カタツムリに塩をかけるとなぜ縮む?駆除する方法は?

梅雨のジメジメが始まった途端に大量発生する「カタツムリ」。

カタツムリが発生すると同時にナメクジも大量に発生します。
そこでナメクジに塩を振りかけると小さく縮むのはご存知かと思います。

しかし、ナメクジ似ているカタツムリに塩を振るとどうなるのでしょうか?

梅雨の時期に「カタツムリが大量発生して駆除に困っている」という方に向けて、

  1. 塩カタツムリにをかけたらどうなるのか
  2. 手軽確実な駆除方法

の内容をご紹介します。

目次

カタツムリに塩をかけるとどうなる?

カタツムリに塩をかけると死ぬ

塩をかけるとナメクジが死ぬというのはもはやだれもが知っていることでしょうが、実はカタツムリも塩をかけると死にます。

塩をカタツムリにかけると、水分が抜けて縮み、水分を失い干からびて死んでしまいます。

物質は濃度の高いものと低いとものとが混ざると、お互いがちょうど良い濃度になろうとする性質があります。
そのため、ナメクジやカタツムリのような、水ばかりのものに塩のような濃度の高いものをかけると、塩と水が混ざり合おうとします。
しかし、ナメクジやカタツムリなどの生き物の表面には、膜(人間で言うと皮膚)が覆っています。
この膜には細かい穴が空いており、水は通すけど、塩は通しません。(水のほうが小さい粒子からできているため)
その結果、仕方なくナメクジやカタツムリの体内から、水分が抜けて、塩と混ざり合うわけです。
当然、水分を奪われたナメクジやカタツムリは死にます。

身近なもので言えば漬物が挙げられます。

漬物を作る時は塩をまぶして水分を抜きますが、あれと同じようにカタツムリの水分も抜けてしまうのです。

塩以外は?

水の濃度を高めることができれば、他のものでも大丈夫です。

例えば「小麦粉」「砂糖」「重曹」も浸透圧を引き起こすものになります。

ですが「塩」が一番効率よく水の濃度をあげることできますので、できるだけ塩を使用することをオススメします。

「身近なもの」で駆除する方法

カタツムリは春から秋に向けて、庭や畑に発生します。

見た目が可愛いという方もいますが、家庭菜園をしている方にとっては害虫のひとつですよね。

カタツムリが大量に発生してしまうと、せっかく育てた野菜やお花が食べられてしまいます。
そのため、早め早めにカタツムリの対処するようにしましょう。

カタツムリの主な駆除方法は先ほどご紹介した「塩」が最も手軽で簡単な方法ではありますが、塩以外の身近なもでも簡単にカタツムリを駆除できますのでその方法をご紹介します。

①ビール

カップやペットボトル等、カタツムリが登れる高さの容器に、ビールを入れて放置しておきます。

実はカタツムリはビールの酵母が大好物。

なので、ビールの香りに集まってきます。その後は勝手に容器の中に落ちて溺れます。

ビールではなく安価な発泡酒でOKです。しかしより酵母の香りが強いビールのほうが効果が高いです。
しかし、カタツムリの駆除にわざわざビールを使用することについてはご一考ください。

※代替物として、グレープジュースもしくは、水にイースト小さじ1/2杯と砂糖大さじ1杯を混ぜたものを使っても大丈夫です。

②コーヒー

コーヒーを使用することで、簡単で効果的に駆除することができます。

コーヒーに含まれているカフェインは、軟体動物の神経に悪影響を与えるだけでなく、死に至らしめるまでの効果があるのです。

コーヒーを使用して駆除する方法は、

  1. 直接振りかける方法
  2. 予防として撒いておく方法

の2パターンがあります。

直接かける場合は、霧吹きを使うのが最も効果的に駆除することができます。

また、カタツムリに来て欲しくない場所にコーヒーを散布しておくという方法もありますので、やりやすい方で実践してみてはいかがでしょうか。

③銅

銅も比較的簡単な撃退方法です。

銅テープを用意し、家庭菜園等のカタツムリを寄せつけたくないところに貼っておきます。

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たったのこれだけでカタツムリを寄せ付けない庭造りをすることが可能です。

なぜなら、カタツムリが移動する時に出す粘液と、銅の金属部分が化学反応を起こすことで生じる電気信号のようなものが発生する為、銅のある場所を避けるようになるからです。

