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服に付いた歯磨き粉のシミ汚れの落とし方!落ちない原因は?

服に付いた歯磨き粉のシミ汚れの落とし方!落ちない原因は?

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朝出かける前に歯磨きをしようとしたとき、うっかり歯磨き粉を落として、スーツやネクタイなど服に付けてしまったことはありませんか。

黒っぽい色に白い歯磨き粉が落ちると目立ちますし、スーツや制服などの換えがきかないものに付いてしまうと落ちなかったらどうしようと不安になります。

実際、すぐに拭き取っても跡が残るし、下手をすると白いシミやこすった跡が広がってしまうこともしばしば。水で拭き取って、一見きれいになったと思ったのに、時間がたつと白っぽく跡が残ってしまっていたということもあります。

衣服に歯磨き粉がついたとき、跡が残らないように上手にシミを取り除きたいものです。どうすれば服に付いた歯磨き粉のシミ汚れを効果的に落とせるのでしょうか。

目次

服に付いた歯磨き粉のシミがなかなか落ちない原因

洗面台や浴槽などのつるつるした部分についたときは拭き取るだけで簡単に取れるのに、衣類や絨毯など凹凸のあるものにつくと、歯磨き粉はただ拭き取るだけでは取りきれず、跡が残ります。

歯磨き粉には何が入っているのでしょうか。成分をうまく取り除くための落とし方を解説します。

歯磨き粉の成分

歯磨き粉にはさまざまな成分が含まれていますが、歯磨き粉の基本となる成分は以下の通りです。

  • 清掃剤(研磨剤):歯の表面の汚れやステインを落とす
  • 発泡剤:歯磨き粉を泡立たせることで口の中に歯磨き粉を広げ、汚れを包んで歯への再付着を防ぐ
  • 湿潤剤:歯磨き粉に適度な湿り気を与える
  • 粘結剤:液体成分と粉末成分を結合させ、粘度を与える
  • 香味剤:香りと爽快感をもたらす
  • 保存料:品質の劣化を防ぐ

歯磨き粉はその名の通り、かつては「粉」でした。現在は、ペースト状のものがほとんどで、液体成分と粉末成分が分離しないように粘結剤でまとめてあります。

細かい粒子が繊維に入り込むため

多くの歯磨き粉には、清掃剤(研磨剤)の粉末が細かい粒子で含まれているため、繊維に入り込んだ粒子が跡になって残ってしまうのです。

服についた歯磨き粉のシミを落とすコツ

服についた歯磨き粉の汚れは、繊維に入り込んだ粉末成分の細かい粒子。

ということは、歯磨き粉を無造作に拭き取っただけだったり、力を入れてこすって落とそうとすると、粉末の粒子をさらに繊維の中へ押し込んでしまうおそれがあります。

逆に、繊維に入り込んだ歯磨き粉の粒子を押し込むことなく、うまく外へと引き離して衣類に残さないでおくことができれば、歯磨き粉のシミは落ちるのです。

輪ゴムを使った服に付いた歯磨き粉のシミ汚れの落とし方

ゴムの持つ弾力と粘着力を利用して、軽くこするだけで歯磨き粉のシミを落とすことができます。輪ゴムなら一般家庭で用意しやすいのがいいですね。

準備するもの
  • 輪ゴム
  • 厚みのある本や雑誌
落とし方の手順
  1. シミを広げないように気をつけながら、衣服についている歯磨き粉を拭き取っておく
  2. 利き手の人差し指に輪ゴムを軽く巻く
  3. 厚手の本または雑誌を、洋服の歯磨き粉のシミがついた部分のすぐ下に置く
  4. 厚手の本を台にして、ゴムを巻いた指で歯磨き粉のシミ部分を軽くこする

衣服を傷めないように、輪ゴムで強くこすりすぎないように気をつけましょう。力を入れて一気にこするのではなく、少しずつ生地の様子を確認しながら行うと安心です。

歯磨き粉が乾燥している状態だととれやすいので、時間に余裕があるときはドライヤーなどを当て、歯磨き粉の水分を飛ばしてからゴムを当てるとより効果的です。

粘着テープを使った服に付いた歯磨き粉のシミ汚れの落とし方

ガムテープやセロハンテープを使って、歯磨き粉の粉末成分を取り除く方法もあります。

準備するもの
  • ガムテープなければセロハンテープ
  • ドライヤー(歯磨き粉のシミが濡れている場
落とし方の手順
  1. 歯磨き粉のシミ汚れが水分を含んでいる場合はドライヤーをあてて乾燥させる
  2. 乾いたら粘着テープをしっかりと貼り付け、剥がす
  3. 1と2を繰り返して歯磨き粉の粒子を取り除く

