お風呂の蓋はいるいらない?ふたの代わりになるものは?

お風呂の蓋は、いるいらない?ふたの代わりになるものは?

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当たり前にあるお風呂の蓋ですが、本当に必要なのか考えたことはありますか?今回はお風呂の蓋は必要なのかということと、蓋を使わないことで生じるメリット・デメリットについてを考察したり、蓋の代用品についてもまとめていこうと思います。

目次

お風呂の蓋の必要性

お風呂の蓋は我が家はカビの掃除が大変なこと、立て続けに入浴してしまうこともあり、蓋は思い切って処分してもう5年以上経っています。

でもお風呂の蓋って捨てた後、後悔しないだろうかと大きなものですし、心配になってしまいますよね。

まずはお風呂の蓋の役割や必要性を確認したいと思います。

小さな子供の事故防止

お風呂の残り湯を洗濯や掃除に使ったり、災害時の備えのために、お風呂の残り湯を取っておくという方はいらっしゃると思います。

ですが、そのまま残り湯をとっていては、小さな子供やペットなどの溺水事故が心配になってしまいます。

我が家も小さな子供がいますが、浴室のカギをかけておくことで今のところは対応しています。

ですが、万が一の事故を防ぐためにも、念の為、お風呂の蓋は必要と感じるご家庭は多いのではないでしょうか?

湯が冷めてしまうことを防ぐ

お風呂の蓋の1番の役割だと思う方もいらっしゃるかと思います。

続けて入浴ができるご家庭だったり、1人暮らしの方などは蓋がなくても困らないかもしれませんが、入浴時間に時差がある場合ですと、追い炊き機能を使うことも増え、光熱費が蓋がないことで余計にかかってしまいます。

入浴時間がバラバラな場合、ガス代などの節約を考えるとお風呂の蓋は必要なアイテムといえるでしょう。

湯船にシャンプーの泡などが入ってしまうことを防ぐ

頭や体を洗っている時、思っている以上に泡が飛び散っていて湯船に入っていることがあります。

洗っている間はお風呂に蓋をしておけば、お湯の温度が下がることも防げますし、お湯がシャンプーの泡で汚れてしまうことも防げますので、次に入浴する方がいる場合には、お風呂の蓋をすることで配慮ができますね。

浴室全体のカビの発生を防ぐ

お風呂の蓋の湯船側はお湯の水蒸気がたくさんついています。

風呂蓋がない状態ですと、水蒸気は浴室全体に広がってしまいますよね。

それが原因で浴室の天井や壁などのカビの発生を促してしまいますので、残り湯を洗濯に利用したり、災害の時の為に抜かずに置いている場合はお風呂の蓋で水蒸気が逃げないようにすることを推奨します。

蓋を使わないメリット

お風呂の蓋の必要性や役割がわかりましたが、お風呂の蓋がなくなることで得られるメリットはあるのでしょうか?

お風呂の蓋を使わない場合のメリットをご紹介したいと思います。

掃除箇所が減って楽になる

私がお風呂の蓋を断捨離した1番の理由がこれらです。

毎日のお風呂の掃除だけでも大変なのに、蓋まで掃除をするのがとても苦痛でした。

蓋が水蒸気を受け止めてくれているので、蓋の裏はすぐにカビが発生しますし、ぬるぬるしてしまったり蓋があることで得られるメリットよりも、蓋がないことで得られるメリットが勝ってしまいました。

入浴後にお湯を抜いてしまうご家庭は、カビは浴室全体にすぐには広がらないので、蓋の断捨離をご検討されてもいいのではないかと思います。

浴室を広々使うことが出来る

お風呂の蓋は大きいので邪魔だなと思われたことはありませんか?

お風呂の蓋を手放してかなりのスペースを蓋が占領していたことに気づきました。

蓋を置いていた場所も掃除がしやすいですし、とてもすっきり広々と入浴できると思います!

長風呂防止効果で節約にもつながる!?

蓋がないということは、お湯が冷めやすいということを家族全員が把握してくれたら、間隔をあまり空けることなく入浴してくれるのではないでしょうか?

