せっかく母の日にカーネーションをもらったけれども、すぐに枯れてしまっては話にならない。
せっかくのプレゼントを長持ちさせたいな。
という方は本記事で説明するカーネーションを長持ちさせる方法を実践してみてください。
- 鉢植えカーネーションの場合
- 切り花カーネーションの場合
この2パターンが多いと思いますので、鉢植えカーネーションと切り花カーネーションの長持ちさせる方法を解説していきます。
鉢植えカーネーションを長持ちさせる方法
まずは移動を
鉢植えカーネーションをもらったら、大きな鉢植えに移動させてください。
その理由は、小さな鉢だと根が窮屈なため、上手に生育できないからです。
大きな鉢植えを購入したら、ホームセンターで売っている培養土を入れ、カーネーションを移し替えます。
長持ちするように手入れをしよう
まず毎日の水やりは欠かさないようにしてください。
カーネーションの幹の部分に水を多めに与えましょう。
また、部屋が乾燥気味の場合や気温が高い場合はこまめに、水分のチェックをしてください。
乾いているようであれば再び水やりをします。
水やりを習慣化する事が第一条件でその次は肥料を与えます。
カーネーションに与える肥料は液体肥料で大丈夫です。
液体肥料がなくなったら追加という形をとってください。
化学肥料を与える場合は1ヶ月に1回程度で大丈夫です。
カーネーションを長く持たせるコツとしては置き場所も大事。
ベランダがあれば、日光がよく当たり風の通りが良い場所が好ましいです。
カーネーションは日光が好きなので、室内の日陰におくのは良くありません。
ただし適温は25℃までですので、高温に注意してください。
気温が高すぎる場合は室内に移動する事も考慮しましょう。
また、風通しが悪いじめじめした場所はカーネーションは苦手ですので、置き場所をしっかりと考えてください。
- 水やり
- 肥料
- 置き場所
お手入れ方法はこの3点をお忘れなく。
鉢植えカーネーションのつぼみを増やす
鉢植えカーネーションであれば、手入れ次第でつぼみを増やすことができます。
第一条件はカーネーションの大好物である日光をたくさん浴びせること。
さきほども行ったようにカーネーションは25℃までが適温です。
これ以上気温が高くなる場合は、日陰に移動するか室内に移動させてください。
つぼみをつけやすくするコツとしては、枯れた葉をこまめに処理する事。
新たなつぼみを咲かせるために、こまめなお手入れは欠かせません。
冬の時期に注意
カーネーションは寒い気温が苦手です。
時期が冬に近づき10度以下を下回るようになった場合、室内に移動させましょう。
その際に3分の1ほど刈り、日光の当たりやすい室内に移動させてください。
この時期になると徐々に枯れてきますが、次の年には新しい芽が出るので安心してください。
ちなみに、カーネーションを植えかえる時期は「3月~5月」または「9月~10月」が目安。
鉢植えカーネーションの花が枯れた後
カーネーションは四季咲き性です。
ほどほどに株があり、育つための適正気温であるならば、次も新しくつぼみをつけることができます。
つまりカーネーションを適切に扱っていれば、1年に数回花を咲かせてくれるということです。
次の時期もしっかりとつぼみをつけてもらうようにするには、茎を切らなければなりません。
切る長さは下から2節目。
上記で説明した、毎日の手入れと茎切りをしっかりと行うことでまた綺麗な鼻を咲かせてくれます。
切り花カーネーションを長持ちさせる方法
切り花カーネーションをもらったら
切花カーネーションをもらったらまずはプレゼント用の包装を剥がします。
その次に下の方に入っている葉っぱを切り落としましょう。
余分な葉っぱを切り落としたら、次は茎を斜めに切って花瓶に入れて完成です。
水の与え方
花瓶にカーネーションを入れたら水を入れてあげます。
カーネーションに最適な水の高さは5cm 。
カーネーションは基本的に湿気に弱いため、水のあげすぎには注意します。
また、花瓶に水をあげる際に花に水がかからないように与えましょう。
ですから新鮮な水を与えるために、毎日水を替えてあげましょう。
水をあげるついでに、前日の水が付着している茎の部分を綺麗に洗ってあげます。
綺麗に洗ってあげなければならない理由は、前日の古い水にもし細菌が沸いていたら新しい水に変えたところで、切り花カーネーションが細菌に負けてすぐに枯れてしまうからです。
花瓶の水を新鮮に保つコツ
切り花カーネーションはすごくデリケートなので、新鮮な水を保っておくことは必要不可欠。
ですから少しでも長持ちさせるために、水を新鮮に保ってあげましょう。
殺菌効果がある10円玉を入れるのも非常に効果的です。
銅である十円玉の殺菌力は、靴の消臭などにも使われるほど有名ですね。
塩素系の漂白剤はバクテリアの繁殖を抑えられるので少し入れておくと良いでしょう。漂白剤を入れる量は500ml に対し3滴程度。
漂白剤を入れる時に同時に砂糖も入れると効果的です。
砂糖を入れると栄養をカーネーションに与えることができます。
砂糖を入れる量は500ml に対し2g ~5g が適量です。
その他市販されている花の延命剤を使用するのも良いでしょう。
飾る場所
切り花カーネーションを飾る場所は鉢植えカーネーションと違い、日陰の涼しい場所に置きます。
鉢植えカーネーションとは違い、切り花カーネーションを飾る場所は室内だと思いますが、その際はエアコンの風に注意しましょう。
エアコンの風があたると、今度は乾燥しすぎでカーネーションが傷んでしまいます。
切り花カーネーションは残念ながら、最長で2週間持てば良い方です。
寿命が短い分、せっかくもらったプレゼントですので、大切に扱ってあげてください。
不要な葉っぱは切る
切り花カーネーションの場合は、根っこがありません。
ですから、栄養を十分に補給する事ができないのです。
不要な葉っぱを切り取っていないと、必要ない部分に栄養が回ってしまい、本当に送らなければならない場所に栄養を運ぶことができません。
ですからすような葉っぱやつぼみを切り落としておくと長持ちさせることができます。
また、枯れた葉っぱや花びらもすぐに切り取ってください。
カーネーションのお手入れまとめ
カーネーションは、切り花と鉢植えでは手入れ方法が異なるので、注意してください。
鉢植えカーネーションの場合は長持ちしますが、切り花カーネーションの場合は根っこが切ってあるため、そうはいきません。
ですが、プレゼントとしてもらう方はダントツで切り花カーネーションが多いので、少しでも長持ちさせるためにお手入れを欠かさず行ってくださいね。
コメント