カセットコンロのボンベは他社メーカーでも使える?その違いなど

使わない時は全く使わないのに、使おうと思ったら一気に消費してしまうカセットのボンベ。

そんな時に困るのがこのコンロには純正のボンベしか使うことはできないの?という事。

本記事ではカセットコンロに使えるガスボンベやその代替商品まで解説しています。

目次

メーカーによるカセットコンロのボンベの違い

カセットコンロは家庭用、アウトドアや防災対策としても、今では様々な仕様が存在します。

そしてそこに使われるカセットボンベも同様に、様々なメーカーが混在しています。

カセットボンベには、国が定める規格JIS(日本産業規格)の認定を受けていないと基本的には販売できません。

カセットコンロは以前、各メーカーがそれぞれの規格で製造していた為、違うメーカーのカセットボンベを使用すると装着の違いでガスが出づらくなるといった不具合があったそうです。

しかし、1995年の阪神淡路大震災が発生の折、被災地で卓上カセットコンロが救援物資の一部として各メーカーから提供されることになったのですが、カセットボンベの互換性がなく、多くの不具合が生じたことにより、規格の統一の必要性が広まりました。

そこで、JIS規格の見直しが行われ、1998年にカセットボンベに対し、細かく指定を受けることになりました。

カセットコンロのボンベは他社製でも使える?

前提としてカセットコンロメーカーでは違うカセットボンベの使用をしないよう説明書やホームページなどで、ユーザーへ促していますが、先でお話したJIS規格により、現在では市販されているボンベは基本的に他社製であっても使用する事ができます。

値段も様々で、ダイソーなどの100均や、激安のようなお店、またはスーパー、コンビニでも購入できてしまうカセットボンベ本体は、メーカーによる生産工場の違いはあっても、JIS規格に沿った生産である為、形状に殆ど違いはありません。

したがって基本的には、他社のガスボンベでも使用できると言えるのです。

他社製のボンベが使えない場合

しかし、他社のガスボンベが使いない場合もあるので注意が必要です。

ガスボンベは製品化するにあたって、各メーカーはカセットコンロと専用のボンベを合わせた上で、公的機関な機関で厳選なる検査を受け、合格という認証をもらっています。

例えば、代表的なメーカーのイワタニではカセットガス(カセットボンベ)を専用のコンロ以外で使用しないように、と伝えています。

理由として、専用以外のボンベを使用した場合に、装着ができなかったり、火力が落ちたり、点火できなかったり、またはガス漏れが稀に起こる事がある、との説明をしています。

これは専用のコンロ、専用のボンベを使用する事で、安全性の確保が確認されているとされているからです。

やはりメーカーとしては、安全性の確保という意味でも、JIS規格を持つ、互換性のある他社製のボンベが仮に使用できたとしても、推奨することは出来ないでしょう。

メーカーにとって、他社製品を使用して、万が一ガス漏れによる引火、強いては爆発事故が起きた場合は、保証の対象外になる、ということを念頭に置いていた方が良いでしょう。

互換性のある、他社製のガスボンベを使用する場合は、災害のような非常時ならともかく、日常的に使用する場合は、あくまで自己責任ということになりそうですね。

ガストーチとカセットボンベの互換性

ガストーチとは

溶接などに使われるものから、アウトドア向けのものまで、いくつかの種類があり、ブタンやプロパンといった可燃性の高いガスを使用して、ガストーチの種類によっては1,500℃前後といった非常に高い温度を瞬時に作れるアイテムです。

ガストーチは使われるガスや構造の違いによって、または利用の目的により、大きく分けて3種類があります。

カセットガスタイプ

火力900~1300℃
コスパ
用途家庭用

卓上カセットコンロ等に使われるボンベ同様、互換性あるカセットボンベとなり、燃料入手も気軽になります。

ネットでも見つける事ができますが、トーチとカセットボンベがセットになって売られているものもあり、初めてトーチが必要となった時の選択肢としては良いのではないでしょうか。

