蔵王キツネ村に行ってみたいけどキツネを触ってはいけないという事は知っている…エキノコックスは大丈夫なのと心配している人もいるかもしれません。
あるいは蔵王キツネ村口コミでひどいと言われていることを懸念されているかもしれませんね。
この記事では蔵王キツネ村のエキノコックスは大丈夫かについて、蔵王キツネ村がひどいと言われている理由を調べてみました。
キツネに触ってはいけない理由
皆さんは「エキノコックス」を知っていますか?
私は幼い頃に「キツネにさわっちゃダメだよ」と、言われたことがあります。
何故なのか?
寄生虫を持っているからなんです。
蔵王キツネ村のエキノコックスは大丈夫?
結論から言えば…蔵王のキツネ村は「エキノコックス」は大丈夫です。
予防接種などを定期的に実施しています。
詳しくは後ほど説明しますが、まずは、「エキノコックス」という寄生虫について知っておきましょう。
エキノコックスはネズミの駆除にキツネが使われたことから始まり
本来「エキノコックス」は、シベリアや中央アジア・アラスカなどの北半球の寒冷地に限られて生息しています。
エキノコックスが日本に入ってきたのは、大正時代にとかなり前のことです。
野ネズミが大量発生した礼文島に駆除目的で、天敵の千島列島のキタキツネが放されました。
その時にエキノコックスみ感染したネズミをキタキツネが食べて感染したと言われています。
その感染したキタキツネが流氷に乗り、北海道に渡って来たと考えられています。
半世紀以上たった現在でも確認されています。
エキノコックスはどのように感染するのか?
エキノコックスに感染したネズミをキツネや犬が食べて、体内の腸で成虫に成長したエキノコックスが卵を産みます。
感染したキツネや犬の糞便の中に寄生虫の卵が一緒になって排出されてしまいます。
その排出された卵が何かの拍子に人の体に入り込み、肝臓・肺・腎臓・脳に寄生し、エキノコックス症を発生します。
潜伏期間が10年と長いので、忘れたころに発症することもありますね。
症状としては、肝臓肥大、腹痛、黄疸、貧血、発熱などが挙げられます。
ただし、感染症と言われていますが、人から人への感染はありません。
エキノコックスの予防法
1番の予防法は、エキノコックスが口に入らないようにすることが大切。
そのためには、どのような注意をすればいいのでしょうか?
- 沢水など生水は飲まない
- 野生の果実や山菜、キノコはよく洗う
- 野生の動物やキツネに餌付けをしない
- 野生の動物やキツネに近づかない
- 生ごみなど野生動物に荒らされないように、キチンと保管する
という事を徹底しましょう。
蔵王キツネ村の対策
このように心配されるキツネの「エキノコックス」です。
蔵王のキツネ村はどんな対策をしているのでしょうか?
- 場内の駆虫消毒 ⇒月1回
- 生体径行口駆虫処理(エサに混入)⇒月1回
- 道路等殺菌消毒 ⇒毎日
- 特別駆虫処理 ⇒年2回(7月、12月)
- 場内消毒 ⇒毎日
このような対策をしています。
また、蔵王キツネ村のキツネたちは感染を防ぐために、人間が管理しながら人口的に繫殖をさせています。
蔵王キツネ村のの口コミ
実際に「蔵王キツネ村」に遊びに行ってみた人たちの口コミをツイッターから見てみましょう。
ツイッターの投稿を見てみると、キツネ愛にあふれている人がたくさん出てきました。
きつねのキツネのもふもふ感がたまらないようで、抱っこしたりふれあうことをとても楽しみにしているようです。
様々な感染対策をしていることが知られているようで、「蔵王キツネ村」なら安心して遊べるという人もいます。
蔵王キツネ村がひどいと言われる理由
キツネ好きにはたまらない「蔵王キツネ村」ですが、反対に残念な声もあるようです。
従業員の接客態度が最悪⁉
中でも多いのがキツネ村スタッフの態度に関する意見が多いようです。
では、スタッフがどのようにひどい対応をされたの見てみましょう。
- 聞こえるような声で観光客の悪口を言う
- みんな無愛想
- 脅しのような口ぶりで上から目線で話す
