持っていると非常に便利な梅酢。
ですが梅酢を中々うまく使いこなせていない方は非常に多いです。
梅酢を使いこなせるようになると料理の幅が広がり、とても楽しくなります。
梅酢にも「白梅酢」、「赤梅酢」の2種類があり、それぞれ使用方法が異なります。
本記事ではそんな梅酢の使い方をそれぞれ解説。
梅酢とは?
そもそも梅酢とは何でしょうか。
梅酢にはクエン酸やポリフェノールをたくさん含んでいて、とても健康に良いことで知られています。
また、梅酢を水や炭酸水で割ってドリンクとして飲まれるなど幅広く使用されていることが特徴です。
昔は梅を自宅でつけている人が多かったので、梅酢は頻繁に使用されていましたが、近年では梅を自分でつけるのでは無く、購入する方が増えてきました。
ですから、梅酢を目にする機会も少なくなってきています。
白梅酢の使い方
漬物
とにかくシンプルに白梅酢を使いたいなら漬物液として使用するのが良いでしょう。
- らっきょうの酢漬け
- 甘酢漬け
など漬物にする際には、汎用性がとても高い白梅酢。
ドリンク
お水や炭酸水で割ってドリンクにする事ができます。
また、豆乳、ヨーグルト、ハチミツ、ポカリなど様々なドリンクであっても美味しく飲めます。
白梅酢にはクエン酸が多く入っているので、ポカリやハチミツで割って飲むのが疲労回復にもオススメ。
炒め物や煮物
普段の料理に白梅酢を加えることにより、さっぱりとした味わいに仕上げることができます。
普段、砂糖を入れる場面で白梅酢に変えることで、糖質を抑えられます。
ドレッシング
白梅酢を使うことにより、新たなドレッシングを作ることが可能。
たとえば白梅酢に「レモン」と「砂糖」、「黒コショウ」、「オリーブオイル」を加えると酸味が少なくなったレモンダレを作ることができます。
また、普段使用しているドレッシングに梅酢を合わせると酸味が加わり、普段とは違った味を楽しむことができます。
ドレッシングに梅肉を加えてもおいしいですよ。
赤梅酢の使い方
漬物に
赤梅酢は白梅酢に赤紫蘇(アカジソ)を加えて作ったもので、鮮やかな赤色をしています。
ですから赤梅酢を使って漬物を作ることで、鮮やかな赤色をした漬物を作ることができます。
たとえば、赤梅酢を使って漬物を作るなら
- 紅しょうが
- 玉ねぎの酢漬け
- 夏野菜の酢漬け
- 大根の桜漬け
- らっきょうの酢漬け
赤梅酢を使って漬物を作ると言ってもこれだけのバリエーションがあります。
ちなみに上記で説明した漬物の種類は、まだまだ一部にしか過ぎません。
着色料として
酢を使う場面で赤梅酢を使うと、ほんのり赤く料理を仕上げることができます。
それにより見た目が鮮やかになり、華やかな食卓を演出する事が可能です。
赤梅酢の赤色は、しそ由来なのでとても安心。
また酢の効果で菌の働きを抑えてくれるのでお弁当に最適です。
また、家でお寿司を作る際、酢飯に利用すると梅風味漂う酢飯を作ることができます。
うがいに
梅酢にはポリフェノールがたくさん含まれているので、ウイルスの増殖を抑えてくれます。
赤梅酢を作る時に使用したアカジソにより、酢が持っているもともとの殺菌効果に加え赤紫蘇の殺菌効果もプラスされているのでうがいに使用するのはオススメ。
白梅酢でもうがいをする事はできますが、赤紫蘇が加わっている赤梅酢を使用する事が一番良いです。
白梅酢と赤梅酢の違いや使い分け
- 白梅酢は梅を漬けたときに抽出される梅エキスの事。
- 赤梅酢は白梅酢にアカジソを漬けて色を漬けたもの。
ですから基本的には「色の違い」と「アカジソの風味があるかないかの違い」しかありません。
上記で紹介したは白梅酢と赤梅酢の使い方は別々に紹介しましたが、好みによってドリンクには赤梅酢が良いという方もいます。
このあたりはお好みで使い分けるのが良いでしょう。
ただし一般的に分けられているのは、白梅酢は料理やドリンクに、赤梅酢は料理に少し色を足したい時に使用されます。
梅酢を積極的に使おう
梅酢の最大のメリットはクエン酸。
クエン酸は疲労回復だけではなく、代謝を上げてくれるので、ダイエット中の方にもオススメの調味料なのです。
たとえばランニング後は水分補給をするかと思いますが、その時にスポーツドリンクに梅酢を数滴たらすことで、代謝を促してくれるだけではなく、同時に疲労回復もできます。
また、美容に力を入れている方は「酢」を使用している方が多くいます。
その理由は酢には抗酸化力と言って老化物質を排除してくれる力があるからです。
美容に力を入れている方は酢を使うのでは無く、梅酢を取り入れてみてください。
梅酢の味がしょっぱい
白梅酢にしろ、赤梅酢にしろ、梅をつける時に抽出されるものなので少ししょっぱいかもしれません。
そのままおにぎりに使ってしまうとしょっぱくて食べられないことや、ドレッシングの味が塩辛くなってしまうということもあります。
梅酢がしょっぱすぎる場合は、米酢で割ると調節する事が可能です。
ただし、割りすぎると今度は使い勝手が悪くなってしまうかもしれないので、小分けして使うと梅酢を無駄に消費しなくて済みます。
梅を漬けたら梅酢は取っておこう!
ふとした機会に自宅で梅をつける事があるかもしれません。
その時には必ず梅酢が抽出されるので、取り出して必ず保管しておきましょう。
梅酢を持っているだけで、料理のバリエーションが増えます。
また、梅酢を積極的に使うとクエン酸を摂取する事ができるので、疲労回復にもオススメ。
夏場はスポーツドリンクに梅酢を入れているという方もかなり多くいます。
特に夏場は重宝する事間違いなし!
その理由は、夏場のお弁当に酢を使うことで金の働きを抑制する事ができるので食中毒対策になるからです。
捨ててしまわれがちな梅酢ですが、じつは万能調味料の1つ。
ぜひ使ってみてくださいね!
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