おにぎり、おいしいですよね!サクッと食べられて、持ち運びにも便利で、少しお腹がすいたとき握ってあると助かります。
そこで今回はおにぎりを冷蔵庫で保管する方法や日持ちする日数などを細かく調べてみました。
冷蔵庫でおにぎりを適切に保存する方法
おにぎりがすぐに美味しく食べられると嬉しいので冷蔵庫での正しい保存方法をみていきましょう。
おにぎりを冷蔵庫で適切に保存するためラップに包む
ご飯の水分を逃さないためにとても大切な工程です。
おにぎりを握るときからラップ上にご飯を置いて包みながら握ると、手もベタベタせず、時間をおいて食べるおにぎりなので、直接触らないことは雑菌の繁殖を抑え、衛生面にも良いでしょう!
おにぎりをジップロックやタッパーに入れる
ラップで包んだおにぎりをさらに密封して冷蔵庫に入れると、お米の乾燥対策バッチリですね。
またおにぎりに他の冷蔵庫内の食品のニオイが移ることも防げますよ。
おにぎりの保存前から工夫する
作るときから冷蔵庫でおにぎりを保存することを考えるのがおにぎりを美味しく冷蔵庫で保存するポイントです。
海苔はご飯の熱でシナシナになってしまいますので、食べる直前や、お弁当に入れる時などにつけるといいでしょう。
具は殺菌効果のあるもの(梅干し)や日持ちするもの(昆布や鮭)を入れると良い。
雑菌の繁殖を抑えるためにごく少量(指先につけて落とすくらい)の酢をご飯にまぜる。
とにかく雑菌を少しでも抑えて保存することを心がけましょう。
おにぎりが日持ちする期間
おにぎりは冷蔵庫で保存するとパサっとしたり、味が半減してしまうことがあります。
ご飯の劣化を促してしまう温度は2~3度とされておりますので、2~3度以下にしっかり冷ましましょう。
おにぎりの冷蔵庫での保存期間は1日ぐらいで食べきるのが好ましいでしょう。
コンビニのおにぎりも冷蔵コーナーでだいたい10度ほどで売られているのですが、具材やお店によって多少ずれはありますが、当日から次の日の早朝という賞味期限が多いようです。
おにぎりは炊いたご飯で作るので、その段階ですでに雑菌との戦いは始まっています。
ですので食中毒を防ぎ、美味しく食べる為にも今日、明日で食べられるだけのおにぎりを作るようにしましょう。
食べ盛りのお子さんのいるご家庭はこうしておくとおやつ代の節約にもなりますし、なにより体にいいですね!
前日おにぎりを握るときのポイント
先程、「おにぎりを冷蔵庫で適切に保存する方法」として紹介したものと少し内容が被ってしまいますが、大切なポイントですので、少し補足も足しながらご紹介したいと思います。
ご飯は白米が好ましい。
ご飯に酢を入れて炊く。
ラップで必ず包む
具材は傷みにくいものを使用する
冷蔵庫の野菜室でおにぎりを保存する。
ご飯は白米が好ましい
前日おにぎりを握るのに使用するご飯は、必ず白米を使いましょう。
チャーハンや炊き込みご飯などのおにぎりも食べ応えがあり美味しいのですが、調味料や具材、水分の量などの関係で傷みが早いので特に室温の高い夏には食中毒の原因になりますので、やめておきましょう。
シンプルに塩と酢で前日おにぎりを握りましょうね!
またゆかりや鮭のふりかけを混ぜて握ったものは日持ちや品質に影響はないので、味付きご飯でおにぎりを楽しみたい場合、家庭で作るものはふりかけで楽しみましょう。
ご飯に酢を入れて炊く
おにぎりに酢を加えておくと雑菌の繁殖を抑えてくれて、長持ちします。
ですので、ご飯を炊く工程の時に酢を入れておくと、炊けてすぐおにぎり作りに取り掛かれます。
米4合に対して大さじ1.5の酢を目安に加えましょう!
