お札はアイロンでピン札に?シワ伸ばしをアイロン以外でやる方法は?

お札はアイロンでピン札に?シワ伸ばしをアイロン以外でやる方法は?

お札はアイロンでピン札にできるのでしょうか。所持している紙幣が自宅で簡単にピン札にできるなんてとても便利ですよね。

この記事ではお札をピン札する方法を解説しています。

目次

お札はアイロンがけで伸ばせるのか

結論からお伝えすると、お札のすべてをアイロンがけでシワ伸ばしすることはできません。

アイロンをあててシワを伸ばせるお札は、比較的折り目がまだ少なく汚れが付いていないお札に限られています。

手元に折り目や汚れがついたお札しかなかった場合は、銀行に行く時間を作って新札に交換してもらうようにしましょう。

銀行にどうしてもいけない結婚式当日などは、式場やホテルで新札に交換してもらうか、デパートでご祝儀袋を買ってサービスカウンターで新札に交換してもらいましょう。

しかし、いずれもサービスや心遣いで新札に交換してもらえることになっているので新札が出きってしまってなくなっていることもあります。

新札を使いたい大事な日があるときはやはり事前に用意しておきましょう。

手元に折り目が少なく汚れがついていないお札があった場合は、次章でご紹介する手順でピン札にすることができます。

シワのついたお札をアイロンで伸ばす方法

可能な限りシワや折り目が少なく汚れが付いていないお札の用意が出来ましたでしょうか。早速、シワのついたお札をアイロンで伸ばす方法をご紹介します。

水道水を使う方法

【用意するもの】

  • 水道水
  • 霧吹き(空のスプレーボトルなども可)
  • 折り目が少なく汚れが付いていない新し目のお札
  • キッチンペーパー
  • アイロン台
  • 厚い本2~3冊

まず、アイロン台の上にお札を用意して霧吹きで両面濡らします。

アイロン台がない時は、机やテーブルにハンカチや布製のランチマットなどを敷いてアイロン台替わりにして下さい。

タオルやバスタオルを敷いてアイロンをかけるとお札がよれてしまうことがあるので使わないように注意してください。

お札の表面についた余分な水分をキッチンペーパーで軽く拭いたら、100度から120度の低温に設定したアイロンをかけてシワを伸ばしていきます。

この時アイロンのスチーム機能は使わないようにして下さい。縮みの原因になります。

5千円と1万円には左下にホログラムがついています。熱に弱いので5千円と1万円にアイロンをかける時はホログラムを避けてシワ伸ばしを行いましょう。

シワや折り目のないピン札に仕上がったら、反り返し防止のために辞書などの厚い本に挟めます。ご自宅に厚い本が他に数冊ありましたら、お札を挟めた辞書の上に1~2冊重しのために重ねて下さい。

1時間から2時間後、重ねた重しを外して、辞書からお札を取り出してピン札の完成です。

大根おろしを使う方法

【用意するもの】

  • 大根適量
  • 大根おろし器
  • ガーゼまたは薄い布
  • 折り目が少なく汚れが付いていない新し目のお札
  • キッチンペーパー
  • アイロン台
  • 厚い本2~3冊

大根おろしがなぜお札のシワ伸ばしに有効かと言いますと、大根に含まれるジアスターゼ(アミラーゼとも言います)という酵素が、シワになったお札の表面に施されているでんぷんの成分を柔らかくしてシワを伸びやすくしてくれるからです。

