洗面所に置いているバスマット、最近では珪藻土のものを使っている人も多いのではないでしょうか。
布のバスマットを長年使っていて、珪藻土バスマットにしようか悩んでいる人もいると思います。
珪藻土のバスマットも布のバスマットもそれぞれメリット・デメリットがあります。
これを比較してまとめてみましたので、これからのご自宅のバスマット事情に役立ててくださいね。
珪藻土バスマットのメリット
まずは珪藻土バスマットのメリットから見ていきましょう。
吸水力が抜群
珪藻土バスマットと言えば、まずは吸水力が抜群なことですよね。
珪藻土とは海の底などで化石化した植物プランクトンが堆積してできたものです。
その珪藻土には小さな穴が無数に空いており、その無数の穴が水分を吸収してくれるので、優れた吸水性を発揮できるのです。
お風呂上りべちゃべちゃの足で乗っても、すぐサラサラに乾くんですよね。
速乾性も最高
吸水力に加えて速乾性も最高なのが珪藻土バスマット。
布のバスマットだと、後にお風呂に入った人の時にはすでにバスマットがベタベタなんてことありますよね。
家族が多いとなおさらです。
珪藻土バスマットなら速乾性に優れているので、家族が何人風呂に入ろうが、その時にはサラサラに乾いていてくれるので、これはメリットですね。
お手入れが簡単
珪藻土バスマットはお手入れが簡単です。
というより、時々思い出したようにお手入れをすれば十分です。
お手入れの方法としては、毎日でなくてもいいので、使わない間は立てて置いておくことぐらい。
そうすることで珪藻土バスマットの寿命も延びますよ。
そして時々風通しのようところで陰干しをしてあげましょう。
内部までしっかり乾燥させることでカビの発生や、水分を吸わないなんてことをを抑制することができます。
表面だけでなく中まで入った水分を完全に乾かしてあげることで、より長く使えるようになります。
これらも月に一度とかそれくらいの頻度でよいので、楽ちんですよね。
清潔に保ちやすい
バスマットは素足で乗るものだから衛生面が気になる方も多いのではないでしょうか。
布の足ふきマットは、髪の毛やほこりがたまりやすく、掃除や洗濯が高頻度で必要です。
しかし、珪藻土バスマットなら掃除機をサッとかけるだけ、タオルでふくだけで清潔に保てます。
どうしても小さな穴に見えない汚れは溜まってしまうので、吸水力が弱まったと思えば、やすりで少し表面を削ってやればまた清潔に、吸水力も上がって使うことができますよ。
私は1年半使っていますが、まだ吸水力が落ちたと感じたことはないので、掃除機とタオルだけで掃除をしています。
珪藻土バスマットのデメリット
逆に珪藻土バスマットにデメリットはあるのでしょうか。
珪藻土からアスベストの検出
これは衝撃的なニュースでしたね。
ニトリをはじめとする珪藻土から基準値以上のアスベストが検出された事件です。
これにより大規模な自主回収が起きました。
それ以上に消費者はダメージを受けています。
というのも水を吸わなくなった珪藻土は削って回復させるという手順があるのですが、アスベストが入っている珪藻土を削ってしまうと、アスベストの粉塵が肺に入ってのちの肺疾患に影響してくるからです。
もちろん珪藻土を削って吸水力を復活させるというのは正しい手順なのですが、問題は基準値以上のアスベストが入っていたという事。
珪藻土はとても便利ですが、これらの基準値を下回っているものを購入するようにしましょう。
今後は購入する際のメーカーもしっかりと判断していかなければなりませんね。
こちらの商品はアスベストを含まない珪藻土バスマットになっています。
アスベストの検査証明写真もありますし、何よりamazon限定という事でamazon公認であるという事も安心できます。
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洗濯ができない
洗濯の必要がないのでお手入れが簡単、という面もある一方で、逆に言うと洗濯できないことがデメリットでもあるのです。
毎日使うものなので、汚れが気になる方なんかは、まるまる洗ってしまいたいと思うそうです。
また、小さなお子様がいらっしゃる家庭では、珪藻土バスマットの上でお漏らしをしてしまって、しっかりそれが吸水されてしまい、泣く泣く捨てたという方もいらっしゃったり・・・。
また珪藻土には黒ずみやカビが生えるというのを聞いた方もいるかもしれません。
布よりはカビが生えにくいのですが、部屋の湿度が高かったりするとカビが生えることもあります。
しかしこれも100均で売っているようなサンドペーパーで表面だけ削ってやったり、丸洗いができるものならカビキラーのような塩素系漂白剤を使ってやればきれいになりますよ。
基本的には水洗いができないものが多いですが、中には洗えるタイプのものもあるようなので、それを選んで買うのも良いかもしれませんね。
処分に困る
珪藻土バスマットの処分方法ってすぐに思いつきますか?
