扇風機は外に向ける?天井に向ける?空気循環だけで涼しくする方法とは

扇風機は外に向ける?天井に向ける?空気循環だけで涼しくする方法とは

暑い日はなかなか室温が下がらない

とても暑い夏、室内は不快感でいっぱいです。

しかも1回暑くなってしまうとなかなか室温は下がりません。

むしろ外よりも暑くなってしまうことがあります。

暑い部屋を涼しくしたいと思い、扇風機をつけてもなかなか涼しくならず、逆に生暖かい風が送られてくることによってイライラしてしまう人もいると思います。

わたしも暑いのが苦手で暑いとイライラしてしまうタイプなのですが、みなさんはどうでしょうか?

いまは[扇風機]でなく”エアコン”や”クーラー”をお使いの方も多いと思います。

エアコンはとても便利だとは思いますが、電気代が高くなってしまうデメリットがあります。

目次

節約しすぎによる熱中症

節約のために夏にエアコンをつけずに部屋で熱中症になってしまうひともいます。

その中では熱中症で亡くなってしまう例もあるのです。

熱中症とは、高い気温によって自分自身の体温調節が上手く出来なくなってしまい、体の水分量や塩分量のバランスが崩れてしまうことによっておこってしまいます。

熱中症でなくなってしまった症例のうち9割が室内で亡くなっています。

そのなかで4割のひとが睡眠中に亡くなってしまっているのです。

エアコンは普段使っていても就寝時はOFFにするひとは少なくありません。

エアコンで涼しい風をに当てると気持ちがいいですが、朝までエアコンをつけていると体調を崩してしまうリスクが高いうえに、多くの電気代もかかってしまいます。

そんなときには扇風機の利用をおすすめします。

扇風機のメリット

夏の風物詩ともいえる扇風機。扇風機にはエアコンにはないメリットがあります。

・電力消費量が少ないので電気代が安い

→ 扇風機の電気代はクーラーの10分の1以下

・温度差による体調不良が起こらない

→ 近年エアコンの風をあびつづけることによって体調を壊す人が急増している

「扇風機はあまり涼しくない…」と思われるかたもいらっしゃると思います。

それは扇風機の特性をいかしきれてないからなのです。

部屋の温度下げることが必要ですが、そのまま自分だけに扇風機をあてているひとも多いですよね。

その使い方は効率が悪い扇風機の使い方なのです。

扇風機は置き方や置き場所によっても全然効果がかわってきます。ここでは、部屋を扇風機で涼しくする方法について詳しく解説します。

扇風機は外に向ける方が涼しくなる理由

外が部屋の中よりも涼しい時に扇風機を内側に向けていませんか?

