固くなった紙粘土を柔かく復活させる方法と固まるのを防ぐ保管方法

固くなった紙粘土を柔かく復活させる方法と固まるのを防ぐ保管方法

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残りの紙粘土を使おうとした時に、紙粘土が固くなって使えなかった!なんてことはありませんか?せっかく買った紙粘土、余った粘土もすべて使い切りたいですよね。そんな方に向けて今回は、固くなった紙粘土を柔かく復活させる方法と適切な保管方法をご紹介します。

目次

紙粘土が固まりやすい理由

紙粘土は水分が飛ぶことにより固まります。
どれくらいの時間で固まるのかというと、紙粘土の表面は約1日、中は約1週間で乾燥して固まるようです。
紙粘土を柔らかく復活させる為には、水分を加えることで元の状態に戻すことができます。
ただし、紙粘土の種類によっては、素材に樹脂(プラスチック)を使用している物があり、それは水分を加えても元に戻らないようです。

固くなった紙粘土を柔らかくする方法

固くなってしまった紙粘土、どうしたら柔らかくなるのでしょうか。
簡単にできる方法をご紹介していきます。

濡れたタオルでくるむ

水で濡らしたタオルで、固くなった紙粘土をしばらくくるんで置いておきましょう。(暖かいタオルであれば尚効果的)
水分が紙粘土にいきわたったら、紙粘土を練ってみます。

その際固さが残っているなら、水を加えながら練っていき、紙粘土が柔らかくなるまで繰り返しましょう。

※紙粘土に厚みがある場合には、紙粘土をハサミなどで小さく切ってからタオルでくるんで置くと柔らかくなりやすいです。

(参考:粘土用ハサミ)
紙粘土を刻む時に、普段使うハサミを使うと汚れたり切りにくかったりすると思います。
粘土用ハサミというものが売っているので、細かい作業にも活用できて、よく紙粘土を使用する方にはオススメの商品です。

ジッパー付き袋に水を入れてもみこむ

紙粘土に水分がいきわたりやすいよう、紙粘土をハサミ等でできるだけ細かく切りましょう。
切った紙粘土をジッパー付きの袋に入れ、お水を少し加え、ジッパーを閉じてもみこみます。
水はあまり多く入れすぎると紙粘土がベタベタになってしまう為、水は紙粘土の柔らかさの様子を見ながら加えるようにしましょう。
尚、水を入れすぎて粘土が柔らかくなりすぎたら、ジッパーを開けて水分を飛ばし、紙粘土が適切な柔らかさになるように調整します。
これを繰り返すことで、紙粘土の柔らかさを復活させることができるのです。

もみ込むうちに、袋に穴が開いてしまう危険があるようです。
穴があかないように注意しながら作業するようにしましょう。

もう少し時短で紙粘土の柔らかさを戻したい時


ジッパー付きの袋に紙粘土とお水を加えてジッパーを閉めた後、電子レンジで5秒~10秒加熱した後に紙粘土をもみ込みます。
紙粘土がまだ固ければ、また紙粘土に少量の水を加えて電子レンジにかけることを繰り返すことで、復活させる時間を早めることができます。
ただし、電子レンジで温めた後の紙粘土は高温になっていることがありますので、火傷には十分ご注意ください。

頑固な固さの紙粘土の戻し方

水を入れた鍋で煮るのと電子レンジを併用

長期間使用せず固くなった紙粘土は、水を入れた鍋で煮た上で、電子レンジを併用してもみほぐす方法も有効なようです。
まず、紙粘土を細かく切り、ジッパー付きの袋に入れます。
水を入れた鍋に紙粘土入りジッパー付きの袋の細かく刻んだ紙粘土を入れ、煮込みましょう。
紙粘土の様子を見ながら柔らかくなってきたら袋を取り出し、袋の上から紙粘土をもみ込みます。
(熱いので、ミトンやタオル等使って注意しながら作業をしましょう)
紙粘土がまだ固い場合、袋ごと電子レンジで温め、様子を見て取り出します。
紙粘土の柔らかさを確認し、まだ固ければ再び電子レンジで温め、紙粘土をほぐしていくのを繰り返しましょう。

この動画では、10年前の紙粘土を復活させられるのか実験しています。
かなり頑固な固さですが、繰り返し作業をすることで紙粘土が復活を遂げています。

汚れても良い鍋やフライパンで直接柔らかくするのも有効なのですね。
また、トイレットペーパーを混ぜてこねることで、紙粘土の量を増やすことができるユニークな方法も紹介されています。どうしても追加で紙粘土が必要でも買いにいけない事情がある時は、この方法を試してみるのもいいかもしれませんね。

