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冷蔵庫に野菜室がない時の保存の仕方!野菜室はいらないのか?

冷蔵庫に野菜室がない時の保存の仕方!野菜室はいらないのか?

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冷蔵庫の野菜室はあると便利かもしれませんが、そこに向いた野菜と向かない野菜があるのをご存知でしょうか。

今回は野菜室の使い方についてや、野菜室がない場合の保存の仕方についてお話ししていこうと思います。

目次

野菜室がない場合の保存の仕方

まず、結論から申し上げますと野菜室は無くても野菜の保存は可能です。

しかもかなり効率的に野菜を保存することができます。

その方法は簡単で、野菜を保存する専用の袋を使うだけで野菜室なしでも保存することが可能です。

簡単に言うと、植物は成熟するためにエチレンガスを放出しますが、収穫した後もエチレンガスを出し続けているため、成熟が行き過ぎて腐ってしまうのです。

ですから、このエチレンガスを抑えることができれば長く保存することができるのです。

そのエチレンガスを防ぐ袋を使用すればよいのです。

野菜室がない場合でも青果の保存がうまくできる袋はコチラ。

野菜室の役割

野菜の乾燥を防ぐ

野菜室は冷蔵室に比べて湿度が高く、設定温度は大体3℃から8℃ほどになっており水分を多く含んだ野菜の乾燥を防いで鮮度を維持してくれます。

野菜室に向いている野菜

  • ナス
  • トマト
  • きのこ類
  • キュウリ
  • ピーマン
  • 白菜などの葉物野菜

野菜ではありませんがレモンなども向いていますし、野菜室のスペースが許せばスイカやメロンなども保存できます。

野菜室が上段と下段がある場合

野菜室が上段と下段に分かれていれば、うまく棲み分けをしておきましょう。

上段に向いているもの
  • 潰れやすいトマトやきのこ類など
  • 保存期間の短い野菜や果物
下段に向いているもの
  • 葉物の野菜
  • スイカやメロンなど

冷蔵庫の各部屋の適温

冷蔵庫は最新のものになれば室内が細かく分かれてそれぞれの役割を担うようになっており、部屋によって稼働温度が設定されています。

野菜室

常温で売られている野菜でも冷暗所のような条件がなく、夏場では野菜室に入れて保存したほうが良いでしょう。

先の項目でお話ししたように3℃から8℃ほどになります。

冷蔵室

一番のメインと言える部屋で稼働温度は2℃から5℃ほどとなり、冷蔵庫本体の大きさにもよりますが棚段が設けられて下の段になるほど室温が冷えていきます。

冷凍室

冷凍食品やアイスクリームなどのほかに長期保存のために肉類や魚類、自炊して余ったご飯をラップして保存したりもできますね。

冷蔵庫によっては、製氷のための受け皿も冷凍室の中にスペースが設けられています。

家庭用冷蔵庫に設置されている冷凍室は−18℃ほどとなっています。

チルド室

チルド室がある場合は、ここに冷蔵室の温度よりも低くかつ冷凍したくないものを保存します。

  • 納豆
  • みそ
  • 練り物系(かまぼこ、はんぺんなど)
  • チーズなどの乳製品
  • 冷凍保存していた肉や魚の解凍

チルド室は0℃から3℃までが適温設定となります。

パーシャル室

肉や魚を完全に冷凍するのではなく、解凍の面倒をなくしてすぐに調理できる具合の状態で保存できてチルド室よりも高い鮮度を維持してくれます。

パーシャル室の温度は−3℃ほどとなります。

常温で保存する野菜

常温の範囲は?

JISの規定では5℃から35℃までが常温の範囲とされていますが、常温保存できる野菜でのその範囲は15 ℃から25℃までが限度となるでしょう。

野菜の保存期間を少しでも長く考えれば、理想となるのは20℃までとした方が良さそうで夏場での常温保存は難しいですね。

常温で保存可能な野菜

先の項目での範囲を踏まえた上に常温保存が可能な野菜は、土の中で育つ根菜類や芋類になります。

常温保存の条件としては、乾燥させないために土を付着させたまま保存するということです。

玉ねぎ

通常の玉ねぎは保存性を高くするために収穫した後に1ヶ月ほどの乾燥工程を経て出荷されていますが、新玉ねぎにはその工程が無く水分を多く含むため常温保存には向いていません。

