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お風呂に入れない!身体や髪が洗えない時はどうする?そんな時の対処方法

お風呂に入れない!身体や髪が洗えない時はどうする?そんな時の対処方法

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この記事ではあらゆる状況を想定して「お風呂に入れない」または「髪が洗えない」時でも全身をキレイに保つ方法を詳しくご紹介しています。身の回りにあるものを工夫して使う方法も満載なので是非この記事をお役立てください。

目次

髪が洗えない時にできる対策

突然の災害で停電や断水が続いたり、病気やケガ、体調不良で髪が洗えない時にできる対策をご紹介します。

ドライシャンプー

シャワーやお風呂が使えない時に髪を清潔に保つ方法として代表的なものといえばドライシャンプーではないでしょうか。

ドライシャンプーはスプレー式が主流で薬剤を頭皮に馴染ませるようにマッサージしたら乾いたタオルで汚れをふき取ります。水を一切使わず頭皮と髪を清潔に保つことができます。

ロングセラーである資生堂のドライシャンプーであれば未開封で3年保管できるので、病気や災害対策で買い置きをしておくのがおすすめです。

スプレー式の中には頭皮に馴染ませてマッサージした後、拭きとらなくても良い簡易的なものもあります。

この他、泡で出てくるムースタイプやドライシャンプーの薬剤を染み込ませたシートタイプも販売されています。

ヘアパウダー

ヘアパウダーは髪の毛が脂っこくなってボリュームがなくなるのを防ぐためのヘアケア用品です。消臭効果もあります。

使い方は販売元の説明書の指示によって若干差異がありますが、基本的に髪の根元にパウダーをなじませて頭皮をマッサージします。そうすると髪の毛の根元からボリュームが復活、髪はサラサラになりパウダー効果で良い匂いがするようになります。

体調が悪くて髪の毛が洗えない時、停電や断水でお湯が使えない時などにヘアパウダーは大活躍してくれます。

シッカロールやベビーパウダー

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赤ちゃんの肌に塗ってあせもを防いでくれるシッカロールやベビーパウダー。

髪が洗えない時に頭皮の脂っこさや臭いを防ぐのに大活躍してくれます。

パフ付きのシッカロールやベビーパウダーをお持ちの人は髪の毛の根元でパフをポンポンと叩いてその後指の腹を使って頭皮をマッサージしてください。

パフがない時はパウダーを少量とって掌全体に馴染ませてから頭皮全体をマッサージしてください。

香り付きのシッカロールやベビーパウダーを使うといい香りがしますよ。

食品用の重曹

食品用の重曹といえば山菜のあく抜きに使うことがありますね。しかし重曹は消臭効果があるので掃除や洗濯にも使われています。

そのため食品用の重曹であれば頭皮の臭い消しとして使うことができます。

シッカロールやベビーパウダーに比べると頭皮の油を吸ってくれないのでさっぱり感はありませんが香害対策になります。

どうしても洗髪ができない時の香害対策に使ってみてはいかがでしょうか。

食品用の塩

地震や台風で長期間断水や停電が続き買い物ができない状況で髪が洗えない時、家の中にあるもので対応しなければならなくなった時、食品用の塩を使って頭皮をマッサージするのは究極の選択になるのではないでしょうか。

塩を頭皮に擦り込むと浸透圧で水分がにじみ出るので汚れを浮かすことが可能です。

しかし注意したいのが塩のつけすぎです。べたべたして逆にかゆみの原因になってしまいます。

頭皮を塩でもむときは、もんだ後の拭き取り用に少量の水とタオルが必要です。

本当に手元に何もなくてどうしようもない時の最終手段として食品用の塩をお使いください。

ふき取り用化粧水

ふき取り用化粧水はコットンに含ませてお肌をふき取ることにより古い角質や余分な皮脂を除去することができます。

救急箱に入っている医療用ガーゼにふき取り用化粧水を含ませ、そのガーゼを人差し指に巻き付けて地肌を丁寧にふき取っていくとさっぱりしますよ。

人差し指に巻き付けて地肌をふき取るのは時間がかかって面倒という人は、普段使っているブラシに医療用ガーゼをかぶせてそのままブラッシングする方法をお試しください。広い範囲を一気にふき取れるので時短になります。

