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お茶(緑茶)を飲み過ぎると太る?ダイエット中におすすめの緑茶は?

お茶(緑茶)を飲み過ぎると太る?ダイエット中におすすめの緑茶は?

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お茶を飲み過ぎるとどうなるの?

日常生活で何気なく飲んでいるお茶ですが、飲みすぎるとどうなるのでしょうか。

ダイエットのために、習慣的に飲んでいる方もいらっしゃると思います。

はたして、本当にダイエットに効果的なのでしょうか。

今回は、そんな緑茶の謎について考えていきます。

目次

お茶で太る原因

緑茶を飲んで太ってしまう原因として考えられるのは主に4つです。

①冷たいお茶の飲みすぎ
②カフェインの摂りすぎ
③タンニンの摂りすぎ
④アミノ酸の摂りすぎ

冷たいお茶の飲みすぎ

温かいお茶と比べ、冷たいお茶は太りやすくなります。

そもそも冷たい飲み物がなぜ体を太らせてしまうのでしょうか。

冷たいお茶は内臓を冷やす

冷たい飲み物を飲んだ場合、内臓も冷えてしまいます。

それにより、内臓を温めようとして、「内臓脂肪」を付けるのです。

これが、肥満につながります。

冷たいお茶は消化機能が下がる

冷たいものを飲むと、体温が下がるため、体温調整に関する自律神経が乱れ始めます。

それにより、便秘や下痢の症状を引き起こすのです。

体内のデトックスとして、排便は約7割の役割を担っています。

つまり、便秘が肥満にほぼ直結してしまうというわけです。

冷たいお茶は代謝を下げる

身体全体が冷えてしまうと、血管が収縮して血流が悪くなります。

それにより、筋肉や臓器に酸素や栄養が行かず、基礎代謝が下がってしまうのです。

基礎代謝とは、1日に自然と消費できるカロリー量ですので、代謝が下がってしまうことで、消費カロリーが減り、肥満につながってしまいます。

以上のように、冷たいお茶を飲むことで、肥満につながりやすい身体になるというわけです。

カフェインの摂りすぎ

緑茶1杯に含まれるカフェインは、約10mgです。

量は少ないながらも、もちろん摂りすぎは禁物です。

カフェインを摂りすぎると交感神経を刺激して、副腎皮質ホルモンの1つであるコルチゾールを必要以上に分泌してしまいます。

このホルモンは、脂肪を蓄える働きがあるため、肥満の身体を作り上げてしまいます。

タンニンの摂りすぎ

カフェインが多い飲み物には、タンニンが多く含まれるものも多いのです。

通常タンニンは、生活習慣病予防や美白効果、下痢の抑制など身体に重要な働きをします。

しかし、摂りすぎてしまうことで、貧血や便秘を起こしてしまうのです。

タンニンの摂りすぎが貧血を起こすメカニズム

タンニンは、体内で鉄分の吸収を阻害してしまいます。

体内で鉄分が不足してしまうと、体中に酸素を運搬する「ヘモグロビン」が生成されなくなってしまい、貧血を引きおこしてしまうのです。

タンニンの摂りすぎが便秘を起こすメカニズム

タンニンは、腸内に入るとタンパク質と結合します。

通常、腸に膜を張り、辛いものなどを食べた時に腸内を守ってくれる働きをしますが、膜が増えすぎると、大腸のぜん動運動を妨げてしまい、便秘を引き起こしてしまうのです。

便秘は、体内のデトックスを阻害してしまい、貧血は基礎代謝を低下させてしまいます。

これにより、太りやすい身体につながってしまうのです。

アミノ酸の摂りすぎ

アミノ酸は、体内でタンパク質を生成します。

タンパク質は1g4kcalあるため、摂りすぎてしまってはカロリーオーバーになってしまいます。

しかしながら、摂りすぎても尿として排出される場合が多く、そのため日本でも、摂取量の上限は定められていません。

あまり過度に気にすることは無いですが、飲みすぎには注意しましょう。

お茶を飲み過ぎるとどうなる?