順番を決めて大体同じ時間に入浴できないかな?と家族で考えるきっかけになるかもしれません。

我が家はお風呂の蓋をテーブル代わりにして、動画を見たり、音楽を聴いたり、本を読んだり、長風呂を楽しむ傾向でした。

ですが、蓋半分は空いている状態なのでお湯の温度も下がるので追い炊きも必要でしたし、結局湯気は浴室全体に広がってカビもつきやすくなるなど、我が家のようにない方が掃除の労力も光熱費の節約にもつながる場合もあるかなと思います。

蓋を使わないデメリット

今度は蓋を使わないことで生じるデメリットについて考えていきましょう。

お風呂の蓋を断捨離してから後悔することのないようしっかりみていきたいですね!

蓋を使わないと浴室全体にカビが発生しやすくなる

必要性のご説明をさせていただいたときにも伝えましたが、蓋を使わないと、湯気が浴室内全体に広がって天井や壁にカビが生えやすくなってしまい、かえって掃除が大変になる場合があります。

全員が入浴後にすぐお湯を抜く習慣でしたら、そこまでカビに対して敏感にならなくてもいいかと思うのですが、残り湯を何かに使う場合は一晩中浴槽にお湯や水があることになるので、じめじめとした空間に浴室がなります。

せめて蓋をすることで、浴槽からの蒸気を防ぐことはカビ対策のために必要ではないでしょうか?

蓋を使わないと湯船に余計なものが入ってしまうことがある

お風呂の蓋がないと当然ですが、浴槽を守るものはありません。

入浴中にシャンプーの泡が入ってしまったり、夏場、換気の為、浴室の窓を開けていたら湯船の残り湯に虫が入ってしまったり、お湯を使いまわすご家庭は入浴後、浴室乾燥機を使う場合に、服の繊維などのゴミが入らないように蓋がないと防ぐことができなくて困ることも起こるようです。

残り湯を翌日使うご家庭は、蓋を使わないことで起こるデメリットをよく検討する必要がありそうです。

蓋を使わず入浴間隔が空く場合、湯が冷め、光熱費が高くなる

お風呂の蓋がないとやはりお湯の冷めてしまう時間は早くなってしまいます。

お風呂の蓋の1番の目的は保温だと思います。

家族構成で帰宅時間がバラバラだったりすると、蓋がないと、時間が経てばどうしてもぬるくなってしまいます。

そのため、追い炊き機能を使用する頻度は蓋を使用している場合より多くなり、光熱費も上がるでしょう。

また住んでいる地域の気候によってもないと湯が冷めるのが早くて困る場合や、追い炊き機能がないお風呂

だと蓋がないことで感じるデメリットの方が多いのではないでしょうか?

蓋を処分後に再度必要性を感じた場合買いなおすコストがかかる

お風呂の蓋を使わないからと処分後、「やっぱり必要だ」と思ったときに、買いなおすことになった場合、余計なコストがかかってしまうのでデメリットといえるでしょう。

使わないと決めた後も少しの期間はお試しということで、お風呂の蓋を浴室以外で管理して、お風呂の蓋がない状態を数日過ごしてみてから判断してみたらいいかと思います!

大きなサイズで板タイプですと、2万円超えるものもあり、気軽に買い替えるのは少し躊躇してしまいます。

お風呂の蓋はいる派の意見

まず蓋はいるのかいらないのかのアンケート結果を見てみようと思います。

お風呂の蓋を使う派は150名(62%)、使わない派(以前は使っていた人を含む)は92名(38%)となりました。

『kufura』

20代から50代の方へのお風呂の蓋は必要か?のアンケートなのですが、使わない派も4割弱いるんだなと意外と多い数字で驚きました。

では蓋はいる派の意見をみていきたいと思います。

小さい子供やペットを守る為必要

小さなお子さんがいらっしゃる場合、子供って水にとても興味を持ってしまうようなので、浴槽に湯や水を張ったままにしておくご家庭は、蓋をして対策をとっておかないといけませんね!

子供は10センチの深さでもおぼれてしまうそうなので、本当に気をつけなければなりません。

Twitterをみているとお風呂の蓋の上が大好きな猫ちゃんがたくさんいるんだなと思いました!