新玉ねぎは洗わずに新聞紙で包んでその上からポリ袋に入れて、野菜室で保存するようにすると良いでしょう。

ここでの保存方法は通常の玉ねぎに限られます。

ネットに入れた状態で吊るす

個々に区分けが難しい場合は3個から5個くらいを限度にまとめます。

かごやダンボールで保存する

1個ずつ新聞紙に包んだ状態でなるべく隙間を作って保管します。

保存期間の目安は3ヶ月ほどで、いずれも直射日光を避けて風通しの良い場所が理想です。

ごぼう

ごぼうもそのまま保存しようとすると乾燥して傷むのが早くなってしまうので、土の付いたまま新聞紙に包み、立てた状態で保管しましょう。

保存の目安は2週間ほどで、できれば風通しのきく涼しい場所が良いです。

ジャガイモ

ジャガイモはダンボールに新聞紙を敷いた上に並べて、ダンボールは閉じずにジャガイモの上に新聞紙をかけておきます。

ダンボールが無かったり、数が少なければ新聞紙を包んでおくだけでも良いでしょう。

いずれも直射日光や部屋の明るい場所などは傷む原因にもなるので避けて、風通しの良い暗い場所に保管しましょう。

これらの条件を踏まえての常温保存で可能な期間は3ヶ月から4ヶ月が目安になります。

さつまいも

さつまいもはジャガイモと保管方法がほぼ一緒と考えて良いでしょう。

  • 土のついた状態のまま1本ずつ新聞紙に包む
  • かごやダンボールに入れておく
  • 直射日光を避けた風通しの良い場所で保管
  • 以上の条件で1ヶ月から3ヶ月ほどの保存が可能

さつまいもの保存においての適温は10℃から15℃と言われ、20℃を超えると発芽し始めるのでその場合は野菜室などへ保管場所を移す必要があります。

かぼちゃ

かぼちゃもカットされていない丸々1個の状態であれば常温保存が可能となりますが、適温は12℃前後ほどです。

  • 室内の場合では温度変化の少ない場所での保管
  • 直射日光を避けて風通しの良い場所で保管
  • 外で保管する場合はかぼちゃを新聞紙に包んで直射日光の当たらない風通しの良い場所を選ぶ
  • いずれの条件でも保管期間は2ヶ月ほどを目安に

大根

土のついた丸ごと1本の状態の大根は夏以外の季節で、乾燥を防ぐために葉を切り落としておけば常温保存できます。

また、土がついた状態にしておけば外気の影響を受けづらくなるために長く保存が可能になります。

いずれも新聞紙で包んで涼しい場所に立てることができれば、保存期間は3週間前後と考えておきましょう。

里芋

里芋は湿気や乾燥に注意しながらの保管ができれば、適温は10℃から25℃くらいまでと他の野菜類よりも広範囲になります。

  • 里芋がもし湿っている状態であればしばらく乾かす(湿った状態で新聞紙に包むとカビが発生してしまう)
  • 土のついたまま洗わず1個ずつ新聞紙に包む
  • ダンボールもしくは紙袋に入れて口は軽く開けた状態にする
  • 直射日光を避けて風通しの良い場所を選ぶ
  • 常温保存は1ヶ月ほどが目安

冷暗所の条件とは

直射日光の当たらない風通しの良い場所

一戸建てであれば床下収納などがその条件に近いかもしれませんが、マンションやアパートではなかなか難しいところですね。

常温で保存できる野菜でも夏場の室温の高い場合に冷暗所がなければ、冷蔵庫で保存するのが無難と言えます。

1℃から15℃

冷暗所としての適温条件は1℃から15℃というのが一般的で、これは日本薬局方という医薬品の効果などを記すものの中に常温が15℃から25℃、冷所が1℃から15℃に定義が置かれていることに由来しているようですね。