また、銅テープがなければ十円玉等、銅の素材であれば何でも大丈夫

ただし、効果を持続させる為にも、銅が劣化してきたら入れ替えるようにしましょう。

④卵の殻

卵を食べる習慣のある方は「卵の殻」も活用できます。

カタツムリが寄ってきてほしくない所に、卵の殻を砕いて置きましょう。

卵の殻は砕くととがっているので、体が柔らかいカタツムリはチクチクした卵の殻のある所を通ることに嫌悪感を示し、その場所を通らないようにする傾向があります。

卵の殻には土の栄養になるカルシウムがたくさん含まれるので、環境にも優しく多くの園芸家の方が利用している方法です。

⑤お酢

自宅にある「お酢」でも撃退できます。

お酢を2~3倍に薄めてから霧吹きに入れて、カタツムリに直接スプレーしましょう。

お酢には塩と同じように浸透圧を引き起こす作用があるので、効果があります。

また、お酢自体が食品なので、家庭菜園でも安心して使えますよね。

ただし、お酢が原液の状態で植物にかかると傷んでしまいますの、しっかり薄めてから使用するようにしましょう。

⑥米ぬか

家の中での撃退方法としてオススメなのが、米ぬかです。

容器に水を1/3ほど入れ、米ぬかを一振り入れてかき混ぜましょう。

米ぬかの発酵の香りを嗅ぎつけて、カタツムリが寄ってくるので、ビールと同じ要領で撃退できます。

カタツムリの駆除剤

ここまでは身近なもので対処できる方法をご紹介してきましたが、あくまでも身近なものでできる代用方法です。

  • 数が多すぎて対処しきれない。
  • 身近なもので対応してみたが、すべては駆除しきれなかった。
  • 確実に駆除できる方法を実践したい。

上記のようなことでお困りの方は、駆除剤の使用をオススメします。

カタツムリ駆除剤の種類

様々な種類がありますので、よりお家の環境にあったものを選んで使用しましょう。

  • 「エサ」として食べさせるタイプ
  • 直接「スプレー」を吹きかけるタイプ
  • 薬剤が入った「容器」を置いておくタイプ

大きく分けて上記の3点のタイプがあります。

ナメトリンキング(エサタイプ)

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これは、カタツムリが好きな誘因性のある薬が入っている粒のエサです。

その為、カタツムリがこのエサに集まってきて、食べることにより駆除できるタイプなので、即効性があります。

駆除したい場所にまいておくだけで、翌日には結果がでるでしょう。

ただし、雨や水にぬれることで誘因性が落ちてしまう為、雨が降る時や水にぬれそうな所では使用しないようにご注意ください。

②ナメトール(エサタイプ)

こちらもカタツムリが好きな誘因性のある薬と、殺虫力も兼ね備えている粒のエサです。

しかも、天然の素材で作られているので、ペットを飼われているご家庭でも安心して使えます。

さらに、雨や水に濡れても大丈夫なので、効果が長持ちするんです。

残った粒は土に戻りますので、農作物にも問題なく使用できます。

設置して1ヶ月~3ヶ月は効果が持続するので、安心して長期間の効果を期待する方にはオススメものです。

③スラゴ(エサタイプ)

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こちらは食毒効果がありますので、カタツムリを駆除することが可能です。

また、この薬剤はペットが近づく場所や、農作物の収穫間近の時期でも使用することができる珍しい薬なので、安心して使用できるものです。

さらに、雨や湿気に強いので、湿気が強い日でも変わらず高い効果が期待できるでしょう。

④フマキラーナメクジ殺虫剤(容器タイプ)

こちらは誘因性のある薬と殺虫力も兼ね備えているので、即効性があります。

また、薬剤に触れない容器入りなので安心して使用でき、雨にも強い為、天候により効果が弱まることはありません。

一方で、子供やペットが誤って食べてしまうと体調に危険を及ぼす可能性がありますので、子供やペットの手が届くところには置くことがないようにしましょう。

⑤お庭の虫ころり(容器タイプ)

こちらはカタツムリ以外の害虫(ダンゴムシ、ムカデなど)も一気に駆除したい方は、使ってみても良いかもしれません。

容器タイプなので雨にも強く、家の中でも薬剤に直接触れにくくなっています。

また、エサタイプとしては珍しく液体状のエサなので、小さい虫でも食べやすいのが特徴です。

⑥アースガーデン(スプレータイプ)

こちらは直接スプレーで吹きかけるタイプです。

化学殺虫成分不使用で食品原料なのに、直接吹きかけることでカタツムリの動きを止め、すぐに駆除できます。

ただし、たくさん駆除したい時には向かない方法ですので、他の方法で駆除しきれなかった残りのものに使用するには良い アイテムです。

本格的なカタツムリ駆除は代用ではなく市販品を

ガーデニングや家庭菜園等をしている方にとって、カタツムリは天敵ですよね。

駆除は大変ですが、早期の対処が大切に育てたお花や野菜を守ることになります。

ご家庭の環境やメリットデメリットを踏まえ、適切な対処方法をしていきましょう。

塩やビールでカタツムリを駆除する方法はあくまでも簡易的にその場で行うことができるものです。

したがって、市販品物よりも効果が低くなってしまいます。

本格的にカタツムリを駆除するのであれば、上記で紹介した市販されているカタツムリ駆除剤を使用した方が圧倒的に効果的ですよ。

  • 発生したカタツムリを駆除するのであれば、スプレータイプを。
  • 予防策を講じるのであれば容器タイプや餌タイプを。

両方持っておけば鬼に金棒ですね。

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