コンビニサラダvsカット野菜はどっちのコスパが良い?
「一人暮らしで野菜をしっかり摂りたい!」と考えている人は多いのではないでしょうか?
一人暮らしで買うことの多い、コンビニサラダとカット野菜のコスパについて説明していきます。
また、毎日のサラダを安くする方法などについても解説していきます。
コンビニサラダのコスパは悪い
コンビニのサラダは手軽に買うことができ、さまざまな商品が売られているため、頻繁に購入する人も多いのではないでしょうか?
しかし、コンビニサラダはコスパがとても悪く、しっかり野菜を摂りたい人にはオススメできません。
コンビニサラダのコスパについて説明していきます。
コンビニサラダは量が少ない
コンビニサラダの内容量はおよそ100g。
厚生労働省によると、成人の1日野菜摂取量の目安は350g以上とされているため、コンビニサラダだけでは全く足りません。
「健康日本21(第二次)」では、生活習慣病などを予防し、健康な生活を維持するための目標値の一つに「野菜類を1日350g以上食べましょう」と掲げられています。
e-ヘルスネット
キャベツ1玉の重さは約1,000グラムなので、コンビニサラダはキャベツ1/10玉(葉3~4枚)程度しかなく、かなり量が少ないと言えるでしょう。
コンビニサラダは高い
コンビニサラダは、量が少ないのに値段は割高です。
コンビニ各社で販売しているサラダの価格
- セブンイレブン
- ふんわりサンチュのやみつきチョレギサラダ(311円)
- ローソン
- ごま油香るチョレギサラダ(238円)
- ファミリーマート
- チョレギサラダ(320円)
約100gしか入っていないサラダに200円~300円もかけるのは、コスパがかなり悪いと言えるでしょう。
また、コンビニに入ると、野菜以外にも弁当やジュースを買ってしまい、結局1000円以上の出費になってしまいます。
一人暮らしでお金のやりくりに困っている人は、コスパの悪いコンビニサラダはおすすめできません。
コンビニサラダは栄養面でのコスパも悪い
コンビニサラダは野菜の種類が少ないため、栄養の観点からもコスパが悪いと言えます。
その理由について説明していきます。
コンビニサラダの野菜は1~2種類程度
コンビニサラダ1品の中には、いったい何種類の野菜が入っているのでしょうか?
商品によっても異なりますが、一般的なコンビニサラダは1~2種類程度です。
ほとんどのコンビニサラダは、千切りキャベツの上にトマトが添えてあるといった程度でしょうか。
なぜ野菜の種類が少ないとダメなのか?
コンビニサラダは野菜の種類が少ないですが、そのことが健康にどう影響するのでしょうか?
1日に摂取することが望ましいとされている野菜の量は、350g以上です。
摂取する野菜の質を高めよう
実は、350gの内訳は緑黄色野菜が120g、淡色野菜が230gとされています。
緑黄色野菜には、β-カロテンやビタミンC、食物繊維などの栄養が豊富に含まれています。
栄養満点の緑黄色野菜と淡色野菜を一緒に取ることで、栄養バランスが整うのです。
「野菜で栄養を摂りたい!」と考えている人が、一生懸命コンビニサラダだけを食べていても、栄養状態は改善しにくいと言えます。
野菜の種類が少ないコンビニサラダだけを食べても、健康的とは言い難いため、栄養面でのコスパも悪いと言えるでしょう。
コンビニサラダに関する口コミまとめ
コンビニサラダをよく買っている人は、どのような感想をもっているのでしょうか?