暖かいスポットをよく知っているようです。

一緒に浴室ですごす為、また万が一ペットが浴槽に転落することを防ぐためにお風呂の蓋は必要なアイテムのようですね!

お風呂の蓋をテーブル代わりにして過ごす

お風呂の蓋をテーブルがわりにして、タブレットで映画を見たり、本を読んだりなどは聞くことがあるかと思いますし、私もしていたこともあります。

ですが、それでは飽き足らず食事まで楽しむ方もいるようです!

また最近はリモートワークが増えていて、お風呂で仕事をする方もいるそうです。

「風呂ワーク」と言うそうです!

お風呂の時間も有効に使いたいという方は蓋がとてもいい働きをしてくれるので手放せないようですね!

やはり1番は保温!

保温機能がない場合のお風呂には蓋は必須アイテムですよね!

遅い時間に帰ってくる家族がいる場合にも、お風呂の蓋と保温機能のダブルで温めたお風呂を準備してあげていると喜んでもらえますね!

暮らし始めた途中からお風呂の蓋を導入された方は保温力に感動するようですね!

※賃貸の場合ですとお風呂の蓋がついていないことがあるようです。

ユニットバスのアパートで1人暮らしをしていた頃はお風呂の蓋が備え付けてありませんでした。

お風呂の蓋はいらない派の意見

お風呂の蓋はいらない派の人の意見もみていきましょう!

1人暮らしなのでずっと保温しておく必要なし!

自分の後に入浴する人がいなければ保温しておく必要はないので、いらないと考える方もいるようです。

長風呂の場合は、追い炊きや足し湯機能を使ってやり過ごす方が多いようです。

また1人暮らしのお風呂はスペースも狭い場合が多いので快適に入る為、不要と判断する方もいるようです。

元々1人暮らし用のマンションにはお風呂の蓋が備え付けていない物件もあります。

掃除の手間を少しでも減らしたい

やはりカビの発生しやすいものなので、お風呂の蓋は手放して少しでも掃除箇所を減らして楽をしたい方は蓋は不必要と考えるようですね!

ストレートな板タイプの蓋ならまだお掃除しやすいかもしれないですが、ロールタイプのものですと、溝の掃除が大変です。

ここでカビ発生の防止策をご紹介します。

  • カビの防止対策として、入浴終了後にサーっと熱いお湯(50℃くらい)をシャワーで浴室全体にかけて、水気をスクイジーなどで拭きとっていただくとカビの発生の予防になります。
  • 水気を拭き取ることが重要ではあるのですが、大変に感じてしまう場合は熱いお湯(50℃くらい)をさっとかけて換気するだけでもカビが発生しにくくなりますので、1週間に1度でいいので実行されてみてください!

シャワーのみで済ますことが多いと不要

シャワーのみで済ませるという方も最近はいらっしゃるようです。

寒冷地ですとこれからの時期、そんなわけにはいかないかもしれませんが、夏はもちろん、住んでいる地域が比較的暖かい場合などはシャワーで済ますので蓋はなくても困らないと感じる方もいるようです。

お風呂の蓋の金額はサイズにもよりますが、大きいものですと1~3万円が相場で、サイズもお風呂のタイプによって合う合わないがありますので、必要か不要かをよく検討したいですね!

さまざまな意見がありましたが、ご家庭の中でも意見が分かれる場合がありますので、しっかり話し合って使う・使わないの判断をされることをおすすめします。

お風呂の蓋の代用品

先程、お風呂の蓋の値段を少しお伝えしましたが、意外に高価なので、いる・いらないの判断はもちろん大切ですが、元々お風呂についていなくて、だけど蓋が欲しい場合、まずは何かで蓋の代用が出来ないか調べてみました。

段ボールで風呂蓋の代用

なかなかのインパクトですが、段ボールで保温が出来るようです。

しかも耐久年数1年とあるので、比較的丈夫でもあるようですね。

ただし、見た目はおしゃれではありません。

ただ家にあるもので何とか保温時間を延ばしたいとお考えの人向けの代用品かと思います。

アルミ保温シートで風呂蓋の代用

アルミ保温シートは100均でも購入することのできる、とてもコスパの高い代用品といえます。

アルミ保温シートをそのまま使うとお風呂のサイズと合わず、すき間ができて熱が逃げてしまい、保温効果が落ちてしまうので、浴槽に合わせてアルミ保温シートをカットし、端の4か所を養生テープや吸盤で固定すると、使用の際ぷかぷか浮いたりすることなく保温状態を維持できます。

