込み口(フィルター)が外せないタイプのドライヤーは、吹き出し口、吸い込み口についたほこりを丁寧に掃除してあげましょう。
むしろこれしか方法がありません、
こちらの作業もほこりがさらに焦げてしまったり、火傷・感電などの危険があるのでコンセントを抜いた状態で作業を行って下さい。
使用するアイテムは歯ブラシがおすすめです。
こちらも上で紹介した歯ブラシでのお掃除と同様に、円を書くようにくるくると掃除します。
構造上これ以上は掃除が出来ないのでこれでOKです。
カールドライヤー(くるくるドライヤー)
くし(ブラシ)がついているタイプのドライヤーをお持ちの方。
髪の毛のセットがしやすく便利ですが、ほこりや髪の毛、ワックスなどの整髪料で汚れてしまうとなかなかお手入れが大変ですよね。
私も以前、爪楊枝や綿棒などでこそげ落とすように地道に掃除していましたが、意外と簡単に掃除をする方法があります。
その方法を伝授いたします。
カールドライヤーの掃除方法
2STEPありますがとっても綺麗になりますので是非試してみてください。
①吹出口やフィルターのお掃除(使用するものおすすめ:歯ブラシ)
- 吹出口やフィルターのお掃除
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こちらは上でご案内した手順と同様にブラシの部分やフィルター部分など外せるところは外しておきます。
そしてほこりがさらに焦げてしまったり、火傷・感電などの危険があるためコンセントは抜いておいてください。
あとは吹出口やフィルターを軽く湿らせた歯ブラシで擦ってほこりなどの汚れを取り除きます。
- ブラシ部分のお手入れ(用意するもの:洗面器、お使いのシャンプー、ぬるま湯、爪楊枝)
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まずはじめにブラシについた髪の毛などとりやすいものは爪楊枝などで取ってからの作業をおすすめします。
洗面器にぬるま湯を張り、お使いのシャンプーを1〜2プッシュ程度入れ馴染ませておきます。
その中に取り外して置いたブラシを入れ20〜30分ほどつけ置きします。
時間がたったらブラシ部分を洗面器から取り出し、汚れている部分を歯ブラシで擦ります。
すると頑固な汚れが簡単に剥がれていきます。
乾燥せずに本体に取り付けてしまうと、故障の原因にもなりますので注意して下さい。
こちらの作業はシャンプーではなくオキシクリーンでも綺麗に出来るようなのでお好みで試してみて下さいね。
ドライヤーコードの収納方法
ドライヤーを使い終わった後にコードが邪魔だからといって、ドライヤー本体にくるくると巻き付けてたり束ねて結んだりして収納していませんか?
それはNGです。絶対にやめて下さい。
なぜならコードがねじれてしまったり、結び目が出来てしまうことでコードに負荷がかかり故障の原因になってしまうからです。
せっかくドライヤー自体が綺麗になってもコードがダメになってしまったらもったいないですよね。
そんな時はコードクリップを使用して下さい。
どこにでも売っていますのでコスパもよく、手軽に安全に収納することが出来ます。
ドライヤーを長く大切に使う
お気に入りのドライヤーは長く使いたいものですよね。
ドライヤーの掃除は月に一度くらいするのが望ましいとされています。
面倒くさがらずにお手入れをしてあげれば、寿命以上に活躍してくれます。
調子が悪いと思っても諦めてすぐに買い替えずにまずはお掃除をしてみて下さい。
思いがけず復活するかもしれないですよ。
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