ツイッターの口コミをまとまてみました。
コンビニサラダは高い
コンビニで買った商品の中で、一番高かったものがサラダだったという口コミです。
普通のサラダでも300円くらいしますし、色々とトッピングがついたサラダだと500円近くになってしまいます。
やはりコンビニのサラダは割高であることが伺えます。
コンビニサラダは野菜の量が少ない
【港区女子向けライフハック】
— 唐木俊介 (@s_karaqui) June 5, 2019
コンビニのサラダは野菜の量が少ないし値段も割高なので100円で売ってる袋入りの千切りキャベツを買ってムシャムシャ食べるのがオススメです pic.twitter.com/gdHZlXuaXd
コンビニサラダは野菜の量が少ないという口コミ。
次に紹介する、カット野菜を食べるのがオススメとのことです。
カット野菜はコスパが良い
カット野菜は、コンビニサラダと比較してコスパが高いと言えます。
カット野菜の特徴についてまとめてみました。
コンビニサラダとくらべて価格が安い
ここまで、コンビニサラダのコスパが悪いこと説明してきました。
コンビニサラダに対してカット野菜は、かなり安く購入することができます。
- コンビニサラダ:200円~300円
- カット野菜:100円
毎日野菜を食べることを考えると、かなりの節約になるでしょう。
金銭面の負担を考慮すると、カット野菜を選ぶことがオススメです。
コンビニサラダとくらべて量が多い
コンビニサラダとカット野菜では、野菜が入っている量にもちがいがあります。
- コンビニサラダ:およそ100g
- カット野菜(千切りキャベツ):150g
コンビニサラダと比較して、カット野菜のほうが多くの野菜が入っています。
価格が安いうえに、野菜が入っている量も多いため、カット野菜のほうがコスパが高いのは明らかです。
カット野菜のメリット
カット野菜は安価で購入することができ、量も多く入っているため、コスパに優れていることを説明してきました。
その他にも、カット野菜を使うことによるメリットがありますので、紹介していきます。
カット野菜は食べきれるから食品ロスがない
カット野菜は食品ロスが出にくいため、食材をムダに買ってしまう心配がありません。
スーパーの野菜は、基本的に一人暮らしには多すぎるサイズばかりで、冷蔵庫で腐らせてしまうこともあります。
野菜を計画的に調理できないのであれば、カット野菜を使うことでムダな支出を抑えられます。
カット野菜は調理する必要がない
カット野菜を使うことによる最大のメリットが、包丁を使わなくて良いこと。
実はカット野菜を使うだけで、かなりの時短になります。
カット野菜を使うことで時短になる理由
- 野菜を洗う・切る時間を短縮できる(10分)
- 包丁やまな板を洗う時間が短縮される(3分)
- 余った野菜を片付ける時間が短縮される(5分)
カット野菜を使うことで、20分弱の時間を削ることができます。
一人暮らしで自炊する時間が多くとれない人は、時短ができるカット野菜がオススメです。
カット野菜のデメリット
コスパが良くメリットも多いカット野菜ですが、デメリットも存在します。
カット野菜のデメリットについて紹介していきます。
カット野菜には消費期限がある
カット野菜の消費期限は3~4日
カット野菜のデメリットの一つとして、消費期限の短さがあげられます。
普通の野菜は生鮮食品であるため消費期限の表示はなく、だいたい1~2か月は食べられますので、大きな違いといえます。
カット野菜はなぜ賞味期限が短い?
カット野菜の消費期限が短い理由はなんでしょうか?