アイロンで熱を加えると、一度柔らかくなったでんぷんの成分が再び固まりますので仕上がりがパリッとします。

大根を使ったシワ伸ばしの手順は、まず、大根おろし器で大根を適量すりおろします。

霧吹きは大根の搾りかすが詰まってしまうので使えません。ガーゼまたは薄い布を使って大根おろしをくるんでください。

ガーゼや薄い布が見つからない時はキッチンペーパーでくるんでも大丈夫です。キッチンペーパーを使う時は破れないように注意してください。

大根をくるんだガーゼをお札の上にポンポンと押し付けるようにすると、大根のおろし汁が適量お札に付き始めます。

大根のおろし汁が多くつき過ぎた場合はキッチンペーパーでお札の表面を優しくふき取ってください。

満遍なく大根のおろし汁がお札に付いたらアイロン台を用意して、100度から120度の低温に設定したアイロンでシワを伸ばしていきます。

この時アイロンのスチーム機能は縮みの原因になるので使わないでください。

5千円と1万円札の場合は、左下のホログラムにアイロンが当たらないように注意しましょう。

アイロンの熱によってでんぷんの成分が再びお札をパリッとさせるので、反り返しの心配はあまりありませんが、気になる人は念のため辞書にお札を挟めて、上から厚い本を数冊重ねて重しをしてください。

1時間から2時間後、重ねた重しを外して辞書からお札を取り出してピン札の完成です。

アイロン用のり剤「キーピング」を使う方法

https://twitter.com/HANA36746475/status/1147414204787220480

【用意するもの】

  • 水道水80ml
  • キーピング5ml
  • 計量カップ
  • 霧吹き(空のスプレーボトルなども可)
  • 折り目が少なく汚れが付いていない新し目のお札
  • キッチンペーパー
  • アイロン台
  • 厚い本2~3冊

ご自宅でYシャツにアイロンがけをする人の中にはアイロン用のり剤「キーピング」を使用して仕上げをしていると思います。

「キーピング」で襟も袖もパリッと仕上がったYシャツのように、シワのよったお札もきれいなピン札にすることができます。

しかし「キーピング」をそのままお札に吹きかけると焦げ付きの原因になってしまいます。

必ず以下の手順で薄めた「キーピング」を使用するように注意してください。

まずは計量カップに80mlの水道水を入れて、次に「キーピング」を5ml足し入れよくかき混ぜます。

計量カップから霧吹きに薄まった「キーピング」を入れてお札のシワ伸ばし用の「キーピング」が完成します。

薄まった「キーピング」をお札の両面に霧吹きで満遍なく吹きかけます。余分な水分はキッチンペーパーで優しくふき取ってください。

アイロン台の上にお札を載せたら、100度から120度の低温に設定したアイロンでシワ伸ばしをします。この時アイロンのスチーム機能は使わないでください。縮みの原因になります。

5千円と1万円の左下にはホログラムが付いています。熱に弱いのでホログラムの部分はアイロンをあてないように注意してください。

薄めた「キーピング」を使っているので反り返しなどはあまりありませんが、万が一反り返しなどが起こった時は、辞書などの厚い本に挟んで上にも厚い本を2冊程度重ねて重しをして下さい。

1時間から2時間後、重しを取り除いて辞書からお札を取り出せばきれいなピン札の完成です。

お札をアイロンで伸ばす時の注意点

お札をアイロンで伸ばす時の注意点をご紹介します。

古いお札は避けましょう

お札に水を吹き付けたり、またはお札を水に浸したりし、低温とは言え加熱もするので端が折れていたり真ん中が破れかかっていたりするような古いお札のシワ伸ばしは避けましょう。

銀行に行くことが出来ずに応急処置でアイロンを使ったシワ伸ばしをするのに、逆にお札を破いてしまったり焦がしてしまったり縮めてしまったりしては本末転倒です。

手元に折り目が少なく汚れがないお札がある時だけアイロンを使ったシワ伸ばしを行いましょう。

アイロンの温度は低温で

お札にアイロンがけをするときは温度を100度から120度に設定してかけましょう。

高温すぎると焦げ付いてしまう恐れがあるからです。

アイロンのスチーム機能は使わない

アイロンのスチーム機能を使ってお札のシワ伸ばしをすると縮みの原因になります。

理由は、スチームの吹き出し口が均等ではなく、温度も高温のため、お札が歪んで縮んでしまうのです。

スチームのスイッチを切ってからお札にアイロンをあてましょう。

アイロン台を使う

アイロンを持っている人はアイロン台も持っていると思います。

しかし、なかにはアイロンは持っているけど普段はバスタオルの上でかけているという人がいましたら、お札の場合は平面な場所でかけなければお札が反れたりよれたりしてしまいます。

