\ ポイント最大46.5倍! /

クッキーの焼き加減や時間・焼き上がり!生焼けは焼き直しできる?

クッキーの焼き加減や時間・焼き上がり!生焼けは焼き直しできる?

当サイトのコンテンツにはプロモーション(広告)が含まれています

この記事ではクッキーの焼き加減のコツ、焼き時間の目安、焼き上がりの判断方法、生焼けになってしまったクッキーを焼き直しする方法までしっかりとご紹介しています。

焼き直しをした結果、失敗してしまったとしても焼きすぎてしまったクッキーを再利用できるアレンジレシピもありますので是非最後までご覧ください。

目次

オーブンでのクッキーの焼き加減を調節する時間とコツ

多くのレシピではオーブンを使ってクッキーを焼く前提で焼き時間が書かれています。

しかし、一番大切な予熱に関しては書いてあったりなかったりしています。

生焼けにならず香ばしいクッキーを焼き上げるには十分な予熱をすることが重要です。

オーブンでの予熱

予熱はクッキーを焼く温度よりも10~20℃高い温度設定で行います。

例えば、焼きの温度が170℃~180℃であれば、オーブンを予熱する温度は180℃~190℃となります。寒い季節であれば20℃高い190℃~200℃が良いでしょう。

予熱にかける時間は10分~15分でオーブンの中が十分温まります。

焼き始めるときは焼きの温度に戻すことを忘れないようにしてください。

オーブンのメーカーや機種によっては予熱ボタンや機能が搭載されている場合があります。

ご自宅のオーブン、またはオーブンレンジに予熱ボタンや機能がついていたら活用してください。時間になったら焼きの設定温度に自動で戻る機種もあるので便利ですよ。

焼きの温度は多くのレシピで170℃~180℃が定番です。

焼き時間も12分~15分くらいを目安にすることがほとんどです。

電気オーブンでの予熱

しかし、多くのご家庭で使われているオーブンは電気オーブンが多いのではないでしょうか。

電気オーブンの場合は温まりにくいので予熱は焼きの温度よりも20℃高くして行うとクッキーが香ばしく焼けますよ。

焼きの温度も180℃がおすすめです。

電気オーブンの場合は焼き時間を15分くらいにしましょう。

また電気オーブンの庫内は場所によって温度に差ができやすいので焼きムラをなくすために焼き始めてから8分くらいで天板の向きを変えるようにします。

天板の向きを変更する際は素早く行い電気オーブンの庫内の温度が下がらないように注意してください。

電気オーブンでの焼き加減

残りの7分は電気オーブンの窓からクッキーの膨らみ加減や焼き色をチェックしながら焼いて見てください。

1番目に焼くクッキーの焼きムラがあった場所や焼き色の違いをメモにとって置いたりすると、2番目に焼くクッキーの参考になります。

クッキーの膨らみ加減や焼き色が調度良くついたら電気オーブンから天板ごとクッキーを取り出します。

天板にのせたままクッキーの粗熱が取れるまで少しの間待ってください。クッキーが冷めてくると天板の上で少し固くしっかりしてきます。固くなってきたクッキーを天板からフライ返しやヘラを使って取り出し、ケーキクーラーの上に移し完全に粗熱が取れてきたら完成です。

トースターでのクッキーの焼き加減を調節する時間とコツ

トースターでの予熱

トースターでクッキーを焼く場合のレシピでは予熱が不要とされていることが多いですが、やはり予熱をしたほうがクッキーの中までしっかり熱が通るので行ってください。

オーブンとは違い温度調節ができないのでトースターは1分だけ過熱して予熱してください。

予熱時間が短いのであらかじめトースターの天板にクッキングシートを敷いてその上にクッキー生地を並べておきましょう。(クッキングシートは天板からはみ出さないように敷いてください。はみ出すと燃える危険があります。火事が心配な時はサラダ油かオリーブオイルを塗ったアルミ箔を天板に敷いてお使いください。)

