伝言ゲームは幅広い年齢層が楽しむことが可能で、様々イベントでも遊ばれています。
しかし、いざ遊ぼうと思ってもなかなかお題が浮かんでこないもの。
そこで本記事では伝言ゲームに使えるお題や文章問題を独自に創作し紹介しています。
幼稚園児向け伝言ゲームのお題
まずは言葉を覚えたての幼稚園児が楽しめて面白い伝言ゲームネタと傾向を紹介します。
幼稚園児にウケる面白いネタと傾向
話し言葉もつたない幼稚園児が伝言ゲームを楽しむには、短い名詞のみを使ってあげたり、とても短い文章にしてあげたりすることが基本ルールです。
楽しいリクリエーションにするために、できるだけ簡単な言葉や文章を選ぶこともポイントです。
特に、短い文章にはダジャレを使ってあげると難易度が低くなるので、園児たちも言葉を伝える楽しさにプラスして、正確性やスピード感を競う余裕も生まれます。
伝言ゲームの題材におすすめのテーマは、やはり身近にいる「家族」や「動物」、人気の「アニメ」やみんなが夢中になっている「絵本」が良いですね。大いに盛り上がるでしょう。
しかし、幼稚園児が伝言ゲームを始めると、簡単な名詞のみのお題でも最後には全く別なものに変わってしまうことがよくあります。
それは、お題を聞いても、自分の好きなものを思い出していつの間にかすり替えて伝えてしまうのですね。
そのため、みんなが良く知っているお題を選んであげることが伝言ゲームを楽しいリクリエーションにするコツになります。
伝言ゲームのお題の例
- お父さんのネクタイ
- お母さんのエプロン
- 猫と犬
- 白クマとライオン
- ゴリラとマントヒヒ
- カラスがカーカー
- ヒマワリが咲いた
- さくらが散った
- りんご
- いちご
- ぶどう
- ピカチュウは黄色
- お尻探偵
- 鬼のパンツはトラ柄
- イカはいかす
- アメは甘ぇ
- イクラはいくら
小学生向け伝言ゲームのお題
次に年齢層の幅が広い小学生が楽しめて面白い伝言ゲームネタと傾向を紹介します。
小学生にウケる面白いネタと傾向
小学生になると、似たような言葉であえて間違いやすい組み合わせをネタにすると盛り上がります。
人間関係も出来てくる時期なので、親しいグループ内の内輪話しや名前を盛り込んだ伝言ゲームネタは大いにウケて面白いですよ。
小学生に多いバスを使って移動する課外授業や体験学習。伝言ゲームは、バスレクとしても最適です。
自由時間に糸電話を使って伝言ゲームをするのも楽しいですね。
高学年には少し難しい、イラストと文字を使って楽しむ、お絵描き伝言ゲームがおすすめです。
伝言ゲームの文章例題
- 吉田君が寝ながら本を読んだ
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吉田君と読んだが似ている
- 西田先生がプーと音を鳴らしておならをした
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西田と「をした」・鳴らしてとおならが似ている
- カンガルーと相葉君が公園でボクシングをした
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カンガルーと相葉君が似ている。
- 江戸川君と磯野君が源さんに告白をした
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コナンとサザエさん、ドラえもんのしずかちゃんに親しみがある
- 小倉さんが割れたガラスのグラスのかけらを掃除した
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小倉とグラス、グラスとガラス、割れたとかけらが似ている。
- ピコ太郎がパペピプペポパポパイナッポーと歌っている
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ピコ太郎に親しみ、パ行の破裂音が面白い
- アルミ缶の上にあるミカンを取ってください
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アルミ缶の上にあるミカンという韻とダジャレで2度おいしい。
- コウモリがヤモリの子供の子守をする
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リズミカルで幼児にウケがイイ
- パパの靴下のにおいはイカの燻製のかおり
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パパの靴下が面白い、においとかおりが似ている
- 台風の大風で干していた布団がはるか彼方にふっとんだ
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台風の大風、布団が吹っ飛んだというダジャレ、リズムがイイ