- お客さんの前で年下のスタッフを怒鳴り散らす
などなど、キツネにふれあうことを楽しみで行ったのに、
「キツネは可愛かったけど、雰囲気が最悪だった」
という声が多かったですね。
スタッフの中でも「おばちゃん」が特にひどいという声が多く出てきました。
キツネがかわいそう⁉
「蔵王キツネ村」に関する口コミのほとんどが、スタッフに関する苦情的な口コミでした。
とは言え、少数ですが「キツネがかわいそう…」という口コミがありました。
- 環境が悪い
- ケガをしているキツネがいる
- ゲージが小さい
- 臭いがひどい
などの口コミがありました。
これらの口コミを擁護するような書き込みもあることも事実です。
蔵王キツネ村にいるキツネの種類
キツネ村では、複数の種類のキツネが100匹以上放し飼いになっています。
蔵王キツネ村にいるキツネの種類は
- 十字キツネ(北海道)
- キタキツネ(北海道・樺太)
- 銀キツネ(北半球)
- 本土キツネ(北半球・本州・四国・九州)
- 北極きつね(北極地域)
- プラチナキツネ(人的交配種)
- チャプラキツネ(人的交配種)
全てが放し飼いになっているわけではありませんが、珍しいキツネに会うことができます。
蔵王キツネ村へ行くおすすめの時期
もふもふを抱っこ!
1年中楽しめるキツネ村ですが、最もおすすめの時期は
「秋から冬にかけて寒い時期」
なぜなら、寒さが近づいて来ると、もふもふの冬毛になり可愛さが増してきます。
また、別料金(400円)になりますが、抱っこ体験もできますよ。
放し飼いになっていますが、不用意に触ろうとすると嚙まれたりすることもあるので注意してください。
また、服装にも注意してください。
子キツネを見るなら⁉
子キツネに会うなら
4月下旬から5月!
3月から5月にかけてキツネの出産シーズンになるので、生まれたての赤ちゃんキツネに会えるのがこの時期です。
もちろん、赤ちゃんキツネも抱っこ体験できますが、抱っこできるのは生後1ヶ月くらいの赤ちゃんキツネですね。
キツネは「イヌ科」なので、小さい頃は子犬のようなかわいらしさがあります。
成長も早いので、赤ちゃんキツネに会うなら5月から7月頃までで、それ以降は段々とキツネらしい顔になっていきます。
嚙まれてもうれしい⁉
ツイッターの投稿を見てみると、抱っこ体験をしている時に手を嚙まれた、洋服を嚙まれたという投稿がありました。
嚙まれたりしているようですが、キツネ村に遊びに来ている人たちは、「キツネ好き」なのでそれすらもかわいいようです。
キツネ好きは海外からも
キツネが好きなのは日本ばかりではありません。
海外の人もキツネに会いに来ているので、海外の反応をツイッターで見てみました。
ツイッターを見る限りとてもキツネ村で楽しんでいるようですね。
海外の反応を口コミなどで見ても好意的な意見がたくさんありました。
「蔵王キツネ村」お出かけの注意事項
・黒い色はNG!
黒い色はキツネの天敵の蛇に間違われてしまいます。
特に女性の「タイツ」の黒はやめましょう。
・ヒラヒラと揺れる服装に注意!
キツネは揺れるものに興味を持ちますので、飛びついたり、引っかいたりしてしまいます。
また、キツネ村のキツネは人を怖がらないキツネが多いので、足元まで来たりたくさんのキツネがよって来ることもありますので、シンプルな服装にヒールの低い靴にしましょう。
蔵王キツネ村のエキノコックスまとめ
日本で唯一キツネと触れ合うことのできる「蔵王キツネ村」ですが、いかがでしたでしょうか。
スタッフの態度が悪いという口コミも多数ありますが、実際に行ってみないと分かりませんし、かわいいキツネや、たくさんのキツネの生活にふれあうことができます。
一番の心配の種である蔵王キツネ村のエキノコックスも問題ありません。
今回の記事を参考に一度海外から訪れる人も多い「蔵王キツネ村」を訪れてみてはいかがでしょうか。
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