予熱が終わったらクッキー生地が焦げないように上からアルミ箔をふんわり被せて10分焼きます。

トースターでの焼き加減

上からふんわり被せていたアルミ箔を素早く取り出し、今度はクッキーの表面に焼き色がつくように1分加熱します。

加熱後は余熱を使うのでトースターの扉は絶対に開けないでください。そのままトースターの中の余熱で4~5分放置してクッキーを乾燥焼きさせます。

その後、天板を取り出すのではなく、今度はクッキーの縁まで焼き色がつくように再びトースターで1分半くらい過熱します。トースターの窓からクッキーの縁や端に焼き色がついたのを目で見て確認出来たらその時はじめて天板を取り出し、ケーキクーラーの上に乗せて天板ごと冷まします。

ケーキクーラーの上の天板が冷めてクッキーの粗熱も取れたら完成です。

片面魚焼きグリルを使う場合

魚焼きグリルの場合、片面焼きと両面焼きに分けて焼き加減を調節する時間とコツをご紹介します。

片面魚焼きグリルの焼き時間

魚焼きグリルを使って焼くクッキーのレシピの焼き時間はオーブンに比べて短いです。

そのため、短時間で火が通るようにクッキー生地を成型するときは厚さを5mm~8mmにすると良いでしょう。

片面魚焼きグリルの調整

均等に火が通るように成型にはルーラーという道具を使うと便利ですよ。

アクリルルーラー(ケーキカットルーラー・2本組) (5mm)

アクリルルーラー(ケーキカットルーラー・2本組) (5mm)

1,450円(12/10 23:14時点)
Amazonの情報を掲載しています

片面焼の魚焼きグリルには付属品で天板がついていないことがほとんどなので、クッキー生地を焼くときはサラダ油やオリーブオイルを刷毛で塗った(油を染み込ませたキッチンペーパーで塗っても可)アルミ箔を敷いて使います。

片面焼の魚焼きグリルではクッキングシートを絶対に使わないでください。魚焼きグリルに入れて加熱すると燃えてしまうからです。

必ず油を塗ったアルミ箔に、均等に成型したクッキー生地を並べます。クッキー生地が膨らんでもくっつかないように間隔は十分空けて並べてください。

オーブンでは大事だった予熱ですが、魚焼きグリルは過熱後すぐに熱が350℃に達し十分熱くなるので不要です。

魚焼きグリルにクッキー生地を入れたら弱火で4分加熱して表面に焼き色がついてきたらアルミ箔を被せて更に4分焼いてください。

4分後、アルミ箔を取ってフライ返しまたはお好み焼きのヘラを使ってクッキー生地をひっくり返し、1~2分様子を見ながら弱火で焼いてください。

ひっくり返した面にも焼き色がついたら取り出してケーキクーラーの上にクッキーを並べます。

魚焼きグリルから取り出したばかりのクッキーはまだ柔らかいのですが、ケーキクーラーの上で粗熱が取れたら程よい固さのサクッとしたクッキーに出来上がります。

両面魚焼きグリルを使う場合

両面焼きの魚焼きグリルを使う場合も過熱を始めるとグリルの中は400℃に達して十分熱くなるので予熱は不要です。

両面焼きの魚焼きグリルには多くの場合、付属品として調理プレートがついています。

ルーラーを使って均等に伸ばした厚さ5mm~8mmのクッキー生地を、オリーブオイルやサラダ油を塗った調理プレートに間隔をしっかりあけて並べます。この時、クッキーが膨らんで大きくなってもくっつかないように並べるのがポイントです。

また調理プレートにクッキングシートを敷いてしまうと、加熱したときに燃えてしまうので使わないようにしてください。

クッキー生地を乗せた調理プレートを魚焼きグリルの中にセットしたら、上下弱火で5分焼きます。

その後火を止めたら魚焼きグリルの中の余熱で4分焼きます。余熱で焼くので火を止めたら魚焼きグリルの扉は決して開けないことがポイントです。

余熱で焼き終わったら魚焼きグリルから取り出し、調理プレートにクッキーを乗せたまま粗熱を取ります。調理プレートに乗せたまま粗熱を取るのはプレートの余熱でクッキーを乾燥焼きするからです。