- イルカのジョーとペンギンのアリサとアシカのショーは水族館で見られる
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イルカとペンギンに親しみ、ジョーとショー・ありさとアシカの語呂がイイ
- こぐま、こひつじ、こうま、こねこ、こいぬ、こうのとりが運んだ
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言葉遊びの様で面白い
小学生向けお絵描き伝言ゲームの遊び方
1人目はお題をイラストで紙に描き、2人目は見たイラストから思い浮かんだ文字を書き、3人目は読んだ文字から思い浮かんだイラストを描く。この繰り返しです。
イラストはお題によっては図形を登場させてみると算数の勉強になりますね。
お絵描き伝言ゲームに使うお題は短い単語や簡単な名称を使うのがコツ。難しい言葉や長い文章は絵に描けなかったり、相手に伝わりにくかったりするのでお題に使うのは避けましょう。
お絵描き伝言ゲームをする人数は4~8人くらいがおすすめです。
小学校高学年から、中学生や高校生も楽しめますよ。
お絵描き伝言ゲームの文章例題
- ドラえもん
- アンパンマン
- ミッキーマウス
- ライオン
- らくだ
- イルカ
- 東京タワー
- スカイツリー
- カレーライス
- ラーメン
- りんご
- バナナ
大人向け伝言ゲームのお題
大学生から社会人といった大人が楽しめて面白い伝言ゲームネタと傾向を紹介します。
大人にウケる面白いネタと傾向
子供時代に伝言ゲームを経験した人がほとんどではないでしょうか。
子供の伝言ゲームは正確性や速さを競う傾向にありますが、大人の伝言ゲームは場を盛り上げて会話を弾ませ、親交を深め、場の雰囲気を楽しむ傾向にあります。
男女の飲み会の席でも大勢と盛り上がれますよ。
そのためお題はやはり、その場に集まった人共通の趣味の話題や、同世代で共通する漫画の話題、社会人であれば会社の上司ネタ、結婚式の二次会であれば新郎新婦ネタ、などがおすすめです。
伝言ゲームの種類もたくさんあります。
例えば、ジェスチャーだけの伝言ゲームや、背中に指で文字を書く背中伝言ゲーム、フィッシャーズのようにイヤホンで音楽を聴いたままする伝言ゲーム、関ジャニクロニクルの英会話伝言ゲーム、様々なバリエーションで楽しんでみるのはいかがでしょうか。
大人向け伝言ゲームの文章例題
- 札幌で桜を見て、新幹線で東京に向かい、夜行バスで大阪へ、更に電車とバスで福岡まで行くと疲れたのでバスで大分へ行き、温泉につかった
- ドラゴンボールを5個まで集めたが、亀仙人に3個渡し、悟飯から4個もらい、ベジータに2個渡した
- 新婦のミカさんは、元ギャルで若いころは派手なメイクでミニスカだった
- 新郎のトオルさんは、高校時代バスケットボール部の試合でオウンゴールをしてしまった
- 漆原教授のゼミは体力勝負だと言われているがアフリカのお面好きなら単位がもらえる
- 長谷川課長はトイレから戻ると4割の確率でズボンのチャックが開いている
- 斎藤商店でコロッケ、佐藤商店で牛肉、佐々木商店で牛乳を買ってきました
- 久保田専務が長谷川課長を昼食に誘い中華街まで出かけ、三田秘書に14時までに戻ると電話があった
- バス停でバスを待っていると、黄色い帽子の小学生が横に並び、その後ろに紫のカバンを持った女性が並んだ
ジェスチャー伝言ゲームの遊び方
ジェスチャー伝言ゲームは
- お題を出す人
- ジェスチャーで伝える人
- 回答者
上記の3人で行います。
3人1組のチームをいくつか作って対抗戦で楽しみます。
負けたチームに罰ゲームなどを用意しておくと更にリクリエーションとして面白くなりますよ。
ダンスやスポーツが得意な人をジェスチャー担当にするのがおすすめです。
ジェスチャー伝言ゲームの文章例題
- カエル
- ペンギン
- ニワトリ
- ハムスター
- 電気ウナギ
- テニス
- サッカー
- フィギュアスケート
- ラグビー
- 柔道
- エアロビクス
- 志村けん
背中伝言ゲームの遊び方
背中伝言ゲームは、お題の文字やイラストを、指で相手の背中に書いて伝えていきます。
指の感触がくすぐったくてつい笑ってしまうので、とても盛り上がります。
会話が弾みやすくなるので、初対面の人が多い飲み会などにおすすめです。
イヤホンで音楽ガンガン伝言ゲームの遊び方
イヤホンで音楽ガンガン伝言ゲームの醍醐味は、音楽で声が聞こえない中、口の動きだけでお題を読み取り、次の人に読み取ったお題を伝えていくところ。
正直、ほとんど聞こえないので、お題を出した最初の人と、最後に読み取った最後の人の内容が全く異なります。
とんちんかんの回答を聞いてみんなで大爆笑するところが楽しくて面白いので、イヤホンで音楽ガンガン伝言ゲームでは、あえて長文のお題に挑むことをおすすめします。
