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油性マジックペンの復活方法!書けなくなったマジックのインクを出す方法

油性マジックペンの復活方法!書けなくなったマジックのインクを出す方法

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「子供の上履きに名前を書いておこう!」

「冷蔵庫の仕分け収納に、ジップロックを使ってネーミングをしよう!」

そんな時、油性マジックペンを使いますね。

また、今では油性マジックペンを使ったアートまで出現するほど、使い方は多岐にわたります。

使う時に備えて、あらかじめ買ってはいたものの、いざ書こうと思ったその時になぜか書くことができなくなっている!なんてこと経験する方も多いのではないでしょうか。

今回は、そんないざという時にインクが出てこなくなる油性マジックペンの謎と、それでもインクを出す復活の裏ワザをご紹介していきます。

では、なぜ、油性マジックペンはかすれて書けなくなったり、インクが出なくなることがあるのでしょうか。

目次

油性マジックペンが出なくなる原因

まず、油性ペンのインクはどんな構造なのかご説明します。

インクには、色を付けるための色素と色素同士を混合するために液体を混ぜます。

水性、油性問わずこの作り方になるのですが、この混ぜるための液体に違いがあります。

水性インクの場合は水で混ぜる一方、アルコールなどの油を混ぜるのが油性ペンとなるわけです。

つまり、油性ペンが書けないということは、インクがその効果を発揮しなくなったと言えるわけですね。

では実際、どのような状況で効果が発揮できなくなるのでしょう。

ペン先が乾燥してしまった

思わずペンのキャップを開けたままにしてしまったり、長年放置してしまったらどのようになるでしょうか。

揮発性の高い油性ペンの場合、外気に触れたり、高温になると、液体は蒸発し、色素同士が固まってしまいます。

また、こんな状況もよく聞きますね。

なぜか、油性ペンの極細部分だけが出なくなってしまうという現象がよく見られます。

これは、ペン先が細ければ細いほど、色素が触れる外気の面積が増えるからです。

したがって、ペン先が乾燥することは、インクが効果を発揮しなくなった1つの原因と言えるでしょう。

軟質塩化ビニルを使用する素材に描いていた

ツルツルしてるビニール素材に書きにくいということは、ありませんか。

ペンの注意事項には、「軟質塩化ビニルには使用できません」との記載があります。

身近なものでいうと、長靴や浮き輪、テーブルクロスなどです。

軟質塩化ビニルには、酸や油、アルコールへの耐性があり、インクを弾いてしまうため、書くことができなくなってしまうのです。

さて、インクが効果を発揮しなくなる原因は主に2つありました。

①ペン先が乾燥してしまった
②軟質塩化ビニルを使用する素材に描いていた

しかしながら、書けなくなった油性マジックペンは復活させることができるのです。

油性マジックペンを復活させる方法

それでは、ご家庭にあるもので、油性ペンを復活させる方法をご紹介します。

除光液

除光液に含まれる「アセトン」は、油性ペンの溶媒として使われる、親水性・親和性を持つ物質です。

アセトンを加えることで、固まった色素が溶けだし、インクが復活します。

しかし一方で、アセトンは引火する温度が-20℃と非常に引火しやすいのが特徴です。

また、揮発性も高いため使用するときは、十分に換気をしながら行いましょう。

手順
  1. キャップの中に除光液を数滴たらす
  2. キャップを付けて、除光液が垂れないように10分程度立てておく

以上の手順で簡単に元通りです。

ただし、除光液の中には「アセトンフリー」もありますので、購入の際には成分表記を確認してください。

ゴミに出す際は、ティッシュや新聞紙に吸わせて、ゴミ箱に入れましょう。

ジッポオイル

除光液を持っていない方でも、ジッポオイルで代用できます。

ジッポオイルに含まれる成分がペンの溶媒として働きます。

使い方は、除光液同様、ペンのキャップに入れて、キャップを閉めて10分程度放置です。

これで、油性ペンも復活します。

引火性が強いため、火の近くでは行わないように気を付けましょう。

シンナー

塗装作業によく使用されるシンナーです。

シンナーには、油性ペンの溶媒として使用される、エステルやケトンが含まれるため、乾いてしまったペンを復活させるには効果的です。

除光液同様、キャップ内に入れ、キャップを閉めて10分程度放置すれば、復活します。

しかし、正しく使用しなければ、人体に影響を及ぼし、大量に吸い込むと頭痛やめまいを引き起こす危険性があるので、十分注意して使用しましょう。

間違った油性ペンの復活方法

他にも油性ペンを復活させる方法は多数、ご紹介されています。

しかし中には、実際にやってみたら効果が無かったという方法も。

使用する商品や状況によって、効果が見られる可能性もありますが、比較的効果が少なかった方法として、ご紹介していきます。

除菌用アルコール

アルコールは油性ペンの溶媒にも使用されていることから、効果が見られる方法としてご紹介されています。

実際やってみると、残念ながら、除光液ほどの効果が無かったという意見もありました。

家庭用のアルコールでは、濃度が低い可能性が考えられます。