サイトリンク:医薬品の貯法・保存温度について

冷蔵庫に入れて保存する野菜

キャベツ

カットされていない丸ごとの場合

カットしていないキャベツ丸ごとであれば芯をくり抜いて少し湿らせたキッチンペーパーを差し込み、ポリ袋に入れて芯が下向きになるように冷蔵庫へ入れます。

保存期間は2週間が目安と考えましょう。

カットされた状態の場合

スーパーなどでカットされているキャベツはラップに包まれている状態なので、ラップを剥がして水で湿らせた新聞紙で包んだ後にポリ袋に入れて保存します。

保存期間は1週間ほどを目安にしてください。

白菜

丸ごとの場合

キャベツと同じように芯をくり抜いて中に湿らせたキッチンペーパーを詰めた後に、全体を新聞紙もしくはラップで包みます。

冷蔵保存はこの方法で3週間から4週間を目安にしてください。

カットされている場合

カットされている白菜は売られていた状態のフィルムを剥がしてラップで包み直して冷蔵保存します。

保存期間は1週間ほどが目安です。

レタス

レタスは葉物の中でも水分を多く含んだ野菜のため、野菜室にそのまま入れたとしても5日ほどが限界になります。

丸ごとの場合

ポリ袋に入れて冷蔵保存すれば、乾燥を防ぐこともできてなおかつ水っぽくなるのを防いでくれます。

冷蔵保存の目安はこの状態で1週間から10日くらいまでとなります。

ちぎって余った場合

適当な容器に軽く湿らせたキッチンペーパーを敷いてレタスを入れて冷蔵保存します。

この場合は1日程度が保存の限度と考えて早めに食べるようにしてください。

ほうれん草

ほうれん草の適温は0℃から5℃となり保存は冷蔵庫が良いのですが、そのまま入れても3日くらいしか保存が効きません。

そのため以下の処理をしておくことで保存期間を伸ばすことができます。

  • 根の部分を水洗いする
  • 水を入れたボウルに根の部分を数分漬ける
  • 漬け終わった根の部分の水を切る
  • 湿らせたキッチンペーパーを根の部分に巻く
  • 全体を新聞紙かポリ袋に巻いて立てた状態で保存する

この状態で1週間以上の冷蔵保存が可能になります。

もやし

もやしは未開封のものでもそのまま冷蔵庫に入れて保存できるのは、せいぜい2日ほどと言ったところでしょう。

しかし、ちょっとした手間で保存期間を伸ばすことができます。

  • もやしを袋から開けて保存できる容器に移す
  • 容器に水を入れてもやし全体を浸す
  • 容器に蓋をして冷蔵庫に入れる
  • 2日に一度、水を入れ替える

この方法での保存期間の目安は1週間となります。

にんじん

スーパーなど袋売りの場合
  • 袋からにんじんを取り出す(入れたままだと水分によって腐りやすい)
  • 水洗いして水分をよく拭き取る
  • 1本ずつキッチンペーパーに包んでポリ袋に入れる
  • 容器などを用意して包んだにんじんを立てた状態にする
  • 冷蔵庫に入れる
  • キッチンペーパーはにんじんの水分を含んで湿るため3日から4日に一度交換がオススメ
泥や葉の付いている場合
  • にんじんの葉は切り取っておく(葉は空き瓶などを使い水差ししておくと1週間ほど保存可能)
  • にんじんの泥はついたまま新聞紙に包む
  • 冬場であればカゴなどに立てて冷暗所で保存可能
  • 冬場以外は袋売りと同じように水洗いからの順序で冷蔵保存する

冷蔵保存期間は2週間を目安にしてください。

きゅうり

  • きゅうりの水分をよく拭き取る
  • 1本ずつキッチンペーパーで包み、ラップを巻く
  • ジッパー袋に入れて冷蔵保存する
  • 保存期間は2週間ほどを目安にする

ブロッコリーやアスパラ

  • それぞれの茎の根本を1cmくらい切り落とす
  • ブロッコリーやアスパラを立てられるコップまたは容器を用意する
  • 立てられたら根本が浸かれる量の水を入れる
  • 上からポリ袋を被せる(ブロッコリーの場合は被せた後に輪ゴムなどで止めておく)
  • 保存期間は10日ほどを目安にする

ピーマン

  • 水洗いしてよく拭き取る
  • キッチンペーパーでピーマンを包む
  • ポリ袋に入れて軽めに閉めた状態で保存
  • 保存期間は3週間ほどが目安

カットした野菜は早めに食べる

カットされた野菜はカットされる前の時に比べると、痛むのも早くなります。

カットした野菜を保存する場合は切り口にラップを巻いたり細かいものは容器に入れるなどで対応しておき、痛む前に早めに食べるようにしましょう。

野菜室はいる派の意見

食べ盛りの家族を持つ家庭

自炊の家庭で、成長期の子供が居れば食材の量も増えるわけですね。
野菜室の写真からも食材の入れ替わりの激しさがどことなく想像できます。

買い物の頻度

食材の買い物の頻度を理由に野菜室の必要性を語ったツイートですね。
自炊をしつつも買い物の頻度が下がり野菜をある程度買いだめするために、と言ったところでしょうか。

自炊において不可欠?