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消毒用アルコール(エタノール)

皮膚が弱い人やアルコールに弱い人にはおすすめできませんが、髪の毛が洗えない時、脱脂綿や医療用ガーゼに消毒用アルコール(エタノール)をふくませて頭皮をふき取るとすっきりします。

もしお湯が使える状況であれば、頭に蒸しタオルをすると頭皮の汚れが浮いてくるので消毒用アルコール(エタノール)と併用して使うのがおすすめです。

シャンプーシート

シャンプーシートはドライシャンプーの薬剤をシートにしみ込ませたものです。

シャンプーシートを袋から取り出したら人差し指に巻き付けて地肌を直接拭き取ります。

病気やケガでお風呂に入れない時に使う場合は、シャンプーシートを使う前に蒸しタオルを使うと頭皮の汚れが浮いてくるので拭き取りがしやすくなりますよ。

ボディシートやウェットティッシュ

汗をかく季節やお子様と外に出かけるときはボディーシートやウェットティッシュを持ち歩くという人は多いのではないでしょうか。普段持ち歩くカバンやポーチに入れていることが多いので、突然の停電や断水で髪の毛が洗えない状況になってもボディーシートやウェットティッシュは比較的手元にあることが多いです。

病気やケガ、体調不良、突然の停電や断水でどうしても髪が洗えない状況でも、家にドライシャンプーがなかったらまずはボディーシートやウェットティッシュを使って頭皮をふき取ることができます。

特に男性用のボディーシートは面積が広く、薬剤もたっぷり染み込んでいるので頭皮を拭くのに最適です。万が一の時を考えて男性用ボディーシートを買い置きしておくと便利です。

頭皮用のムヒ

ドライシャンプーがなく、ボディーシートやウェットティッシュで頭皮をふき取っていたとしても髪が洗えない状況が長引いてくると頭皮にかゆみが出てくることもあります。

そんな時、自宅の救急箱に頭皮用のかゆみ止めムヒが入っていると便利です。

もしもの時のために買い置きしておくのがおすすめです。

ニット帽

何日も髪の毛が洗えなくて、頭皮を拭くウェットティッシュすら手元になくなってしまったら、自分の汚れた髪や頭皮から発せられる臭いが周囲の人にどう思われるかとても気になりますよね。

頭皮や髪をきれいにすることはできませんが、香害に対する応急処置でニット帽をかぶると見た目と臭いを軽減することができます。

ニット帽をかぶるだけで周囲に迷惑をかけずに済むと思うと少し気持ちが楽になりますね。

三つ編み

人間の髪の毛は生え変わりのために1日100本程度は抜け落ちるとされています。

病気で何日も横になっている状況が続くと枕に抜けた髪がたくさんついてしまうこともあります。

そんな時は看病をしてくれる家族や友人に念入りにブラッシングをしてもらうと枕につく抜け毛が減ります。

そして髪の毛が長い人は三つ編みにして髪を束ねておくと枕につく抜け毛が減るのと、まとめ髪をすることで頭皮の臭いが拡散しないので香害予防にも役立ちます。

お風呂に入れない時に体をキレイにする方法

お風呂に入れない時に体をキレイにする方法をご紹介します。災害時、病気、キャンピングカーでの旅行中の人は参考になさってください。

蒸しタオルで清拭

清潔な水があり卓上コンロなどでお湯を沸かすことができる状態であれば、蒸しタオルを作って頭皮と髪の毛以外の全身を清拭してみましょう。

また電気が使える状態であれば蒸しタオルは電子レンジでも作れます。清潔な水に浸したタオルを電子レンジ500Wなら約60秒、600Wなら約30秒で温めて蒸しタオルが作れます。蒸しタオルの適温は50℃~55℃です。

全身を拭く蒸しタオルは5~6本用意しましょう。裸になって体を拭くので冷えないように室温は25度くらいに保ち、体を拭いているとき体の保温のために大判のバスタオルを1枚使うと良いです。

