「部活をやめたい…」そんな風に悩むのは、あなただけではありません。たくさんの人が、様々な理由であなたと同じ悩みを抱えています。
しかし、他の人達はどのような思いで「部活をやめたい」と考えているのでしょうか?一緒にその原因を見てみましょう。あなたと同じ気持ちの人を探してみてください。
部活を辞めたいと思う原因
面倒くさい、疲れた
甘えた言葉に見えるかもしれませんが、意外と深刻な問題です。
早起きして朝練に向かい、頑張って授業を終えたらまた部活。これが終わっても、塾や宿題などたくさんの「やらなきゃいけないこと」があります。
部活での人間関係
部活動では様々な人間関係が生まれるので、当然仲良くなれない人が出てきます。
このような問題は入部前に予測することができない場合も多く、仕方がないトラブルと言ってもいいはずです。
病気や怪我
部活動には肉体的に無理をしてまで続ける必要はありません。
もちろん「それでもそれでも部活を続けたい」という人は居るでしょうが、顧問の先生に話したり、体調と相談しつつ部活動を続けられるかよく考えてみると良いでしょう。
周りについていけない
「他の人たちよりも上手くできる」・「他の人達のように上手くできない」というものは誰にでもあります。
集団で練習をする部活動では「下手」ということが周りの迷惑になってしまうことがあります。
そして、そのことを一番実感してしまうのは本人でしょう。辛いようなら退部も視野に入れなければなりません。
他にやることがある
部活動には、1日のうちの膨大な時間を取られてしまいます。
しかし、他にも勉強やアルバイトに趣味などたくさんのやるべきことがありますよね。他の部活をしたいというのも良いと思います。部活で他のことをやる時間が削られているのなら、部活を辞める以外の解決方法はありません。
この場合部活を辞めるのに正当な理由だと言えますね。
以上、5つの「部活をやめたい理由」を上げました。他にもたくさんの理由はあるでしょう。しかし、そのどれもが悪いことではありません。合わないことを無理して続ける必要は無いはずです。
やめたい時はまず誰に相談するべき?
とは言っても、気軽に退部することはおすすめしません。
後で後悔しないように、まずは誰かに相談することが望ましいです。また、一言に部活を辞めると言ってもあなたの退部に影響を受ける人が一定数居ますから、その人たちには話をしておく必要があるでしょう
親
今まであなたが部活動を続けて来れたのは、親がお金を稼ぎ、学校に払ってくれていたからです。部活を辞めたいと思った時、まずは親に相談することをおすすめします。とは言え、親が強く反対してくることもあり得ます。
説得に困ったときは、「部活を辞めたいのに親が納得してくれないんです」と担任の先生に相談してみるのも良いでしょう。
顧問の先生
部活を辞めるのですから、その顧問の先生とはしっかり話をつけなければなりません。
この時先生があなたの退部を真面目に考えてくれるなら相談をしてみると良いでしょう。
しかし、顧問の先生は何とかしてあなたを引き留めようとするかもしれません。
部活内の友人
あなたが部員の数が減ると、練習の方法が変わったり、部活動に影響が出ることがあります。
あなたと親しい友人は、あなたが退部するとで寂しい気持ちになるかもしれません。いきなり部活を辞めてしまうのではなく、事前に話をしておくことが大切ですね。
大会前に無責任にやめてしまったなんてことが起きたら、今後の関係性に影響が出てしまいます。
辞める前に親友や友人に相談してみるのも一つの方法です。
辞める時の言い方まとめ
以上、相談するべき相手をまとめてみました。でも、なかなか切り出しにくかったり、何を言えばいいのかわからなかったりしますよね。「顧問の先生に言いくるめられ、結局部活を辞めれない…」なんてこともあり得ます。そこで、以下に部活を辞めるときの例文や気をつけることをまとめてみました。
親への言い方
部活で〇〇に悩んでいるから辞めたい。部活を辞めた時間で××をしようと思う
まずは親と相談をすることをおすすめします。親はあなたに反対するかもしれませんが、常にあなたの味方です。
あなたの現と空いた時間をどうするかを伝えて、「あなたが部活をやめたほうがいい」と理解してもらえば、必ずあなたに賛成してもらえるはずです。
部活の友達への言い方
「部活の〇〇に悩んでいて退部を考えている」
この場合はシンプルに悩み相談という形で打ち明けても良いです。
同じ部活のメンバーは親や先生よりも「部活動中のあなた」に詳しいのですから、何か力になってくれるかもしれません。ここでしっかりと話しておけば、部活を辞めた後の友人関係も悪くなりにくいでしょう。
また、部活に一人分の欠員が出るということは伝えておく必要があります。
顧問の先生への言い方
部活で〇〇に悩んでいたのですが、親とも話をして退部することに決めました。
顧問の先生はあなたを引き留めようとするかもしれません。しかし、「親の同意を得ている」ことを強調しつつ決定事項として伝えれば、先生も頷かざるを得ないはずです。
実際にやめた人たちの声
部活を辞めると自分の時間が作れるので、結果充実度が上がったという声は多いようですね。
一方で運動不足になるなどのデメリットもあるようですね。
部活を辞めてできた時間はきちんと考えて有効活用した方が良さそうです。
部活を辞めたら内申点はどうなる?
部活動を辞めるに当たり、一番気になることが内申点。
学校にもよりますが、部活動を辞めたことによるマイナスは少ないです。
ただし、部活動を辞めることで進学の際の自己PRに使えるものが一つ減ってしまうということはあるでしょう。
部活を辞めるなら悪口を言わない波風を立てない
毎日必死に耐えていた嫌な部活。これを辞めた時はとてもスッキリするでしょう。
解放感もあり、部活の愚痴を溢してしまうかもしれません。
しかしそれは絶対にやってはいけません。学校での愚痴は結構広まるのです。
調子に乗って辞めた後に、部活の愚痴や悪口は控えてください。
あなたは部活を辞めたかもしれませんが、他の友人たちは部活を継続しています。
そんな中、自分が夢中になっている部活を否定されたらいやな気持になりますよね。
部活を辞める時の理由や言い方や例文まとめ
今回は部活を辞める時の理由や言い方や例文を紹介しました。
部活動は学校だけでなくあなたの生活に大きく関わります。楽しめればあなたに良い影響を与えますが、毎日辞めたいと思いながら取り組めば、学業などにも悪い影響を及ぼすでしょう。無理をして耐えることが必ずしも正しいことだとは言えません。
部活で何か悩みがあるのなら、一度先生や親、友達に相談してみると良いでしょう。その上で、悩みが部活を辞めることで解決できるなら退部することをおすすめします。
辞める時は言い辛くとても苦しいですが、何も命まで取られることはありません。
顧問の先生は絶対的な存在かもしれませんが、それは部活をやって支配下に居るからそう思ってしまうのです。
本当にやめたかったらやめるべきです。(筆者の体験談)
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