御仏前のお金の入れ方包み方!お札の向きや金額など正しいマナーを身に付けよう

御仏前のお金の入れ方、人生においてなかなかあるものではないですよね。

ですから正しいマナーを知っている人は少ないかと思います。

ですが知っている人は知っているもの。

知らないと、恥をかく可能性があります。

本記事では御仏前のお金の入れ方や包み方を解説。
お札の向きや金額など正しいマナーを身に付けてくださいね。

もちろん、こじつけのようなマナーではなく汎用性の高いマナーなのでご安心ください。

 

お札の入れ方

新札は避けよう

結婚式のマナーは良く浸透しているもので、ご祝儀は新札で。という事を知っている人は多いですよね。

それとは逆に、御仏前の場合は新札は避けるべきです。

新札があまり良くない理由は、あらかじめ想定していた出来事ととらえられる可能性があるからです。

現代社会において、このような風習は徐々にすたれつつありますが、お年を召された方などは気にする方が非常にたくさんいます。

御仏前に入れるお金は新札は避けておいたほうが良いでしょう。

新札は避けるべきですが、あまりにも汚いお札も避けるべき。
これはマナー・モラルに関わってくる問題だからです。

ですから、新札ではないものの、汚すぎないお札を入れましょう。

お札を入れる向き

実はここには明確なルールは存在しません。
その証拠に売られている袋には、表向きに入れると表記してあるものや裏側に入れると表記してあるもの様々存在します。

ですが、一般常識、または無難な入れ方としては、中袋が表を向いている場合お札は下向きになるようにしてください。
言い換えると、中袋を裏にしてお金を取り出すときは、お札の人物がこちら側に向いているようになっているという事です。

また、お札を複数枚入れる場合は、必ず向きはそろえるようにしましょう。
これは御仏前に限らず、手渡しの給料など、モラルや一般常識に関わってくる問題です。

 

御仏前の金額について

御仏前で避けるべき数字

お金を入れるときには様々なマナーが存在します。

たとえば結婚式で言えば、割り切れる偶数は避け、「3」である方が縁起が良いとされているので、多くの方は3万円を包みます。
これと同じように御仏前にも避けるべき数値があります。
それは「4」「9」です。
4は死を。
9は苦を。
このようなイメージを連想させてしまうため「4」「9」は避けるべきと考えられています。
今の若い世代の方たちはあまり気にしないかもしれませんが、ご年配の方たちはこのような数字にもこだわる方が多くいらっしゃるので、「4」「9」は避けてお渡しした方が無難。

故人との関係性で変わる

では、「4」「9」は避けるべき数字だとわかったところで、実際にいくらお金を入れるべきでしょうか。
それはあなたと故人の関係性で包む金額が変わってきます。

  • 親 100000円
  • 兄弟姉妹 30000円
  • 祖父母 10000円
  • 親戚 10000円
  • 職場関係 5000円
  • 友人 5000円
  • 連名 3000円~

包むべき金額はこのようになります。

また、近しい存在の場合は、身内の方たちと相談して包む金額を変更する場合もあります。

連名でお金を包む際は、合計の金額が「4」「9」にならないように調整しましょう。

 

御仏前の一連の流れ

まずは中袋にお金を入れる

中袋にお金を入れます。

名前を忘れずに

その際中袋に名前や住所・金額を記載しておきましょう。
そうしておかなければ、誰からもらったものかわからなくなってしまうことがあるからです。
御仏前をお渡しする側もあまりこういった機会がないかもしれませんが、受け取る側もまたそういった機会が少ないもの。

こういった場合にはお互いドタバタしているので、お渡しする側がしっかりとマナーを守りましょう。

書くものは筆が好ましいですが筆ペンでも問題ありません。
また、包んだ金額は漢字で書くようにしましょう。

一、二では金額の改ざんが行えてしまうため、この場合、「参」「伍」と書くのが普通です。

記入欄がない場合

通常中袋には名前を書く記入欄が設けられていますが、ない場合もあります。
そういった場合は、表側に入れた金額を書いてください。
そして裏側に名前と住所を書くようにしましょう。
中袋を包む不祝儀袋は薄墨でなければなりませんが、中袋はそういったルールはありません。

連名で出す場合

この場合は代表者の名前を中袋に記載するようにします。
それだけでは、全員の名前がわからないので、中袋の中にお金と一緒に全員の名前を記載した紙を入れておきましょう。

不祝儀袋を用意

中袋の準備ができたらそれを今度は不祝儀袋で包みます。
不祝儀袋の選び方は「水引」のものを選んでください。
間違っても結婚式などに使用する「のし」を選んではいけません。

表書き

書き方は宗派によって異なってきます。

  • 仏式・・・「御霊前」「御仏前」「御香典」
  • 神式・・・「御玉串料」「御榊料」
  • キリスト教・・・「御花料」

本記事で説明している「御仏前」は仏式になります。

使うものは筆ですが、なければ筆ペンでも問題ありません。
現在は筆ペンが多くなってきました。

正式包み

現在多くの袋が販売されていますが、ほとんどのものが水引が印刷されている封筒式になってきています。

ですからただお金を入れるだけで終わる場合がほとんど。

ですが、上包みタイプと言って水引を外すことでお金を取り出すことができるものがあります。
これは少し包み方にマナーがありますので注意してください。

上包みタイプを裏返してください。
すると上下どちらを上側にするかという問題が発生します。
お祝い事の場合は万歳をイメージさせるため、下から上へ。つまり下側が一番上側になります。

反対にお悔やみの時は敬礼をイメージさせるため上から下へ。つまり、上側が一番上となります。

徐々にルールは緩和している

昔はこういったもののルールは非常に厳しかったのですが、近年では、厳格化されたルールは徐々にゆるくなってきています。
また、ローカルルールなどもどんどんすたれていっているのも事実。

これも時代の移り変わりを感じますね。

上記で説明したのは、最低限のマナーで、汎用性の高いもの。

独自ルールではないので、どこに行っても恥ずかしくない方法なので覚えておきましょう。