ですが、アルミ保温シートは薄いので、当然ですがお風呂の蓋に比べて耐久性は劣ってしまいます。

プラスチック段ボールで風呂蓋の代用

プラスチック段ボールはホームセンターなどで購入することができます。

ホームセンターでは、有料ですが、サイズをこちらの希望に合わせてカットしてくれるサービスがあります。

販売サイズは180×100cmの場合が多いので、家の浴槽のサイズを事前に図ってから購入しましょう!

プラスチック段ボールは端が硬いため、怪我をしてはいけませんので端に防水のテープを貼って使用していただくと、安全でお風呂の蓋として充分活用していただくことができます!

発泡スチロールで風呂蓋の代用

発泡スチロールも一工夫でお風呂の蓋の代用品として使っていただけます!

お風呂の蓋として使うにはサイズが大きくないと保温効果が下がってしまいますので、梱包用の箱ではなく、ホームセンターで板状のお風呂サイズのものを使いましょう!

こちらも180×100cmで販売されている場合が多いので、自宅のお風呂のサイズに合うよう、有料ですがお店でカットしてもらいましょう。

というのも、発砲スチロールなら家でカットできそうだと思うかもしれないのですが、カットするとちいさな発砲スチロールのカスが散らばってしまい片付けが大変なんです。

ですので、お店でカットしてもらうことをおすすめします。

耐久性はそれなりにありますが、端からポロポロかけてきてしまうかもしれませんので丁寧に扱いましょう!

お風呂の蓋は便利だがデメリットもある!

今回はお風呂の蓋はいるのか、いらないのか様々な意見を知れて考察することができました。

お風呂の蓋の必要性は

  • 小さな子供の事故防止。
  • 湯が冷めてしまうことを防ぐ。
  • 湯船にシャンプーの泡などが入ってしまうことを防ぐ。
  • 浴室全体のカビの発生を防ぐ。

などが挙げられます。

お風呂の蓋を使わないメリットは

  • 掃除箇所が減って楽になる。
  • 浴室を広々使うことが出来る。
  • 長風呂防止効果で節約にもつながる?

などがあります。

お風呂の蓋を使わないデメリットは

  • 浴室全体にカビが発生しやすくなる。
  • 蓋を使わないと湯船に余計なものが入っってしまうことがある。
  • 入浴間隔が空く場合、湯が冷め、光熱費が高くなる。
  • 蓋を処分後に再度必要性を感じた場合、買いなおすコストがかかる。

などがあるようです。

お風呂の蓋はいるのか?のアンケート結果

使う派…62%  使わない派…38%

となり、それぞれの意見をまとめたので比較検討の材料にしていただけたらと思います。

お風呂の蓋が必要と思った場合、購入する前に、まずは代用品で試してみるのもいいかもしれません。

  • 代用品
    • 段ボール
    • アルミ保温シート
    • プラスチック段ボール
    • 発砲スチロール

などがあり、まずは蓋のある生活を体験されてみてください!

家庭内でも蓋の、要・不要は分かれるかと思いますし、1人暮らしの方も、保温以外の活用法で使用される方は必要だと感じると思いますので、じっくり意見を参考に検討していただければと思います。

お風呂の蓋の雑菌が気になるなら抗菌ふたがおすすめ

従来のあからさまなお風呂蓋ではすぐにカビが生えてしまったりぬめりが多く見られます。

しかし抗菌の風呂蓋ならそれらの心配をかなり減らすことができます。

抗菌性の風呂蓋なら湯気を抑え浴室のカビを抑え、さらに風呂蓋の雑菌対策もできるのでとても便利です。

風呂蓋を購入するなら抗菌は必須と言えます。

こちらの抗菌風呂蓋は様々なサイズが売っているのでご自宅の浴槽のサイズに合わせて購入することができます。

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