必ずテーブルや机と言った平らな場所にハンカチや布製のランチマットなどを敷いてお札にアイロンをかけましょう。

ホログラムにはアイロンをあてない

2021年現在で多く流通している5千円と1万円のお札の左下には偽造防止のためにホログラムが付いています。

このホログラムは熱に弱いのでアイロンをあててしまうと変質し、ATMや自動販売機などで読み取りができないため使えなくなってしまいます。

皆で使っているお札ですから使えなくなることがないようにホログラムにはアイロンの熱をあてないように気を付けましょう。

アイロンをあてた後は厚い本に挟む

お札にアイロンをあてた後、反りかえってしまうことがあります。

反りかえったままご祝儀袋にお札を重ねて入れては、少し不格好ですし新札ではないことがわかってしまいます。

最後まで気を抜かずに心遣いを忘れないためにも反り返しがないピン札に仕上げたいですね。

そのために有効なのが、辞書のように厚い本に挟んで反り返しを取ることです。

まだアイロンの熱があるうちに辞書にはさめ、その上に数冊の本を重ね重しにして下さい。

1時間から2時間後、重しを外して辞書からお札を取り出せばきれいなピン札の出来上がりです。

アイロンで伸ばしたお札を使う時に気を付けたい場面

アイロンでシワを伸ばしたピン札を使える場面と、アイロンでシワ伸ばしせずに使う場面それぞれを解説します。

結婚式のお祝い

結婚式のご祝儀は新札を包むのがマナーとされています。

理由は2つ。1つは「二人の新しい門出をお祝いする」という意味。

もう1つは「ハレの日を楽しみにしていました」という意味です。

誰もが普段から新札を用意して生活をしていませんが、こうしたお祝い事があるときは「前もって準備をしていた」という気持ちを表すために新札を用意するのです。

そのため、可能な限りアイロンがけをしたピン札も使わないのがマナーです。

新築や引っ越しのお祝い

新築や引っ越しもあらかじめその時期がわかっていたことなので、相手に「前々からお祝いの準備をしていました」という気持ちを伝えるために新札を包むのがマナーとされています。

