ホームシックになる人もいれば、実家に帰りたくないと感じる人もいますよね!今回は実家に帰りたくない理由や心理、帰らないとどうなるのかなど、様々な立場の人の目線から検証していきたいと思います。
実家に帰りたくない原因と心理
ご結婚してからの実家に帰省に関するアンケートの結果によると、
年に数回が最も多く、26.7%、次いで年に1~2回が19.8%で、頻繁にという方も加えると66.2%の方が実家に帰省しているようです。
そして実家に帰省しないという方が21.4%という結果でした。
意外といらっしゃるんだなと感じました!
20代の若い年代の方は帰省を楽しみにしている傾向にあるようですが、30代からは帰省の楽しみ度は減少しているようです。
これらの結果を頭に入れつつ、実家に帰りたくない原因や心理をみていきましょう!
実家が遠く移動が大変
長距離の移動は、1人暮らしの方でも、お子さん連れでも大変ではないでしょうか?
色々な乗り物を乗り継いでいくのは、大人も子供も疲れますよね。
帰省時期として、お盆やお正月に実家へ帰るという方が多いと思いますが、混雑がいつも以上に予想されるので、考えただけでげんなりしてしまうかもしれません。
実家が遠い場合は、連泊が予想されるので、荷造りも大変ですよね。
重いものを持って移動するのは本当に疲れます。
この移動の大変さは実家に帰りたくない理由に十分あてはまるでしょう。
実家が散らかっていて汚い
実家を離れてみたことで、実家は散らかっていることや、汚いと気づく人がいるようです。
1人暮らしでは、築浅な設備も整った綺麗なアパートで過ごすようになったことで、実家の散らかり具合に気づき、できれば帰りたくないと思う人がいるようです。
また結婚したことで、相手の実家の環境を見て、自分の実家は汚いと思うようになったり、子供が生まれた場合、顔を見せにいきたいけど、散らかっていると怪我などの危険もあるので、帰りたくないと思うようになります。
せっかく実家に帰っても落ち着かない環境だと、だんだん足も遠のいてしまうでしょう。
親や兄弟との仲が良くない
親が毒親だったり、毒親まではいかないにしても、なんだかそりが合わないと感じていたり…。
さらに兄弟もいてそちらとも、気が合わないし、険悪な感じになってしまうような場合も実家に帰りたくない理由になりますね。
こんな状況では、なんで実家に帰らないといけないのかと疑問に思ってしまっても仕方ありません。
帰っても嫌な思いをすることがわかりきっているので当然ですよね。
毒親とは?
- 毒となる親のこと。
- 子どもを自分の思うように支配しようとしたり、傷つけるような行動や言動をとる親。
生活面や仕事についてあれこれ訊かれて面倒
独身の方だと、「いい相手はいないのか?」「ちゃんと食べているの?」としつこく聞かれたり、正社員ではなく、契約社員やフリーターの方だと、「仕事はどう?大丈夫?」なんて訊かれるかもしれませんね。
成人した大人ですし、あまりに過剰に心配されるのも嫌ですよね。
結婚したらしたで、「子供はまだなの?」や、1人できれば「2人目は考えないの?」など、対応が面倒な質問ばかりされたりすると、うっとうしく感じてしまい実家に帰りたくないと感じるかもしれません。
兄弟にもあれこれ言われそうですね。「こんな調子だから離婚になったのよ」と何かと指摘され、想像しただけで面倒なことがわかりますね。
親なのでたとえ成人していても、別の所帯をもって生活していても心配してしまう気持ちもわかるのですが、あまりに過剰だとめんどくさいと思われて実家に帰りたくなくなるでしょう。
実家に帰ってもやることがなく退屈
友人も結婚を機に地元にいなかったりして遊ぶこともできないので、結果、実家で過ごす時間が大半になります。
すると、母親のダラダラ長い愚痴を聞く羽目になったり、 実家に帰ってもすることといえばテレビを見るくらいという方が多いようです。
お正月は出かけるところも少ないですし、私の場合、実家は古いので冬は寒くて風邪をひいてしまったりと踏んだり蹴ったりな状況になります。
あと、「久しぶりなんだからのんびりして」と何もさせてもらえなかったりするので生活のリズムも崩れがちです。
せっかくの長期の休みなのに、やることも特になく、ダラダラ過ごすのかと考えると実家に帰りたくない気持ちになってしまうのは仕方ないと思います。
交通費の負担が重く感じる
実家が遠く、飛行機に乗らないと帰れないほどの距離だと、どうしても交通費の負担が大きくなりますよね。
これで年に数回、大型連休のたびに帰ってきてと言われていたりすると、そのシーズンは特に交通費が高いので、かなりの金額を交通費で負担しなければなりません。
大学生などはお金に困ることもあると思うので、より負担に感じてしまいますよね。
実家に帰りたくて仕方ない人ならいいかもしれませんが、義務感だけで実家に帰っているという人は、交通費の負担はもったいないなと感じるかもしれません。
実家に帰らない時の言い訳
「実家に帰りたくない」とストレートには伝えづらいものですよね。
絶対に実家に帰らなければいけないというきまりはないのにおかしい感じもしますが、直球で伝えて角が立ってもいけませんのでいくつか言い訳を考えてみましょう!