酢の量はお好みで少々の上下はいいのですが、減らしすぎてしまうと酢の殺菌効果が減ってしまうので気を付けてくださいね。
酢入りのご飯はさらに酢と砂糖を足して酢飯にして巻きずしを楽しんでもいいですし、オムライスやチキンライスにしてしまうとケチャップの酸味のおかげで酢が目立たなくなったり、ご飯のツヤが増したりと一役買ってくれますよ!
ラップで必ず包む
必ず1つずつラップに包んでおきます。
おにぎりは乾燥してしまうと、ご飯もですがパサッとした食感で美味しさが半減しては残念なので水分を逃さないために絶対ラップに包みましょう。
ラップがあることで、手で直接お米を触る機会が減るので、雑菌の増殖を抑えられ、冷ましている最中にほこりなどからもおにぎりを守ってくれるので、しっかり包み込みましょう。
素手では握らない
どんなに手を洗っても菌は手に残っていて、その手でご飯を触ってしまうとおにぎりに菌が広がってしまいます。
さらに手を怪我している場合は、「黄色ブドウ球菌」という食中毒を起こす可能性のある菌がおにぎりに付いて増えてしまいます。
食中毒を防ぐために、上記のラップに包んで握ったり、おにぎり型などで作ったり、ビニール手袋を装着して清潔に作ることを心がけましょう。
具材は傷みにくいものにする
先程も紹介し、梅ぼしや鮭、昆布などをおすすめしましたが、ゆかりなどもおすすめです!
ツナマヨ、エビマヨなどのマヨネーズを含むものは水分が多いので傷むのが早いです。
また、焼き肉味や、天むすなどタレを使っているものも同様の理由で傷みが早いので控えましょう。
あとは明太子やいくらも生ものなので日持ちしませんので、前日握るおにぎりの具材には使用しないでください。
冷蔵庫の野菜室でおにぎりを保存
冷蔵庫でおにぎりを保存する場合、野菜室で保存するのがいいでしょう。
なぜなら、野菜室の温度は3度~8度なのに対し、冷蔵室は2度~5度と、野菜室の方が高い為、おにぎりの乾燥をより防ぐことができます。
コンビニのおにぎりコーナーの温度と近いですし、おすすめです。
また冬ならキッチンに1晩なら置いておいても、室温も高くないので次の日食べることができますよ!
お米の保存から野菜室を使うとさらに安心なようです。
前日握ったおにぎりをお弁当に持っていくときの注意点
前日握ったおにぎりをお弁当に持っていく際、少し注意する点があります。
重複する点は補足を付け足そうと思います。
海苔を巻くタイミング
これは最初にお伝えしましたが、海苔はお弁当に入れる直前に巻くようにしましょう。
もしもできるなら、海苔を持っていき、食べる前に巻くのが最も海苔の食感を楽しめ美味しいと思います。
巻きたての海苔に注意することは、海苔は嚙み切るのに力がいりますよね。
ですので、かむ力や飲み込む力の弱い小さなお子様などは、海苔が喉に張り付き窒息などの事故につながらないように気を付けましょう。
保冷剤を使う
おはようございます☀
— passerina (@passerina17) July 24, 2021
今日もお仕事でござい。
今日は消費期限ギリギリ弁当。お腹壊さないようにしっかり冷まして持ってきます。保冷剤必須。明太おにぎり、肉味噌卵焼き、ソーセージの3品です。#お弁当記録 #お弁当作り楽しもう部 #料理 pic.twitter.com/8mABRIYHoV
お弁当袋の中に必ず保冷剤を入れてくださいね。
他のおかずも早く冷ますと傷みにくくなるので一石二鳥です。
特に夏場はおにぎりの温度を上げたくないので、保冷剤をいつもより多めに活用し、おにぎりを冷やしましょう。
しっかり冷ましたうえでの保冷剤使用で対策がきちんとされていますね。
腐ったおにぎりを見分ける方法
腐ったおにぎりを見分ける方法をまとめてみました。
- おにぎりにカビが生えている。
- 酸っぱいなどのニオイの違い。
- 味も酸っぱい。
- 糸を引いている。
- 触るとねばつき(ベタベタ感)がある。
このような特徴を見つけたり気づいたら食べてはいけません。
酸っぱい味は梅やゆかりならわかるのですが、それ以外の具材を使用している場合はすぐに食べるのをやめましょう。
またニオイがしない時もありますので、触ってみた感触やご飯の色など怪しいと思ったときはしっかり確認してから食べましょう。
冷蔵庫で固くなったおにぎりの復活方法
おにぎりは時間が経つとどうしても固くなってしまいますよね。
そんな時に助かる方法やリメイクレシピやちょっと時間はかかるけど絶品な復活方法などをまとめていきます。
レンジで温める
こちらの方法は聞いたことがあるのではないでしょうか?
