サラダにしてもよし、スープに使ってもよしの万能野菜であるキャベツ。
キャベツといえばあの丸っこくて愛くるしい形ですが、実はキャベツに花が咲くってしていましたか?
ではそのキャベツの花は何色なのか。
また、キャベツの花はどのような形をしているのか。
そしてキャベツから花が咲く原因や理由について解説しています
キャベツの花の概要
色と花びら
キャベツの花の色は黄色系統の色をしています。
そして花びらの構成は4枚で4方向に花びらが向いています。
キャベツはアブラナ科アブラナ属となっており、アブラナ科は共通して花びらが4枚で構成されています。
花の形
花の形は上記で言ったように4枚で構成されている形です。
また、茎の部分は上に向かって少し長めに伸びるのが特徴。
キャベツの葉
ちなみに、花が生えて来るという事は葉っぱも存在すると思いますが、いつも食べている「キャベツ」と言っている部分がキャベツの葉となります。
花が咲いたキャベツは食べられるのか。
葉っぱの場合
キャベツを台所に放置していたら、突然花が生えてきてビックリしたという経験があるかもしれません。
せっかくキャベツを買ったので食べないと損をした気になるので、何とかしたいですよね。
そこでキャベツの花も一緒に食べてもよいのかという疑問が浮かびあがると思います。
これは、とう(薹)が立つことにより、硬くなってしまっているからです。
薹が立つという事はいわいる茎が伸びるということ。
さきほどキャベツはアブラナ科と言いました。
アブラナ科ではフキノトウも有名ですね。
アブラナ科はとう(薹)が伸びてしまうと、葉っぱは食べごろ終えてしまいます。
キャベツの葉っぱはいつも食べているシャキシャキの部分。
つまりキャベツに花が咲いてしまったら、葉っぱの部分の美味しさが、かなり損なわれているという事になるんです。
ですから、花が咲いたキャベツの葉は食べられないということになりますね。
食べてもよいですが、かなり硬くなってしまっているので美味しくないです。
茎は?
とう(薹)が立ったキャベツの葉は食べごろが過ぎていると言いましたが、では茎の部分は食べられるのでしょうか。
これはフキノトウと同じように美味しく食べることができます。
ここ重要!
要するに、茎が伸びてしまったらキャベツの葉の部分の食べごろは終わり。
その代わり、今度は茎の部分は食べられるという事になるんですね。
なぜキャベツから花が咲く?
多くのキャベツは花が咲く前の葉っぱの状態で販売されていますが、ではなぜキャベツから花が咲くのでしょうか。
キャベツは発芽する際、一定の大きさになってから発芽し始めます。
発芽が始まる条件は、連続して低い気温にさらされ続けていると花芽ができるのです。
花芽ができるとキャベツの葉っぱの成長が止まります。
そして、花芽ができた状態になってしまうと次は茎(薹)が伸び始めて来るです。
キャベツを切ってみると花の咲き具合がわかる
キャベツを購入して、中をじっくり見てみましょう。
実は今まで気づかなかっただけで、花が咲きかけているキャベツがあることもあります。
これは、キャベツの旬の終わりを告げている目安。
よく行くスーパーでキャベツを購入すると、発芽しそうなキャベツに毎回あたるのであれば、それは保存期間の長いキャベツか、回転率の悪いという事になるんですね…。
キャベツに花が咲いたら
キャベツに花が咲いてしまったら、葉っぱの部分はもったいない気がしますが捨てましょう。
葉っぱの部分は捨ててしまい、次は茎の部分をおひたしやマヨネーズと和えて食べるなど、工夫して食べると良いと思います。
好みが分かれるところですが、適度な苦味があって非常においしいですよ。
キャベツは花が咲いたら捨ててしまいがちですが、茎の部分を食べることによって、家庭内食品ロスを少しでも減らしていけるといいですね。
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