拭き方の順番は上半身、次に下半身、最後に陰部となります。抹消から心臓に向かって拭くことで血行を良くする効果があります。

清潔にすることと血流を良くすることで健康を保つことができるので、災害時や病気の時に実施してみてください。

清拭剤を使って体を拭く

清拭剤を使うと皮膚表面の汚れを薬剤の力で浮かしてくれます。その後乾いたタオルで拭き取るだけで簡単に頭皮と髪の毛以外の全身をきれいにすることができます。

薬剤はお湯に溶かして使う液体タイプと肌に直接なじませるムースタイプがあります。

薬剤をなじませるときは清拭と同様に抹消から心臓に向かってマッサージしながら行うと血行が良くなります。

入浴できない期間が長引いてくると肘や踵といった箇所の皮膚が角質化しやすいので拭きにくくなってきます。

そんな時は前章でもご紹介した蒸しタオルを併用してください。肘や踵に清拭剤の薬液を塗った後、蒸しタオルを被せて更に汚れを浮かせます。汚れが浮いてきたら被せていた蒸しタオルをそのまま使って汚れをふき取りましょう。

体拭きタオル(体拭きシート)

特大サイズの体拭きシートは普通の体拭きシートとは異なり1枚の面積がとても大きいのが特徴です。たくさん汗をかいた時や体の大きな人でも安心して使えます。

長期間にわたって入浴ができなかった場合、角質がたまりやすい肘や踵は蒸しタオルを被せて汚れを浮かしてから体拭きシートを使うときれいにすることができます。そして蒸しタオルによって血行を良くするので健康を保てます。

体拭きシートを販売している会社によっては電子レンジで温めてから使える商品を販売しているので、電子レンジを使える環境をお持ちの人は温めて使えるタイプを購入すると蒸しタオル効果を得られます。

ドライメッシュタオル

ドライメッシュタオルはお湯を使うことが前提の商品ですが、厚手で破れにくく使った後捨てられるので病気の時、キャンプやキャンピングカーで旅行中の人におすすめです。

使い捨てのハンドタオルとお考え下さい。

ドライメッシュタオルはお湯に浸して使うだけなので清拭剤が染み込んでいるわけではありません。そのため汚れを浮かす力はありませんが、お湯で温かくして使うので汗や皮膚表面の汚れを拭きとると気持ちがいいですよ。マッサージしながら拭くと血行を良くしますので健康維持に役立ちます。

赤ちゃんのお尻拭きシート

赤ちゃんのお尻拭きシートに殺菌効果はなく、清拭剤のような薬剤も含まれていないので健康的な大人がお風呂に入れない時に使うと皮膚表面の汗や汚れを拭き取るだけになります。

サイズも小さめなので大人が体全体を拭くのにはあまりおすすめできません。

使うとするならば、手や顔、わきの下、足の指の股、陰部といった汚れが特に気になる局所を清潔にしたい時がおすすめです。

災害時、停電や断水で身の回りに何もない時に使うと良いでしょう。

汗拭きシートやデオドラントシート

汗拭きシートやデオドラントシートは清拭剤が含まれているわけではないので、汚れを浮かす力はありませんが皮膚表面の汗や汚れをふき取り体臭を抑える効果があります。

お風呂に入れない時、汗や体臭が気になった都度、こまめに拭き取るようにすると良いです。

しかし、シート1枚の面積が小さいので体全体を拭くときは、男性向けの大判サイズをお使いになると良いでしょう。大人が顔から足先まで全体を拭くとなると大判サイズでもシート2枚~3枚を使うことになります。

もしものために男性向けの大判サイズを買い置きしておくと突然の病気や災害時に役立ちます。

ウェットティッシュ

ウェットティッシュは油分を拭き取れるようにアルコールまたは洗浄剤を含んでいるので皮膚表面の汚れを拭き取ることができます。汗をかいたり皮脂が出て体がベトベトしたりした時に使用するとさっぱりとします。

肌が弱い人はアルコール不使用のウェットティッシュを使うと肌荒れがしないので安心して使えますよ。

しかし通常のウェットティッシュは手や顔を拭くのには調度良いサイズですが頭皮と髪の毛以外の全身を拭きとるにはシート1枚の面積が小さいです。全身をふき取るには何枚ものウェットティッシュを使わなければなりません。

