パルクールは迷惑か?被害を受けた人、肯定派の人、色々な意見を考察

パルクールは迷惑か?被害を受けた人、肯定派の人、色々な意見を考察

派手なアクションで人々を魅了するパルクール。

しかし興味がない人からすると迷惑に感じてしまう事もしばしば。そこで今回はパルクールは迷惑かについての意見をまとめ考察してみました。

被害を受けた人、肯定派の人、色々な意見があるのでその事実を俯瞰して今一度考えてみましょう。

目次

パルクールについて

ルーツは軍事訓練

パルクールとは20世紀初頭に作られたフランスの軍事トレーニングがルーツとなり、後にフランス軍兵士として軍事訓練を経験したレイモン・ベルがこれを発展させて走る、跳ぶ、登る、バランスを取る、といった要素を多く含むトレーニングを開発しました。

パルクール集団「YAMAKASHI(ヤマカシ)」

レイモン・ベルの開発したトレーニングを息子のダヴィッド・ベルが教わりその後、一緒にトレーニングをしていた友人ら合わせて9人で1997年にパルクール集団「YAMAKASHI(ヤマカシ)」を結成します。

パルクール集団「YAMAKASHI(ヤマカシ)」は様々なショーなどに出演しフランス国内で注目され、ついにはリュック・ベッソン監督によって映画にもなりました。

世界へ発展

映画やドキュメンタリーによってパルクールが紹介されると世界中に注目されるようになり、実践者はトレイサーと呼ばれておりその人口が増えていきました。

YouTubeなどでは街中の建物や壁などへ身軽に飛び移りながら身体にひねり回転を加えたりバク宙したりと、素人の目にもその高い身体能力が伺えます。

その反面パルクールは実践するために日々の高度な訓練と精神の鍛錬も必要となり、研ぎ澄まされた感覚を養わなくては怪我をする危険性だけでなく最悪は死に至ることもあります。

パルクール肯定派の意見

パルクールの競技化賛成

JPA(日本パルクール協会)によりますと、パルクールは世界中に実践者がいてトレーニングメソッド、パフォーマンス、アートなど様々なライフスタイルとの結びつきがあります。

2020年東京オリンピックの種目の候補にも上がったパルクールですが、競技化については様々な意見と議論がされているようですね。

JPAのパルクール競技化に関する意識調査でも賛成意見が47.8%、反対意見が19.9%、わからない、どちらとも言えないが32.4%という結果が出ています。

ツイッターでパルクールアスリートの人によるアンケートのようですが、こちらでも賛成意見が反対意見を上回っていますね。

パルクールのルーツは元々が軍事訓練から発展しており、スポーツ競技としての認識が高まり始めたのも昔からというわけではないようです。

発展とは何かということを考えさせられる意見でもありますね。

パルクールの実践に環境条件は様々で屋外であれば街中や公園、森や岩場などといったあらゆる場所がスポットとして成立してしまいますが、こういった室内練習場も整い始めているようです。

将来的にパルクール実践者の人口が増えていく事で、練習場所などの環境を整えることは課題として避けて通れないかもしれませんね。

賛成だけど理解が必要

パルクールがどういうものなかの理解があるか無いかでも、意見は割れていそうです。

パルクールに限った事では無いかもしれませんが、理解を深めていきながら実践することで周りへの認知にも影響しそうですね。

障害の垣根を超えて

パルクール動画などではとてつもない身体能力を持ち合わせたトレイサー(実践者)の動きを観て自分には無理、と思ってしまう人たちの割合も多いのではないでしょうか。

無理と思いつつも魅力を感じてしまう人たちは環境条件さえ整えば、始めるそのきっかけになるのではないでしょうか。

パルクールを実践する人の中にはパルクールを広めるための環境づくりを重要視して、色んな人たちがパルクールを楽しむために努力しています。

パルクールに対する考え方もその実践方法も基本的な概要が理解されない限り世間への浸透、認知も難しいのかもしれません。

パルクール迷惑派の意見

街中でパルクールは迷惑

パルクールを街中で実践することに迷惑と感じるのはパルクールを知らない人たちだけでなく、認識をもった人たちからもそう思われてしまうのではないでしょうか。

カッコいいからといって迷惑をかけるのはどうか

こちらも屋外、特に公共の場所でのパルクールに対しての意見かもしれませんが、スケートボードやブレーキの無いピストバイクなどのストリートカルチャーに対する意見に共通したものを感じてしまいます。

YouTube の動画などでは街中の建造物を登ったり隣の建物に飛び移ったりと、確かに絵になるような動きを感じることはできると思います。

しかし無許可で公共の建造物や敷地に入ってパルクールを実践してしまうのは、不法侵入などの罪に触れてしまったり設置されたものを壊してしまえば器物損壊等を疑われてしまいます。