答えは、カットした部分は傷みやすいことに加え、乾燥するスピードも速いからです。
カット野菜が腐ったときの見分け方
- 茶色に変色する
- 表面がヌメヌメしている
- 変なニオイがする
カット野菜の見た目やニオイが変化していたら腐っていますので、食べないようにしてください。
カット野菜は安全に食べられる期間が短いため、なるべく早く食べたほうがいいでしょう。
カット野菜は緑黄色野菜がない
カット野菜はコンビニサラダと同じく、緑黄色野菜が入っていない場合が多いです。
1日に摂取することが望ましいとされている野菜の量は、350g以上です。
摂取する野菜の質を高めよう
実は、350gの内訳は緑黄色野菜が120g、淡色野菜が230gとされています。
厚生労働省の発表にもある通り、さまざまな野菜をバランスよく摂ることが推奨されています。
カット野菜とあわせて、緑黄色野菜を摂ってみると良いかもしれません。
カット野菜は普通の野菜と比べると高い
カット野菜は1袋100円とオトク感がありますが、実際の野菜と比べると高いです。
- カット野菜(千切りキャベツ150g):100円
- キャベツ(1玉1,000g):150円~250円
ただし、キャベツ1玉を買うと、明らかに1人分の分量を超えてしまい、食品ロスが出る可能性があります。
また、大きなキャベツを切るのは意外と時間がかかるため、自炊する時間がない人にとってはタイヘンです。
「キャベツ1玉を計画的に調理する自信がない…」「自炊する時間がない…」という人であれば、カット野菜を選んでも問題ないでしょう。
カット野菜の添加物が気になる人には向かない
カット野菜を製造する際に、次亜塩素酸ナトリウムという食品添加物がつかわれています。
カット野菜に添加物を使用する理由は、野菜を殺菌消毒するためです。
「それでもやっぱり添加物が不安!」と思う人には、カット野菜は向かないでしょう。
カット野菜に関する口コミまとめ
カット野菜を使ったことがある人は、どのような感想をもっているのでしょうか?
口コミの意見を紹介していきます。
カット野菜を袋麺に入れる
袋麺アレンジして酸辣湯麺つくるのにハマってる!
— PONちゃん (@ponpon_ch_) May 4, 2022
インスタントのしょうゆらーめんに好きな具とお酢、片栗粉、溶いた卵を入れるだけ🍜
野菜は野菜炒め用のカット野菜を一袋まるごと鍋にぶち込むのがラクでいっぱい野菜摂れておすすめ! pic.twitter.com/v39iijya8J
袋麺でラーメンをつくり、その上からカット野菜を入れて煮るという口コミ。
袋麺は野菜が少ないので、栄養分を補うためにカット野菜を入れるというアイディアです。
カンタンにおいしいラーメンが食べられて、なおかつ野菜の栄養もとれるので一石二鳥ですね。
カット野菜は安いし量もちょうどいい
コンビニに売ってる100円位の冷凍カット野菜、安いし量も丁度良いし生活力限界民にとって神商品じゃんと崇めながら今日もレジに並んでる
— ぜろいち Zeroichi (@Rei01_N) April 24, 2022
カット野菜は安くて量もちょうどいいという口コミです。
安いうえに手軽に食べられるという、一人暮らしの人にとってはまさに神商品でしょうね。
スーパーに置いてあるイメージの強いカット野菜は、実はコンビニにも売っていますので、手軽に手に入ります。
カット野菜は消費期限が近い
ぐっもーにん(=゚ω゚)ノ☀️
— けろたく (@tak_tak55) November 27, 2021
いつもの朝ご飯です🍳
カット野菜の消費期限が近いとすぐに味噌汁にしちゃう。#お腹ペコリン部 #Twitter家庭料理部#料理好きな人と繋がりたい#おうちごはん #料理男子 pic.twitter.com/PEDxSBahay
カット野菜の消費期限に関する口コミです。
やはりカット野菜は消費期限が近いため、焦って使ってしまうとの口コミが多いようでした。
こちらの口コミでは、消費期限直前のカット野菜を味噌汁に入れるとのことで、大量消費するには良い方法だなと感じました。
一人暮らしで野菜を安く食べる方法
スーパーの野菜を買う