使わない紙粘土の保管方法

紙粘土を使用する時、すべて使いきらないことも多いかと思います。
せっかく買った紙粘土を、次回もちゃんと使えるような保管方法をご紹介します。

近々紙粘土を使う機会がある場合

少しの時間だけ保管しておきたい場合は、紙粘土をラップに包んで冷蔵庫で保管しましょう。
紙粘土の中まで固まるのが約1週間の為、数日保管するならこの方法で良いかもしれませんが、1週間を超えそうな場合は②の方法で保管した方が良いかもしれませんね。

しばらく紙粘土を使う予定がない場合

紙粘土の表面を水で少し濡らします。
さらに粘土の乾燥を防ぐ為、キッチンペーパーを水で濡らし、紙粘土をくるみます。
※ウェットティッシュでもOKです。

さらにその上からラップにくるみ、ジッパー付きの袋に入れ、中の空気をしっかり抜いた上で閉め、フタ付きタッパーに入れます。
シンク下のような日が当たらない、湿気のある場所で保管するようにしましょう。

※また、保管した紙粘土はたまに保湿状況を確認し、乾燥しているようであれば再度キッチンペーパーに水を湿らせて保管しなおすようにすることが大事です。
こうすることで、紙粘土の硬化時間を少しでも遅くすることができます。

長期間の保存となるとカビが生える可能性もあるので、目安は1か月位以内で早めに使い切るのがよさそうですね。

固くなった紙粘土は完璧に復活するか

固くなった紙粘土も元に戻す方法があり、今後紙粘土を固くしてしまっても安心!と思っている方も多いかと思います。
ただし、復元させた紙粘土について知っておいてほしいことがあります。

復元させた紙粘土の質は購入当初のものより確実に「質が落ちている」ということです。
どういうことかというと、紙粘土が以前より固まりにくくなっているのです。
つまり、この紙粘土を使って作品を作っても、乾燥しにくくなっている為、色付けがなかなかできなかったり、作品が固まりきらずにひびが入ったり、欠けてしまったりする危険があるのです。
作品が大きなものになるほど、乾燥時間を要し、途中で作品が崩れてしまう可能性もある為、失敗できないような重要な作品を作る時に復元した紙粘土を作る時には新しい紙粘土を買って作品を作る方が良いかもしれません。

おすすめの紙粘土

amazonで高評価の紙粘土をいくつかピックアップしましたので、
新しい紙粘土を購入する際にはぜひ参考にしてみてください。

パジコ 軽量樹脂粘土 かるいかみねんど かるがる

通常の紙粘土よりも、手にくっつきにくい為、様々な芯材に使用ができます。
また、粘土の色が白い為、着色した時に鮮やかな色が実現できます。

小さなお子さんが使用する場合、軽くてべたつきすぎないので扱いやすいですよね。また、着色するのに白い紙粘土だと発色がとてもキレイに仕上がるのが良いですね。

パジコ 紙粘土 たのしい紙ねんど 1kg

1kg入りの大容量、コストパフォーマンス良好な紙粘土です。
石粉を含んだ紙粘土の為、細かい造形が作りやすく、お子様の簡単な工作からプロの方まで幅広い方に利用されています。

大容量でコストパフォーマンスが良いので、気兼ねなくたくさん使用できますね。また、作品完成後にひび割れするととてもショックなので、ひび割れが少ないという点も安心して使用できます。

超軽量紙粘土 Kクレイ

ここがオススメ!

保存袋付きだから使入れなくても大丈夫!

国産の紙粘土で、とってもよく伸びて柔らかく、なめらかで使いやすい紙粘土です。
尚、紙粘土を保存するチャック付袋が同封されており、余った紙粘土の保存に使うことができます。
3個セットのお買い得パックですので、粘土遊びをよくするご家庭にオススメです。

Mサイズの使いきりタイプもオススメ!

あまり大容量だと使い切るのが難しいので、使い切りサイズの紙粘土が3個パックで売っているのは嬉しいですね。また、使い切れなかった紙粘土を保存する袋がついているので、万が一使い切れなかった場合も安心です。

紙粘土を復活させる方法と保管方法まとめ

今回は固くなった紙粘土を復活させる方法と保存方法をご紹介しました。
残った紙粘土の保管等は面倒に感じるかもしれませんが、正しく適切な方法を実施すれば、
まだまだ余った紙粘土を有効に活用することができますので、ぜひ試してみてください。

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