小松菜を保存する時、すぐに食べるのであれば野菜室。
多すぎて食べきれない場合は冷凍保存するのが良いです。
また、ペットの種類によっては小松菜を与えることがありますが、生のままではすぐに消費期限が来てしまい、何度も何度も小松菜を買いに行くという場面があります。
そんな時に役立つのが小松菜の冷凍保存。
本記事では「小松菜の冷凍保存をする方法」や「保存後の消費期限」、そして「解凍後のおいしさ」などについて解説。
小松菜を冷凍保存する方法
綺麗に洗う
小松菜を冷凍保存するためには、まずは綺麗に洗うことが大事です。
購入した小松菜を袋から出し、土が取れるまで丁寧に洗い流します。
また、小松菜の間に入り込んだ土を取り切ることができない場合があります。
そんな時は、ボールに水をためて小松菜を洗うと綺麗に土を取ることができますよ。
洗っている最中に傷んでいる部分があれば選別します。
これで洗う工程は完了。
冷凍する
さて、綺麗に小松菜を洗うことができたら、次は冷凍してきます。
冷凍する際のポイントとしては少し湿った状態で冷凍させること。
具体的な方法としては、水洗いした小松菜をキッチンペーパーで適度に水分をふき取ります。
たったのこれだけ。
これで冷凍する準備が整いました。
冷凍庫の空いたスペースに小松菜を入れて冷凍保存は完了です。
冷蔵保存する方法
上記では、小松菜を冷凍保存して長持ちさせる方法を解説しました。
しかしすぐ食べる場合であれば、冷蔵保存で問題ありません。
冷蔵保存の消費期限は2日程度なのですぐに食べるようにしましょう。
また小松菜は、冷蔵保存をする時の入れ方のコツがあります。
知る人ぞ知るコツなのですが、小松菜は立てて保存すると消費期限が1日または2日延びます。
小松菜を冷蔵保存する場合はこの縦置きがポイント。
購入した小松の冷凍保存する手順は上記のものが一般的。
以下では様々なシチュエーション別に小松菜の保存方法を解説します。
小松菜の様々な保存方法
カット保存
小松菜を切ってから冷蔵保存する場合は、切り口から酸化が始まってしまうため、より消費期限が短くなってしまいます。
この場合は1日長くて2日が消費期限。
カットしてしまった小松菜は冷凍保存すると良いでしょう。
ゆでた後保存
ゆでた場合の小松菜を冷蔵保存する場合は約2日になります。
長持ちさせたい場合は茹でた直後に冷凍保存するとよいでしょう。
切った場合は酸化により消費期限が短くなりますが、ゆでると今度は細菌が発生するので注意が必要です。
茹でた小松菜は細菌の発生を抑えるため、しっかりと水分をキッチンペーパーで取ってあげることが重要。
また、冷蔵庫に入れる場合はジップロックに入れておきましょう。
ただし小松菜をゆでると、ビタミンCが外に流れ出てしまうためこの調理方法はあまりオススメできません。
冷凍した小松菜を使うときは
小松菜を冷凍保存したのち、再び使う時が来たら、解凍せずにそのまま鍋に投入する事ができます。
解凍して使いたい場合は、常温で解凍するのも大丈夫ですが時間がかかってしまいます。
そんな時は流水だとすぐに解凍する事ができるので、実践してみてください。
また、鍋に入れて小松菜を茹でる方法は得策と言えます。
小松菜に多く含まれているシュウ酸は尿路結石の原因になります。
小松菜を茹でることで、このシュウ酸を減少させることができると言われているからです。
シュウ酸は、お湯で茹でると減少する物質です。したがって、調理法を工夫することにより、量を減らすことができます。
出典:小松菜の食べ過ぎはどうなる?効能や栄養をしっかりと摂る方法-Daichi & keats
生のまま冷凍するのが良い
小松菜の保存方法で一番良いのは生のまま冷凍する事。
生のまま冷凍する事で、冷凍保存後も新鮮な小松菜を食べると同等の栄養を保つことができるからです。
実は小松菜は冷凍する事により、茹でた状態と同じにする事ができます。
つまり一度冷凍してしまえば、解凍後は茹であがった状態と全く同じになっているという事。
これはビックリですよね。
たとえば、小松菜のおひたしを作るときは一度ゆでてから作ると思います。
ですが先ほども言ったように、小松菜は茹でるとビタミン C が外に流れ出てしまいます。
ですから、小松菜調理の際に、ほとんどのビタミンCが失われてしまうのです。
このビタミン流出問題を解決することが出来るのが冷凍保存なのです。
ここ重要!!
生のまま小松菜を冷凍すると、解凍後は過熱する必要がなく茹でた状態と全く同じにする事ができます。
つまり解凍後は茹で上がった状態と同じなので、茹でる工程を省くことが出来ます。
これによりビタミンCが外に流れ出ることはなく、解凍後そのまま食べることで小松菜が本来含んでいるビタミンCをそのまま摂取する事ができるのです。
ちなみに生のまま小松菜を冷凍すると、なぜ茹でた状態の小松菜と同じになるかというと、それは冷凍による細胞破壊が進むからです。
ですから、小松菜を使うときは生のまま冷凍がおすすめ。
もちろんその際はきれいに洗ってすぐに使えるようにしておくことが重要です。
冷凍小松菜のおすすめレシピ
炒め物
ビタミン C は水に溶けやすいです。
ですからゆでるとビタミンCが外に流れ出てしまいます。
ですが小松菜を炒め物に使用してもビタミン C は外に流れ出ないので減りません。
これは油を使用する事にあります。
脂が小松菜をコーティングするため、よりビタミン C を流出させないようになるのです。
トッピングに
冷凍した小松菜を、細かく切るか砕きます。
それをパスタの上に乗せてトッピングをしたり、またはラーメンに入れてもよいですね。
小松菜は冷凍してしまえば茹でる必要がなくなるので、使い方の幅も広がります。
基本的には冷凍保存はオススメ
- 冷凍保存・・・1ヶ月~2ヶ月
- 冷蔵保存・・・1日~4日
小松菜の保存期間はこのようになっています。
小松菜は冷蔵でも問題ありませんが、一番オススメはやはり冷凍保存です。
冷凍保存のメリットをまとめると「消費期限が延びる」「茹でた時と同じ状態になりビタミンCを流れ出させない。」このようなメリットがありましたね。
ですから、賢く小松菜を食べるのであれば、冷凍保存が一番オススメ。
これでいちいち小松菜を買いに走らなくてもよいですし、時短も出来ちゃいますね!
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