無理に調理プレートからクッキーを取り外してケーキクーラーの上で粗熱をとると、まだクッキーが柔らかいので変形したりちぎれたりしてしまうので必ず調理プレートに乗せたまま粗熱を取りましょう。

十分に粗熱が取れたら、調理プレートからクッキーを取り出して完成です。

電子レンジの場合

電子レンジ機能だけを使ってクッキーを焼き上げることも可能です。電子レンジなのでもちろん予熱は不要です。

まずはクッキー生地の厚さを均等に5mm~8mmにそろえます。

平たい耐熱皿にサラダ油またはオリーブオイルを刷毛(キッチンペーパーでも可)で塗ります。そのお皿の上にクッキーの生地が膨らんでもくっつかない程度に間隔をあけて生地を並べます。

クッキングシートは電子レンジでも使えるタイプであれば使っても良いですよ。しかし、電子レンジ専用のクッキングシートでなければ燃えたり、焦げたりするので使わないようにしてください。

クッキー生地を乗せた耐熱皿を電子レンジに入れたら、500Wの場合は3分20秒、600Wの場合は2分50秒加熱してください。

電子レンジで焼けたクッキーは耐熱皿に乗せたまま粗熱をとります。十分に熱が取れたら、お皿からクッキーを取り外して出来上がりです。

出来上がったクッキーは表面に焼き色がついていないことがほとんどです。

もし焼き色を付けたいときはトースターを併用しましょう。

粗熱が取れてある程度固くなったクッキーをトースターの天板に移し替えて1分加熱してください。(焼きすぎるとクッキーが固くなるので表面に焼き色を付ける程度過熱してください。)

表面がこんがりとしたきつね色になってきます。

焼いた後は、ケーキクーラーに移し替え、粗熱が取れたらサクサクとした食感のクッキーの出来上がりです。

クッキーの焼き上がりを見分ける方法

この章ではクッキーの焼き上がりを見分ける方法を詳しくご紹介します。

焼き上がりを表面の色で判断

クッキーの生地は白っぽい色ですが、オーブンなどで焼き始めると縁から濃い目のきつね色、または薄い茶色へと変化していきます。

濃いきつね色になったらオーブンから天板を取り出しましょう。

縁の色が焦げ茶色になってしまったらこのクッキーは焼きすぎとなってしまいます。

焼き上がりをトッピングの色の変化で判断

クッキー生地の表面にブラウンシュガーやシュトロイゼルといった砂糖を使った甘いトッピングを乗せたクッキーを焼くときは、クッキーの縁よりも甘いトッピングの焼き色に注目します。