もし使用する際は、キャップに入れ、そのまま閉め、10分程度放置しましょう。

アルコールの揮発性により、ペン先が乾いてしまう可能性もあるため、少量からスタートして様子を見ながら行うのをお勧めします。

ベンジン

本来、シールはがしに使われるベンジンですが、溶媒としての機能を活かし、インクの復活に役立つと言われています。

しかし、実際に試してみると、失敗してしまい、むしろペン先が乾いて使えなくなったとの意見がありました。

ジッポオイルとも成分が似ており、ジッポオイル同様、「ペンの復活に効果的だ」と言われるようになったと考えられますが、必ずしも成功するわけではないようです。

もし、使用される場合は、除光液同様、キャップに入れ、キャップを閉めて10分程度放置します。

石油由来なので、引火しやすいため、火の近くでは使用しないでください。

お酢

料理だけでなく、あらゆる場面で使用できるお酢です。

お酢も、溶剤の働きをしてくれるため、インクの復活に役立つと言われました。

しかし、実際には効果が見えなかったという意見もあり、加えて匂いが強いため、あまりおすすめはできません。

油性マジックペンの保管方法

キャップをきちんと閉める

ペン先が乾燥して、書けなくなる原因になってしまいます。

必ず「カチッ」と音が鳴るまでキャップを閉めて保管しましょう。

横向きにする

油性ペンのインクに含まれる色素は、粒が大きく、液体に比べ重いため、縦にすると偏りやすくなります。

インクが偏ることで、ペン先で詰まってしまい、かすれやすくなります。

縦に保管するのではなく、なるべく横向きに保管しましょう。

火気に近づけない

ペンは可燃性です。

特にお子様がいるご家庭では、誤って火気に近づけないよう、十分注意して見ておきましょう。

こんな使い方もあったんだ!油性マジックペンの意外な使い道

防災時の安否確認

油性マジックの中でも、「マッキープロ 特殊用途DX」という商品は、岩にも描ける優れものです。

例えば、防災時。一刻も早く行いたいのは、自身の安全を伝えることです。

しかし、家から離れて避難所に行かなくてはいけないのに、携帯や固定電話もつながらず、家族や友人に安否を伝えることができないような時もあります。

道に転がる岩さえあれば、油性マジックを使い、自身の安全を伝えるためのメッセージを置いておくことに使えますね。

落書き

こんな商品をご存知でしょうか。

実は、水で落とせる油性マジックもあります。

家で過ごす時間が多い今、お子様はじめ、ご家族皆さんで思う存分“落書き”を楽しんでみるのはいかがでしょうか。

マグカップのデザイン

材料
  • 油性ペン
  • 無地のマグカップ
  • オーブン
手順
  1. 乾いたマグカップに、油性マジックで好きなデザインを描く
  2. 乾かした後、上から再度なぞる
  3. 200度まで予熱したオーブンで1時間焼く
  4. 完成

自分らしいデザインでオリジナルの素敵なマグカップも作ることができます。

布地のデザイン

デザインの幅が無限大なので、お好きなオリジナルTシャツを作ることもできますね。

木材のデザイン

材料
  • サインボード
  • 油性マジック
  • 必要であればステンシルシート
手順
  1. サインボードに好きなステンシルシートを貼りつける
  2. シャーペンなど、先のとがったペンで、ボードに薄く跡を付ける
  3. 油性マジックで塗りつぶしていく
  4. 完成

100均で手軽に手に入るサインボードにデザインをして、オリジナルのインテリアを作ることもできます。

キャンドルのデザイン

材料
  • ティッシュペーパー
  • テープ
  • 油性ペン
  • パラフィン紙
  • キャンドル
  • ハサミ
  • ドライヤー
手順
  1. ティッシュを紙にのせて、テープで固定する
  2. 油性ペンで、キャンドルに描きたい絵を描いていく
  3. デザインを描いたティッシュを、デザインより大きめにハサミで切る
  4. デザインをしたティッシュにパラフィン紙をテープでつける
  5. ドライヤーで熱を加えて、キャンドルにデザインを付ける
  6. 完成

誰かにプレゼントしても、自宅に飾っても楽しめるオリジナルキャンドルが作れます。

ホワイトボードに

ホワイトボード用のマーカーが、実は油性マジックなのをご存知でしょうか。

指で擦ると、簡単に文字を消すことができるのは、通常の油性マジックとは異なり、剥離剤が含まれているからなのです。

つまり、ボードの上にインクは乗った状態になります。

間違っても、通常の油性マジックでホワイトボードには書かないようにしましょう。

こんなにもたくさんの使い道がある油性マジックペンです。

油性マジックペンの復活方法まとめ

油性マジックペンは身近にある「アセトン」を使うことで復活させることができました。

油性マジックペンに限らず、普段使っていないものは、いざという時に使えなくなっているものです。

使わないまま放っておくことなく、気づいたときに使ってあげると、きっとその物も喜ぶことでしょう。

普段開けない引き出しや、扉の中に眠っているものがないか探してみるのもいいかもしれません。

急を要していないなら、買い替える方法が一番手っ取り早いです。

ムリに復活させようとしても時間ばかり食うだけなので。

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