私の自治体では、埋め立てゴミとして捨てるようです。
陶器と同じ扱いで捨てるところもあれば、粗大ごみとして捨てるところもあるようですね。
大きさを何センチ以下にして捨てなさいという自治体もあるようです。
自治体にもよるので、お住いの自治体の捨て方を調べてそれに沿って適切な方法で捨ててください。
携帯で調べればすぐに出てきますよ。
産地にこだわると値段が高い
一般的に国産の珪藻土のほうが品質にこだわっていることもあり、吸水性や速乾性に優れていると考えられています。
必然的に外国産より国産のもののほうが値段は高くなります。
値段が高くても長く使うことを考えて、こだわりがある方は産地もよく見て買ったほうが良いですね。
割れてしまう危険性がある
珪藻土バスマットは普通に使っていれば割れることはありません。
しかし、凹凸面に置いて踏んでしまったり、重いものを落としてしまったり、立てかけようとしたときに手を滑らせてしまったりすると、割れたりかけたりする危険性があります。
素足で乗るものなので割れていると危険ですので捨てることになるでしょう。
これも布の足ふきマットにはないデメリットですね。
珪藻土バスマットはこんな人におすすめ
ここまで珪藻土バスマットのメリット・でメリットをまとめてきました。
お手入れが簡単という点では私のような面倒くさがりや、ズボラな方には向いているといえるかもしれません。
それに加えて珪藻土には脱臭性もあるので、臭いも知らぬ間に吸ってくれているんです。
また、家族が多いご家庭では、速乾性に優れている珪藻土バスマットの方が全員が心地よく使えると思います。
小さなお子様がいるご家庭も、洗えないというデメリットはありますが、踏んだらすぐ水分を吸収してくれる吸水力は嬉しいものです。
なかなか子供はしっかり体や足を拭いてくれないですもんね。
これでお風呂上りに走り回る子供の足跡でリビングがベタベタなんてことは減るのではないでしょうか。
布の足ふきマットのメリット
ふんわりした踏み心地
お風呂上りにバスマットがふんわりした気持ちの良い踏み心地なら癒されますよね。
珪藻土バスマットは特に冬場はひんやりしていると感じる方もいるようです。
それに比べて布なら、やわらかい踏み心地で気持ちが良いです。
自分の好きな素材や、手触りで選べることができるのが良いですね。
デザインが豊富
手触りと同じで、デザインも自分の好みやこだわりを持って買えるので楽しいですね。
珪藻土バスマットはそこまで種類やデザインが豊富でないので、洗面所周りのインテリアやデザインにこだわりのある方は足ふきマットも自分の好きなもので統一したいですよね。
値段が安い
布製の足ふきマットは何といっても値段が安いです。
国産の珪藻土バスマット1つで布製の足ふきマットを何枚も買うことができます。
だから、少し汚れが目立ってきたら潔く捨てることができますね。
洗い替えを何枚か持っていたら違うデザインのものを気分で使い分けることもできます。
清潔に保ちやすい
これは珪藻土バスマットの時も書いたので、結局どっちも清潔に保ちやすいんじゃん、と思うかもしれません。
珪藻土バスマットの場合は、手入れがあまり必要なく、髪の毛やほこりもすぐとれるのでズボラな人でもきれいに保てるということです。
しかし、子供が漏らしてしまったとか、洗剤をこぼしてしまったとかいう時は、なかなか丸洗いができないものが多いので大変なんです。
布バスマットは洗剤できれいに丸洗いができるので、何かをこぼしてしまった時も、ゴミがついている時も洗濯をすればきれいに保てます。
ただ、ズボラな人や毎日バスマットの洗濯ができない人は、ゴミがたまって取り返しがつかなくなることも・・・。