突然の病気や災害などで身の回りにウェットティッシュしかなかった場合は、汚れが気になる顔や手、わきの下、足の指の股、陰部といった局所だけを清潔に保つのに使うのがおすすめです。

手浴

突然の病気やメンタル疾患、つわりなどでお風呂にどうしても入れない時、洗面器に張った38℃~43℃のお湯で手や手首を温めると全身への血の巡りが良くなり全身浴をした時のように体全体が温まります。

手浴によってリンパの流れが良くなり冷え性、不眠、眼精疲労の症状を軽減させることができます。

どうしてもお風呂に入れない日が続いたら手浴だけでも体が元気になりますよ。

災害時でも洗面器1杯のお湯を入手できたらぜひやってみてください。全身浴をしたように全身が温まります。

足浴

災害などによって避難生活が続いてお風呂に入れない時、両足を入れられる大きさのバケツがあれば足浴を行ってみてください。ひざ下から足の先まで温めることで、足にたまった老廃物をリンパの流れで押し流すことができ、結果、体全体を温めることができます。

足浴に使うお湯の温度は手浴と同じ38℃~43℃が良いです。もし、洗い流すお湯も入手できるようであれば、石鹸を使って足の指の股やかかとを洗ってみましょう。

足の清潔を保てるのと、洗う時のマッサージ効果で血行促進されます。

銭湯・温泉・コインシャワー

自宅のお風呂やシャワーが故障したり、自宅の改装などによる断水や停電でお湯が使えなかったり、キャンプやキャンピングカーで旅行中だったりした場合、多くの人が銭湯や温泉、コインシャワーを利用されるのではないでしょうか。

災害時であっても温泉入浴施設は発電機を使って営業していることが多いので、被災した時でも利用可能な場合があります。

銭湯であれば平均500円前後、温泉施設であれば1,000円前後、コインシャワーであれば10分100円くらいで利用ができます。

体を温めて汚れを洗い流すことが十分にできるので、金銭面で問題がなければぜひご利用ください。

大きなバケツに溜め湯

自宅の改装工事による停電や断水やキャンピングカーでの旅行中でお風呂が使えないくて入浴ができない時、銭湯や温泉、コインシャワーを使うと十分体を清潔にできますが、家族で毎日入浴しに行くとお金がかかります。

そんな時は、大きなポリバケツを一つ購入して、卓上コンロを使って鍋やヤカンで沸かしたお湯を張って家族一人ずつ入るというのも一つの方法です。

洗い場が使えない時はシンクや洗面台の排水口の近くでポリバケツのお風呂に入り、そのお湯で洗髪もできます。

卓上コンロで沸かしたお湯を継ぎ足して湯加減を調節できます。

工夫をすれば金銭面で節約ができておすすめです。

お風呂に入れない状況一覧

お風呂に入れない状況を一覧にしたのでご覧ください。

お風呂に入れない状況一覧
断水や停電などが発生する災害
キャンプ
キャンピングカーでの旅行中
入院中
鬱などのメンタル疾患
妊娠によるつわり
疲れていて面倒くさい
お風呂場が改装中

上記の一覧表でご紹介した状況でお風呂に入れない時は、この記事でご紹介した方法で髪の毛や頭皮をはじめ体をキレイに保つ方法を実践してみてください。

清潔にすることで病気を防ぎ健康を維持することにつながります。

お風呂に入れない時も備えがあれば凌げる!

病気や突然の災害、キャンプやキャンピングカーでの旅行といった状況でお風呂に入れないことが続いたとき、髪の毛や頭皮、体をキレイに保つ方法をご紹介しました。

たくさんの商品と方法がありますので、ご自分の身の回りに同じものがあるのかぜひ確認してもしもの時に備えてください。

ちゃんとした製品ではなくても身の回りにあるものを工夫して使えば困ったときに役立てることができます。

しかしどれも身の回りになかったときは買い置きしておくことをおすすめします。

頭が洗えない時はドライシャンプー。体が洗えない時は体拭きタオルをそれぞれ常備しておくだけであらゆる場面をしのぐことが可能です。

頭ならドライシャンプー

体なら体拭きタオル(体拭きシート)!

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