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果汁100%定義とは?果汁の濃縮還元とストレートの違いを覚えよう

果汁100%定義とは?果汁の濃縮還元とストレートの違いを覚えよう

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  • 毎日不摂生をしているから果汁100%のジュースを取ってビタミンや栄養を補給しておこう。
  • おつ、このジュース果汁100%だから体に良いんだ!

その認識、間違っていますよ

果汁100%の定義を知っておかないと、せっかくの健康ライフが台無しになってしまうかも…。

目次

果汁100%の定義とは

果汁100%と表記されていても、よーく見表記を見てみると「加糖」と書いてあることがあります。

体に気を使って果汁100%のジュースを飲んでいたのに、砂糖が加えてあるなんて体に悪いですよね。

ですが、果汁100%に砂糖が加えられている事もあるのです。
それは以下の理由から。

果汁100%と一言に言っても2つの製法があります。

それは

  1. ストレート製法
  2. 濃縮還元製法

この2つ。

  • ストレート製法の場合は本当に果汁のみで作られたものの事を指します。
  • 濃縮還元製法の場合は、果汁100%に砂糖を加えている製法です。

あなたが飲んでいたジュースは果汁100%でも、砂糖が加えてある濃縮還元製法のものだったのでしょう。

体に気を使ってジュースを飲むのであれば、ストレート製法のジュースを飲むのが良いです。

つまり、果汁100%でも製法により砂糖が加えられている場合があるということ。
そしてたとえ加糖してあったとしても、果汁100%と表記しても良いというのが果汁100%の定義です。

 

果汁の表記

たとえばジュースの場合。
私たちは飲み物の事をジュースと言いますが、厳密に言えばそれは違います。

それは、ジュースと呼べる飲み物は果汁100%であるものの事を指しているからです。

果汁100%の場合

果汁100%の表現

果汁100%であればジュースと表記しても良いことになっています。

また、パッケージに綺麗な果物の表現をしても良いですし、果物断面図を表示にしても良いことになっています。
パッケージに綺麗な果物や断面図があれば、甘い果実を想像してしまいますよね。
果汁100%の場合はこのような表現をしてもよいのです。

 

果汁5%~100%未満の場合

果汁5%の表現

この場合はジュースと記載してはいけません。

果汁5%~100%未満の場合は果汁飲料と表記しなければなりません

また、パッケージには綺麗な果物を記載しても良いですが、果物の断面図を記載してはいけないという決まりになっています。

 

果汁5%未満

果汁5%未満の表現

これはジュースと記載してはいけません。

果汁5%未満の場合は清涼飲料水と表記しなければなりません

「綺麗な果物」も「果物断面図」も記載してはいけません。

 

なぜ表記のルールがある?

このようなルールが定められているのは、消費者を守るためのもの。

当然ですが綺麗な果物が書かれていると、「その商品は果汁がたくさん入っている」と認識してしまうからです。
このような誤認を防ぐために、含まれている果汁の量に合った表現をしなければならないのです。

 

 

果汁100%でも製法に違いがある

濃縮還元製法

濃縮還元製法は水分を一度飛ばし、果汁の濃度を高め冷凍保存しておく方法です。
冷凍保存された果汁は使用する際、再び水分を足し元の果汁に戻されます。

しかし冷凍保存するために水分を飛ばす際、もともと果汁に含まれていた香りが損なわれてしまいます。
ですから濃縮還元製法のジュースは、「香料」が追加されている事が多いのです。

私たちが普段スーパーで購入している果汁100%のジュースはこの濃縮還元製法のものが多いです。

 

ストレート製法

ストレート製法は、言わずもがな果汁のみで作られたジュース。

これは主に高級品として扱われています。

よく旅行先や道の駅などで名産果物で作られた瓶ジュースがありませんか?
ああいったものは、コストは度外視で徹底的に果実のおいしさを味わっていただけるように、果汁のみで作るストレート製法を採用しています。

 

製法に違いがあるのはなぜ?

ストレート製法は、果実のうまみをそのまま味わえるというメリットがありますが、濃縮還元のように商品そのものを運搬しなければならないので、運搬コストもかかります。

そして製造工場に果物を保管しておかなければならないので、保管場所も大きく取られてしまいます。
また、水分を飛ばしていないので保存がきかず、販売できる期間も限られている事があります。
その分ストレート製法は高価な商品として扱われているんですね。

濃縮還元であれば約5、6倍に濃縮されているため小さいのでさほど保存場所を選びません。
あとは作ったジュースを販売店へ運ぶだけ。
さらに濃縮還元は果物の水分を飛ばしているので、保存もきくというメリットがあり、季節に左右されず安定して消費者に供給する事ができるのです。

 

果汁100%についてのまとめ

果汁100%でも

  1. 素材そのものを楽しめるストレート製法
  2. コストが安いけど少し味が落ちる濃縮還元製法

この2つが存在しました。

また、濃縮還元製法はその製法の特性上、失われるものが多いので砂糖を加えたり香料を加えたりするという事が分かりましたね。

気を付けなければならないことは、果汁100%だから気を使って飲んでいるにもかかわらず、それには砂糖が入っているということ。

果汁100%にこだわっている方も、本当にこだわるのであればストレート製法のものを選ぶのが良いでしょう。
ただし、果物は年中あるわけではありませんし季節を選びます。
ですから手に入らない季節もあるでしょう。

そのデメリットを補うために保存がきく濃縮還元製法があるのです。

果汁100%と表記されていてもそれは一概に「果物のみ」というわけではなく、製法によりけりということを覚えておいてください。

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