尿路結石を引き起こしやすくなる

尿路結石とは、緑茶に多く含まれる「シュウ酸」の摂りすぎや、食生活の乱れで起こる現代病の一つです。

尿路結石の症状

尿路内の結石ができる場所により、症状が変わります。

腎臓に結石ができた場合、痛みは無く、気づかない場合が多いです。気づかないうちに腎機能低下の症状を引き起こしています。

一方、尿管に結石ができた場合、背中やわき腹に痛みを生じます。痛みの度合いは人それぞれで、鈍痛から救急車を呼ばなくてはいけないほどの激痛になる場合もあります。

また細菌感染が起こると、結石性腎う腎炎を起こすこともあり、最悪の場合死に至ることもあります。

尿路結石の予防

❶食生活を乱さない

「食生活の乱れ」により、結石が増えることが多いです。ファストフードの食べ過ぎなどには注意をし、バランスのいい食事にするのが、最も効果的です。

❷水を飲む

尿が薄まり、結石ができにくくなるため、水を飲むことが良いとされます。

❸カルシウムを摂る

結石の原因となる「シュウ酸」は、カルシウムと結合することで便となって排便されます。

シュウ酸が多く含まれる緑茶を始め、ホウレンソウやチョコレートを食べた時は、カルシウムの多い乳製品や小魚も一緒に食べましょう。

むくみやすくなる

お茶の飲みすぎで、吸収しきれなかった水分は細胞の間で溜まっていきます。

それゆえ、血行が悪化し、水分の吸収が悪くなるため、リンパ管や血管を悪化させていくのです。

むくみはダイエットの大敵です。飲み過ぎには注意が必要です。

生活習慣病・肝障害を引き起こしやすくなる

緑茶には微量ながらナトリウムが含まれます。

もちろん、過度に摂取してしまうと高血圧やがんになるリスクが高くなってしまいます。

また、カテキンや鉄分は、摂取過多になると肝機能障害を引き起こすことがあります。

肝機能が低下すると、倦怠感や食欲不振などの症状を引き起こすこともあるため、注意が必要です。

カフェイン依存になる

他の食品と比べて、緑茶はカフェインの量が多い飲み物です。

そのため、覚醒作用により、眠りにくくなってしまうこともあるかと思います。

さらにはカフェインを摂ると、脳は疲れを感じにくくなり、それにより依存を引き起こしてしまいます。

依存に発展してしまうと、吐き気や嘔吐、動悸や悪寒、最悪の場合心肺停止にもつながりかねません。

歯が黄ばんでしまう

歯の表面には、ペリクルという膜が存在します。

この膜に、お茶に多く含まれるタンニンが付着することで歯の黄ばみになるのです。

歯の汚れは、毎日の蓄積により発生してしまうため、こまめな歯磨きでしっかりケアしていけば問題はありません。

お茶の1日摂取量目安

ここまで、お茶の飲みすぎに伴うリスクをご説明しました。

では一体どのくらい飲めば健康に良く、どのくらい飲んでしまうとリスクが伴うのが、目安をお伝えします。

1日4杯以上で脳卒中・脳梗塞・脳出血のリスクが減る

国立がん研究センターが2013年に、全国9地点に住む約8万人を対象に調査を行いました。

すると、1日4杯以上の緑茶を飲む人は、飲まない人に比べて、脳卒中や脳梗塞、脳出血の発症者が少ないという結果となりました。

明確に理由は明らかとされていませんが、おそらくカテキンによる血管保護作用が影響しているのではないかと言われています。

参考:Microsoft Word – 20130315JPHC緑茶・コーヒー摂取量と脳卒中ISO_NCVC修正-3.docx

5杯の緑茶で1日のビタミンC目安量の半分になる

ビタミンCにおける1日の摂取目安量は15歳以上で100mgです。

緑茶1杯に含まれるビタミンC含量は、約10mgとなるため、5杯飲むことで、1日の半分を摂取できてしまうのです。

1日6杯以上で糖尿病のリスクが減る

大阪大学大学院が、40~65才の男女約1万7千人を対象に行った調査によると、1日6杯以上の緑茶を飲むグループは、週1杯以下のグループに比べて、5年後の糖尿病発症者が減少したという結果が報告されました。