ただし、自身で装置するガストーチは注意してください。しっかりとハマっていない場合、出火の原因になるかもしれません。
したがって、アマゾンで購入する場合、若干怖さのある中華製品や、互換品ではなくイワタニなどのセットを購入することが何よりの安全策なのではないでしょうか。

取り付け不良での出荷例

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ねじこみタイプ

火力1300℃
コスパ
用途アウトドア

カセットタイプよりも火力が強く、気温の低い時期でも安定して火を起こす事ができて、安定感があります。

形状の独特で、アウトドアショップのような専門店で売られている事が多く、入手がしづらいというのが難点です。

ちなみに半円のようなガスボンベをOD缶と言います。

しかし、カセットガストーチの場合は900~1300℃。しかし、ねじ込み式ガストーチの場合は1300℃出すことが可能です。

さすがアウトドア向きといったところでしょうか。

コールマンの正規品であれば互換品の不安も解消されます。

充填式

ガストーチ本体に燃料を充填するタイプで、カセットガスを付けて使用する必要がなく、持ち運びに便利な充填式ガストーチです。火力の調整次第でライターのような使い方もできます。

ただし、先の2タイプと違い、充填できる容量が少ない為、使用できる時間が短いのと火力が弱いのでキャンプなどの火起こしなどには向いていない事です。

個人的には火を扱う商品ですからなるべく日本の企業のもの購入しています。

さほどか力も強くないことからポケットタイプのコンパクトな充填式ガストーチを使用しています。

上記の商品は、ガスボンベはカセットコンロのガスボンベで充填可能とされていますが、それではもれてしまうという口コミが散見されています。

そんな時は充填専用のボンベがおすすめ。

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高いボンベと安いボンベの違い

格安のカセットボンベは危険?

売られているカセットボンベの値段も様々ですが、格安で売られているカセットボンベだとしても、基本的にJIS規格に沿った製品であり、割高に感じる製品と比べても、使用されているガスが同じ内容であれば性能自体に差が出ることは殆どありません。

値段に関係なく、製品の外観にサビやキズなどがない限り、危険を感じる必要はないと言って良いでしょう。

値段が違うのはガスパワーの違い

100均ショップ、スーパーやコンビニなどでも、気軽に入手可能なカセットボンベですが、その値段の違いについて見てみることにしましょう。

カセットボンベには

  1. ノーマルタイプ
  2. ハイパワータイプ

があります。利用する環境によってその使い分けをすると良いでしょう。

カセットボンベにはLPG(液化石油ガス)という表記がありますが、ノーマルタイプとハイパワータイプではこのLPG(液化石油ガス)の内容が違います。

化石油ガスが「液化ブタン」だけの表記であればノーマルタイプとなり、夏場であったり、気温が10℃以上の環境が最適と言えます。

卓上カセットコンロを家庭内で使用して料理したり、夏場の日帰りキャンプ等での使用であればノーマルタイプで十分と言えますね。

ノーマルタイプの場合は内容物が同じなので、メーカーによる値段の違いがあっても、性能に差が出ることはありません。

しかし、ノーマルタイプは気温が10℃を下回ると火力の低下が現れ始めます。

ノーマルタイプの場合

化石油ガスが「液化ブタン」だけの表記であればノーマルタイプとなり、夏場であったり、気温が10℃以上の環境が最適と言えます。

卓上カセットコンロを家庭内で使用して料理したり、夏場の日帰りキャンプ等での使用であればノーマルタイプで十分と言えますね。

ノーマルタイプの場合は内容物が同じなので、メーカーによる値段の違いがあっても、性能に差が出ることはありません。

しかし、ノーマルタイプは気温が10℃を下回ると火力の低下が現れ始めます。

ハイパワータイプの場合

それに対して、ハイパワータイプですが、液化ブタンと液化イソブタンの混合であったり、液化イソブタンとプロパンの混合などがあり、基本的に寒さに強い仕様になります。

冬場であったり、気温が10℃を下回るような低温の寒い場所で威力を発揮しますが、使用環境が氷点下のような場合は、沸点の低いプロパンが混合されているタイプが良いでしょう。

