パソコンの使用時に必要な物であるマウス。
ウスパッドを使用すると、マウスの滑りが良いです。しかし、長期間使用すること等の原因によりマウスやマウスパッドは、滑りが悪くなります。
今回は、マウスやマウスパッドの滑りが悪い時の対処法を紹介します。
マウスの滑りが悪い原因と復活方法
マウスは、長期間の使用による動作の劣化やマウスの裏の汚れにより滑りが悪くなったり引っかかり感があるようになります。また、マウス自体がエラーになる等もマウスの滑りが悪くなる原因です。マウスの滑りが悪くなるのは、以下の原因があります。
マウスのソールという部分はゴミが原因で汚れている
マウスの裏の部分には、布地やプラスチックでできた部分(マウスソールとよばれる)があります。マウスソールとよばれる部分。
そのソールの部分は、期間の経過とともにゴミや埃が付着します。ゴミが付着する原因は、作業中の消しゴムのカスや目には見えない小さなゴミや埃です。
ゴミが原因でマウスの滑りが悪くなった時の復活方法
ソールの汚れはゴミをほじくるだけ
マウスの滑りが悪くなるのは、ソールの隙間にゴミが挟まっているからです。
マウスの滑りを良くするには、ソールの隙間のゴミを綿棒や爪楊枝等でほじくってゴミを取り出します。
汚れがひどい場合は交換
ソールの汚れは、ゴミをほじくるとある程度は綺麗にすることが出来ます。
しかし、長期間の使用で、汚れが目立つようになり、掃除をしても綺麗にはなりません。
その場合は、新しいソールに買い替えるのが良い方法です。
マウスのドライバーのエラー
光学式のマウスのドライバーが、他のドライバーとの衝突等によりエラーを起こすことがあります。
マウスのドライバーは、マウスの動作を最適にするためのアプリです。
このマウスのドライバーがエラーを起こし、マウスの滑りが悪くなります。その際は、パソコンの設定でマウスのドライバーの更新をすると良いです。
マウスの電池の残量が少なくなると動きが悪くなる
光学式のマウスは、電池を入れて動かしています。
電池の残量が少なくなると、マウスの滑りが悪くなりスムーズに動きません。マウスの復活の方法は、新しい電池を入れ替えるだけです。
パソコンが一時的に不安定になる
パソコンの状態が不安的になり、マウスの動きが悪くなることです。パソコンは機械のため、故障でなくても一時的に不安定な状態になることがあります。その際は、パソコンを再起動するだけで良いです。
マウス滑りを良くするアイテム
マウスの滑りが悪くなると、マウスの掃除や交換で解決が可能です。しかし、「マウスの掃除は面倒」「マウスの交換にお金がかかる」といった手間を掛けたくないと考えます。
そこで、マウスと一緒にアイテムを購入することで手間を省くことが可能です。
ニチアス カグスベール
本来は、滑りが悪くなった引き戸等に使用するアイテムです。
しかし、「滑りが悪い」という共通点から、マウスの滑りが悪い時にも使うことが出来ます。
使い方は、カグスベールを穴あけパンチでパンチング(穴をあけて)します。
くりぬいた方の小さな丸型のカグスベールを数個(5個程度)作成。マウスの前後にカグスベールを付けて完成です。
カグスベールをマウスに付けることにより、滑りが悪くなったマウスの滑りをスムーズにすることが出来ます。
テフロンテープ
マウスの掃除をしてから行うため、若干の手間がかかります。自宅にテフロンテープがあれば、マウスの滑りを良くする方法の一つです。
この方法を行うには
- マウス
- テフロンテープ
- 無水エタノール
- ※カッターとマウスをキレイにするために使います。
を用意します。
この段階でははみ出しても良い
以上で完成です。
テフロンテープと無水エタノールが自宅にあればこの方法でマウスの滑りを良くすることが出来ます。
マウスパッドの滑りが悪い場合の原因と復活方法
マウスと同様にマウスパッドも滑りが悪くなります。マウスパッドも消耗品で、永久的には使えない等様々な原因があるからです。では、マウスパッドの滑りが悪くなる原因と復活方法を見ていきます。
マウスパッドの劣化
マウスパッドもマウスと同じく消耗品です。そのため、長期間の使用により、必ず劣化してしまいます。
マウスパッドは、布地とプラスチック製の2種類がありますが、布地の方の劣化が早いです。
汚れはあるが少し目立つ程度の場合
粘着ローラーでマウスパッドの汚れを取ることが出来ます。
粘着ローラーは、少々の汚れでしたら取ることが出来るアイテムです。1週間に1回程度の掃除でもマウスパッドは綺麗になります。
