水性ペンを復活!水性ペンのインクが出ない時に出す方法

水性ペンを復活!水性ペンのインクが出ない時に出す方法

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「いつのまにかインクが出なくなり使えなくなってしまった」 

「キャップを閉め忘れてペン先がカラカラになった」

「12色セット全滅・・・」

「せっかくお気に入りのペンだったのに捨てるしかない」

このような経験はありませんか?キチンと保管したつもりでもインクが出なくなるんですよね。

特に小さな子供さんはお絵描きのあとキャップを付け忘れることが多く、たった1回の使用で使えなくなったりします。

インクが出なくなった水性ペンですが、実はカンタンに復活させる方法があります。どのご家庭にもあるものを使い、すぐに水性ペンが使えるようになります。こちらの記事では、水性ペンのインクが出なくなる原因や、水性ペンを復活させる方法などをまとめています。ぜひご一読ください。

目次

水性ペンの特徴

水性ペンはその名前のとおり、インクに水分を多く含んでいるので独特のすべらかな書き味が特徴です。また油性ペンと比べて乾くのが遅く、匂いもありません。

水性ペンを使って紙に書くと油性ペンと違い、にじむことがなく裏写りもしません。筆圧をかけなくてもサラサラと書けます。その反面ペットボトルやビニールなど水をはじきやすいものには、ほとんど書くことができないのです。

逆に油性ペンは金属やプラスチックなど表面がツルツルしていても、しっかりと書けて比較的乾きが早いのが特徴です。

水性ペンのインクが出なくなる原因

水性ペンのインクの主成分は、水性溶剤と着色剤です。水性溶剤には水と浸透剤が含まれています。浸透剤の中にはアルコールも含まれており、水とアルコールの乾燥がインクが出なくなる主な原因になるのです。

乾燥すると水性ペンの先端が固まり書いても写らなくなります。ところが外に出ていない芯の部分には、まだインクが残っていることが多くこれが復活のカギになるのです。

キャップを開けっ放しにしている

水性ペンを使用後に、キャップを外したままにしているとペン先が固まってしまいます。これはペン先がずっと空気に触れているので水分が蒸発してしまうからです。使用後は必ずキャップを閉めることを心がけましょう。

購入してからの期間が長い

購入してからの期間が長くなると、その分乾燥や気温の低下にさらされることになるので、必然的にインクが出にくくなります。長い間保管した状態でいざ必要なときに使えないと困りますよね。

取扱いに問題がある

水性ペンのペン先はフェルトなので、強い筆圧をかけるとペン先がつぶれインクが漏れてしまいます。他にも高いところから落とすと、インクカートリッジの破損につながるので取り扱いには注意が必要です。

保管場所に問題がある

水性ペンは極端な温度変化に弱く、高熱や低温により劣化してしまいます。直射日光にさらされたり、クルマのダッシュボードなどに置きっぱなしにすると、水分が蒸発してペン先が固まる原因になるのです。

気温の低下や乾燥が原因

水性ペンの先端が固まる原因として、乾燥と気温の低下があります。水性インクは水分の量が多いため、乾燥すると水分が蒸発してしまい先端部分が固くなるのです。

ペン先を温めて復活

水性ペンは低温や乾燥で、インクが出づらくなるのでペンの先っぽを温めることにより、復活することがあります。

手で温める

手でペン先を握り体温で温めます。1番シンプルな方法ですが効果的です。特に会社や学校など緊急性があるときに非常に使えます。インクが出ないときは最初に試してみてください。

ドライヤーで温める

ヘアドライヤーを使いペン先を温めます。

ペン先にドライヤーの温風を直接当て30秒ほど温めます。加熱されることによりペン先が柔らかくなり書けるようになるのです。他にもヒーターやストーブなどでも同じことが出来ます。