長い目でみるとスーパーの野菜が一番安い
スーパーに売られている野菜を買うことが、長い目でみれば最も安く野菜を食べることができます。
なぜなら、カット野菜と比べると普通の野菜のほうが安く、長持ちするからです。
主な野菜の相場価格と、食べられる期間についてまとまてみました。
野菜の価格と保存期間
- たまねぎ(200g)
- 70円~100円
- 冷蔵庫で2~3か月
- キャベツ(1,000g)
- 150円~250円
- 冷蔵庫で2週間~1か月
- ねぎ(130g)
- 80円~100円
- 冷蔵庫で3週間
- にんじん(200g)
- 40円~100円
- 冷蔵庫で1か月
カット野菜は消費期限が3~4日で、価格も150gで100円です。
カット野菜と比較して安価で長持ちであることが、野菜のメリットといえます。
野菜にかける費用を最小限に抑えたいのであれば、スーパーで買うのがベストでしょう。
スーパーの野菜は使いきれないと逆効果
スーパーの野菜を買うことで、安く済ませることができるのですが、すべてを使い切ることができなかった場合、逆にお金がかかってしまいます。
次の条件に一つでも当てはまる人は、カット野菜を買ったほうがいいでしょう。
- 野菜を使ったレシピをもっていない
- 毎日自炊の時間がとれない
- 自炊を続けることができない
「料理を作るのが楽しい!」「料理が苦にならない!」と言う人以外は、野菜を買っても余らせてしまう可能性が高いため、カット野菜を買うようにしてください。
毎日のサラダを冷凍野菜にする
冷凍野菜には緑黄色野菜が入っている
冷凍野菜で毎日の野菜を摂るという方法もオススメです。
冷凍野菜の一番のメリットは、人間が毎日摂るべき緑黄色野菜がしっかりと入っていることです。
成人の1日の野菜の摂取目標は350g以上ですが、野菜であればどんなものでも良いというわけではありません。
野菜不足が気になる方へ、1日の摂取量目安と上手な摂り方をご紹介
厚生労働省が定める野菜の1日の摂取目標350g以上のうち、「緑黄色野菜」が120g以上となっています。
緑黄色野菜とは、緑色や黄色、赤色など色鮮やかな野菜で、カロテンを可食部100g中に600μg以上含む野菜を指します。
代表的な野菜は、ほうれん草、にんじん、かぼちゃです。
カロテンは、体内の活性酸素を減らす「抗酸化作用」を持つ、健康維持に大切な栄養素です。特にβカロテンは、ビタミンAに変換されて作用し、皮膚や粘膜の健康を維持するなどの働きを担っています。
冷凍野菜の価格は安い
緑黄色野菜が豊富に入っており、バランスよく栄養が摂れる冷凍野菜ですが、価格もリーズナブルなものが多いです。
- ニチレイ 洋風野菜ミックス 1㎏業務用
- 1,498円
- ナカヤマフーズ ブロッコリースタンダード 500g
- 464円
- ニチレイ ミックスベジタブル 1㎏
- 601円
冷凍野菜は安価であることに加え、冷凍保存ができるので長持ちします。
調理方法もレンジでチンするだけなので、カンタンに緑黄色野菜を食べることができます。
「自炊時間はないけど、バランスよく栄養を摂りたい!」という人にオススメです。
野菜を使った料理を作り置きしておく
休日などにまとまった時間をとれる人は、野菜を使った料理を作り置きしておくと良いでしょう。
スーパーで野菜を買うと、どうしても量が多くなってしまいます。
しかし、大量の野菜を一気に作り置きすることで、食材をムダなく使うことができ、食品ロスを防げます。
まとめ
コンビニサラダはオススメできない
- 量が少ない割に価格が高い
- 野菜の種類が少ないから栄養が十分に摂れない
カット野菜はコスパが良くオススメ
- 価格が安くて量が多い
- 食べきりサイズで食品ロスがない
- 時短になる
カット野菜はデメリットもある
- 賞味期限が短い
- 緑黄色野菜が入っていない
- スーパーの野菜よりは割高
- 添加物が気になる人には向かない
一人暮らしで野菜を安く食べるには?
- 料理が好きならスーパーの野菜を買う
- 冷凍野菜を活用する
- 作り置きをする
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