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オリーブオイルの捨て方のすべて!賞味期限切れ時の再利用法や空き瓶の破棄方法など

オリーブオイルの捨て方のすべて!賞味期限切れ時の再利用法や空き瓶の破棄方法など

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オリーブオイルって体にいいんだ!誰もが一度このように思ったことはあるはず。

それもそのはず。
定期的にオリーブオイルは何かとテレビで話題になりますから。

最近でいえばメンタリストDaiGoさんがYouTubeでオリーブオイルの事についてよくしゃべっていますよね。

テレビ番組で放送されていたオリーブオイルを見てすぐにAmazonで購入。
さっそく買ったは良いものの、すぐに飽きてしまった。または大量に余ってしまった。

オリーブオイルが余ってしまうと、知らないうちに賞味期限切れになっていたりします。

  • 余ったオリーブオイルはどのように捨てたら良いのでしょうか?
  • 賞味期限切れになったオリーブオイルは捨てる以外に再利用方法はないのか?
  • 油だらけのオリーブオイルの空き瓶はどのように処理したら良いのか?

本記事ではオリーブオイルの捨て方の全てや再利用法について詳しく解説しています。

 

目次

はじめに:オリーブオイルを捨てなければならなくなる前に

オリーブオイルの賞味期限を確認しよう

オリーブオイルを買った実際あまり使う機会がなく気づいたら賞味期限切れになってしまった。という事態はよくあります。

サラダオイル感覚でオリーブオイルを買ってみても、実際はあまり使う機会がありませんよね。

今後、オリーブオイルを買う人、または今オリーブオイルが保管場所に眠っている方は今すぐ賞味期限を確認してみてください。

最近オリーブオイルを買ったような気がしても、実は数ヶ月経っていたりします。
まずは賞味期限が切れていないかどうかを確認しましょう。

 

オリーブオイルの賞味期限はどれくらい?

オリーブオイルは商品の種類にもよりますが、未開封の状態で1年から2年賞味期限が続くと言われています。
お店に陳列されている時はこれよりも日が経っている可能性が高いので、もう少し消費期限は短くなるかもしれません。

オリーブオイルを一度開封したら、たとえ賞味期限に到達していないとしても美味しく食べられる期間は約3ヶ月と考えてください。

特にオリーブオイルは鮮度が大事です。
開封後は必ず酸化してしまうのでオリーブオイルの効果が落ちてしまうのです。

それに酸化したオリーブオイルは、あまり体に良くないのでおすすめできません。

多少の酸化であれば問題ありませんが、酸化がひどく進んでしまったオリーブオイルは過酸化脂質に変化してしまいます。
これはとても体に悪いと言われる脂肪。

直ちに体に影響が出るわけではありませんが、酸化し過酸化脂質が多くなってしまったオリーブオイルを摂り続けることで、体に悪影響が出ることが懸念されています。

脂質は変性することで毒性が強くなっていきます。その典型が酸化した「過酸化脂質」です。
参考:古い油は毒性が極めて高い――酸化した油は食べないようにする

 

こんな保管方法はオリーブオイルをダメにする

オリーブオイルを買って使ったままそのまま放置。このような保存方法をしていませんか?

オリーブオイルにとってそのような保管状況はとても悪いと言えるでしょう。

というのも、オリーブオイルは光にあたっただけで酸化が進んでしまうからです。
その証拠に、オリーブオイルが入っているビンはなるべく日光を遮るように容器が黒くなっています。

酸化が進んでしまうと、上記で説明したように過酸化脂質が増えて体に悪いですね。

しかしそれだけでは直射日光を避けることができないので、必ず冷暗所で保管するようにしましょう。

参考:What is the best way to keep olive oil from being oxidized or rancid?(和訳:オリーブオイルが酸化または酸敗しないようにする最良の方法は何ですか?)