忙しいアピール
大学生なら「時給のいいバイトの予定を入れている」だったり、社会人も「仕事が忙しい」や「長期休みが久しぶりだから旅行の予定をいれた」などいえば、それを取りやめてまで帰ってきなさいとは言われないと思います。
年末年始は何かと本当に忙しいですし、私はよく「主人の仕事が忙しくて」というワードを使っておりますw(ごめんね)
このように仕事や用事で忙しいというアピールをすれば、実家の方も「それなら仕方ないね…。」とそれ以上言ってこないと思います。
お金ないアピール
結婚式が続いたり、家電が立て続けに壊れたり、出費が重なって懐が寂しい状態だと伝えるのも言い訳にいいかと思います。
とくに年末年始は交通費以外にもお年賀やお年玉の準備など、帰省には本当にお金がかかりますので、今回は帰省の費用まで捻出できなかったといえばいいでしょう。
ただし、これは自分の実家にのみにしておいた方がいいでしょう。
なぜなら、旦那の実家に対してこの発言をすると、「うちの息子の稼ぎが少ないっていうの?」と受け取られてしまい、義実家との関係が悪くなってしまいかねません。
旦那の実家には、旦那関連の言い訳を用意するのが良いかと思います。
ちなみに私の毒親持ちの友人は、お金がないアピールをして帰省を渋ってみたところ、電話口の親の声が高くなり、「なら無理しなくていいわよ」と苦しんでいる子供に優越感を感じているような口調に変化したそうです。
見事に「帰ってこいコール」を撃退できたそうですが、切ないですね。自分の子供に生活水準アピールをしてくるなんて。
でも帰って来いと催促されストレスが溜まるよりずっといい!と割り切ることも大切なのかなと思います。
あとは料金の高いお盆やお正月の時期をずらして帰ると言っていて、気づけば次の年になっていたというパターンが1番いいかなと思います。
体調不良アピール
こんな世の中になる前なら、「インフルエンザにかかってしまって」「溶連菌に子供がかかってしまって」など、家族のだれかが体調不良なのでごめんなさいという言い訳もいいかなと思います。
これは嘘とかではなく、本当に子どもは楽しいことの前に体調が悪くなったりするので、とくに冬場の帰省の前は体調不良に陥りがちだったりします。
ぎっくり腰になったなど、動くことが難しいけど、大事でもないあたりのけがを理由にされるのもいいかもしれません。
実家に帰らなかった後のケア
いざ実家に帰りませんと伝えた後、やっぱり寂しい思いをさせちゃったかな?と罪悪感に襲われることもありますよね!
そんな時は実家にこんなことをしてあげれば、心のケアになるのではないかと思います。
電話をかけて話をする
帰省していたであろう期間に、時間を見つけて実家に電話をしましょう。
その時に近況を伝えたり、お子さんがいれば子供に電話を変わったり、親の方の近況を聞いたりすれば喜んでくれるし心配も解消されて、こちらの気持ちも罪悪感が薄れ、少し楽になるのではないかと思います。
ビデオ通話にされると顔もみれて、より安心してくれるのではないでしょうか!
贈り物をする
実家に帰らない代わりに、両親が好きそうなものや、自分のおすすめのお菓子や食材など送ってみてはいかがでしょうか?
そこに手紙や写真も添えると、一層両親は喜んでくれるのではないでしょうか!
小さな事かもしれませんが、メールだけで済ますよりも、気持ちが伝わるのではないかと思います。
今はネット通販で直接実家に送ってもらえるので手間なき贈り物ができます。
学生さんや社会人になりたての方だったりすると、「こんな気遣いが出来るようになったのか」と両親はあなたの成長を喜んでくれるのではないでしょうか?
実家に帰らないとどうなる?