もし、粘着ローラーが自宅にない場合は、ウェットティッシュでも構いません。
汚れがひどい場合の布地のマウスパッドは洗濯
長期間掃除を忘れたマウスパッドは、汚れが目立ちます。
その場合に使用するのは、重曹です。
重曹を使用する場合は、重曹5gをぬるま湯と混ぜて重曹水を作ります。
重曹水でマウスパッドを洗うことにより、汚れだけでなく臭いも取ることが可能です。
布地のマウスパッドの掃除の方法
布地のマウスパッドの掃除の方法は、ただ単に洗濯機に入れて汚れが摂れるわけではありません。正しい方法で掃除をすることにより、マウスパッドの汚れを取り除くことが可能です。マウスパッドの正しい掃除の方法を紹介します。
もし、マウスパッドが臭う場合は、重曹と一緒に混ぜるて重曹水の中で掃除をすると良いです。
マウスパッドを容器の底に沈め、マウスパッドの表面を指で撫でるような感じで洗う。注意点は、複数のマウスパッドをこすりながら洗ったりたわしやスポンジ等で洗ったりしないで下さい。
上記のSTEP2を数分間行うと、ぬるま湯に汚れが出てこなくなります。そうなれば、マウスパッドの洗濯は終了です。
洗濯の終了後は、マウスパッドに残った水気を取ります。水気を取る際は、タオルを優しく当てて拭くか陰干しのどちらかで良いです。
ドライヤーで熱風を当てることやタオルで乱暴に拭くことは、マウスパッドが破れる可能性があるためおすすめしません。
シリコンスプレーでマウスパッドが復活
掃除の後は、正しい方法を行ってもマウスパッドの滑りが変わることがあります。
もし、滑り具合がおかしい(例えば、滑りやすくなる等、以前と使っていた滑り具合とは違う)場合は、シリコンスプレーをマウスパッドに塗布すると良いです。
注意点は、シリコンスプレーをマウスパッドに直接かけるとシリコンスプレーの量が多すぎるため、マウスが滑り過ぎになります。そうなれば、逆にマウスが使いにくいです。
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プラスチック製のマウスパッドは粘着ローラー等で掃除
プラスチック製のマウスパッドは、布地に比べて掃除の方法が簡単です。掃除のやり方を紹介します。
- マウスパッドの表面の汚れをコロコロで軽く取り除く
- ウエットティッシュで拭く
この2つで掃除は終了です。
コロコロは、ダイソーやセリアといった100均でも手に入るため、安価で掃除が出来ます。
布地に比べてプラスチック製のマウスパッドは、劣化が遅くより長く使用が可能です
。しかし、プラスチック製のマウスパッドも長期間の使用により劣化します。そのため、布地と同じく定期的に掃除することが必要です。
また、布地とは違いプラスチック製は、洗濯をして汚れを取り除くことが出来ません。
金属系のマウスパッドはウエットティッシュ等で拭く
金属系のマウスパッドは、プラスチックと比べるとさらに簡単です。
方法は、「マウスパッドをウエットティッシュで拭くだけ」です。これだけでも効果的です。
より綺麗にしたいならば、マウスパッドを軽く水で流して洗います。
その後は、タオル等で優しく拭いて掃除が終了です。流す水の温度は38度~40度が良い温度です。なぜなら、冷たい水で流すと、皮脂等の油汚れが残るからです。
ガラス系のマウスパッドはクリーナーを用いる
ガラス系のマウスパッドは、窓ガラス等のガラスの掃除と同じく「市販のガラスクリーナーを使用して乾いた布で拭きとる」です。注意点は、ガラス系のマウスパッドは、裏面にある滑り止めの加工をクリーナーで落とさないようにすることが重要です。
マウスやパッドは消耗品という認識を
今回は、マウスやマウスパッドの滑りが悪い時の対策等を紹介しました。
マウスやマウスパッドは、部屋の埃等が原因で汚れが生じてしまいます。そのため、使用時にはマウスやマウスパッドの掃除が必要不可欠です。
マウスパッドは、布地やプラスチック等様々な素材で作られています。掃除の方法がそれぞれ異なるため注意しましょう。
もし、今回紹介した方法でも納得がいかない場合は、マウスやマウスパッドを新しい物にすることをおすすめします。
なぜなら、掃除には限界があり、どれだけ綺麗に洗ったり拭いたりしても取ることが出来ない汚れがあるからです。マウスやマウスパッドは、消耗品のため、時間の経過とともに使えない状態になりますから。
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