注意点としては長時間加熱すると、逆効果になるので30秒ほどで終えてください。また高温になるため火傷などに注意が必要です。

水で水性ペンを復活

この方法は水性ペンの先端が、乾燥して固まっているときに有効な方法です。家庭にあるものだけカンタンにできますよ。

準備するもの
  • コップ

まずコップを用意します。汚れが気になる方は使い捨ての紙コップでもよいです。

容器は他のものでもかまわないのですが、浸けたままにするので、立てかけられるコップがラクにできますよ。

手順

コップに先端が浸かるほどの水を入れて、水性ペンの先を水に浸します。そ
のときインクで容器の水がにじみますが、そのままの状態で5分ほど待ちましょう。

5分後に紙に試し書きをしてみてください。しっかりとインクが紙に付いたら成功です

ぬるま湯で試してみる

水であまり効果がなかった場合は、ぬるま湯で同じことを試してみてください。温めることにより早く効果が出ることが期待できます。

こちらの投稿ではぬるま湯で復活したようですね。

除光液はNG

油性ペンの復活には除光液は最適ですが、水性ペンに使用すると逆に色がなくなってしまいます。水性ペンの成分を考えると水やお湯が最適。

注意点

注意点としては、水に浸してもインクが出なかったり、色が薄い場合があります。そういった場合はある程度時間をおくと、水分がインクに浸透して出るようになるのです。

早ければ数分でインクが復活しますが、長いと丸2日間浸してインクが出るようになった例もあります。これは水性ペンの個体差や使用期間・環境などの影響があるようです。

こちらの投稿では、なんと同じペンを20年も使い続けているとのこと。大事に使えば長持ちするのですね。

キャップに水を入れる

もっとカンタンな方法を紹介します。要領は先ほどのコップに水を入れる方法と同じですが手間が少し省けています。

準備するもの

手順

水性ペンのキャップを外して水を入れます。キャップを閉めたとき水があふれないように、水の量はキャップの半分くらいにして下さい。

そのままキャップを閉めて、倒れないように置いておくだけです。5分ほどたったら試し書きしてみましょう。

注意点

キャップに水を入れて閉める時や開ける時は、水で汚れないように注意して下さい。濡れても大丈夫な洗面所や台所で行うと良いでしょう。

無水エタノール(アルコール)で水性ペンを復活

インクの溶剤にはアルコールも含まれていますので、アルコールが乾燥するとインクが出なくなるのです。無水エタノール(アルコール)で浸して復活させます。

準備するもの
  • 無水エタノール
  • コップ
  • ゴム手袋
  • 無水エタノール(アルコール)

無水エタノールとは、植物性の原料をアルコール発酵させたもので、掃除や除菌などで多くのシーンで使用されています。無水エタノールはネットやホームセンターなどで購入可能。また無水エタノールは直接触れると、手荒れの原因になるのでゴム手袋を準備してください。

一家に一つあると便利なアイテムです。

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手順

まずゴム手袋を装着。次は水と同じように無水エタノールをコップに入れて、ペン先を10分ほど浸します。10分たったら試し書きをしてください。

注意点としては、部屋の窓を開けて換気してください。アルコールに酔う可能性があります。
また引火性なので火の近くで作業しないよう注意して下さい。

水性ペンの保管方法

インクが復活したら保管方法にも気を付けましょう。しっかりと保管することで水性ペンを長持ちさせ、本来の性能を発揮できるようになります。

キャップをしっかり付ける

水性ペンの管理として基本中の基本ですね。カチッと音がするまでしっかりと閉めましょう。

すき間が出来ないように付けてペン先が乾かないようにします。

高温や直射日光やを避ける

温度が高い部屋、日光が直接当たるところに水性ペンを置くと、インクの劣化が早まり、中に入っているインクの軸が変形してインク漏れの原因になります。

横向きに置く

水性ペンを保管するときは横向きに置くことで、着色剤が均一に混ざり合い色の濃さを一定に保つことができます。水性ペンを立てて置くと着色剤が沈んでしまい描線の濃さが変わったり、ペン先に着色剤が詰まりやすくなるのです。

ジップロックに入れる

水性ペンの乾燥対策として、密封できるジップロックなどの袋に入れて保管します。水性ペンを各色まとめてジップロックにいれることで、管理しやすくなりますよ。

ジップロックに入れるのは使用頻度が少ない水性ペンにしましょう。取り出す時、結構めんどくさいので。

12色セット水性ペンなど、あまり使わない色がある水性ペンもジップロックでの密閉保存がおすすめです。

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水性ペンの復活まとめ

インクの出なくなった水性ペンは、家庭にあるものでカンタンに復活させることができます。インクが出なくなったからと水性ペンを捨ててしまうのは、もったいないですよね。

またカンタンに復活できますが、無水エタノールの取り扱いにはくれぐれもご注意下さい。

水性ペンはしっかりと管理することで、キレイな発色を維持して長持ちさせることが出来ます。お気に入りの水性ペンはずっと使いたいですよね。

緊急の場合は上記の方法で水性ペンを復活させてみてください。

また、緊急を要さない場合は、新たに買い替えるというのも一つの方法です。

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