甘いトッピングの表面がきつね色に変わった頃が焼き上がりとなります。

もし、甘いトッピングが濃い焦げ茶色に変わってしまった場合は焼きすぎとなってしまいます。

焼き上がりを軽く押して判断

チョコレートクッキーやジンジャーブレッドクッキーなど生地自体に濃い色がついている場合は生地の焼き色で判断するのが難しいですよね。

その場合は、レシピに書かれた焼き時間が来たら、オーブンの中にあるクッキーの縁を指で軽く押して焼き上がりを判断します。

クッキーの縁を指で押したとき、簡単にへこんでしまった場合はまだ数分様子を見ながらクッキーを焼いてください。

クッキーの縁がへこまなかった場合はしっかりと焼きあがっているので、天板をオーブンから取り出していいですよ。

ショートブレッドクッキーのような割れやすいクッキーの焼き加減を判断するときは指で押す場所は縁ではなくクッキーの中央部分を軽く指で押してください。

指の跡が残らなければ焼き上がった証拠です。指の押し後通りクッキーがへこんだ時はもう数分様子を見ながら焼いてください。

この確認方法は温まったオーブンや天板の近くで行いますのでやけどに注意しながら天板の上のクッキーを指で押すようにしてくださいね。

底面の焼き色で判断

生地自体に濃い色がついたクッキーの焼き加減を確認する方法は縁を指で押す以外にも方法があります。

レシピに書かれた焼き上がりの時間が来たら、トングやフライ返しを使ってクッキーの底面の焼き色を見るのです。

こんがりときつね色または薄い茶色の焼き目がついていたら焼き上がりです。

トングやフライ返しで持ち上げた時、ふにゃふにゃっとして固さがなかったときはまだ焼き上がっていないので、クッキーを元に戻し、数分追加で加熱しましょう。

厚みのあるクッキーは楊枝を刺して判断

バークッキーのように厚みのある生地を焼くときは、必ず木製の楊枝や串を使って中が焼けているか判断しましょう。

クッキーの中心部分まで刺した木製の楊枝や串にボロボロの生地や生焼けの生地がくっついてきたらまだ焼けていない証拠です。

木製の楊枝や串に何もついてこなくなるまで数分焼きましょう。

焼き加減を確認するときに使う楊枝や串は必ず木製のものを使ってください。金属製のものは生焼けでも生地がくっついてこないので焼き加減の判断ができません。

クッキーの生焼けは焼き直しできる?

生焼けのクッキーは焼き直し可能

結論からお伝えすると、生焼けのクッキーは焼き直しができます。

オーブンから出して天板ごとケーキクーラーの上で粗熱をとったクッキーが柔らかいままで固くならなかったり、二つに割ってみたら中心の生焼けを見つけてしまったり、生地の粉っぽい食感が残っていたとしても焼き直しができます。

ルーラーや定規を使わずクッキー生地を厚いまま焼いてしまい、ソフトクッキーのようなしっとりした焼き上がりになっても乾燥焼きをしてみたら上手く焼き直すこともできます。

「失敗してしまった、捨てて新しく作り直そう」と思う前に、これからご紹介する方法で焼き直しを試してみてください。

オーブンを使って焼き直す方法

まずはオーブンをしっかり予熱することが大切です。160℃~170℃の温度でオーブンの庫内がしっかり温まったことを確認したら、乾燥焼き用の温度140℃~150℃に温度を下げてから天板に乗せたクッキーをオーブンに入れましょう。

生地から焼いた時よりも低い温度で時間をかけてしっかり乾燥焼きをします。

乾燥焼き時間は約10分です。乾燥焼きが足りない場合はオーブンの窓から中の様子を見て3分~5分程度焼いてみましょう。

クッキーの表面がきつね色か薄い茶色の状態のまま取り出すのが最良です。

トングを使ってクッキーの裏面が茶色に焼きあがっているのを確認するのも良いでしょう。

取り出したら天板にクッキーを乗せたままケーキクーラーの上で冷ましてください。十分粗熱が取れたらクッキーを手に取って二つに割って中の様子を確認してみましょう。

生焼けだった中心部分にしっかり火が通って、生の生地の粉っぽさもなくなってサクサクした食感を感じられるでしょう。

トースターを使って焼き直す方法

オーブンのように時間をかけてじっくり焼き直すのが面倒な場合は、短時間で高温に達するトースターを使うのも一つの方法です。

トースターの場合は予熱も不要です。

生焼けだったクッキーをトースターの天板に並べ、その上にアルミ箔を被せます。

トースターのヒーターはクッキーと近いのでアルミ箔を被せないと表面だけ早めに焦げてしまうので、忘れずにアルミ箔を被せてください。

加熱時間は1分~2分程度。焼きが足りない場合はもう1分くらい追加で焼いてみてください。

電子レンジを使って焼き直す方法

電子レンジは短時間で食品の中心部分にしっかり熱を通すことが得意な調理器具です。

500Wの電子レンジの場合は30秒~40秒、600Wの電子レンジの場合は20秒~30秒加熱するとクッキーの中心にしっかり熱が通ってサクサクのクッキーが出来上がります。

しかし、電子レンジでは表面に焼き色を付けることができません。

どうしても表面に焼き色を付けたいときはトースターで1分くらい過熱して焼き色を付けてみましょう。

クッキーの生焼けを食べると腹痛になる?