自炊時の品数が多いということはそれだけ食材も必要になり、冷蔵庫の大きさや野菜室のスペースにもこだわりが出るということですね。
毎日しっかり自炊する家庭には野菜室の重要性が伝わってきます。

野菜室はいらない派の意見

野菜室よりも冷凍庫

生活スタイルによっては食事にレトルトや冷凍食品がメインになることも珍しい話ではないと思います。
そうなってくると、野菜室に必要性を感じない人もいるのではないでしょうか。

野菜の保存法

野菜室に向いている野菜であっても、調理するタイミングや保存の仕方次第では冷蔵庫に入れて保存しても良いと思います。
冷暗所の条件に近い場所があれば常温で保存できる野菜もあるので、管理の方法で野菜室の必要性を感じないということもあるでしょう。

買い置きしない

自炊する上で食材を必要最低限のものやその日のうちに調理するスタイルが定着していれば、野菜室を必要とする食材もないということかもしれませんね。

一人暮らしにおいて必要なもの

一人暮らしにおいて自炊のための食材を買いだめすることは少ないかもしれません。
ツイートのように野菜室が必要なほどの野菜を買うのは逆に不経済と言えそうです。
家で食事を作るとしても、冷凍保存できる食材の方が消費期限などをあまり気にする必要もなく気楽かもしれないですね。

野菜室はいらないのか

食材消費の高い家族世帯は必要

ツイートから見えてきたものとして自炊する家族構成に成長期の子供がいたりすれば、食材の量も増えて野菜室の大きさも重要になるかもしれませんね。

しかし、毎日自炊とあれば野菜も入れ替わり頻度も多く、長期保存という前に消費されそうです。

一人暮らしの場合は必要ないかも

一人暮らしの場合は自炊するとしても食材の量はそう多くなく、野菜室が必要なほど野菜をストックするケースもあまりないのではないでしょうか。

一人暮らし向けの冷蔵庫(200リットル以下)では2枚扉で冷蔵室と冷凍室というパターンがほとんどで、独立した野菜室を求めると200リットル以上となり冷蔵庫自体も大きくなります。

ワンルームで一人う暮らしを前提とした場合には冷蔵庫のスペースも気になりますね。

食事が外食やコンビニ弁当の割合が多い場合は野菜室の必要もなく、大きな冷蔵庫である必要もないかもしれません。

野菜室が必要になるポイントを見極めよう

野菜室の必要性は家族が多いとか一人暮らしだから、という理由での有無に限ることはないかもしれません。

食材にこだわったり自炊の材料が多めだったりと、ライフスタイルによって冷蔵庫内の欲しいスペースも変化するのではないでしょうか。

野菜室が必要になるポイントとは

  • 毎日ほぼ自炊
  • 野菜をしっかりストックしておきたい
  • 食材にこだわりたい
  • ストックした野菜を痛む前に消費できる
  • こまめな管理に面倒を感じない

冷蔵庫を買い換える時にも、野菜室の大きさや位置が一つの悩みになるかもしれませんね。

冷蔵庫に野菜室がない場合でも常温や冷蔵庫内での保存の仕方に工夫をすれば、野菜を保存することはそれほど難しくはないと思います。

注意すべき点は長期保存が可能な野菜でも、傷む前に消費できるかどうかです。

今回のお話で、少しでも新鮮な野菜を工夫した管理で美味しく食べられると良いですね。

野菜室なしのミニ冷蔵庫

野菜室はいらないと言う人には野菜鮮度保持袋がおすすめ

冒頭でも解説しましたが、野菜室はいらないと言う人は1セット野菜鮮度保持袋を持っておくと非常に便利です。

野菜のみならず果物の鮮度の保持することができます。

突然もらった果物や野菜もこれで上手に保存することができます。

野菜室がない場合でも青果の保存がうまくできる袋はコチラ。

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