では「直射日光を遮るために冷蔵庫で保存しても良いのか?」と思うかもしれませんがそれはやってはいけません。

オリーブオイルは温度が低くなると結晶化してしまい白い塊ができてしまいます。

オリーブオイルの結晶化は、風味や香りが悪くなってしまうどころか、品質の劣化にもつながるので冷蔵庫での保存はおすすめできません。

また、オリーブオイルをしっかりと保存するために、容器を移し変える方がいますがこれもおすすめできません。
その理由は、オリーブオイルを容器にうつし替える際、酸素がオリーブオイルに触れてしまい酸化しやすくなってしまうからです。

オリーブオイルを買うときはなるべく黒い瓶になっているものを購入するようにしましょう。
そうすればオリーブオイルを移し替える必要がなくます。

上記で説明したような保存方法が続くとオリーブオイルの賞味期限が切れていなくても酸化が進み、さらにはまずくなってしまうので必ず冷暗所で保存しましょう。

食べることができなくなったオリーブオイルは捨てるしか方法がなくなります。
あなたが思っている以上にオリーブオイルは酸化しやすいので気をつけましょう。

 

オリーブオイルは賞味期限切れだと食べられないの?

結論から言えば、賞味期限切れしているオリーブオイルは食べることができますので捨てなくても大丈夫です。

賞味期限は消費期限と違い、美味しく食べられる期間の事を指しています。
ですから賞味期限が切れたところで必ずしもオリーブオイルを捨てなくてもよいということなのですね。

しかし上記で説明しているように、たとえ賞味期限内だとしてもオリーブオイルの酸化は進んでしまうので、あまり体に良くありません。

ポイント

オリーブオイルが賞味期限切れを起こしている場合は

  1. 捨てる
  2. 再利用する

この2つの方法をオススメします。

詳しくは下の方で解説しています。

 

オリーブオイルの捨て方でやってはいけないこと。

排水口に捨てる

別にわざわざオリーブオイルの捨て方を覚えなくても、排水口に流せば早い話じゃないかと思うかもしれません。
しかしオリーブオイルを排水口に流して捨ててはいけないのです。

オリーブオイルを排水口に流して捨ててはいけない理由は大きく分けて2つあります。
1つは、排水管の詰まりの原因になること
そしてもう1つは、水質の悪化につながる原因になってしまう事が挙げられます。

排水管が詰まりの原因になる理由としては、オリーブオイルがしっかりと流れることができずに排水管の中で固まってしまうからです。

そして水質悪化とは川の水質や農業用水の事を指しています。

油類や化学物質が河川や農業用水などに流出することで、水質が悪化してしまうことを水質事故と呼んでいます。

水質事故が発生してしまうと、水生生物が死んでしまったり、悪臭などの環境問題が発生するだけでなく、浄水場が水道用水を取水できなくなってしまったり、水田等に流入して大きな賠償問題になってしまうこともあります。

出典:「太田市役所」水質事故の発生防止にご協力ください~原因者にならないために~

排水口にオリーブオイルを流すことは些細な事かもしれませんが、参考元によると「水田に流入した場合、損害賠償になることもあるかもしれない」とあるので、絶対にオリーブオイルを排水口に捨てないでください。

ではオリーブオイルの適切な捨て方とはどのようにすればよいのでしょうか?

下で詳しく解説しています。

 

オリーブオイルの捨て方の全て

ここでは、オリーブオイルを捨てたい!と考えている方のためにオリーブオイルの捨て方の全てをお伝えします。

単にオリーブオイルを捨てるといってもオリーブオイルには決まった捨て方があるので注意してくださいね。

基本的にはオリーブオイルの捨て方は燃えるゴミにして捨てる方法が適切です。
以下でオリーブオイルを燃えるゴミにして正しい捨て方などについて解説しています。

油凝固剤なら燃えるゴミで捨てられる!