たしかに窓の外の空気を取り入れることは可能です。

しかし、窓を開けた状態で扇風機を外側にむけることで、よりまんべんなく部屋を涼しくすることが出来ます

このとき扇風機は窓際に置くのではなく、大体1m程度離して配置していただくことでもっと効率的に部屋が涼しくなります。

なぜ扇風機を内側でなく外側にむけた方が涼しくなるのでしょうか?それは2つの理由があります。

暑い空気を外に出す

部屋のむわっとした暑い空気。

この暑い空気をなんとかしなくては、部屋はいつまでたっても涼しくはなりません。

扇風機を外に向けるほうが涼しくなる理由は、扇風機で換気ができるからです。

扇風機の原理は、扇風機の羽を回し後ろの方から空気を取り込み、そして前方に送り出すようになっています。

したがって扇風機を回し続けていると、後方は空気が薄くなります。

そうすると薄くなった空気を補おうとする働きから他の場所にあった空気がその場所まで移動してきます。

簡単に言ってしまうと、部屋の熱い空気を外にだすことによって、新たに外の涼しい空気を取り入れることで部屋が涼しくなるということです。

そうして部屋が涼しくなった後は、内側に向けていつも通りに扇風機をお使いいただいてもOKです。

窓の枠

窓の枠であるアルミサッシを採用している家は多いですよね。アパートやマンションでもアルミサッシが一般的かと思います。

このアルミサッシが盲点なのですが、実はアルミサッシの窓は熱をよく通してしまいます。

部屋にはいってくる熱のおおよそ70%が窓を通してくるそうです。
したがって、アルミサッシに扇風機の風をあてることで効率的に部屋を涼しくさせることが出来るのです。

扇風機を天井に向ける理由

扇風機を天井に向けるは空気を循環させることが目的です。

扇風機を上に向けるのは一見意味がないように思える行動ですが、実はとても理にかなっている行動と言えるでしょう。

理由としては空気の循環、空気の密度が関係しています。

空気は温度が高ければ体積が大きくなります(膨張します)。重さ(質量)が変わらずに体積が増えれば、密度が小さくなります。、逆に温度が低ければ、体積が小さくなるので密度が大きくなります。 冷たい空気と暖かい空気が隣り合っていれば、暖かい空気は(軽いため)上がっていくことになり、冷たい空気は(重いため)下がっていくことになります。このため、暖かい空気は上昇気流になり、冷たい空気は下降気流となるのです。

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したがって、暖かい空気と冷たい空気があれば、暖かい空気は軽いので部屋の上の方、冷たい空気は重いので下の方に位置します。

それを扇風機によって循環させることにより、部屋全体を涼しくさせることが出来るのです。

扇風機を天井に向けるべき時は?

エアコンのつけはじめは上に向ける

上記の理由によって扇風機を上に向ける理由がわかりましたが、どんなときに扇風機を上に向けるのが効率的なのでしょうか?