実家に帰らないとどのようなことが起こるのでしょうか?
実家に帰りたくないと感じ、実際に帰っていない方は意外と多いようで、どんな関係になっているのかなどみていきましょう!
実家に帰らないと、帰ってこないの?と聞かれなくなる
いつでも帰れるからと先延ばしにしていて、気づいたらずっと実家に帰っていないなんて方もいるようです。
すると両親から帰ってこないの?の催促はなくなってくるようですよ!
また久しぶりに帰ると「よく帰ってきたね!」と大歓迎されるなんてこともあるようです。
適度な距離感を保ちたいものですね。
実家に帰らないと、贈り物が届く
#帰省しない 息子への
— 笑@MLM🍀リッチなおばあちゃんになりたい😊 (@nonbirinikoniko) December 26, 2020
救援物資😊
親の楽しみの一つです。
そして、
自分も親にしてもらっていた事
今さらながら思い出します。 pic.twitter.com/MoIInCz6YK
なかなか実家に帰らないと贈り物が届くこともあるようですね。
お母さんの愛情いっぱいですね!
私も1人暮らしの頃は盆正月は仕事で、実家に帰省することが出来なかったので、母から宅急便が届いていて好きなお菓子や手作りのおかずなど届くと嬉しかったです!
こちらからも贈り物を贈りたいですね。
実家に帰らないと、違う形で近況報告
決めました。今年は帰省しない。
— 外置たん (@1aqcdv9BDWOiu4p) December 17, 2020
年賀状くらい送ってあげることにしよう。
昨日久しぶりに母親と電話で話せて良かった。親父の愚痴ばっかだったなー笑#コロナ#年末特別コロナ特別警報#年賀状#自粛#帰省しない#母親の愚痴は長い
実家に帰らないと、電話や手紙など、普段はメールで済ませるけど違う形で近況報告する方が多いようです!
ここ最近は帰省も考えてしまうので、電話でたわいもないことを話したり、手紙をかいてみたり、もしかすると、実家に帰るよりも、じっくりコミュニケーションがとれているかもしれません!
目の前にいることで案外聞いていなかったり、ダラダラ過ごして終わってしまったりしていたかもしれません。
実家に帰らないとストレスがなくなる
はてなブログに投稿しました #はてなブログ#親戚つきあい#帰省したくない#親戚付き合い#実家
— tameyo (@tameyo5) November 29, 2019
親戚づきあいは冠婚葬祭だけ、波風が立たないようにあっさりと – 貯め代のシンプルライフと暮らしのヒントhttps://t.co/cg9qF3qlA5
色々な親子関係がありますよね!
みんなが実家=居心地のいい場所ではないと思います。
どうしても人は自分の価値観を、特に年齢を重ねると押し付けがちになるのではないでしょうか?
親は子供に対して自分たちの考えを押し付ける傾向にあると思います。
それをすべて受け止めていたら、こちらが傷つくこともあるし、疲れてしまうので、あまりに酷い対応をしてくる実家には、帰省は必要最低限にしてもいいのかなと思えました。
帰ってこない!と小言を言われるストレスより、実家に帰って感じるストレスの方が大きい場合は、帰らない選択をされたほうがいいと思います!
まとめ
今回は実家に帰りたくない理由や心理についてや、帰らないとどうなるのかなどをまとめていきました。
実家に帰りたくない理由や心理として
- 実家が遠く、移動が大変
- 実家が散らかっていて汚い
- 親や兄弟との仲が良くない
- 生活面や仕事についてあれこれ訊かれて面倒
- 実家に帰ってもやることがなく退屈
- 交通費の負担が重く感じる
などがあります。
実家に帰りたくない時の言い訳は3つです。
- 忙しいアピール
- お金がないアピール
- 体調不良アピール
などで乗り切りましょう。
- 実家に帰らなかった後のケアとしては
- 電話をかけて話をする
- 贈り物をする
などをして申し訳ない気持ちを解消しましょう。
実家に帰らないとどうなるのかもTwitterの意見を参考に考察してみました。
- 実家に帰らないと起こることとして
- 帰ってこないの?と聞かれなくなる
- 贈り物が届く
- 違う形で近況報告
- ストレスがなくなる
などがあります。
義務的に実家に帰っていた人は実家に帰る頻度を減らしてもいいかもしれませんね。
実家に帰りたくないと感じている人は案外多いもので、そんなに罪なことではありません。
「元気にしてるよ!」と近況報告はしておくと親も安心だと思います!
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