粘着テープを繰り返し貼ったり剥がしたりすることで衣服が毛羽立つことがあるので、生地の状態を確認しながら行いましょう。

掃除機を使った服についた歯磨き粉のシミ汚れの落とし方

掃除機の吸引力で粉を吸うようにすると、大きめの歯磨き粉のシミ汚れをとるのに便利です。

準備するもの

掃除機

落とし方の手順
  1. 掃除機のノズルをはずす
  2. 衣類の粉がついているほうを掃除機の吸い口に当てる
  3. 衣類の裏側から爪ではじくようにして、汚れを掃除機に吸わせる

繊維から離れやすい状態にある粒子を掃除機に吸い込ませる方法ですが、掃除機の吸引力によっては細かい汚れだととれないことも。

他の方法と併用するのもありでしょう。

タオルを使った服に付いた歯磨き粉のシミ汚れの落とし方

歯磨き粉に含まれる発泡剤の泡立つ性質を生かして、歯磨き粉のシミ汚れを水とタオルで落とすことができます。あわてずに、力を入れずに、上手に落としてみましょう。

準備するもの
  • タオル
  • 水またはぬるま湯
  • ティッシュペーパーまたはキッチンペーパー
落とし方の手順
  1. 水やぬるま湯を含ませたタオルで、歯磨き粉のシミを上からトントンと叩く
  2. 歯磨き粉が水に溶けて浮いてきたら、ティッシュペーパーなどで水分を吸い取る
  3. 1と2を繰り返して歯磨き粉を水で浮かせて取る

水洗いできない衣服は、色落ちや毛羽立ちの原因となるため、避けましょう。

歯ブラシを使った服に付いた歯磨き粉のシミ汚れの落とし方

歯磨き粉は液体成分を含み、水に溶けやすいので、部分洗いすることも歯磨き粉のシミ落としに効果があります。

準備するもの
  • 使わなくなった歯ブラシ
  • 洗濯洗剤または石けん
落とし方の手順
  1. シミを広げないように気をつけながら、衣服についている歯磨き粉を軽く拭き取っておく
  2. 歯磨き粉のついたシミ部分を水やぬるま湯で濡らす
  3. 濡れたシミ部分に洗濯洗剤をつけて泡立てる
  4. シミ部分の粉末粒子を浮かび上がらせるイメージで、歯ブラシでやさしくトントンとたたく
  5. 泡の部分を拭き取り、落ち具合を確認する

衣服の繊維が傷むおそれがあるので、歯ブラシで強くこすらないように注意。

繊維の表面部分の粒子を泡へと誘導できれば十分です。水洗いできない衣類の場合は避けましょう。

服に付いた歯磨き粉のシミ汚れは普通の洗濯で落ちる?

歯磨き粉のついてしまった衣類。もし自宅にいるときや時間の余裕がある場合は、いつものように洗濯機や手洗いで洗濯して干してしまうのがおすすめです。

歯磨き粉は液体成分を含むため水への親和性が高く、洗濯機や手洗いでのお洗濯は、歯磨き粉のシミ落としにも有効です。

いつもどおりの洗濯ですむため、繊維を部分的に痛めたり負担をかけすぎる心配もありません。水や洗剤の泡で、シミ汚れの原因となった粒子を浮かび上がらせて、洗い流してしまいましょう。

ただし、スーツや制服などのお出かけ着の場合は、必ず衣類の洗濯表示を確認して、水洗いができるか確認しましょう。

服に付いた歯磨き粉のシミ汚れはドライクリーニングで落ちる?

洗濯のプロであるドライクリーニング。歯磨き粉のシミ汚れも、ドライクリーニングに出したほうが安心で、うまくいくのでしょうか。

歯磨き粉は水で普通の洗濯ができればそれだけできちんと落ちます。いっぽう、ドライクリーニングは水を使わない洗濯方法です。ドライクリーニングにそのまま出しただけでは歯磨き粉の汚れが落ちきらない状態で仕上がることがあります。

洗濯機で洗えない衣服やレーヨンやシルクのような繊細な素材の場合には、クリーニング店で歯磨き粉のシミを落としたいことを伝えて、そのお店で対応可能か相談してみることをおすすめします。

服に付いた歯磨き粉のシミ汚れの落とし方まとめ

歯磨き粉が服に付いた場合、力を入れて拭き取ったり、こすったりすることで、シミになって残りやすくなってしまいます。

衣類に残りやすい粉末成分を取り除くように、

  • テープや歯ブラシを使って、粒子が衣類に入り込まないように取り除く
  • 水分や泡で粒子を浮かして水分ごと吸い取る
  • 家庭で洗濯する

のが基本的な落とし方です。

ドライクリーニングは歯磨き粉を落とすのには向いていません。水洗いできない衣類や繊細な素材の場合には、クリーニング店に歯磨き粉の汚れだと告げた上で相談してみましょう。

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