そもそも加熱前提である

そもそも小麦粉は生で食べられる食品ではありません。

生焼けのクッキーだけが食べられないのではなく、小麦粉で作られたパスタやうどんも茹でてしっかり加熱することが前提です。

なぜ加熱することを前提に作られているかというと、小麦粉に含まれているデンプンは生の状態ではβデンプンと呼ばれ、水に溶けにくく分解しにくい性質だからです。

βデンプンは熱を加えることでαデンプンへ糊化(こか)し、消化しやすい状態に変わります。小麦に含まれるデンプンが柔らかく、そしてよく噛めるようになるので甘みも感じられるようになります。

加熱をする理由は小麦に含まれるデンプンの糊化だけが目的ではありません。

小麦粉は一般的に生の農産物である。これは大腸菌のような細菌の殺菌処理がされていないことを意味する。有害細菌は、穀物が農場にある間、或いは小麦粉の製造のような他の段階で穀物を汚染する可能性がある。小麦粉で作られた食品は加熱されることで殺菌される。故にリコールされた小麦粉はもちろんのこと、他のどのような小麦粉から作られたものであっても、生地や衣を味見したり、食べたりしてはいけない。2016年に、生の小麦粉に関連した大腸菌集団感染で63人が罹患した。小麦粉製品は消費期限が長く、消費者の家庭に長期間保存される可能性がある。

https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu04840330104

小麦による食中毒を防ぐことにもつながっています。小麦は収穫されて粉にすりつぶすまでに殺菌処理といった工程を踏みません。そのため、自然界に存在する大腸菌やリステリア菌を含んでいる可能性があります。

小麦の糊化が始まるのは加熱によって58℃~65℃に達したときに起こります。この時、一緒に多くの食中毒菌が死滅しています。

中までしっかり火を加えることは美味しさと安全につながっているのです。

そのため味見で生の小麦を食べるとβデンプンのままなので消化不良を起こし、腹痛になり、ひどい場合は下痢や嘔吐することもあります。

クッキーの生焼けによる食中毒の症状

また生の小麦による食中毒を起こすと、激しい腹痛、胃痛、水下痢、血便といった症状が現れます。子供やお年寄りの場合はもっとひどい溶結性尿毒症症候群や脳症などに至ることがあり最悪の場合死亡してしまうこともあるのです。

この他クッキーに限らず生卵を使った生地にはサルモネラ菌が付着している場合があります。

しかし生卵を使った生地を焼く際75℃で1分以上加熱してさえいれば問題なく殺菌されています。

もし生地の中が75℃で1分以上加熱されていなかった場合、サルモネラ菌は完全に死滅していない状態です。生焼けのまま食べてしまうと食後6時間~48時間ほどで激しい腹痛や下痢をすることがあります。

体力がない乳児や幼児が生焼けのクッキーを口にしてサルモネラ菌に感染するとケイレンや意識障害を、高齢者の場合は下痢による脱水症を引きを超し重篤な状態になることがあります。

そのため小麦と生卵、この2つの材料を使うクッキーの生地や生焼けは積極的に食べない、または他人に食べさせないようにしましょう。

クッキーを焼きすぎた場合はどうする?

生焼けのクッキーを乾燥焼きしすぎてしまった時のリメイク方法をご紹介します。

せっかく作った手作りクッキーです。新たに生まれ変わらせて美味しく食べましょう。

焼きすぎたクッキーでグラノーラ風朝食

焼きすぎたクッキーにナッツやドライフルーツを加えてトッピングにイチゴとブルーベリーを乗せれば立派な朝食になります。

是非お試しください。

【材料(1人分)】

  • 焼きすぎたクッキー
    • 30g
  • ミックスナッツ(無塩)
    • 10g
  • ドライフルーツ
    • 10g
  • オリーブオイル
    • 適量
  • はちみつ(またはメイプルシロップ)
    • 適量
  • 牛乳
    • 適量
  • イチゴ
    • 適量
  • ブルーベリー
    • 適量