レンジで温める前に少量の水を振りかけてから、おにぎりを温めなおしましょう。
この水を振りかける工程によっておにぎりがふんわり復活してくれます。
レンジでの温め時間は
- 600ワットで30秒温める(水をふりかけたもの)
- ひっくり返してさらに30秒温める
- 温め足りなければ10秒ずつ追加する。(なぜなら温めすぎるとおにぎりの水分が抜けてしまうため)
です!
1番身近な方法かと思いますし、職場などにもレンジはあることが多いので、ぜひやってみてくださいね!
お茶漬けにアレンジ
次は復活といいますか、美味しく別物で食べてしまう方法なので、変身ですね!
材料は
- 固くなってしまったおにぎり:1個
- 白だし(なければめんつゆでも):10ml
- 水:150cc
- 大葉やネギ:1枚・少々
- 白ごま:少々
- 鰹節:少々(あれば)
作り方は
- 水と白だしを鍋に注いで中火で沸騰するまで温めます。
- 大葉は千切りに、ネギはみじん切りにします。
- お椀におにぎりを盛り、その上に先程温めた出汁を注ぎます。
- 2で切った材料や白ごま、鰹節をかけて完成です。
お茶漬けの薬味はあるもので大丈夫ですので、お好みでアレンジしてみてください。
サクッとスピーディーにできるお手軽レシピなので、こんな方法もいいと思いますよ!
こんな風に冷蔵庫にあるものでアレンジできて美味しそうです。
炊飯器に入れる
この方法は思いつかなかったのですが、発見したのでご紹介させてください。
ただし、この方法は急がない、なおかつ美味しいおにぎりに復活させたい人バージョンとい始めにお伝えします。
- おにぎりに少量の水を振りかけます。
- ラップで包みます。
- 保温になっている炊飯器に入れて1・2時間待って完成です。
こちらも工程自体はシンプルですが、熱々に仕上がり、冷めるとまた固くなってしまうレンジに対し、のんびり食べても温かさと柔らかさもキープできるようです。
また高温ではないのでマヨネーズの状態がドロドロに溶けてしまった、ということもなく美味しく楽しめるようです。
コンビニのおにぎりでやってみる場合は海苔を外しておいて、おにぎりが温まったら巻いて食べましょう!
がっつりおかずおにぎりも程よく温まり風味を崩さないようで、入れておくだけなので時間に余裕のある時はぜひお楽しみください。
まとめ
- 冷蔵庫でおにぎりを適切に保存する方法
- ラップで包むこと
- ジップロックやタッパーに入れる
- おにぎりを保存前から工夫する
- おにぎりの日持ちする期間
- 日持ちする期間は1日
- 次の日には食べきるのが好ましい。
- どうしてもパサつきや味が落ちてしまうので当日、次の日には食べきれる量を作ること。
- 前日おにぎりを握るポイント
- ご飯は白米が好ましい
- ご飯に酢を入れて炊く
- ラップで必ず包む
- 具材は傷みにくいものを使用する
- 冷蔵庫の野菜室でおにぎりを保存する
- 前日握ったおにぎりを持っていくときの注意点
- 海苔を巻くタイミングに気を付ける
- 保冷剤を使に気を付ける
- 腐ったおにぎりの見分け方
- カビが生えている
- 酸っぱいニオイや味がないか
- 糸を引いている
- 触るとねばつき(ベタベタ感)がある
- 冷蔵庫で固くなったおにぎりの復活方法
- レンジで温める
- お茶漬けにアレンジ
- 炊飯器に入れる
おにぎりを適切に保存することで、美味しいおにぎりをいつでも食べることができますね!
おにぎりの保存に悩んだらぜひのぞいてみてください。
おにぎり専用保存容器
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