習慣や性格にもよりますが、丸洗いして清潔に完璧にきれいな状態で使いたいという人には布のバスマットの方が気持ちよく使えるかもしれないですね。
収納に困らない
布製なのでたたんでしまえて、収納に困ることはないですね。
洗い替えを何枚も持っていてもそうかさばることはありません。
洗面所の掃除のときや、すこしバスマットをよけておきたいときにはすぐ収納することができます。
アスベストの心配がない
最近問題になったニトリの珪藻土バスマットからアスベストが検出された問題。
このようなことが起きてしまえば、今後たとえどんなに安全な珪藻土バスマットを購入するにしても若干の不安が付きまといます。
しかし、布バスマットならアスベストのような問題を心配する必要がありません。
これは最大のメリットと言えるでしょう。
布の足ふきマットのデメリット
洗濯の手間がある
布の足ふきマットは、髪の毛やほこりがたまりやすいので、清潔に保つためには結構な頻度で洗濯をする必要があります。
また、これは人にもよるかもしれませんが、私の場合は足ふきマットと普通の洗濯物を一緒に洗濯するのが嫌だったので、手洗いをしていました。
これが結構なストレスで、面倒くさかったんですよね。
速乾性が弱い
布のバスマットは速乾性に優れているわけではないので、どうしても複数人が使うと乾きづらくなります。
家族が何人もいると後に使う人の時には、バスマットがベタベタのままなんてこともあるのではないでしょうか。
あれって何とも言えない不快感なんですよね。
せっかく踏み心地の良いバスマットをこだわって買っても、そんなの感じることができないほど冷たくなっている時ってありますよね。
布の足ふきマットはこんなひとにおすすめ
洗濯の手間は苦じゃないから、いつでもキレイでふわふわのバスマットが良い、という人は絶対に布のバスマットがおすすめです。
圧倒的に踏み心地が気持ち良いのは布の方ですからね。
ただ、それも最初の方だけなので、少人数家族の方向けかなと思います。
また、インテリアにこだわりがあってバスマットも好きなデザインのものを選びたい方はデザイン豊富な布バスマットでバスルームを彩っても良いですね。
珪藻土バスマットのメリットデメリットまとめ
ここまでバスマットそれぞれのメリットデメリットをまとめて比較してきました。
珪藻土バスマットのメリット
- 吸水力が抜群
- 速乾性も最高
- お手入れが簡単
- 清潔に保ちやすい
珪藻土バスマットのデメリット
- 洗濯ができない
- 処分に困る
- 産地にこだわると値段が高い
- 割れてしまう危険性がある
布の足ふきマットのメリット
- ふんわりした踏み心地
- デザインが豊富
- 値段が安い
- 清潔に保ちやすい
- 収納に困らない
布の足ふきマットのデメリット
- 洗濯の手間がある
- 速乾性が弱い
これからどんなマットを使おうかなんとなく見えてきましたか。
結局は自分の生活スタイルや性格、何を重視するべきなのかを考えて買うしかないですね。
何を重視するかを考えて、購入する際のお役に立ててくださいね。
また、珪藻土バスマットからアスベストが検出されてから、適当に購入するだけではいけなくなってしまいました。
しっかりとアスベストの検査証明書を取得している商品を購入することが大事です。
そうすることで安全に珪藻土マットを使用することができます。
検査証明書のある珪藻土バスマットなら
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アスベストが怖い…布バスバットなら
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