【必要な調理器具】

  • L版のジップロック
  • 麺棒
  • あればフードプロセッサー
  • 包丁
  • ボウル
  • ゴムベラ
  • 深皿

【作り方】

  1. 焼きすぎたクッキー30gをL版のジップロックに入れ、麵棒でたたいて一口大くらいの大きさに砕きます。(フードプロセッサーがあれば使ってください。)
  2. ミックスナッツ10gを包丁でザクザクと切り、噛みやすいようにます。(フードプロセッサーがあれば使ってください。)
  3. ①と②をボウルに入れてゴムベラを使ってざっくりと混ぜます。
  4. ③にドライフルーツ10gを加えてゴムベラを使ってざっくりと混ぜます。
  5. ④にオリーブオイルとはちみつを適量加えてゴムベラで馴染ませるようにざっくりと混ぜます。
  6. 深皿に⑤を盛り付け、牛乳をかけます。
  7. ⑥にトッピングでイチゴやブルーベリーを乗せたらお召し上がりください。

クッキーは既にしっかり焼きあがっているのでグラノーラのようにオーブンで焼く手間がありません。

更にフードプロセッサーがあれば時間がない忙しい朝でも焼きすぎたクッキーとナッツにドライフルーツで栄養満点の朝ごはんが食べられますね。

焼きすぎたクッキーでマドレーヌ

材料は焼きすぎたクッキーに卵を加えるだけの超簡単レシピです。

焼きすぎたクッキーが100gあればすぐに作れます。

【材料(6個分)】

  • 焼きすぎたクッキー
    • 100g
    • 1個
  • オリーブオイルまたはバター
    • 適量

【必要な調理器具】

  • L版のジップロック
  • 麺棒
  • あればフードプロセッサー
  • ボウル
  • ゴムベラ
  • オーブン
  • マドレーヌ用焼き型

【作り方】

  1. オーブンを180℃で予熱しておきます。
  2. L版のジップロックに焼きすぎたクッキー100gを入れ、麵棒で可能な限り粉々になるようにたたきます。(フードプロセッサーがあれば使ってください。)
  3. 粉々になったクッキーをボウルに移し、卵を1個割入れゴムベラで全体に馴染ませるように混ぜます。この時、勢いよく混ぜたり泡だて器を使ったりすると生地に空気が含まれてしまうため、焼き上がりがパサパサしてしまいます。空気を含ませないようにゴムベラを使って馴染ませるように混ぜてください。
  4. ③をマドレーヌ型に入れます。シリコン型を使う場合はそのままで大丈夫ですが、金型を使う場合は型にオリーブオイルやバターを内側に塗ってください。
  5. 予熱していたオーブンに④を入れてそのままの温度180℃で15分焼きます。
  6. 焼きあがったらマドレーヌを型から外してケーキクーラーの上で粗熱をとって出来上がりです。

焼き上がったマドレーヌにお好みでフルーツソースやジャムを塗って食べるのも美味しいですよ。

深皿に入れた板チョコを電子レンジで30秒加熱して溶かしマドレーヌにかけて食べるのもほろ苦さと甘さがちょうど良くて最高です。

是非お試しくださいね。

焼きすぎたクッキーで作るベイクドチーズケーキ

焼きすぎたクッキーを砕いてクラフト(土台)に使うアレンジはベイクドチーズケーキに限らず、レアチーズケーキやティラミス風チーズケーキにも応用できます。

焼きすぎたクッキーを砕いて冷凍保存しておけば、じっくり時間があるときにクラフトを使ったケーキの他にタルトも作れます。

今回はベイクドチーズケーキのレシピをご紹介します。

【材料(15㎝型用)】

  • 焼きすぎたクッキー
    • 80g
  • 無塩バター
    • 40g
  • クリームチーズ
    • 200g
    • 2個
  • グラニュー糖
    • 60g
  • 薄力粉
    • 30g
  • レモン汁
    • 大さじ1杯
  • 生クリーム
    • 100㏄