オリーブオイルをはじめ油を捨てる際、一番に挙げられるのが油凝固剤。

  1. 一旦、オリーブオイルを鍋やフライパンなどに全て入れます。
  2. そしてオリーブオイルが入っている鍋やフライパンに油凝固剤を投入します。

それによりオリーブオイルが固まるのでそれを燃えるゴミとして出すことが可能です。

商品によっては使い方が微妙に違うことがあるので、説明欄をしっかりと読んでください。

油凝固剤はどこにでも売っていますので探してみてくださいね。
百均でも売っていますよ。

通販で購入する方はコチラ!

 

古新聞でオリーブオイルを吸わせると燃えるゴミに。

オリーブオイルを新聞に吸わせる捨て方

オリーブオイルの捨て方は油凝固剤を使用する方法だけではありません。

わざわざ油凝固剤を買わなくても古新聞があればそれを使用してオリーブオイルを捨てることができるのです。

その方法は簡単で、まずはからの牛乳パックを用意します。
空の牛乳パックに新聞紙を詰めます。
その後、オリーブオイルを入れ、牛乳パックのフタをテープなどでしっかりと止めれば燃えるゴミとして出すことができます。

ちなみにオリーブオイルを吸わせた新聞紙は、自然発火する可能性があります。
自然発火を防ぐために水も一緒に染みせておくと自然発火を防ぐことが可能です。

古雑誌も使える!

オリーブオイルを雑誌に吸わせる捨て方

上記では古新聞をオリーブオイルの捨て方に使いましたが、古新聞がない場合、古雑誌でも代用可能です。

古雑を使ってオリーブオイルを捨てる方法は古新聞と同じですので上記を参考にしてください。

 

トイレットペーパーで油を吸う方法

オリーブオイルをトイレットペーパーに吸わせる捨て方

新聞や雑誌を持っていないという家庭が多い中で、この方法が一番活用できるのではないでしょうか。

方法は簡単で、フライパンや鍋に入っているオリーブオイルの中に芯つきのトイレットペーパーそのまま入れるだけです。

オリーブオイルを吸ったトイレットペーパーをそのまま燃えるゴミとして捨てることが可能です。

量によってはトイレットペーパーをもう1ロール追加しなければならない可能性もあります。
しかし、トイレットペーパーは12ロールで約300円程度。
オリーブオイルの捨て方としてはとてもコスパが高い捨て方といえます。

 

オリーブオイルを捨てる量が多い場合は業者に持ち込む

お店を経営している方、または大家族である場合、オリーブオイルが数リットル単位で余ってしまい捨てなければならないこともあるかもしれません。

オリーブオイルをしている量が多すぎる場合は、凝固剤や古新聞を使った捨て方ではオリーブオイルを吸いきることができずに、捨てることが難しくなってしまいます。

そのようにオリーブオイルを捨てる量が多すぎる場合は、業者にオリーブオイルを引き取ってもらうという方法もあります。

オリーブオイルはただ燃えるゴミとして捨てるのではなく、廃食用油のリサイクルとしても活用されることがあるのです。

たとえば大手レストランチェーンのびっくりドンキーは家庭用の廃食用油を引き取りポイントを交換するという取り組みをしています。

出典:事業系の廃食用油は – 農林水産省

 

オリーブオイルの捨て方まとめ

オリーブオイルの捨て方は

  1. 燃えるゴミとして捨てる
  2. 業者に回収してもらう。

この2つの方法がありました。

業者に回収してもらう方法は、あなたが住んでいる地域名で検索する事で最寄りの回収業者を検索する事ができます。

オリーブオイルは燃えるゴミとして捨てるのではなく、リサイクルをする事で循環型社会の協力になるのです。

 

 