関ジャニクロニクルの英会話伝言ゲームの遊び方
関ジャニクロニクルの英会話伝言ゲームでは、英語圏出身の外国人の方を挟んでお題を伝えていきます。
お題を伝えているとき、ほかの人が聞けないようにイヤホンで音楽を聴いていると良いでしょう。
その場に外国人の方がいなくても、英語の得意な人や留学経験者の方がいれば英会話伝言ゲームを楽しめますよ。
高齢者・年配向け伝言ゲームのお題
最後に高齢者が楽しめて面白い伝言ゲームネタと傾向を紹介します。
高齢者にウケる面白いネタと傾向
高齢者にウケる面白いネタは古い映画や紅白歌手が歌った歌謡曲、昔話、オレオレ詐欺電話の文言で、その時代に活躍した人物や印象的な出来事を思い出しながら伝言ゲームを楽しむ傾向にあります。
伝言ゲームは脳トレになると高齢者の間では人気のレクリエーションでもあります。
正確に聞き取り、間違えることなく伝える作業が、高齢者の方の中には耳が遠くなったり、記憶力に自信がなくなっていたり、難しく感じる方もいらっしゃいます。
みんなで楽しむために、お題は短い文章にとどめておくことがポイントになります。
しかし、やりがいも必要ですので、高齢者にとって印象に残りやすい題材をお題に盛り込みましょう。
お題の内容は、最近の出来事よりも高齢者が若いころの時代にあった出来事を選ぶと喜んでもらえますよ。
イラストが得意な高齢者の集まりであれば、お絵描き伝言ゲームもおすすめです。
身体の運動機能が元気な高齢者の集まりであれば、ジェスチャー伝言ゲームで盛り上がりましょう。
文章例題
- 一緒に観に行った映画「力道山対キングコング」は美空ひばりと小林旭が出演していた
- 浦島太郎は助けた亀に連れられて竜宮城へ招かれた
- 竹藪の中で1本光る竹を切ったならば中から女の子の赤ちゃんが出てきた
- おじいさんとおばあさんはある晴れた日の朝飼い犬のコロを連れて散歩に出た
- 江利チエミが初めて紅白歌合戦に出場したのは昭和28年でした
- 「お客様は神様です」と言っていた和服姿の男性歌手は三波春夫でございます
- 日本レコード大賞大衆賞を受賞した「傷だらけの人生」を歌ったのは鶴田浩二
- 河童が頭に乗せているものはお皿
- ガラスの靴を深夜12時に片方だけ落としていったのはシンデレラ
- ニンジン、ジャガイモ、タマネギ、お肉で、美味しいカレーライスの出来上がり
- 大正、昭和、平成の次は令和
- 「オレオレ、お金を振り込んでくれ」と電話が来たときはボケたふりして電話を切る
- 鉞をかついだ金太郎はクマと相撲をとって見事に勝ちました
- りんご、トマト、さくらんぼ、いちご、みんな赤色
- 隣の客はよく柿食う客だ
- 上を向いて歩こう、涙がこぼれないように、泣きながら歩く、一人ぼっちの夜
- 最初の東京オリンピックが開催されたのは1964年です
マジカル頭脳パワーの音楽リップ伝言バトルで遊んでみよう
1990年代に大人気だったクイズ・ゲーム・バラエティー番組、マジカル頭脳パワー。
高齢者・または年配者の中には当時良く見ていた方も少なくないのではないでしょうか。
中でもヘッドフォンをしたまま唇の動きを読んで伝言していく音楽リップ伝言バトルは、高齢者のリクリエーションとしても楽しめる内容です。
フィッシャーズの音楽ガンガン伝言ゲームと同じような遊び方ですね。
音楽リップ伝言バトルであれば、少し耳が遠くなったとおっしゃる高齢者にも楽しんでもらえます。
ヘッドフォンにこだわらず、イヤホンでも音楽を聴きながら、音楽リップ伝言バトルで盛り上がりましょう。
マジカルアクション伝言バトルで遊んでみよう
マジカルアクション伝言バトルもマジカル頭脳パワーから生まれた伝言ゲームです。
つい立の中で伝える人とジェスチャーを読み取る人だけ入って遊ぶ伝言ゲームです。
高齢者になっても運動が大好きという方のリクリエーションとしておすすめです。
伝言ゲームのお題まとめ
伝言ゲームの面白いネタから文章例題を幼稚園児、小学生、大人、高齢者それぞれの項目でまとめて紹介してきました。
ご紹介した例題の中には、単語だけ入れ替えればいくつもお題が出せるものも多くあります。
アレンジをしてたくさんのお題を作ってみるのも良いでしょう。
伝言ゲームのお題には短い名詞や単語を使うと正確に伝わりやすくなります。
しかし、はじめと最後で全く違うものになっていく過程を楽しむのも大勢なら盛り上がりますよね。
お絵描き伝言ゲーム、ジェスチャー伝言ゲーム、背中伝言ゲーム、イヤホンで音楽ガンガン伝言ゲーム、英会話伝言ゲーム、遊び方は様々です。
どの遊び方でも、初対面の人と打ち解けやすくなったり、親睦を深められたりできます。
4人以上集まったときはぜひ伝言ゲームで遊んでみましょう。
伝言ゲームで失敗したら罰ゲームもオススメ!
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