【必要な調理器具】

  • 計量カップ
  • 計量スプーン
  • オーブン
  • 冷蔵庫
  • ふるい器
  • L版のジップロック
  • あればフードプロセッサー
  • 深さのある耐熱容器
  • 電子レンジ
  • ボウル
  • ゴムベラ
  • 泡だて器
  • あればハンドミキサー
  • 底が外れる15㎝ケーキ型
  • 包丁

【作り方】

  1. オーブンを180℃で予熱しておきます。
  2. 卵は常温に戻しておいてください。常温にしておいた卵2個をボウルに割入れ、しっかりと溶いておきます。
  3. クリームチーズも常温に戻しておいてください。
  4. 薄力粉はふるい器にかけておきます。
  5. L版のジップロックに焼きすぎたクッキー80gを入れ、麵棒でたたいて細かく砕きます。(あればフードプロセッサーを使ってください。)
  6. 深さのある耐熱容器に無塩バター40gを入れ、電子レンジで30秒加熱して溶かしバターを作ります。(30秒で足りなかった場合は10秒づつ追加して様子を見ながら溶かしバターを作ってください。)
  7. ⑤で粉々にしたクッキーが入ったジップロックに⑥の溶かしバターを入れて全体に油を馴染ませてください。
  8. ⑦で馴染んだクッキーを底が外れるタイプの15㎝ケーキ型の底に敷き詰め、ゴムベラで押し付けるようにしっかりと敷き詰めてください。しっかり敷き詰めたら冷蔵庫で冷やしておきます。
  9. 常温に戻しておいたクリームチーズを泡だて器(あればハンドミキサー)でしっかりと混ぜてください。滑らかになる程度が好ましいです。
  10. なめらかになった⑨にグラニュー糖とレモン汁を加え、馴染むまで泡だて器で混ぜます。
  11. ⑩の油分と分離しないように②で作っておいた溶き卵を3回くらいに分けて泡だて器で混ぜていきます。
  12. 溶き卵がしっかり混ざった⑪に生クリームも3回くらいに分けて泡だて器で混ぜていきます。
  13. ⑫に④でふるっておいた薄力粉を加え、ゴムベラを使って全体的になじむまでざっくりと混ぜます。
  14. ⑬が全体的によく混ざったら⑧で冷やしていた15㎝ケーキ型に流し入れ、①で予熱していたオーブンに入れそのままの温度180℃で30分焼きます。
  15. 30分焼いたベイクドチーズケーキの表面にいい具合の焦げ目がついたらオーブンから取り出して冷蔵庫に入れて最低5時間、可能であれば一晩しっかりと冷やします。(オーブンから取り出すときはミトンをはめて火傷に注意してください。)
  16. 一晩冷やしたベイクドチーズケーキを型から外してお皿に移したら、お湯で温めておいた包丁で切り分けて召し上がってください。

ベイクドチーズケーキは冷やす時間が長いので時間のかかるお菓子ですが、出来上がりは全体的にしっとりして口当たりもよく、季節を問わず美味しく召し上がれます。

クッキーの焼き加減まとめ

クッキー生地を完璧に作ったはずなのに焼きで失敗してしまうこともありますよね。

オーブンで焼く場合は、しっかりと予熱をすること、電気オーブンの場合は8分くらい焼いたら天板の向きを変えると焼きムラができにくくなります。

トースターで焼くときは、熱源とクッキー生地が近いのでアルミ箔をふんわり被せて焼くことがポイントです。

魚焼きグリルは短時間でグリル内が高温に達するため予熱なしで焼くことができます。

更に短時間で中までしっかり焼き上げられるのは電子レンジです。しかし、表面に焼き色が付けられないのでトースターを併用すると良いですよ。

生焼けになってしまったクッキーは捨てずに一度乾燥焼きを試してみてください。

乾燥焼きで失敗してしまったとしてもこの記事の再利用アレンジレシピを参考に新しいお菓子に生まれ変わらせて美味しく召し上がれます。

是非、この記事をお役立てくださいね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次