特にBMIが25以上の、肥満と呼ばれる方たちに顕著に表れたようです。

これは、緑茶に含まれるカテキンによる効果だと考えられています。

参考:「緑茶・コーヒーの糖尿病予防効果―JACC Study の結果から」

1日のカフェイン摂取目安は子供で10杯

緑茶の飲みすぎで最も考えなければならないのが、カフェインです。

日本では、カフェインの摂取目安が定められていません。

欧州食品安全機関を参考にしてみると、1日のカフェイン摂取目安は、成人で400mg、妊婦で200mg、30㎏の子供で90mgです。

緑茶1杯に含まれるカフェイン量は約10mgなので、小さな子供の場合1日10杯程度を目安としなくてはいけませんが、大人の場合、過度に気にする必要は無いでしょう。

以上の事から、緑茶の摂取目安量は以下のように考えられるかと思います。

大人は1日4杯以上、子どもは4杯以上10杯未満の緑茶を飲むべし

他のお茶との比較

玉露との比較

うまみ成分が多く、煎茶と比べて香りが強いのが特徴です。

実は、玉露は緑茶の約16倍のカフェインが含まれます。また、アミノ酸やビタミンCなども非常に多いのです。

また、カロリーも緑茶に比べると2倍以上となるため、美味しいからといって飲みすぎてしまわないよう気をつけましょう。

紅茶との比較

緑茶と比べると、カロリーも低く、ヘルシーな飲み物です。

しかし、カフェイン量は多く、緑茶の3倍が含まれます。

あまり飲み過ぎてしまうと、眠れなくなってしまうようです。

抹茶との比較

アイスやプリン、焼き菓子など「抹茶味」と聞いただけで、そそられてしまいます。

抹茶は、緑茶に比べてミネラルやビタミン、カテキンも豊富に入っているのです。

栄養素は非常に豊富な一方、カフェインも多いので眠る前には控えめに召し上がりましょう。

お茶で太った人の口コミ

お茶に限らず、水分を摂りすぎてしまったという意見です。
パッと見た時に太ったと感じてしまうのは、むくみが原因なのかもしれないですね。

紅茶と同じく、緑茶はどうしても味が無いと感じてしまいます。
紅茶の場合は、砂糖を入れたり、ミルクを入れたりアレンジをする方が多い一方、緑茶は甘い和菓子などと食べてしまったりする方も多いでしょう。
一緒に甘いものを食べ過ぎてしまってはカロリーオーバーを招いてしまうため、食べる量には注意が必要です。

太りにくいお茶飲み方

カテキンを多く抽出するため、高温で入れる

緑茶に含まれるカテキンは、脂肪燃焼の効果があり、さらには飲むことを中止したとしてもリバウンドが起こりにくい身体にしてくれるという、ダイエットの強い味方です。

そのカテキンをより多く摂取するには、高温で抽出するのが良いでしょう。

方法としては、ポットで温めたお湯を急須に直接注がないようにしましょう。
まずは湯のみに入れ、少し冷まします。カテキンの抽出にベストな温度は80℃程度なので、沸騰してすぐだと温度が少し高すぎてしまうのです。

その後、急須に入れ、最後の1滴まで湯のみにそそぎましょう。

香りがたって、非常においしくなるため、ストレスなくダイエットが続けられるでしょう。

ダイエット中におすすめの緑茶

花王 ヘルシア緑茶

  • ペットボトル飲料の中では、最もカテキン量が豊富
  • 通販では24本単位での販売もあり、習慣化しやすい

[機能性表示食品] 伊藤園 おーいお茶 さらさら濃い茶

  • 粉末タイプならではのさらさらとした飲みやすさ
  • ダイエット中におすすめ
  • 動脈硬化予防にも効果的な「ガレート型カテキン」配合
  • 安心の国産メーカー

お茶(緑茶)で太るのかのまとめ

どんな食べ物や飲み物も過剰摂取は、肥満や病気の原因となります。

何事も「適量」が一番です。

しかし、その適量とはどの程度なのかは興味を持ってみないと分からないものです。

この記事が、そんな「興味」の足掛けになれば嬉しいです。

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