ハイパワータイプで値段に差がある場合は、液化ガスの混合配分の違いに現れると考えて良さそうです。

ちなみに、プロパンの混合されているハイパワータイプのボンベを夏場に使用すると、ガスの吹き出しが強く、火力が大きくなり、非常に危険なので注意が必要です。

CB缶とOD缶

ガストーチの項目で触れたCB缶とOD缶についてですが、CB缶とは(Cassette Gas Bombe)、カセットガスボンベを指し、それに対して、OD缶とは(Out Door)、アウトドアキャンプなどの屋外用向けを指します。

CB缶はカセットボンベですので、入手のしやすさ、アウトドアでも卓上カセットコンロで料理する、と考るのであれば気軽に選択できるでしょう。

OD缶はアウトドアに特化していて、CB缶と比較しても火力が安定しており、容量サイズも豊富で、CB缶同様にノーマルタイプとハイパワータイプがあります。

使用されている液化ガスの内容も基本的にはどちらも共通ですが、OD缶の方はアウトドアなどを扱う専門店で販売されている事が多く、気軽に入手しづらいのと、割高であるのが難点。

またOD缶は専用の機器での使用推奨が殆どで、別のメーカーの機器を使おうとした場合にサイズや仕様が合わなくなります。

したがってOD缶では、ガスボンベと機器は純正メーカーで合わせるようにしましょう。

おすすめのカセットボンベ

ここではネットでの価格や人気ランキング、ブランドのネームバリューなどを踏まえた上で、おすすめのメーカーを4つご紹介したいと思います。

ニチネン カセットコンロ用ボンベ

ニチネンのカセットガス「マイボンベ」シリーズは各サイトの人気ランキングでも安定した位置におり、製缶から充填までを国内で生産されて、信頼性も高く、Lサイズ3本セットであれば、ネット価格も非常にリーズナブルです。

東海 カセットボンベ コン郎

Amazon(アマゾン)などではベストセラー1位に輝いている、東海のカセットボンベ「コン郎」です。

Amazon(アマゾン)での3本入りセットなら¥396とこちらも非常にリーズナブルですね。

メーカーでは災害時の非常用としてもおすすめしています。

SOTO(ソト)

様々なアウトドア用品を販売するメーカーで、バーナーやストーブなどもあり、デザインもお洒落です。

SOTO(ソト)のカセットボンベ、「パワーガス」はその名の通り、寒冷地でも使用可能なボンベです。

CB缶とOD缶が存在しますが、CB缶の3本セットはAmazon(アマゾン)でベストセラー商品となっています。

ソト(SOTO) パワーガス250 トリプルミックス SOD-725T

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イワタニ

カセットコンロでもメジャーで、カセットガス 「オレンジ」シリーズもカセットボンベを扱う大体の店頭で見かけるのではないでしょうか。

値段で比べると、決して安いとは言えませんが、純正カセットコンロとの組み合わせにも品質の安心感があり、対応製品の多さもメーカーの魅力の一つだと思います。

カセットコンロのボンベの違いまとめ

カセットコンロに使われるボンベについて色々お話ししてきましたが、公的機関による指定に合わせて互換性を持つカセットボンベは様々なメーカーが存在して、また、今では気軽に入手できるようになりました。

結論としては、互換性を持つ事で、他社製のカセットコンロなどにも基本的には使う事が可能となっています。

しかし、メーカーでは専用の機器と専用のボンベを使用して、公的機関の試験にパスして製品化しています。

前提としては専用の機器には専用のボンベを使用してください、としています。

これは他社製品を使用してトラブルになっても、メーカーは保証の対象外ですよという事ですね。

利用頻度にもよりますが、カセットボンベを購入するにあたって、安い方が、消費する側にとってありがたいですよね。

純正を安心という意味で購入するのも、コストを優先して安い商品を購入するのも、自由で良いと思います。

ただ、カセットボンベにも利用目的、使用環境に合わせた種類がある事を忘れずに選ぶようにしましょう。

他社のカセットボンベを使用する際は、自己責任であるということも念頭に置いておくのが良いでしょう。

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