オリーブオイルの空き瓶を捨てる方法

オリーブオイルの捨て方は油凝固剤などを使い燃えるゴミで出すのが適切だと説明しました。

ではオリーブオイルの空き瓶はどのように処理したらよいのでしょうか。

オリーブオイルの空き瓶は中身が油だらけでどのようにしてたら良いか分かりませんよね。

自治体によってはオリーブオイルが入っていた容器はビンのリサイクルと混ぜてはいけないという決まりもあるほどです。

実は、オリーブオイルの空き瓶を破棄する方法は一概には決められないのが現状。

というのも、オリーブオイルの入っていた容器の捨て方は場所により千差万別で、その住んでいる自治体の方針に従うしかないからです。

  • リサイクル混ぜられない自治体
  • 洗えばガラス瓶として出せる自治体

様々なルールがあるので、住まいの地域のゴミの出し方を確認してください。

 

【未開封に限る】賞味期限切れだけどオリーブオイルをしてるのがもったいない!その時の再利用法

オリーブオイルを捨てるのがもったいないという方は以下の方法でオリーブオイルを再活用する事ができます。

オリーブオイルは何も口にするだけではないのです。

注意点としては以下の再活用方法は未開封のオリーブオイルに限ります。
開封済みのオリーブオイルでは酸化が進んでいるので、悪影響をおよぼしかねませんのでご注意ください。

筋肉部分に塗る

こちらの YouTube で鍼灸治療院の先生がしゃべっていますが、オリーブオイルを再利用する方法として、オリーブオイルをクリームとして塗るという方法があります。

https://www.youtube.com/watch?v=kPVjwqNlzQ0

オリーブオイルを体に塗ることによって期待できることは保湿等よりも、凝った筋肉を緩めるということが期待できるそうです。

本来、捨てるべきであったオリーブオイルをこのように活用していくと、節約にもつながりますし、捨てなければならないという罪悪感も少し和らぎますね。

 

オリーブオイルでヘアケア

オリーブオイルの魅力はその豊富な栄養価にあります。

その中でもオリーブオイルは保湿効果があります。

余ったオリーブオイルを毛先につけることで、髪に潤いを与えることができるのです。

また、オリーブオイルはメイク落としが可能。

これは何を意味しているのかというと、油汚れをオリーブオイルで落とすことができるということ。
つまり、頭皮の皮脂をオリーブオイルで落とすことができるのです。

頭皮の汚れを落としながら、頭皮に栄養を与えることができるのがオリーブオイル。

しかし、洗浄力はシャンプーにはかなわないということは覚えておきましょう。

オリーブオイル石鹸を作る

オリーブオイルを使用してハンドソープを作ることが可能です。
オリーブオイルを石鹸化した商品が販売されているほど。

  • 用意するのはオリーブオイル300g
  • 苛性ソーダ37g
  • 精製水115グラム

この分量で石鹸を作ることができます。

 

そのオリーブオイルは本当に品質が高い?

最後にオリーブオイルについての注意点を説明しておきます。

今後またオリーブオイルを購入したいという方はぜひご参考ください。

現在販売されているオリーブオイルは、実はほとんどの物が酸化しているということが懸念されています。
オリーブオイルの中でもとりわけ品質が高いエクストラバージンオイルでもです。

高いお金を出してエクストラバージンオリーブオイルを使っていると思っていても、実は酸化している可能性があるのはとても怖いですね。

「オリーブオイルの良い香りがするから酸化してない。大丈夫じゃない?」と思うかもしれませんが、実はそれも酸化している可能性があるというのです。
出回っているオリーブオイルは酸化しているものしかないため、そのニオイに慣れているという研究結果もあります。

逆に酸化していないオリーブオイルを消費者に与えたところ、消費者の74%が酸化していないオリーブオイルの方は好きではないと答えたデータもあるほどです。

参考:Olive oil study shows some consumers like it rancid

オリーブオイルを購入するのであれば、エクストラバージンオリーブオイルであることが大前提。
それでいてなるべく遮光性の高い黒い瓶でに入っている高価なものを選ぶようにしましょう。

品質が高いオリーブオイルであれば酸化しにくく、保存期間も少しだけ伸びます。

「以前買ったオリーブオイルがまずくてとても使えたものではない!捨てよう」となっている方は、今後のオリーブオイルの選び方の参考にされてください。

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