カッコいいとは何なのか

危険度の高い技を決めたパルクールの動画などは知らない人たちが見てもカッコいいと思うことでしょう。

高度な技はやはり相当な鍛錬が必要で短期間に完成できるものではないはずです。

カッコいいと思うだけで充分な鍛錬もせず危険な技に挑むのは無謀なだけではなく、そのやり方や場所によっては当然周りにも迷惑がかかってしまうはずです。

海外のパルクール失敗集などの動画でも建物に飛び移った際に屋根を突き破ってしまったり、公園の遊具を使って跳躍して手すりを壊してしまったりしていますね。

若気の至りという片づけ方にはしたくはありませんが、せっかく動画などを撮るならば失敗の確率を下げて確信に近づけるためにも自身の実力を知ることも大切かもしれません。

公共のルールは守るべき

映画やテレビCMなどのパルクールを実践するシーンは全て許可を得て撮影されたもの、というのは普通に考えれば理解できると思います。

憧れてパルクールを始めることは素晴らしいとだと思いますが、先走って独断で行うことは相当なリスクがあるのではないでしょうか。

ストリートでパルクールを行うことで法律に触れてしまうのは、パルクールを知らない人たちだけでなくしっかりとした考えを持ったパルクール実践者にも迷惑な話になってしまいます。

パルクールで迷惑を被った人の意見

電車を止めてしまった?

通勤時間帯などの人身事故は通勤客に相当な影響が出てしまいますが、まさかパルクールを電車内で実践していたのでしょうか。

この行為を実際に目撃してそれをパルクールと認識されてしまっては、しっかり公共のルールやマナーを守ってパルクールに臨んでいるトレイサーたちにも悪影響が出てしまいそうですね。

マンションがパルクールのコースに

投稿者の住んでいるマンションがパルクールのコースになってしまい、騒音や住民の人たちにぶつかったり花壇などが荒らされたそうです。

対策を住民同士で話し合ってパルクール禁止の張り紙やコースとされている場所に柵を設置したり花壇の配置換えをした結果、その集団たちの怪我人が続出したとのことです。

迷惑をかけていた集団はマンションの住人たちを訴えたようですが、禁止の張り紙やマナーを守らないのはその集団だとして門前払いしました。

果たしてうまく解決されたのでしょうか。

迷惑にならないパルクールとは

パルクール施設の普及

パルクール実践者の人口も徐々に増えていることでパルクール施設も増えてきているようですね。

施設の運営側への意見だと思いますが、人に迷惑をかけないことは基本中の基本かもしれません。

「自由」を大義名分にしない

広義としての鍛錬に人へ迷惑をかけないというのは当然と考えるべきなのでしょう。

確かに自由の意味を履き違えて自分さえ良ければ良いというのは違います。

他人の目は必ず意識する

どんなにパルクール実践者に高い技術や技があってもそれを他人が目にする可能性がある公共の場所で行った場合、カッコいいと感動する人もいれば危険すぎると思ってしまう人もいるはずです。

実践者が他人に怪我を負わせたり公共物を破損させていなくても、危険すぎると感じてしまう人は「通行人に怪我を負わせたらどうするのだろう」「公共物を壊したらどうするんだろう」とリスクを考えることもあるでしょう。

しっかりとしたパルクール実践者であれば自分は高い技術があるから何をしても大丈夫という考え方にはならないと思います。

パルクールは迷惑かについてのまとめ

実践者としての認識が大事

パルクールが広く認知され始め実践者の人口も増えることで大切になってくるのは、パルクール実践者一人一人が公共に対するマナーやルールというものを強く認識していくことも必要になってきますね。

自分自身の限界を知ってそれを越えようと模索しながら鍛錬を積んでいくというのは身体だけでなく考え方を同時に鍛えていかなけらばならないでしょう。

他人への配慮を

パルクールに関するYouTube 動画は素晴らしい身体能力に魅了される作品もたくさんあると同時に、失敗集などの作品では観ているだけで目を覆ってしまうような動画もありますね。

いずれも実践場所によっては「これって不法侵入に当たるんじゃない?」「器物破損だよね?」と思わせるものもあります。

これをパルクールなんてそんなもんだよ、って思われるようになってはいけませんよね。

日本国内でストリートカルチャーに対する反発があるように、パルクールに対する意見もそれぞれであることが今回のお話しで垣間見れたのではないでしょうか。

普及のための競技化に対する考え方やパルクール実践者個々の考え方はそれぞれであっても、考えを停止せず良い方向に発展することを願いたいと思います。

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