それはエアコンのつけ始めです。

エアコンをつけてもなかなか部屋が涼しくならないときがありますよね。

暖かい空気が上の方に滞在しているのが理由で、部屋全体が涼しくなりにくい状態になってしまっています。

そんなときに扇風機を上に向けることで、より効率的に部屋全体にエアコンの冷たい空気を循環させることが可能です。

普段よりも断然早く部屋全体が涼しくなりますので、機会があれば試してみて下さいね。

窓が近くにないときは上に向ける

部屋の空気がこもっていて熱いけれど窓がないときなど密閉した空間の場合は、ドアを開けた状態で扇風機を上に向けるのがおすすめです。

それは部屋の空気を全体的に動かし暖かい空気を外に出し、冷たい空気を中にいれるためです。
もしくはドアを開けた状態で、廊下に扇風機を置きましょう。

この方法は押入れの空気の入れ替えなどにも利用出来ます。

最初は「なかなか温度が変わらない」「逆に暑くなった気がする」と思われるかもしれません。

しかし、だからといってすぐに向きを変えるのはやめてください。

これは部屋の空気を動かすことによりに暖かい空気が流れているため一時的にそう感じているのです。

熱気を外に出し、冷たい空気をなかにいれる状態をつくっている準備段階です。

少しの我慢で、いつもの扇風機がもっと効果的に、そして部屋を涼しくすることが出来ます。

それでも室温が下がらない時の対策

上記で紹介した方法をつかっても室温が下がらない場合はどうしたらいいでしょうか。

もしエアコンがあるのであれば一時的に温度が下がるまでの間はエアコンをつけて、その後エアコンをとめて扇風機を使うのもいいと思います。

しかし、いくらエアコンの普及率が二人以上の世帯で90%を超えていても、これは二人以上の世帯のことです。

一人暮らしのアパートや子供部屋など、エアコンを設置していない場所も多くあると思います。

そんなときは少し工夫するだけで、簡単に涼しくすることが出来ます。

扇風機に濡れタオル

水でタオルを濡らし、扇風機にセットするだけです。

濡れタオルの効果でまわりの空気を冷やすことが出来るので、とても涼しく感じます。

この時に濡れタオルは扇風機の前のほうに置かず、後ろのほうに置いてくださいね。

前の方に置いてしまうとせっかく扇風機から出す風が遮られてしまいます。

上のほうで説明したように扇風機は後方から空気を取り込んで、空気を吐き出すので濡れタオルは後方に置いた方が効率が良いのです。

氷を置く

氷をたらいやボウルに入れて準備して氷を扇風機の前に置きます。

そうすることでまるでエアコンをつけている時のように涼しく感じます。簡易的な冷風機です。

クーラーがない部屋を涼しくする方法として使われることもあります。

このときしっかりと氷を扇風機の風に当てることが重要。

なにか台に置くなどして高さを調節することをおすすめします。

ペットボトルを凍らせる

氷は思い立ったらすぐに取り出すことが出来てとても便利なのですが、少し片付けるのが面倒臭いという方もいらっしゃいますよね。

そんなひとは、ペットボトルに水をいれて凍らせて置いてください。氷と同じように冷風機のような効果があります。

それにプラスしてペットボトルを凍らせると除湿の効果もあるというのです。

その原理としては[凝縮]という気体が液体になるときの物質の変化を利用しています。

凍らせたペットボトルで部屋の中の水をふくんだ空気を急激に冷やして、液体にすることで除湿の効果をもたらします。

夏は湿度も高いのでこのペットボトルを利用した方法はとても効率的ですね。

保冷剤

おすすめなのが保冷剤です。

保冷剤は簡単に百均などで手に入れることが可能です。

もし連続使用をするのが前提であれば、保冷剤を複数個用意しておくととても便利。保冷剤が溶けてしまったらすぐに次のものに交換すれば常に涼しい状態が維持出来ます。

いまは扇風機専用の保冷剤などもネットなどで手に入るので、興味があれば試してみてくださいね。

窓のない部屋は扇風機をどこに向ける?

窓のない部屋の場合は、ドアは開けた状態で扇風機を上に向けるのがおすすめです。

上のほうで説明しましたが、部屋の外に空気が流れる状態にするためです。

このときに家の換気扇(キッチンや浴室、洗面室など)を作動すると、効率的に目的の部屋以外から入ってきた空気も家外に排出可能です。

家全体の空気が循環することによって、家の中を涼しくする方法にもなり得ます。

自分自身の住んでいる環境に合わせて、窓を開けて空気の流れをつくり、窓が少ない場合でも換気扇の活用することが大切です。

寝る時の扇風機の向き

熱中症で亡くなってしまうことが多くある睡眠中ですが、エアコンと同様にずっと風をからだに直接あて続けるのはおすすめできません。

「エアコンは直接からだ冷やすけど扇風機は風を出すだけだからずっとつけていても大丈夫」と思っている方も多いと思います。

しかし、エアコンはもちろん扇風機も体を冷やしてしまうことは変わりありません。

なぜ寝ているときにからだを冷やすのは良くないのかはご存知ですか?

それはわたしたち人間の体は寝ているときに一日の疲れを回復のために代謝が活発になって体温を下げようとします。

そのときにエアコンや扇風機の風に当たると、必要以上に体が冷えてしまい体調不良の原因となってしまうのです。

そうはいってもエアコンや扇風機を使わなければ熱中症も心配です。
睡眠中の扇風機の利用は”からだに直接は風をあてないこと”が大切です。

寝る時は寝ているところと逆側の壁に風が当たるように扇風機を設置しましょう。

風が直接からだにあたることを防ぐと同時に空気を循環させることによって熱中症を予防することが出来ます。

扇風機は外に向けるについてのまとめ

今回は扇風機の向きや利用方法、扇風機で部屋を涼しくする方法などを紹介しました。

夏の風物詩である扇風機。

だんだんと扇風機を使う人も昔よりも少なってしまいました。

扇風機は手軽に手に入れることが可能で、電気代もエアコンに比べて非常に安いです。

しかし、効率的に使わなければ効果は一時的なものになってしまうのでもったいないですよね。

しっかりと部屋の熱い空気を外に排気することが重要。

だからこそ今回紹介させていただいた扇風機の置き方などを参考にしていただき、快適な扇風機ライフを堪能してくださいね。

扇風機とサーキュレーターの使い分け

ここまで読んできて、部屋の空気循環だけならサーキュレーターで良いのでは?と思った方もいるかもしれませんが、それは正解です。

サーキュレーターは空気循環に特化しているので、効率的に室内の空気を回すことができます。
しかしサーキュレーターは勢いの良い1点集中の様な風を生み出すので、直接体にあてても心地よい風とは言えません。

一方で扇風機はサーキュレーターほど空気循環できる風力はありませんが、幅が広く柔らかい風お生み出すことができます。
これにより扇風機は心地よい風を生み出すことができるのです。バランス型が扇風機です。

  • 大きな部屋での空気循環はサーキュレーター
  • 扇風機の風力でも風が行き渡る狭い部屋の場合は扇風機がおすすめと言えます。

また、扇風機には保冷剤を付けるなど、「冷やす」ことも可能なので、やはりサーキュレーターを比較するとバランスが良い家電と言えるでしょう。

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