やはり可能な限りアイロンがけしたピン札を使わないのがマナーです。

お年玉や七五三のお祝い

お年玉や七五三の場合、お札ではなく500円玉などの硬貨で渡すこともあります。

お札の場合でも親しい間柄であれば新札にはこだわらずピン札や古い紙幣を使う場合も。

しかし、一般的にお祝い事なので「あなたのために前もって準備していました」という気持ちを示すために新札を用意するのが基本とされています。

可能な限り新札を用意して渡すように心掛けましょう。

成人や就職のお祝い

成人式は人生の節目を迎えた大切なハレの日。

就職は難関を勝ち進んで決めた仕事を応援する気持ちを込めてお祝いをします。

どちらも「あなたのために前もって準備していました」という気持ちを示すために新札を用意することがマナーとされています。

可能な限り新札を用意して渡すように心掛けましょう。

入学のお祝い

新しい門出をお祝いする入学祝も「前もって準備していました」という気持ちを示すために新札を用意することが一般的なマナーとなっています。

可能な限り新札を用意して渡すように心掛けましょう。

香典

突然の不幸で包むお香典は新札ではなく折り目がついたお札を使うことがマナーとなっています。

お香典に新札を包むことは「不幸が起こることを予測して以前から用意していた」という考えをご遺族に示してしまうため「配慮が出来ない人」という印象を与えてしまいます。

手元に新札しかない場合は包む前に折り目をしっかりつけてお香典袋に包むように注意が必要です。

そのためお香典の場合は折り目やシワのあるお札にアイロンはかけずに使いましょう。

お見舞い

お見舞いを包むときも新札やアイロンをかけたピン札は使えません。

なぜなら新札をあらかじめ用意していたという行為が「病気やけがをすることを待っていた」という意思表示に受け取れるからです。

シワや折り目のあるお金を包むことで「あなたの不幸に急いで駆け付けた」という気持ちを示すことができます。

手元に新札やピン札しかないときは、包む前に折り目をしっかりつけましょう。

アイロン以外でお札を伸ばす方法

アイロンを使わずにお札を伸ばす方法をご紹介します。

辞典などの厚い本に挟む

【用意するもの】

  • 折り目や汚れの付いていないお札
  • 霧吹き(空のスプレーボトルでも可)
  • 水道水
  • キッチンペーパー
  • 厚い本2~3冊

アイロンとアイロン台を持っていない人におすすめの方法です。

折り目がしっかりついておらず汚れもないピン札を用意したら、霧吹きでお札の両面に満遍なく水道水を吹きかけます。

余分な水分をキッチンペーパーでふき取り、新しい別なキッチンペーパーでお札を包みます。

次に包んだお札を辞書に挟んで、その上に厚い本を2冊程度重ねて重しにします。

1時間から2時間後、重しを外して辞書から取り出せばピン札の完成です。

熱を加えないのでホログラムを傷めずに済みます。

100度に設定できるヘアアイロンを使う

【用意するもの】

  • 折り目や汚れの付いていないお札
  • 霧吹き(空のスプレーボトルでも可)
  • 水道水
  • ストレートヘア用のヘアアイロン(100度設定できるものに限る)
  • キッチンペーパー
  • 厚い本2~3冊

折り目や汚れの付いていないお札に霧吹きで両面に満遍なく水道水を吹きかけます。

余分な水分はキッチンペーパーでふき取ってください。

ヘアアイロンを100度に設定して、お札の左側の中央を持ち、5千円と1万円についているホログラムにヘアアイロンが当たらないように挟みます。

2から3回ヘアアイロンをかけ、シワの伸び具合を確認してください。

ヘアアイロンをかけるとお札が反りやすいので仕上げに辞書や厚いハードカバーの本に挟みましょう。

お札を挟んだ本の上に重しになる本などを重ねます。

1時間から2時間たったら重しを取って辞書からお札を取り出せばピン札の完成です。

窓に貼る

【用意するもの】

  • 折り目や汚れの付いていないお札
  • 洗面器または調理用ボウル
  • 水道水
  • 日当たりのいい窓ガラス

アイロンも厚い本もない時に便利な方法です。

まず、折り目や汚れの少ないお札を用意します。

次に、洗面器や調理用具のボウルに水道水を張ります。

その水の中へ広げた状態のお札を1分ほど浸けます。

1分後、水から出したお札を室内側の窓ガラスにぴったりと貼り付けてください。

日光の熱で乾いたらピン札の出来上がりです。

ポイントは、できるだけ折り目が付いていないキレイ目なお札を使うことです。

1万円と5千円についているホログラムを熱で傷めることなくしわ伸ばしできるので安全です。

お札はアイロンでピン札にできるのか?のまとめ

お祝い事でお金を包むのに新札がどうしても手に入らない時、折り目や汚れの少ないお札が手元にあったらアイロンでピン札にできる方法をご紹介してきました。

基本的にアイロンとアイロン台があれば、水道水を吹き付けてシワを伸ばすことができます。

パリッとしたピン札に仕上げたい時は、大根おろしの汁やアイロン用のり剤「キーピング」を薄めた薬剤をお札につけてアイロンをかけましょう。

銀行の営業日ではないから交換には行けないけれど時間はあるという場合は、アイロンを使わず、辞書などの厚い本に挟んでピン札を作ると焦がしたり縮めたり変質させたりせずに済むので安全です。

「前もってあなたのために準備をしました」という気持ちが伝わるように可能な限り新札を用意することも大切です。

どうしても新札の用意が難しい場合だけ応急処置としてピン札へのアイロンがけを試みてください。

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