免許更新時には様々な持ち物がありますがその中に印鑑があります。
では印鑑はシャチハタでも大丈夫なのでしょうか。また、印鑑を忘れた時でも大丈夫。そんな時の対処法をお教えします。
運転免許証の更新期間
運転免許証は取得後も定期的に更新をする必要があります。
3年に1回、もしくは5年位1回のペースで更新がくるので、更新手続きに必要なものや方法を忘れてしまう人も少なからずいますよね。
私も毎回「写真はどうするんだっけ?」とか考えてしまってます。
ましてや、初めて更新に行く人にとっては「ハガキに書いてはあるけどそれだけでいいのか」悩んでしまいますよね。
更新期間はどの位?
更新期間は、本人の誕生日の前後1ヶ月の2ヶ月の間と決まっています。
その間に運転免許センターなど、決められた場所で更新をしなければなりません。
気を付けたいのが、更新手続き修了まじかに行って不具合が生じることがあると、期間内に更新手続きができなくなることがあります。
例えば、これまで眼鏡使用ではなかったのが、視力検査で「メガネが必要ですね」と言われてしまうと、メガネを作ってから再度手続きに行かなければならなくなります。
したがって更新手続き期間が終わるギリギリに行ってしまうと、更新できなくなってしまいますので、余裕をもって更新をしましょう。
更新期間に手続きができないとき
更新期間はわかっていても
- 入院中
- 病後のリハビリ中
- 海外出張
- 妊娠中
様々な理由から期間内に手続きができない場合は、「更新期間前の手続き」をすることができます。
海外出張や妊娠中などの場合は事前にわかっているので、手続きができない証明書を用意して手続きをしましょう。
また、更新期間を過ぎても6ヶ月以内なら免許の再取得ができますよ。所定の講習を受けることで、可能になります。
何よりも早めに更新手続きをすることが大切ですね。
免許更新の印鑑はシャチハタでも大丈夫?
シャチハタは免許更新に使えない
- 何故ダメなんでしょうか?
-
「本人が同意したのか、証拠にならない」のが1番の理由です。
その他に
- 量産品なので同じものが存在する
- 劣化で印影が一定ではない
- 押した後時間の経過とともにインクが薄くなる
このようなことが理由としてあげられます。
そのため、役所等の書類はスタンプ式のものは印鑑として認めていないんですね。
なので、シャチハタはダメだということになります。
公的な書類には、100均で売っているような印鑑でもいいので、免許更新時は「朱肉」を使う印鑑にしましょう。
また、わざわざ購入しなくても「銀行印」「実印」などでも代用できます。
免許更新の持ち物に印鑑がある理由
シャチハタがダメな理由の所でも話しましたが、基本「公的な書類」には印鑑が必要だということですね。
- 更新手数料を納付する収入印紙に割印をする時
- 新しい免許証を交付され受け取る時
運転免許証は身分証明に使われることもある、大事なものですのでキチンと「受け取りができた」かという証明に印鑑を押します。
免許更新の時に印鑑を忘れた時の対処法
用意してたはずなのに印鑑忘れちゃった!
そんなこともありますよね。
サイン(署名)でOKな場合も
そんな時でも大丈夫!
印鑑の欲しい書類に「サイン(署名)」で済ませることができます。
時間的に余裕あったはずなのに強風のせいかいつもより車の流れが悪くてギリギリドキドキ
— マーサ珠妃 (@este_martha_) November 14, 2019
間に合った〜!
しかも印鑑忘れたけどサインでいいんだって。よかった#免許更新 pic.twitter.com/Ajdo2P8fdi
免許更新終了~🎵
— かお ミ^..^ミ (@kaokaonekoneko) January 10, 2017
しかし、今の更新って写真要らないの?印鑑忘れたけどサインで🆗だったし
講習30分ですぐ受け取れて、手早くなってるなぁ…
忘れたことに気づいてあわてて取りに戻る前に、まずは受付で確認してください。
ほとんどの場合「サインで大丈夫ですよ。」と言ってくれます。
また、更新手続きをする場所によっては、印鑑が要らない自治体もありますから更新のお知らせで確認してくださいね。
免許更新に使えない印鑑の種類
たとえ朱肉を使うような印鑑でも使えない物もあります。
キャラクターや絵と名前
確かに自身の名前であっても、キャラクターや絵が彫られている印鑑は、免許の更新の時は認印として取り扱ってはくれません。
ですので、あえて免許の更新にキャラクターの印鑑は持って行かないでください。
余談ですが、オリジナリティーのあるキャラクターの印鑑を「銀行印」として認めてくれる銀行も増えてきていますよ。
破損している印鑑
印鑑の場合は、押印した時に2割かけていると、認印としての役割を果たすことができないので買い換えましょう。
実印や銀行印といったような届けが必要な印鑑ではないので、認印は何本か用意して置くことをすすめます。
免許更新時に必要なもの
運転免許の更新が近づいてくると、「運転免許証更新連絡書」が送られてきます。
前回の更新時と変更がない場合
更新に必要なものは「運転免許証更新連絡書」に記載されていますが
- 運転免許証
- 更新連絡ハガキ
- 印鑑(認印可、シャチハタ不可)
- 手数料
- 眼鏡、補聴器(必要な人)
- 講習修了証明書(高齢者講習、特定任意講習)
- 申請用の証明写真
このようなものが必要になります。
前回の更新の時と住所が変わった場合
住所が変わった場合には、住所の変更があった時点で現住所内の警察署または、運転免許センター、運転免許試験場の窓口で手続きができますので、変わった時点で早めに手続きしておきましょう。
更新時に面倒なことはなくなりますよ。
手続きのときには、本人確認書類が必要になります。
- 住民票(マイナンバー記載なし)
- マイナンバー
- 健康保険証
- 消印付郵便物(現住所)
- 在留カード
このような確認書類を持参していきましょう。
変更があった時点で、手続きをすると「運転免許証更新連絡書」も届きますので、更新するのを忘れることなくできます。
とは言え、連絡書が届かないときもあるので、自分を更新年月日を覚えておいた方がいいですよ。
事前に住所変更の届を出していない場合は、更新する時に「運転免許証更新連絡書」に記載があるものと「本人確認書類」をもっていきましょう。
前回の更新の時と氏名が変わった場合
結婚・離婚や改名などで苗字が変わることもありますよね。
運転免許証は、身分証明書にもなりますので、届けを出す必要があります。
住所が変更変更になった時と同じで、近くの警察署、運転免許センター、運転免許試験場の窓口で手続きができますので、変わった時点で早めに手続きしておきましょう。
その際にもって行くものは、
- 運転免許証
- 本籍が記載の住民票(マイナンバー記載なし)
この2つが必要で、手数料はかかりません。
また、本人がいけないときには、代理人でも変更の手続きができます。
- 申請者と代理人が記載されている本籍(国籍など)がある住民票8マイナンバー記載なし)
- 代理人の住所、氏名の確認ができる書類
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 健康保険証
- パスポートなど
基本、代理人になれるのは、同じ住民票に記載のある人に限られています。
免許更新はシャチハタではダメ、でもサインOK
免許の更新の時は、忘れ物をしないように確認して時間に余裕を持って早めにいきましょう。
印鑑は各都道府県の会場で違いがありますので、確認してくださいね。
シャチハタを持って行っても印鑑としての意味を成しません。
しかし、サインOKですから間違ってシャチハタを持って行っても何とか免許更新を乗り切れるかもしれません。
まずはお近くの関係者の方にお聞きください。
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